男鹿岳と高原山を結ぶ分水嶺 男鹿岳〜瓢箪峠〜鹿又岳(横川側から周回)
- GPS
- 12:00
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 1,421m
- 下り
- 1,419m
コースタイム
- 山行
- 10:38
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 11:57
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道は概ね整備されており歩きやすいが,所々,荒れた場所もある.登った尾根は最初が急だが,尾根に出ると部分的に踏み跡もあり歩きやすい.やぶも薄い.中央分水嶺に出てからもしばらくは同様だが,部分的にあすなろの幼木のやぶがあり上部では笹のやぶ漕ぎが続く.笹は細いのでそれほど大変ではないが胸高で煩わしい.荒れた踏み跡もあるが不明瞭で見失いやすい. 男鹿岳から南に続く稜線には荒れた踏み跡がある.事前に調べていなかったので女鹿岳から南側の急斜面のやぶを下り林道に出たが,普通は稜線に沿って歩くようだ.林道は廃道だが歩くには問題なし.鹿又岳は林道の最高地点の西側から登ったが,山頂近くはシャクナゲやハイマツの酷いやぶ漕ぎだった.稜線には荒れた踏み跡があった. 下山した尾根の上部は笹のやぶ漕ぎが続く.男鹿岳の登りと似たようなやぶで標高が低くなるにつれてやぶは少なくなる. |
写真
感想
中央分水嶺の男鹿岳から大佐飛山や高原山に続く分水嶺も歩くことにした.今回はこの稜線の最初の山行.
男鹿岳は今回で3回目.最初は300名山を登っていた頃の約30年前,2回目は中央分水嶺歩きを始めた頃の約10年前になる.今回の男鹿岳までのルートは歩いたことがあるが,男鹿岳から南に続く稜線は初めてなので期待して出かけた.
男鹿岳の三角点は初めて見た.1 回目の山行は残雪期で2回目は霧だったので山頂の標識を見て下山した.この山は展望がないと思っていた.でも三角点のある場所からは那須岳が見えた.鹿又岳へは短いがシャクナゲやハイマツの酷いやぶ漕ぎがある.山頂もやぶだが背丈より低く展望は良い.残雪期にまた登ってみたい.
塩那林道は塩那スカイラインとも言ったそうだが,一般県道中塩原・板室・那須線が正式の名称.昭和39年に工事が着手され自衛隊の支援を受け昭和46年にパイロット道路が完成.昭和47年に県道認定を受け,以後は県道整備事業として工事が進められたが,オイルショックによる財政悪化を原因に昭和50年に建設工事が休止された.その後,荒廃が進み,地形図からも削除されている.今は自転車でも通るのが難しい場所もあるが,歩くには快適で稜線近くを通っているので展望の良い場所が多い.車は来ないので大部分の場所で快適に休憩できテントも張れるが,水場がないのが残念.
瓢箪峠近くの池はネットで検索しても写真があまりないので不思議に思っていたが,林道からは見えず少しやぶ漕ぎをしないと到達できないので納得した.池自体は結構大きく自然豊かな明るい池だが,水はあまり綺麗ではなくカエルの卵と思われるものが大量にあった.
ここから北に続く中央分水嶺山行:
那須と尾瀬を結ぶ中央分水嶺 大川峠〜男鹿岳〜1280m峰
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1335506.html
ここから西に続く中央分水嶺山行:
那須と尾瀬を結ぶ中央分水嶺 三王峠〜大倉山〜小立九郎岳〜1280m峰
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1335968.html
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