大普賢岳〜行者還岳 やっぱり縦走が最高♪
- GPS
- 08:10
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,057m
- 下り
- 1,153m
コースタイム
08:00大普賢岳山頂08:15
09:55七曜岳山頂10:00
11:15行者還岳山頂11:55
12:55尾根分岐13:05
13:40国道309号線、ナンバー90地点
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
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アクセス |
国道169号線(熊野街道)で吉野町を抜け、 ループ道を過ぎ、長いトンネルを通り抜けてすぐ右折 道なりに和佐又ヒュッテを目指します 和佐又ヒュッテ前に駐車場があります(有料) |
コース状況/ 危険箇所等 |
無双洞分岐から緩やかに尾根を詰めていくと 修行場になっていた垂壁の岩の下のトラバース道になり 最後の「鷲の窟」を過ぎ、石段の積まれた急な岩場を伝って 尾根に至ります 雪は殆どありませんでした 尾根には梯子の通過が数箇所あり、痩せ尾根もあります 「石の鼻」から先、来普賢岳まで北側のトラバース道に 残雪が数箇所あり、片側が切れ落ちている地点の通過は滑落注意です 心配な方は軽アイゼンをお持ちください 大普賢岳と行者還岳の間は標識や、石造りの道標があります 鎖場が二箇所ありますが、雪もなく快調に歩けました 地図にはない東に延びる尾根道を下ってみました 踏み跡がはっきりしており、テープもあって 心配していたよりはるかにスムーズに下れ 最後に鉄梯子を下り 国道309号線のナンバー90地点に出ました |
写真
感想
二週間前、二日間の日程で「行者還岳」と「大普賢岳」二山に登る計画でした。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-426327.html
前日に降った予想外の雪に阻まれ、残念ながら敗退。
帰りに和佐又ヒュッテに二週間後の予約をして、今回はリベンジするとともに
縦走の計画をCLに立てていただきました。
前回も完璧な晴れだったのですが、今回も相性が良いのか悪いのか
日の出からして完璧な晴れ状態になりそうな予感でわくわく。
ヒュッテの前に広がるなだらかな斜面にはとうに雪はなく
雪の怖さを思い出したのは、岩峰「石の鼻」を過ぎ
小普賢岳に差し掛かる北側の巻き道。
アイゼンをつければ心配ありませんが
ほんの数メートルの間の残雪ですから着脱している時間がもったいなく
慎重に一歩ずつ踏みしめて渡りました。
小普賢岳の下りには残雪がありますが僅かな距離で、問題なく下れ
鞍部からは南斜面の登りで、登山道上の残雪はなく
奥駈道分岐付近には、雪屁らしき壁が残り、雪が深かった名残をとどめていました。
大普賢岳山頂から南北に見渡せる大峯山脈の展望は素晴らしく
リベンジした甲斐があったと、胸に込みあげるものがありました。
大普賢岳を後に、のんびりと歩く尾根歩きはもちろんアップダウンあり
広く優しげな笹原や、滑落注意の鎖場などもありましたが、
総じて変化に富んでいて、楽しい驚きの連続のように思います。
行者還岳山頂で昼食をゆっくり摂り、下り始める頃
青空をいつの間にか雲が覆い、天気が崩れてきそうな感じ。
新しく建てられたばかりのような行者還避難小屋をちらりと覗き
少し歩調も速まって、下山する地図にない尾根道を探しながら歩きます。
二つ目か三つ目あたりのピークだったか、
木に付けられた黄色の標識が、地図の地形ともぴったりで
踏み跡のはっきりした笹原を快適に下ると、
昨日、ヒュッテで出会った女性登山者に教えてもらった目印が現れ、
それ以降、全く不安なく国道309号線に辿りつけました。
このレコを見ていただけるか分かりませんが、有難うございました。
二週間前に大普賢岳と行者還岳にそれぞれ往復していれば
今日の縦走はなかった訳で、そう考えると
敗退もあながち残念な結果とばかりは言えないかもしれません。
快晴にも恵まれて、久々の縦走の充実感に浸りながら
今夜の宿、奥香肌峡温泉へ向かいました。
さて、明日は最終日、ずっと名前に惹かれていた念願の「迷岳」に登ります。
どうか迷わずに登れますように…
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