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Yamareco

記録ID: 433479
全員に公開
雪山ハイキング
八ヶ岳・蓼科

GWで賑わう前のひっそりした南八ヶ岳縦走(美濃戸から硫黄岳〜横岳〜赤岳を時計周り周回)

2014年04月25日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:46
距離
17.6km
登り
1,627m
下り
1,629m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

6:25赤岳山荘駐車場出発-8:00赤岳鉱泉(休憩)-10:25硫黄岳(休憩)-12:20横岳(休憩)-13:45地蔵の頭-14:35赤岳-15:35行者小屋(休憩)-17:10赤岳山荘駐車場
天候 晴れくもり、途中雪がちらつく。
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道諏訪南IC出口左に行き八ヶ岳ズームラインを突き当りまで行き484号を左折、八ヶ岳美術館を過ぎて斜め右手に入り真っ直ぐ。
コース状況/
危険箇所等
美濃戸までのダートコースには直近のレコにもある様に雪はありませんので普通車でも乗り入れ可能と思いますが運転に気を付けないと腹を擦ったりすると思います。
肝心の登山道ですが、全体的に雪がヤワヤワに腐っており横岳手前の難所は何気に難易度が上がってました。。
赤岳方面から硫黄岳に向かうなら全体的に難所が登りの為、雪が腐っててもあまり問題なさそうですが逆方向からだと下りの為、結構怖いです。

