誰も会わない三河の静かな山、常寒山・舟着山を周回縦走

2014年04月19日(土) [日帰り]

• GPS: 05:40
• 距離: 12.7km
• 登り: 611m
• 下り: 611m

コースタイム

9：10栗衣・大平入口　9：50乗本への林道　10：30林道から登山道へ　10：40標高400m三叉路　10：50標高450m三角点　11：15常寒山への合流点　11：33常寒山標高480m　12：03出発　12：15一本松13：05舟着山　標高427m　13：40林道　登山口　13：48塩沢滝の入沢不動明王　13：55クリーンセンター前　14：50栗衣・大平入口

天候

半曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

長篠の栗衣・大平入り口に路端に駐車

コース状況／危険箇所等

標高450m地点までと、そこから常寒山前の三叉路合流点までは危険性は無いが道が良くない。赤テープ、黄色ペンキマーク、白道標を目印に歩く。
常寒山から舟着山間はよく踏まれた登山道で快適だ。

写真

4/19 9:08

浜松から車で1時間、新城市の常寒山・舟着山を縦走します。両山とも筆者は2度目。
大平側から登ります。周回の関係で、車を
栗衣・大平の入り口に駐車しました。

4/19 9:08

入り口付近。右は、県道69号線です。
左の車のあるあたりがスペースがありました。

4/19 9:08

栗衣・大平への道。右に駐車スペース。

4/19 9:28

少し行って、右に舟着山です。
舟着は、豊川に船着き場があったところの地名で、その付近の山と言うことで名前が付いたとNKさんは博識だ。

4/19 9:31

ありゃ！
右下に新東名の工事現場のトンネルが見えます。できたら通るからね。

4/19 9:32

トンネルの上は、何ができるのかな。
公園かな。

4/19 9:39

30分くらいで、栗衣の公民館前に到着。
この先を右に曲がってすぐ、左に乗本方面へ行きました。

4/19 9:46

途中から見た栗衣の里。

4/19 9:46

栗衣の里の雰囲気は、私このみだ。

4/19 9:50

間もなく乗本から来る林道にでました。右に登ります。この林道歩きが結構ありました。

4/19 10:30

道ままともでないところを掻き分けながら行くと、間もなく広い道に出ました。
何と、先ほどの林道から来ているように見えます。

4/19 10:30

これも林道から上がってくるのでしょう。
もう1本林道から来ているようで、ここは4差路になっています。

4/19 10:34

交差点には、赤テープがあり、450m地点と常寒山へと書いてあります。

4/19 10:45

標高450mの三角点。見晴らしはありません。ここから常寒山への道は、あまり踏み込まれていなので、土は見えずに落ち葉が積もったままです。

4/19 10:55

赤テープ、黄色ペンキ、紐、地面に刺した白札を丁寧に探して道を進みます。
大のペンキは多分大平の里のかたが境界に書いたのでしょう。
このあと尾根から右に直角に下る道がありますが、大平に下る道です。ここは下らずにまっすぐ行くと4差路に到達しました。

4/19 11:13

常寒山の近くの4差路にて、この道は、大平から来る道。

4/19 11:13

前方の案内板にはどちらから回っても常寒山に至るとありますが、近そうな右を行きました。

4/19 11:25

そうすると、鳥居がありました。

4/19 11:29

登りを上がると、常寒山山頂です。
祠があり、ここでは回りの里が合同でお祭りをするようです。

4/19 11:29

山頂は広いが植林で日が当らず暗い。
「ちょい暗や　常寒の山　神静か
鎮座まします　吾と来て」

4/19 11:29

唯一、東側が少し開けて浜松との境界の山、浅間山方面が見えます。
「常寒と浅間の神　見合うとも　離れてさみし　こいしきみかも」

4/19 11:29

東に面した道に腰をおろして昼食にしました。30分程休憩して舟着山方面へ、今日のメインコース。
道が無いかもしれないと思いましたが、
立派な道があります。

4/19 12:13

常寒山を降りた途中に一本松という地点、ここからは市川の里へ降りることができるようです。

4/19 12:20

そして、途中に酒飲み場の標識、30m下にあるようです。行ってみましたがありません。下に道が続いているようです。

4/19 12:33

この街道は松山街道というらしい。

4/19 12:33

途中に石土谷（いしどや）の立柱。

4/19 12:44

来ました。松山峠。手前の涸れ木が旧松。
ここは、松山越えコースとなっていて、市川と吉川をつなぐようだ。
「こいしきみ　隔てる峠に　登りきて　君がまつ山　なお道暗し」

