恒例の荷物写真・・・3年前のマナスルと大きな差はありませんが・・・
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3/30 6:27
恒例の荷物写真・・・3年前のマナスルと大きな差はありませんが・・・
一つだけ新調。なまくらになったブラックダイアモンドのクランポンから前爪が凶悪なグリベルに新旧交代です。
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3/25 0:03
一つだけ新調。なまくらになったブラックダイアモンドのクランポンから前爪が凶悪なグリベルに新旧交代です。
パッキング完了。赤ザック23kg、ザック8kg、ウエストバック2kg。ちなみに体重は65kgでした。
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4/2 23:58
パッキング完了。赤ザック23kg、ザック8kg、ウエストバック2kg。ちなみに体重は65kgでした。
4月3日深夜にカトマンズ到着。翌朝まずは3年前のマナスルの際に「行きつけ」になったチャイ屋で一杯。カトマンズ滞在中は、朝な夕な顔を出していました。
4
4/4 12:04
4月3日深夜にカトマンズ到着。翌朝まずは3年前のマナスルの際に「行きつけ」になったチャイ屋で一杯。カトマンズ滞在中は、朝な夕な顔を出していました。
3日間のカトマンズ滞在中は、チームメンバーとの顔合わせやブリーフィング。登山保険の加入や上部キャンプで使用する寝袋の購入、そしてトレッキングに向けての再パッキングなどをして過ごしました。
3
4/5 13:25
3日間のカトマンズ滞在中は、チームメンバーとの顔合わせやブリーフィング。登山保険の加入や上部キャンプで使用する寝袋の購入、そしてトレッキングに向けての再パッキングなどをして過ごしました。
ルクラ行きの飛行機の中・・・ご機嫌なメンバー達。
6
ルクラ行きの飛行機の中・・・ご機嫌なメンバー達。
悪名高き(?)ルクラ空港に到着。後続の便は3時間遅れ・・・早くも「待つ事」の洗礼を浴びました。
6
4/6 10:13
悪名高き(?)ルクラ空港に到着。後続の便は3時間遅れ・・・早くも「待つ事」の洗礼を浴びました。
エベレスト街道の概要です。ゴーキョ方面は静かで、また別の趣があるようです。
4
4/13 19:33
エベレスト街道の概要です。ゴーキョ方面は静かで、また別の趣があるようです。
4月7日時点のエベレスト登山許可数・・・ちょうど200名。その後追加で最終的には270名ほどになりました。
3
4月7日時点のエベレスト登山許可数・・・ちょうど200名。その後追加で最終的には270名ほどになりました。
13名のサミットメンバー。自分が最年長だった事に、軽く衝撃を受けました。(笑)
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13名のサミットメンバー。自分が最年長だった事に、軽く衝撃を受けました。(笑)
サミットチームとトレッキングチーム(ベースキャンプ往復)で記念写真です。さあ「大人の遠足」の始まりです。
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サミットチームとトレッキングチーム(ベースキャンプ往復)で記念写真です。さあ「大人の遠足」の始まりです。
人とヤクと牛とロバと・・・寝転がった犬と・・・ゆっくり街道を歩きます。
7
4/6 17:48
人とヤクと牛とロバと・・・寝転がった犬と・・・ゆっくり街道を歩きます。
一泊目のパグディンのロッジ・・・かなり大きく綺麗でした。
4
4/6 20:20
一泊目のパグディンのロッジ・・・かなり大きく綺麗でした。
「ここは日本の山村ですか?」
子どもたちの通学風景・・・桜が満開です!
14
4/7 12:48
「ここは日本の山村ですか?」
子どもたちの通学風景・・・桜が満開です!
数カ所にチェックポイントがあり、シェルパが手続きを代行してくれます。
6
4/7 13:35
数カ所にチェックポイントがあり、シェルパが手続きを代行してくれます。
映画やドキュメンタリーで有名(?)な橋・・・気持ち良く渡りました。
8
4/7 16:06
映画やドキュメンタリーで有名(?)な橋・・・気持ち良く渡りました。
ナムチェバザールに到着・・・突然現れた空中の街にびっくり!
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4/7 17:57
ナムチェバザールに到着・・・突然現れた空中の街にびっくり!
階段の両側に街が広がっています。雰囲気ありますね!
4
4/7 18:13
階段の両側に街が広がっています。雰囲気ありますね!
どれだけの年月、どれだけの人々の営みが必要だったのでしょうか?
8
4/8 15:29
どれだけの年月、どれだけの人々の営みが必要だったのでしょうか?