北沢と南沢だと北沢の方が断然歩き易いです。
南沢はスノーブリッジも多く、雪が柔くなる午後だとトレース上でも踏み抜く事があるので疲れます。

赤岳山荘駐車場から見る阿弥陀岳。
赤岳山荘駐車場から見る阿弥陀岳。
赤岳山荘駐車場は平日なのでガラガラです。
赤岳山荘駐車場は平日なのでガラガラです。
美濃戸から北沢を進みます。
雪はあったりなかったりで午前中は凍結気味。
美濃戸から北沢を進みます。
雪はあったりなかったりで午前中は凍結気味。
硫黄岳の稜線が見える。
硫黄岳の稜線が見える。
大同心と横岳。
赤岳鉱泉のアイスキャンディーが夏のガリガリ君の様に融けかかって立ち入り禁止になってる。
赤岳鉱泉のアイスキャンディーが夏のガリガリ君の様に融けかかって立ち入り禁止になってる。
稜線に出た、全くの無風にびっくり。
風が弱いと天気予報では確認していたがここまでとは。
赤岳、中岳、阿弥陀岳のお約束スリーショット、こっち側からだと結構雪がある様に見える。
稜線に出た、全くの無風にびっくり。
風が弱いと天気予報では確認していたがここまでとは。
赤岳、中岳、阿弥陀岳のお約束スリーショット、こっち側からだと結構雪がある様に見える。
蓼科山。
これから歩く核心部を俯瞰。
これから歩く核心部を俯瞰。
天狗岳、ここからだとトトロの頭に見える。
天狗岳、ここからだとトトロの頭に見える。
硫黄岳に到着。
硫黄岳から見る北八。
東天狗から根石岳に至る稜線ものんびりしていてイイね、秋か来シーズンの冬にまた来たい。
硫黄岳から見る北八。
東天狗から根石岳に至る稜線ものんびりしていてイイね、秋か来シーズンの冬にまた来たい。
こちらもお約束ショットの爆裂火口。
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こちらもお約束ショットの爆裂火口。
丁度イイ石があったのでカメラ乗っけてタイマーかけて自撮りした。
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丁度イイ石があったのでカメラ乗っけてタイマーかけて自撮りした。
未だ雪の下の硫黄岳山荘。
この先の営業中の看板だけ剥き出しになってた。
未だ雪の下の硫黄岳山荘。
この先の営業中の看板だけ剥き出しになってた。
大同心、小同心と横岳のショット。
大同心、小同心と横岳のショット。
真ん中奥は金峰山、左手奥は木賊山、甲武信ヶ岳と埼玉最高峰三宝山。どんよりした雲が覆ってきた。
真ん中奥は金峰山、左手奥は木賊山、甲武信ヶ岳と埼玉最高峰三宝山。どんよりした雲が覆ってきた。
横岳に向かいます。
横岳に向かいます。
本日の核心部。ナイフエッジの岩を進むか腐った雪が付く切り立った斜面を後ろ向きで下るか選択を迫られる。
僕は切り立った斜面をピッケルで引っ掛けながらアイゼンで蹴り込み降りて行く方法で進んだ。
雪がヤワヤワな為、結構難易度が高く最も緊張した場所。
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本日の核心部。ナイフエッジの岩を進むか腐った雪が付く切り立った斜面を後ろ向きで下るか選択を迫られる。
僕は切り立った斜面をピッケルで引っ掛けながらアイゼンで蹴り込み降りて行く方法で進んだ。
雪がヤワヤワな為、結構難易度が高く最も緊張した場所。
蹴り込んで降りた所、ほぼ垂直を後ろ向きで降りてきた。
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蹴り込んで降りた所、ほぼ垂直を後ろ向きで降りてきた。
横岳階段手前から先程の難所を上から見る。
こちらからの向うに進む登りの方が楽。
横岳階段手前から先程の難所を上から見る。
こちらからの向うに進む登りの方が楽。
横岳はもうすぐ。
横岳はもうすぐ。
相変わらずどんよりした雲に覆われているものの遠望は利く。雪もちらついてきたが風はない。
相変わらずどんよりした雲に覆われているものの遠望は利く。雪もちらついてきたが風はない。
三又峰。柚添尾根が見える。
三又峰。柚添尾根が見える。
去年3月に登った阿弥陀岳の北陵はここからがベストショット。
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去年3月に登った阿弥陀岳の北陵はここからがベストショット。
鉾岳の鎖、この下をトラバース
鉾岳の鎖、この下をトラバース
トラバースする所、ここも慎重に進む。
トラバースする所、ここも慎重に進む。
無事通過。渡った側から通ってきた道を見る。
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無事通過。渡った側から通ってきた道を見る。
二十三夜峰。
この後腐った雪の斜面を地蔵の頭まで下る。
二十三夜峰。
この後腐った雪の斜面を地蔵の頭まで下る。
地蔵の頭に到着。
何となくホッとしました。
ここまで来れば後は問題ない。
地蔵の頭に到着。
何となくホッとしました。
ここまで来れば後は問題ない。
歩いて来た道程を振り返る。
歩いて来た道程を振り返る。
二十三夜峰からの雪の斜面。
超ゆるゆるのヤワヤワ腐れ雪で場所によっては後ろ向きで降りてきた所。
二十三夜峰からの雪の斜面。
超ゆるゆるのヤワヤワ腐れ雪で場所によっては後ろ向きで降りてきた所。
赤岳展望荘、OPENしてました。
赤岳展望荘、OPENしてました。
赤岳を登っている最中に後ろを振り返る。
自分が歩いてきた稜線を再確認、。
赤岳を登っている最中に後ろを振り返る。
自分が歩いてきた稜線を再確認、。
赤岳頂上山荘に到着。
OPEN準備中でしたが泊まれるそうです。
明日、色々用事が朝からあるので後ろ髪を引かれる思いで山頂目指す。
赤岳頂上山荘に到着。
OPEN準備中でしたが泊まれるそうです。
明日、色々用事が朝からあるので後ろ髪を引かれる思いで山頂目指す。
赤岳山頂。
だーれもいない。
赤岳山頂。
だーれもいない。
前に来た時は強風が吹いていてガスって遠望も利きませんでしたが今日は曇ってはいるものの取り敢えず景色が見えるし何より無風。
前に来た時は強風が吹いていてガスって遠望も利きませんでしたが今日は曇ってはいるものの取り敢えず景色が見えるし何より無風。
人が居ないので山頂標だけ撮影。
人が居ないので山頂標だけ撮影。
阿弥陀岳と南陵。
来シーズンはあそこを登りたいなー。
阿弥陀岳と南陵。
来シーズンはあそこを登りたいなー。
南アが微かに見える。
南アが微かに見える。
さてと文三郎から下山しますかね。
さてと文三郎から下山しますかね。
文三郎核心部を過ぎた辺りから赤岳を振り返る・。
ここから見ると雪は少な目だが。。
文三郎核心部を過ぎた辺りから赤岳を振り返る・。
ここから見ると雪は少な目だが。。
行者小屋が見えてきた。
行者小屋が見えてきた。
文三郎から見る今日通った稜線を俯瞰。
文三郎から見る今日通った稜線を俯瞰。
行者小屋に到着。
テントが2張いらっしゃいました。
小屋もOPEN準備中。
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行者小屋に到着。
テントが2張いらっしゃいました。
小屋もOPEN準備中。
南沢を下る。
雪が腐っててトレース上でも踏み抜く事が多い。
午前中ならまだしも午後は怠い。
南沢を下る。
雪が腐っててトレース上でも踏み抜く事が多い。
午前中ならまだしも午後は怠い。
美濃戸山荘に到着。
美濃戸山荘に到着。
鹿の群れが沢山いた。
写真撮る為、脇に挟んだストックを落としたら逃げた。
鹿の群れが沢山いた。
写真撮る為、脇に挟んだストックを落としたら逃げた。
駐車場に到着。
更に台数が減っていた。
駐車場に到着。
更に台数が減っていた。
八ヶ岳山荘までのダートコース状況。
今日も無事帰還出来た。
八ヶ岳山荘までのダートコース状況。
今日も無事帰還出来た。