4/19 12:45

鳶が巣奇襲隊進路の表示がある。

4/19 12:45

初代の松が枯れたので2代目を植樹してあるが、まだ細いです。この次くるまで大きくなって！

4/19 12:50

栗まんじゅうのきのこの山。
美味しいように見えるが、毒は無いらしいが、食用ではない。テレピン油のような　匂いがするそうです。一口茸と言います。

4/19 12:54

舟着山への道

4/19 12:56

樹間から富幕山方面だが、ガスで見えない。

4/19 13:01

水飲み場の標識。不老長寿の水だそうだ。
がぶ飲みして長生しようかな！

4/19 13:03

来ました。舟着山。標高427m。
栗衣のおばさんが、くびら山と言ってました。

4/19 13:03

山頂標識

4/19 13:03

NKさん記念写真。
NKさんは、常寒山・舟着山とも始めてなので満足だったようです。

4/19 13:04

松山峠方向から上がって来た道。

4/19 13:04

吉川への降り口

4/19 13:10

山頂直下の大倒木。これを越えて沢山のコースがありますが、市川コース、堰堤コース、不動明王入沢コース、どれをとっても　新城側へ降りられます。

4/19 13:24

不動明王入沢コースに降りましたが、林道に出ました。林道への降り口です。
林道を突き切って尾根道を降ります。

4/19 13:41

またまた林道でると、すぐ、30m先に舟着山登山口がありました。上の林道を突き切るときに、左に正規の道があったようです。

4/19 13:44

そうすると、滝沢不動明王の入沢がありました。それでこのコースを不動明王コースとしましたが、正式の名は分かりません。

4/19 13:45

不動明王石仏

4/19 13:51

更に、林道を下ると堰堤。

4/19 13:53

そして、県道69号線に出て、クリーンセンター前です。

4/19 13:53

県道69号線と降りて来た不動明王の林道。
ここを起点に登山入り口にしてもよいです。登山口まで1本道で迷いません。

4/19 13:55

県道の脇にあったNKさんがいうムベの花。
筆者はずっと、アケビの花と思ってました。

4/19 14:08

県道を戻る。

4/19 14:09

山吹がばっちり。

4/19 14:09

ななえやえ　花はさけども　山吹の
みの一つだに　無きぞ　悲しき
有名な一句が浮かぶ。
そして、「みのらずの　花としりつつ　山吹の　せめてとどけよ　このあでやかさ」
山吹には、八重の山吹もあるが、このように一重の山吹もいい。質素ながら沢山で協力してあでやかさを演出している。綺麗ですよ。

4/19 14:17

この県道の左側は、豊川だ。渓谷美がいい。

4/19 14:19

夏場は、水遊びにいい。最初の山友である栗田さんと昔遊んだことがある。

4/19 14:24

そして前方に新東名の橋桁が見えた。
行路に見えたトンネルの延長だ。
あれを越えると、駐車点に近い。

4/19 14:28

途中の民家にあった柵の支え台。タヌキが可愛い。5つほどあったが、みな表情が違います。

4/19 14:32

万灯山、鳶が巣山の表示。
今度登ってみます。

4/19 14:41

前方に鳳来寺山。もうすぐ、駐車点です。
県道を1時間戻りました。
今日の山あそびはこれでおしまい。

撮影機器：

PHOTOfunSTUDIO 6.0 HD Panasonic

感想

gakukoh

常寒山は、南の竹ノ輪から登るとすぐだ。前回は、簡単に登った。舟着山は、前回は新城側の堰堤コースを登った。
今回は、両山の間は点線の登山道が地図には1．2km程無く、多少心配したが、尾根の行程差がなく、激藪で無ければ進み、藪でダメなら市川へ降りればよいと判断した。
これを結んで縦走周回するために、新城側の栗衣から入り、常寒山、舟着山の順で周回した。
常寒山までは、道はあまり踏まれていないが、目印を忠実にたどった。
ただし、一部地点は、間違い安かった。
gpsでルートはずれをチェックしていたので心配は無かった。
常寒山から舟着山の間は立派で良く踏まれた道で結ばれていて安心した縦走ができる状態だった。
もっと沢山の人に歩いて欲しいコースだが、ところどころに見晴らし部があると人気が出るだろう。
見晴らしが少なすぎるのが残念だ。