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Yamareco

記録ID: 4342352
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

登山道崩壊で大変だった源氏山(八雲池公園よりピストン)

2022年05月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:22
距離
15.3km
登り
1,270m
下り
1,319m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:24
休憩
0:59
合計
6:23
距離 15.3km 登り 1,285m 下り 1,319m
6:07
4
6:11
6:12
49
7:01
7:02
11
7:13
7:21
13
9:23
9:29
10
9:51
19
10:10
10:45
68
11:53
11:54
29
12:23
12:24
3
12:27
12:28
2
12:30
ゴール地点
天候 快晴! 下界は暑かったようですが、ここは割と標高も高くずっと樹林帯なので涼しく快適でした。
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
八雲池公園の駐車スペース:無料 そこから5分の登山口付近にも停められそうでした。
コース状況/
危険箇所等
(大峠山のトラバース道は途中途切れていて危険です!)

登山口〜八町山:
わかりにくいという話を聞いていましたが、意外と明瞭でした。踏み跡は見えませんが、登山道はだいたい窪んでいて広い参道のように続いています。とはいえ広い緩斜面で道を外れると復帰が困難なのでGPSは必携です。

八町山〜大峠山源氏山分岐:
八町山の稜線伝いかトラバース道から行くかです。稜線伝いは歩いてないのでわかりませんが、トラバース道はずっと平坦で非常に歩きやすいです。この山は急斜面でも踏ん張りのきく土質で、藪も茂っておらず、どこでも歩けるのでヤマレコの踏み跡を参考にトラバース道までは適当に進んで合流する感じでした。

大峠山源氏山分岐~大峠山トラバース道:
途中まで問題なく進めますが、大峠山直下あたりから土砂崩れでトラバース道が何か所か大きく途切れています(ログが乱れている場所です)。ロープなども何もないので、土砂に足を蹴りこんで四つ這いでカニのように渡りました。ピッケルがあれば役立ちそうでした。通常は通行止めとなるべき道だと思います。
あとガラガラ土砂が落ちる音が聞こえたのでそちらを見ると、熊が崩壊地を凄い勢いて上がって逃げていくところでした。鹿も何頭か見かけました。人があまり通らないので野生動物の縄張りとなっているようです。
トラバース道の終点からは一旦沢に降りてから急斜面を登って池の茶屋からの登山道に合流します(過去レコを見ると終点や沢のところで行き詰まり、引き返したり大峠山に直登している人もいましたが、落ち着いてみると沢への下り登りにピンテ・踏み跡があります)。