装備

個人装備
ザック35l
1
アイゼン12本爪
1
チェーンスパイク
1
ストック
2
ピッケル
1
ハイドレーション3l
1
ペットボトル500m
1
エマージェンシーKit
1
包帯、シップ、薬、他
ヘッドライト
1
予備電池単三
6
GPS
1
マップ、コンパス
1
バーナー&コッヘル
1
インシュレーターダウン
1
レインウェア
1
ツェルト
1
細引き5m
2
マルチツール
1
ミラーレス一眼
1
温度計
1
プロトレック
1
タオル
1
ウェットテッシュ
1
防水マッチ
1
ライター
1
ガス缶250ml
1
チタンシェラカップ
1
予備食料(岳食他)
3
1
サーマレストマット
1
予備クローブ
1
着替えシャツ
1
着替えインナー
1
docomo防水携帯
1
ごみ袋
3
携帯トイレ
1
携帯ウォッシュレット
1
トイレットペーパー
1
カラビナ
3
スリング1.8m
1

感想

以前から雪のある硫黄岳から赤岳までの縦走をやってみたいと思っていて、本当なら1月や2月辺りに行きたかったのですが結局こんな時期になってしまった。
おかげで雪もゆるゆるに腐っていて逆に難易度が上がってしまい結構疲れました。
GWに入ると人混みでどうしようもない八ヶ岳ですが今日はGW前の平日とあって人が少なく、硫黄岳から横岳途中で人に1人しかすれ違わなかったです。
地蔵の頭を過ぎると幾人かの方と会いましたがそれでも少なく、無風の八ヶ岳を静かに満喫出来てとても楽しかったです。

最近テント担いでの縦走も去年の夏以来してないのでトレーニング兼ねて色々積んでみたりした。
出発前に家で計ったらアイゼン入れてで15Kgあったのでまあまあの重さ、その分一歩一歩が重い。
テント担いで槍穂縦走する人とかはホント凄いと思う。

途中どんよりした雲に覆われ雪もちらつきましたが寒くなくそれでいて遠望も利き、終日通して無風だったのでとても快適な山行でした。

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コメント

お見事です
朝の駐車場で隣り合わせた者です(^^)言われていた通り、硫黄岳から赤岳まで縦走周回されたんですね。
横岳の核心部、私にはとてもムリ!

お見事です。
2014/4/27 16:13
こんにちは!
お互い無事に帰還出来て幸いでした!
思った以上に雪が腐り気味でしたね〜
午前中の文三郎尾根とかはクラスト気味でしたか・・
今回の様なコンデションで登られてるのですからyasuさんも
凄いですよ!
良い意味での経験値として今後の山行に前向きに行きましょう!
2014/4/27 21:39
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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