高度順応のために2晩を過ごして、クムジュンへの途中で「ホテルエベレストビュー」でお茶時間です。
4
4/9 13:55
高度順応のために2晩を過ごして、クムジュンへの途中で「ホテルエベレストビュー」でお茶時間です。
あいにくの天気でエベレストは確認できません。
2
4/9 14:19
あいにくの天気でエベレストは確認できません。
天気が良いと写真のように、ほんの少しエベレストが観えるようです。
3
4/9 15:03
天気が良いと写真のように、ほんの少しエベレストが観えるようです。
「グリーンバレー(緑の谷)」クムジュンに降りていきます。
3
4/9 15:33
「グリーンバレー(緑の谷)」クムジュンに降りていきます。
シェルパチームの若頭(!)ラクパさんのご自宅でお昼ご飯をいただきました。17歳でエベレスト初登頂、その後の十数回、8000m峰を登っています。
7
4/9 17:50
シェルパチームの若頭(!)ラクパさんのご自宅でお昼ご飯をいただきました。17歳でエベレスト初登頂、その後の十数回、8000m峰を登っています。
クムジュンのロッジ。
4
4/9 18:15
クムジュンのロッジ。
天気がいいとアマダブラム6856mが見える部屋・・・二人で一部屋を利用。トイレとシャワーは共同です。
4
4/9 18:29
天気がいいとアマダブラム6856mが見える部屋・・・二人で一部屋を利用。トイレとシャワーは共同です。
夕方、クムジュンの古刹で1回目のプジャ(ご祈祷)を受けます。
4
4/9 19:54
夕方、クムジュンの古刹で1回目のプジャ(ご祈祷)を受けます。
シェルパの方たちの倣って祈りを捧げます。
7
4/9 20:01
シェルパの方たちの倣って祈りを捧げます。
よろしくお願いします・・・
5
4/9 20:07
よろしくお願いします・・・
その夜は、シェルパ族の歌と踊りが披露されました。
7
4/9 23:02
その夜は、シェルパ族の歌と踊りが披露されました。
翌日はタンボチェまで・・・
2
4/10 16:30
翌日はタンボチェまで・・・
タンボチェの朝・・・すっきり晴れ渡り、右手に怪峰・アマダブラムを望みます。
7
4/11 9:22
タンボチェの朝・・・すっきり晴れ渡り、右手に怪峰・アマダブラムを望みます。
空がひらけました・・・さあ、行きましょう!
8
4/11 11:40
空がひらけました・・・さあ、行きましょう!
土産物店でよく飾ってある、絵のモチーフになっている風景が続きます。
6
4/11 13:10
土産物店でよく飾ってある、絵のモチーフになっている風景が続きます。
途中のパンボチェの寺院で二回目のプジャ・・・この辺りで一番古い寺院との事。
3
4/11 14:40
途中のパンボチェの寺院で二回目のプジャ・・・この辺りで一番古い寺院との事。
景色が徐々に変わっていきます。森林限界を超えて低木の世界へ・・・
3
4/11 18:09
景色が徐々に変わっていきます。森林限界を超えて低木の世界へ・・・
岩と雪の世界の入り口・・・
5
4/13 12:11
岩と雪の世界の入り口・・・
素晴らしい景色が眼前に迫ってきます。
16
4/13 13:44
素晴らしい景色が眼前に迫ってきます。
秀峰・プモリ・・・淡麗な立ち姿ですね。
11
4/14 12:07
秀峰・プモリ・・・淡麗な立ち姿ですね。
ゴラクシェプ到着。ここで雪煙たなびく左の奥に、エベレスト(サウスサミット)が確認できました。
9
4/14 13:33
ゴラクシェプ到着。ここで雪煙たなびく左の奥に、エベレスト(サウスサミット)が確認できました。
そして遂にエベレストベースキャンプ(EBC)に到着!
思わず歓声が上がります。
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4/14 15:36
そして遂にエベレストベースキャンプ(EBC)に到着!
