椿丸〜大栂〜菰釣山〜城ヶ尾峠〜地蔵平 (椿丸南ルート〜菰釣山-椿丸ルート〜甲相国境尾根〜地蔵尾根ルート〜大又沢幹線林道)


- GPS
- 09:33
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 2,061m
- 下り
- 2,061m
コースタイム
7:24 椿丸
7:59 織戸峠
8:44 大栂
9:30 菰釣山
10:07 ブナ沢ノ頭
10:18 中ノ丸
10:40 城ヶ尾山
10:45 城ヶ尾峠
11:34 信玄平
12:41 地蔵平 (昼食) 13:30
13:51 千鳥橋
14:41 浅瀬橋
14:47 浅瀬ゲート手前駐車スペース
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:見当たりませんでした 道の状況 ※椿丸南ルート 取付直後は急な登りですが、この個所がルート解り難いです。 その後は赤リボンを頼りに進み、分岐では方向を確認しながら進みなんとかなりました。 「西丹沢登山詳細図」の二つ目の「迷」ポイント直後は急な下りで細心の注意が必要でした。 ※菰釣山〜椿丸ルート 南ルートに比べるとリボン等の目印は減っていました。 織戸峠過ぎてからの登りは、乾燥した落ち葉で滑りやすかったです。 大栂から先は、笹藪ということもあり、踏跡は比較的明瞭でした。ただし三角点過ぎた後は、踏跡多岐にわたり注意が必要でした。菰釣方面からの下りに使う場合は特に注意が必要でしょう。 ※甲相国境尾根 特に危険な個所はありませんでした ※地蔵尾根ルート 信玄平までは、城ヶ尾峠からすぐの崩壊部をはじめ、危険と思われる個所が4,5か所ありました。 信玄平からは、踏跡明瞭でした。しかし最後沢におりる分岐から先は、解り難くく時間を費やしました。 ※大又沢幹線林道 大きな落石個所がありました。注意しながら進むことはもちろんですが、念のため沢側を歩いたほうが良いでしょう。 |
写真
感想
今日はいつものパートナーさんと年初に入手できた「西丹沢登山詳細図」掲載の椿丸〜大栂〜菰釣山と下りは地蔵尾根ルートに挑み、地蔵平へ出て昼食をとるという盛沢山の目的を持って出かけました。
今日もパートナーさんの車で目的地に向かいました。早朝というよりは深夜に近い時間帯にも関わらず、東名高速はすでに渋滞ということで、パートナーさんの的確な判断により、西湘バイパス経由で現地に入り渋滞を回避できました。浅瀬ゲート前の駐車スペースまで行くと路駐も含めすでに多くの車が止まってました。何とか駐車スペース確保していよいよスタートです。空はもうすっかり明るくなってます。
椿丸南ルートは取付きからしばらく急登に喘ぎますが、その後はテープに導かれて行き、分岐さえ注意すれば、さほどの困難さはありませんでした。ただし、下りに使用する場合は難易度は一気に上がるように思いました。椿丸まで結構長く感じたのは、小刻みなアップダウンが多かったせいだと思います。椿丸手前では、しばらく植林帯と自然林のはざまを歩きますが、その妙はなかなかでした。椿丸山頂は東から西側の眺望が開けており、天気も良くとても気持ちの良いところでした。大栂に向けてしばらくこの眺望を楽しみながら進めます。
椿丸からの菰釣山〜椿丸ルートは、南ルートに比較すると赤テープ等の印が少なかったです。より慎重に進みました。織戸峠では標識がなかなか見つからず、私一人であれば見過ごししていたでしょう。大栂への登りも私にとってはタフでしたがなんとかこなして到着できました。大栂は眺望効きませんが、静かな山頂でした。大栂を過ぎると一旦下り、いよいよ菰釣山への登りに入ります。前面に意外と近く菰釣が大きく迫っていました。この辺からつつじも姿を見せ始め彩りを加えてくれました。笹藪帯に突入し、かきわけかきわけ進むともうすぐ頂上というところに三角点がありました。三角点を越えれば頂上はすぐそこです。ここまで約4時間、私にとっては長い長い道のりでしたが、充実した静かな山行を満喫できました。
山頂には先客が1名いらっしゃいました。思えば今日初めてお会いする方でした。景色を楽しみながら小休止しました。ここからは城ヶ尾峠まで甲相国境尾根を行きます。思っていたよりもハイカーは少なくてここでも静かな山行を楽しめました。アップダウンに体力をはぎ取られながらも城ヶ尾峠まで来ました。いよいよここから地蔵尾根ルートに入ります。すぐに崩落帯に出くわし、大きく高巻いてクリアできましたが、いきなり最高潮の緊張感でした。その後も道がほぼ消失しているような個所のトラバースなど危険個所が多く、信玄平まで緊張の連続でした。正直、私は再訪したいとは思いません。信玄平からは一転して一般ルートと思えるほどに快適な道でした。しかし最後の沢に出る分岐からは、踏跡がかなり怪しくなり、難儀しました。結局詳細図上のコースタイム1時間半のところ2時間以上費やして何とか地蔵平に到着できました。
地蔵平では心地良い風に当たりながら、レジャーシートを敷いてお互いに思い思いの昼食をとりました。確か昭和30年代までは、ここにも小学校があったと聞いた記憶があります。決して少なくない人口があったものと推察しますが、今はそこには何もなく更地となっており、当時をしのばせるものは、入り口に鎮座されるお地蔵様と林道を少し行ったところの河原側に建てられた神社のみのようでした。時間が止まった感のある場所での昼食は、本日の充実した山行の余韻と地蔵平の過去に思いを馳せていたこともあり、いつもより長めとなりました。ここにはまた是非再訪したいと思います。
地蔵平からは長い林道歩きです。周りの山の新緑に眼を洗われ、時に渓流の景色を楽しみながら快調に進み、出発地点に戻って来ました。
山北駅裏のさくらの湯に身を浸して疲れを癒して帰途につきました。今日もパートナーさんのおかげでとても充実した山行となりました。感謝です。
本日の温泉:さくらの湯(3回目)
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