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Yamareco

記録ID: 435876
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積雪期ピークハント/縦走
甲信越

御嶽山 ロング尻セードが楽しい♪

2014年04月27日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.0km
登り
925m
下り
927m

コースタイム

コース図は手書きです。

8:50  ゴンドラトップ三笠の森駅発
8:55  御岳神社鳥居
9:22  大江権現鳥居 アイゼン装着
11:27 9合目
11:57 大滝頂上
12:28 山頂
13:00 山頂発
13:12 大滝頂上
14:07 御岳神社鳥居 長距離尻セードでラクラク下山
14:22 ゴンドラトップ三笠の森駅
天候 曇り時々晴れ。
時に真っ白に・・・・
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
おんたけ2240スキー場駐車場まで夏タイヤで問題なし。
ゴンドラ往復2000円
http://ontake2240.jp/index.html
間もなく営業終了にてご注意を
コース状況/
危険箇所等
ゴンドラは休日8:15始発
スキー客がそこそこ並んでおり、少し待った。
帰りは16:00が最終なのであまりノンビリしすぎないように。
三笠の森レストハウスは15時までって書いてあった。

滑落の心配は無い状況。転んでも止まる。
大滝9合目上の夏道ルートは凍結あり、このルートはしっかりしたアイゼンが無いと危ない。
ココは転んだら痛い。
軽アイゼンの場合は雪渓を登ったほうが無難。

雪が中途半端に柔らかく、スリップして標高差以上にしんどい登りだった。
場所によってはアイゼンもあまり利かない。
先行者の踏み跡を使うと少し楽に登れる。

時折霧で真っ白になった。
ルートが見えない状態は長く続かなかったが要注意。

下りは尻セードに最適な状況♪
先行者の尻跡を使って高速下山できたのはありがたかった。


下山後の温泉は大滝の湯にした。
https://www.ontake.jp/special/onsen
土日祝日のみ営業。
凸凹ダート1.7キロあり、車高の低いウチの車は腹を擦った。

標高1680m:御岳2240カラマツ駅よりゴンドラで。
標高1680m:御岳2240カラマツ駅よりゴンドラで。
三笠の森駅から下って樹林を抜けると御岳がど〜んと見える。
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三笠の森駅から下って樹林を抜けると御岳がど〜んと見える。
御岳神社大鳥居をくぐって進む。
御岳神社大鳥居をくぐって進む。
ココでアイゼン装着。
12本かチェーンスパイクか迷ったが12本に。
ココでアイゼン装着。
12本かチェーンスパイクか迷ったが12本に。
半分ぐらい来たか?と振り返るが、しんどい登りはまだまだ。
半分ぐらい来たか?と振り返るが、しんどい登りはまだまだ。
中間地点付近?での傾斜はこのぐらい。
中間地点付近?での傾斜はこのぐらい。
時に霧になる・・・
時に霧になる・・・
9合目の傾斜はこのぐらい。さっきより急になってるのがわかる?
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9合目の傾斜はこのぐらい。さっきより急になってるのがわかる?
雷鳥居た♪
半分夏毛? 遠くてこれ以上は写らなかった。
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半分夏毛? 遠くてこれ以上は写らなかった。
大滝山頂着。
ここで帰ろうか・・・ と思うほどしんどかった。
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大滝山頂着。
ここで帰ろうか・・・ と思うほどしんどかった。
が、山頂見えると行きたくなる・・・
行かなきゃ〜〜〜〜
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が、山頂見えると行きたくなる・・・
行かなきゃ〜〜〜〜
八丁だるみで山頂方向見えず。
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八丁だるみで山頂方向見えず。
もうちょっと・・・・
もうちょっと・・・・
着いた〜〜〜〜
霧であまりみえませぬ・・・
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霧であまりみえませぬ・・・
わずかに視界が開けた。
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わずかに視界が開けた。
ちょいとでも景色が見れたのはありがたい。
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ちょいとでも景色が見れたのはありがたい。
噴火口が見えた。登りの時は霧で臭いしか気づかなかった。
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噴火口が見えた。登りの時は霧で臭いしか気づかなかった。
大滝山頂に戻った。
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大滝山頂に戻った。
下り始めの急坂は歩いて降りた。
少し緩くなり始めた場所から高速尻セードで一気に下る。
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下り始めの急坂は歩いて降りた。
少し緩くなり始めた場所から高速尻セードで一気に下る。
あんなに苦労して登ったのに下りはあっと言う間に(^◇^)
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あんなに苦労して登ったのに下りはあっと言う間に(^◇^)
最後に振り返る。山頂付近の雲が増えてるね。
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最後に振り返る。山頂付近の雲が増えてるね。
いいお湯だった。窓越しに御岳を眺めながら浸かれる。
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いいお湯だった。窓越しに御岳を眺めながら浸かれる。