源氏山〜大峠山:
特に危険個所はありません。大峠山分岐のところから少しだけ大峠山方面に歩くと富士山と源氏山が見える場所があります。

大峠山〜尾根ルート:
大峠山から下山時にトラバースルート側に進むと富士山が見える大展望地があります。頂上から尾根を真っ直ぐに降ると見られません!池の茶屋からピストンで大峠山に登る人も立ち寄ることをお忘れなく。
大峠山からの下りは登山道が全く不明瞭ですが、尾根から外れないように下れば大丈夫です。なお、尾根から外れたところに長いピンクテープが付いてることがあるので要注意です(登山道以外にもピンテが付けられているようです)。
八雲池公園から出発です。
2022年05月29日 06:06撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
5/29 6:06
八雲池公園から出発です。
車道を少し上がると登山口。ここに車停められますね。ちなみに右手の砂利道の先も広場になっていました。
2022年05月29日 06:13撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
5/29 6:13
車道を少し上がると登山口。ここに車停められますね。ちなみに右手の砂利道の先も広場になっていました。
出丁ノ茶屋跡までは広くて窪んだ登山道
2022年05月29日 06:29撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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5/29 6:29
出丁ノ茶屋跡までは広くて窪んだ登山道
2022年05月29日 07:02撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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5/29 7:02
ここが出丁ノ茶屋跡。ほんの少し解放感があります。
2022年05月29日 07:03撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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5/29 7:03
ここが出丁ノ茶屋跡。ほんの少し解放感があります。
ほどなく八町山。甲斐百山です。
2022年05月29日 07:15撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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5/29 7:15
ほどなく八町山。甲斐百山です。
うっかり見逃してしまいそうな道端の山頂でした。
2022年05月29日 07:19撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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5/29 7:19
うっかり見逃してしまいそうな道端の山頂でした。
八町山から見下ろすと白く見えてたのは真新しい車道でした。適当に歩いて合流しました。
2022年05月29日 07:27撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
5/29 7:27
八町山から見下ろすと白く見えてたのは真新しい車道でした。適当に歩いて合流しました。
調子乗って駆け下りてたら行きすぎましたw 戻ってます。(このまま進むと出丁ノ茶屋跡近くを通過してさらに先に続きます。)
2022年05月29日 07:31撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
5/29 7:31
調子乗って駆け下りてたら行きすぎましたw 戻ってます。(このまま進むと出丁ノ茶屋跡近くを通過してさらに先に続きます。)
ヤマレコマップの足跡ではこのピンクリボンあたりからトラバース道へ下ってるけど道などありません。急斜面だけど、どこでも歩けて踏ん張りがきくので問題なく下れました。
2022年05月29日 07:32撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
5/29 7:32
ヤマレコマップの足跡ではこのピンクリボンあたりからトラバース道へ下ってるけど道などありません。急斜面だけど、どこでも歩けて踏ん張りがきくので問題なく下れました。
無事トラバース道に合流しました。
2022年05月29日 07:38撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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5/29 7:38
無事トラバース道に合流しました。
トラバース道を歩いてたら大峠山への取り付きを通り過ぎてました。でも道はあるので進みます。
2022年05月29日 07:59撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
5/29 7:59
トラバース道を歩いてたら大峠山への取り付きを通り過ぎてました。でも道はあるので進みます。
登山道が崩落してます。ここは問題なく通過できました。
2022年05月29日 08:15撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
5/29 8:15
登山道が崩落してます。ここは問題なく通過できました。
通過して歩きやすい林道。木の隙間から源氏山がすぐ目の前に見えてきましたが、
2022年05月29日 08:24撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
5/29 8:24
通過して歩きやすい林道。木の隙間から源氏山がすぐ目の前に見えてきましたが、
ここも大きく崩落してます。ガラガラ石が落ちる音が聞こえたのみ見ると熊が崩落地を凄いスピードで駆け上がって逃げていくところでした。
2022年05月29日 08:28撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
5/29 8:28
ここも大きく崩落してます。ガラガラ石が落ちる音が聞こえたのみ見ると熊が崩落地を凄いスピードで駆け上がって逃げていくところでした。
崩落地の向こう岸にちょっとした梯子とロープ。ここはかなり前に崩落してメンテされていたようです。
2022年05月29日 08:30撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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5/29 8:30
崩落地の向こう岸にちょっとした梯子とロープ。ここはかなり前に崩落してメンテされていたようです。
このあたりで鹿も数頭見ました。野生動物の縄張りですね。
2022年05月29日 08:32撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
5/29 8:32
このあたりで鹿も数頭見ました。野生動物の縄張りですね。
ここが最後で最大の崩落地です。全面砂利で覆われていて生えてる木と木の間隔は広く、捕まる所が何もなく通過するのに非常に苦労しました。
2022年05月29日 08:33撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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5/29 8:33
ここが最後で最大の崩落地です。全面砂利で覆われていて生えてる木と木の間隔は広く、捕まる所が何もなく通過するのに非常に苦労しました。
ピンクリボンが巻かれた木がありましたが、特にルートを示してるようではなかったです。生えてる木以外は全て動きます。大きな岩もつかむとボロボロ取れました。
2022年05月29日 08:34撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
5/29 8:34
ピンクリボンが巻かれた木がありましたが、特にルートを示してるようではなかったです。生えてる木以外は全て動きます。大きな岩もつかむとボロボロ取れました。
何とか通過して源氏山の稜線は目の前なのに、今度は沢に急降下です💦 ここまできて撤退しているレコがいくつかありましたが、落ち着いて見れば踏み跡・ピンテがあります!
2022年05月29日 08:56撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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5/29 8:56
何とか通過して源氏山の稜線は目の前なのに、今度は沢に急降下です💦 ここまできて撤退しているレコがいくつかありましたが、落ち着いて見れば踏み跡・ピンテがあります!
沢まで降りてきました。小休止します。登り道があるかぱっと見不安でしたが、よく見るとピンテと踏み跡があり、問題なく登れました。
2022年05月29日 08:59撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
5/29 8:59
沢まで降りてきました。小休止します。登り道があるかぱっと見不安でしたが、よく見るとピンテと踏み跡があり、問題なく登れました。
沢から上がるとちょっとした広場。大昔の宴会の後でしょうか、割れた酒瓶が沢山落ちてました。
ここからは整備された登山道でホッとしました。
2022年05月29日 09:11撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
5/29 9:11
沢から上がるとちょっとした広場。大昔の宴会の後でしょうか、割れた酒瓶が沢山落ちてました。
ここからは整備された登山道でホッとしました。
ようやく源氏山頂上に着きました〜! 
2022年05月29日 09:25撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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5/29 9:25
ようやく源氏山頂上に着きました〜! 
団子の山頂標も。展望ないのでさっさと下山します。
2022年05月29日 09:30撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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5/29 9:30
団子の山頂標も。展望ないのでさっさと下山します。
大峠山分岐
2022年05月29日 09:53撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
5/29 9:53
大峠山分岐
少し進むと木の間から富士山と源氏山が見えました!!
2022年05月29日 09:56撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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5/29 9:56
少し進むと木の間から富士山と源氏山が見えました!!
木の間からは南アルプスもチラチラ見えてましたw
2022年05月29日 10:07撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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5/29 10:07
木の間からは南アルプスもチラチラ見えてましたw
大峠山に着きました〜。山頂標には大峠一等三角点と書かれてます。
2022年05月29日 10:11撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
2
5/29 10:11
大峠山に着きました〜。山頂標には大峠一等三角点と書かれてます。
山頂は明るくて広いですが展望はありません。もう展望は無いものと思い少しここで休憩しました。
2022年05月29日 10:10撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1
5/29 10:10
山頂は明るくて広いですが展望はありません。もう展望は無いものと思い少しここで休憩しました。
山頂には小さな花が沢山咲いてました。
2022年05月29日 10:12撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
5/29 10:12
山頂には小さな花が沢山咲いてました。
山頂で休憩して一気に下山しようと歩き始めるとすぐにこの大展望でしたw
2022年05月29日 10:23撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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5/29 10:23
山頂で休憩して一気に下山しようと歩き始めるとすぐにこの大展望でしたw
富士山アップ
2022年05月29日 10:22撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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5/29 10:22
富士山アップ
当然自撮りに励みますw
2022年05月29日 10:43撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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5/29 10:43
当然自撮りに励みますw
大峠山からの下りは不明瞭なので、尾根上を適当に歩きました。ときどき尾根を外れたところに謎のピンクテープ。
2022年05月29日 11:10撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
5/29 11:10
大峠山からの下りは不明瞭なので、尾根上を適当に歩きました。ときどき尾根を外れたところに謎のピンクテープ。
出丁の茶屋手前で車道に出ました。作業用の車が停まってました。
2022年05月29日 11:42撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
5/29 11:42
出丁の茶屋手前で車道に出ました。作業用の車が停まってました。
登山口にあったこのポンプは水場でしょうか?
2022年05月29日 12:25撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
5/29 12:25
登山口にあったこのポンプは水場でしょうか?
八雲池
2022年05月29日 12:29撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
5/29 12:29
八雲池
お疲れさまでした〜。
2022年05月29日 12:31撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
5/29 12:31
お疲れさまでした〜。
撮影機器:

感想

快晴の土日の2日目も山梨百名山の源氏山(+当初計画では富士見山も)!
甲斐百山の八町山と甲州百山の大峠山も踏める八雲池公園からのコースで登ってきました。
八町山登頂後は大峠山を経由してピストンの予定でしたが、トラバース道から大峠山への取り付きを見逃してしまいそのままトラバース道を進んでしまいました。でもとりあえず道はあるし、大峠山に登らなくて済むなら時間短縮にもなると思い、そのまま進みました。
大峠山直下あたりから土砂崩れによる登山道崩落個所があり、ガラガラ落石の音がしたので目をやると熊が崩落個所を登って逃げてくところでした。熊を見たのは初めてです。最初の崩落個所は残っている木の根っこなどにつかまりながら通過できましたが、最後の大崩落個所はつかまれる木も残っておらず、四つ這いでずるずる崩れる斜面を蹴りこんで何とか通過しました。これだけ進んだのだから戻れない、何とか無理して進もうという遭難者にありがちな思考でした。要反省ですね。
ここで想定外に時間がかかり体力・気力とも消耗したので、下山後、当初予定していた富士見山に登るのはやめて、渋滞に巻き込まれる前に帰ろうと帰路につきましたが、中央道は談合坂SAを過ぎたところから小仏トンネルまでずっと渋滞。久しぶりに大渋滞に巻き込まれて疲れ果てました。

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コメント

お疲れ様です!熊いるんですね🐻
崩落箇所本当怖そう😅無事でなにより。
快晴の休日はお昼下山でもハマるのね💦
小仏増設したら変わるんでしょうかね😙
2022/5/31 16:48
mamyさん
コメントありがとうございます♪
今回mamyさんの歩いたログをダウンロードしていったので油断してました。やっぱり事前にちゃんと予習しておかないとだめですね😅
下山したのは12時半だったけど、それから町に降りてラーメン食べて高速に乗ったのが14時ぐらいだったので渋滞に巻き込まれました。ラーメン食べなきゃよかったw でもこんな時間から混んだのはコロナ以来初めてかも。ようやくコロナが落ち着いて正常に戻った感じですね。
小仏トンネル増設しても別のところがまたネックになるんじゃないかと思ってます。東名の大和トンネルのところも一車線増えた?けどあまり変わらないですしね。
2022/5/31 18:52
プロフィール画像
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