櫛形山:新緑と原生林、白根三山の眺め。
- GPS
- 06:00
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 967m
- 下り
- 952m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道は見晴台まで舗装、狭いが左程ではない。時々小さい落石が転がっている、注意。 見晴らし台駐車場:10台ほど可。朝他2台、帰り他3台。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし |
写真
感想
23日は未明雨だが、朝には晴れの予報。南アルプスを間近に見ようと櫛形山に行ってみることにした。櫛形山は長い頂上の原生林があるし、行ってみたかった山だ。コースは見晴らし台から往復とした。朝、途中で小雨だったりしたが、笹子トンネルを抜けると青空が広がった。中部横断自動車道の白根ICで出て、県道110号、平岡から林道に入るが、カーナビで曲がる所に金網の柵が。開けて通って、閉めればよいとあるので、その通り通過した。直ぐに他の林道と一緒になる。本当は県道110号で深沢川を渡った所で鋭角に曲がればよかった。林道はずっと舗装だし、道幅もある程度ある所が多い。見晴らし台駐車場は10台ほど停められる。
登山口は駐車場から直接階段がある。階段を登ると少し登り少し下る。新緑の樹林の中を、北尾根の南側の稜線下の、落葉が堆積した道をトラバース気味に緩く登って行く。左側は谷だが、道幅は広く整備されている。最初は傾斜が緩いが、途中の平成峡への分岐辺りから徐々に傾斜がきつくなっていく。平らになってくるとアヤメ平である。アヤメ平は。鹿避けのフェンスが設置されていて、登山者は開けて閉める。掛け金を忘れずに。シカの食害は相当ひどいようだ。バイケイソウ(有毒)以外の下草がやけに少ないな、と思っていた。保護されている所は多種の植物が茂っている。昨年まで東北に居たので、この時期の山は草が生い茂っているものと思っていたのだが。
アヤメ平からは、先ず、裸山の眺望を目指す。樹林帯の中を行くが、ここで、動物が左から右へ走って横切って行った。細長く体長40僂曚鼻¬世襪っ秧Г琶側は白い。多分、テンだろうと思う。東から雲が来て、森の中でも霧がかかった様になって、どうかと思っていたが、裸山山頂の西側はきれいに晴れていた。白根三山の北岳、間ノ岳、農鳥岳が大きい。右には甲斐駒ヶ岳とアサヨ峰も。南アルプス南部も見えているのだが、木が邪魔している。反対の東側は雲で、この時点では富士山は見えなかった。
裸山から櫛形山(最高点)に向かう。ここからは櫛形山の長い山頂の一角である。道は苔むした暗い原生林と少し明るい所を繰り返し、小ピークが数十メートルの起伏で続いている。櫛形山(最高点)は標識がある広い山頂であるが、眺望は東側の富士山だけである。その先の三角点のある櫛形山(奥仙重)は簡単な標識のみである。池の茶屋登山口方面に少し降りて、南アルプス展望台まで行ってみる。標高差60mほど下ると視界が開け、右に展望台がある。鹿避けのフェンスの扉を開けて入る。写真付きの展望解説がある。こちらも白根三山や甲斐駒はきれいに見えた。荒川、赤石は雲にちょっと隠れていた。
帰路は、裸山を経由せず、真っ直ぐアヤメ平へ向かい、北尾根登山道を、見晴らし台に下山した。櫛形山は、また来たいと思える良い山だった。特に、北尾根は、カエデの新緑がきれいだったので、紅葉の季節もいいかなと思った。
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