感想

標高差800mだし、風もないし大丈夫だろう・・・
ところがそんなに楽ではなかった。

ほぼ全面雪で緩んでいて足を取られる。
昨日の恵那山より更に登りにくく苦労した次第。
ホント体力落ちてるのを実感。
夏山に向けて鍛えなおさんとダメだわね・・・


スキー場の駐車場はそこそこ車が居たが止める場所には困らなかった。
温かく風も穏やかで、インナーウェアの上にソフトシェルのみで終始行動できた。
休憩時にアウターを着るぐらいで、風が穏やかなのが何よりありがたかった。

三笠の森駅から下り、樹林を抜けると目の前に御岳の雄大な姿が飛び込んでくる。
やっぱり見事な山だな〜〜
で、けっこう遠いな・・・ とも思う(^^ゞ

鳥居をくぐり樹林帯に入り、緩い登りを進む。
少し急になり始めた場所でアイゼンを付けた。

樹林を抜けると雪渓の急登が始まる。
これが後半になるほどしんどい・・・
雪も緩んでいて、所々滑って余計に体力を削られる。
参った〜〜〜〜


9合目と表示された小屋の100mぐらい手前でライチョウが居た。
夏毛しか見たことなかったが、冬毛が半分ぐらい残っているようだった。
尾羽をピンと上げてすたすたと歩きまわっていたが、小岩の上によじ登り、雪渓を登るスキーヤーを眺めていた。
ホントにそう見えた。
こちらからは遠く、写真にはよく映らなかったがいちおう掲載した。


表示が9合目でもまだ大滝山頂はまだ上のほうに見える。
時に霧で見えたり隠れたりしながら少しづつ大きくなってきた。
とにかくあそこまでは行こう・・・
夏道ルートは凍っている場所もあったが、むしろ凍っててくれたほうが登りやすい。
雪歩き下手なんだな・・・ と改めて自覚した。


大滝山頂にやっと到着した。
しんどかった〜
もうやめようか・・・ と思うも、御岳山頂は霧から出て見えている。
行かねばなるまい。
そのために来たんだとやっと思いだし、重い足を引きずってピークを目指した。

八丁だるみから、あそこまで登れば終わりだと頂上を見上げたらとたんに霧に巻かれた・・・
くじけそうになるが多くの踏み跡をたどり登る。
やがてぼんやり見えていた山頂小屋が徐々に見えてきた。
最後の急登を登り切り山頂を踏めた。
もうヘロヘロだわ・・・

幸い寒くないので、ゆっくり座りこんでパンをかじる。
バナー出してコーヒー沸かす気にはなれず、濃くなったり薄くなったりする霧を眺めていた。
さあ帰ろう。
下り始めたら少し明るくなった。

む?これは??
急いで山頂に戻ると(よくそんな力あったな・・・)ホンのわずかな隙間だが視界が開けた。
その時間はごくわずかで、数枚写真をとるうちに再び霧に巻かれた。
少しでも見れてよかった♪


今度こそ帰ろう。
下りはこの状況なら楽で早い。
大滝山頂まで戻ると、来た時より視界は開けていた。
噴煙をふく火口が見えた。
戻るときまで見えず、臭いしか気付かなかったがこれも見れてよかった。
火山だったんだココ(笑)

雪渓を1/3ぐらいまで下りながら雷鳥を探したが、残念ながら見つけられなかった。
諦めて尻セードで下り始める。
これが実に快適でハイペース♪
スピードは縮めたストックを脇に挟み、雪面に刺して調整する。
樹林帯手前まで滑れたので快適で楽しかった〜
何時も下山はつまらないが、こんな楽しい下山は初めてだわ(^ω^)
下山後見返った御岳山はやっぱり雄大で見事な山だった。



ゴンドラのカラマツ駅には風呂があるようだが、せっかくならまともな温泉につかりたい。
凸凹の林道に苦労したが、土日祝日限定営業の大滝の湯に浸かって疲れをいやした。
しっかり楽しめた〜〜〜〜〜


さあ、次は白山を目指すぞ♪

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