思わず歓声が上がります。
「アジアントレッキング」キャンプ全景です。
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4/14 16:17
「アジアントレッキング」キャンプ全景です。
食堂内の様子・・・ドーム型なので広々しています。
6
4/14 19:20
食堂内の様子・・・ドーム型なので広々しています。
日が落ちると急激に寒くなるので、ガスヒーターの用意もあります。
3
4/14 19:21
日が落ちると急激に寒くなるので、ガスヒーターの用意もあります。
そして現代登山に必要なのは・・・携帯電話のバッテリー充電器と・・・
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4/14 19:21
そして現代登山に必要なのは・・・携帯電話のバッテリー充電器と・・・
昨年から運用し始めた「ベースキャンプWi-Fi」の権利カード。
7
4/17 11:41
昨年から運用し始めた「ベースキャンプWi-Fi」の権利カード。
サミットメンバーには1人1張りのテント。マナスルの時は2、3人用のドーム型を1人で使用・・・格段に快適になりました。
9
4/14 19:28
サミットメンバーには1人1張りのテント。マナスルの時は2、3人用のドーム型を1人で使用・・・格段に快適になりました。
内部の様子・・・マットも用意されています。
今回高所用の寝袋として「マウンテンハードギア」のパチ物を約20%の値段でカトマンズで購入・・・寒くなかったですよ。
2
4/14 19:28
内部の様子・・・マットも用意されています。
今回高所用の寝袋として「マウンテンハードギア」のパチ物を約20%の値段でカトマンズで購入・・・寒くなかったですよ。
トイレも快適です。
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4/15 11:55
トイレも快適です。
分かりやすい(?)シャワーも完備。20リットルの温水でスッキリ出来ます。
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4/25 12:44
分かりやすい(?)シャワーも完備。20リットルの温水でスッキリ出来ます。
プモリベースキャンプ5800mからの眺望。氷河の手前にベースキャンプが広がっています。端から端までゆっく歩いて30分。アイスフォールの様子もよく分かりますね。
あんな所を登るの?!
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4/15 14:21
プモリベースキャンプ5800mからの眺望。氷河の手前にベースキャンプが広がっています。端から端までゆっく歩いて30分。アイスフォールの様子もよく分かりますね。
あんな所を登るの?!
上部のキャンプからの風景。
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4/14 20:21
上部のキャンプからの風景。
この日はベースキャンプから歩いて15分ほどの場所で、アイスフォール突破のための練習です。
7
4/16 13:32
この日はベースキャンプから歩いて15分ほどの場所で、アイスフォール突破のための練習です。
クレバスに見立てた、ギャップを梯子で渡ったり・・・
8
4/16 14:13
クレバスに見立てた、ギャップを梯子で渡ったり・・・
雪(氷)壁を登ったり降りたり・・・余裕のあるメンバーもそうでないメンバーも頑張りました。
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4/16 14:26
雪(氷)壁を登ったり降りたり・・・余裕のあるメンバーもそうでないメンバーも頑張りました。
そして三回目のプジャ。これでより高地での活動が解禁になります。
8
そして三回目のプジャ。これでより高地での活動が解禁になります。
サミットメンバーと心強いシェルパ達が勢ぞろい。
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サミットメンバーと心強いシェルパ達が勢ぞろい。
食事はブッフェ形式・・・様々な料理が楽しめます。基本的にはベースキャンプでは毎食しっかり食べていました。体重増加が心配!
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4/16 22:32
食事はブッフェ形式・・・様々な料理が楽しめます。基本的にはベースキャンプでは毎食しっかり食べていました。体重増加が心配!
そして一回目の本格的な高度順応としてロブチェイーストに向かいます。
3
4/20 13:35
そして一回目の本格的な高度順応としてロブチェイーストに向かいます。
ロブチェイーストベースキャンプの食堂の様子・・・EBCに準じた快適さです。
4
4/20 15:56
ロブチェイーストベースキャンプの食堂の様子・・・EBCに準じた快適さです。
時々サラッと雪が降ります。
7
4/20 18:15
時々サラッと雪が降ります。
ここのトイレは中級者向きですね。
5
4/20 18:14
ここのトイレは中級者向きですね。
午前2時出発・・・
6
4/21 5:20
午前2時出発・・・
気持ちよく頂上ゲット!
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4/21 11:26
気持ちよく頂上ゲット!
6100mから見る風景は格別でした。
10
4/21 11:26
6100mから見る風景は格別でした。
眼下に出発したベースキャンプが確認できます。
4
4/21 11:32
眼下に出発したベースキャンプが確認できます。
少しの休養日をはさんで、二回目の本格的な高度順応に出発。危険なアイスフォールを突破しなくてはいけません。
6
4/24 9:19
少しの休養日をはさんで、二回目の本格的な高度順応に出発。危険なアイスフォールを突破しなくてはいけません。
微妙なバランスをとりながら水平梯子を渡ります。
8
4/24 10:09
微妙なバランスをとりながら水平梯子を渡ります。
バランスを崩し足を踏み外したら、周囲の助けを借りても、簡単には這い上がれません・・・多分息が切れてその後の行動が不能になると思います。
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5/16 17:58
バランスを崩し足を踏み外したら、周囲の助けを借りても、簡単には這い上がれません・・・多分息が切れてその後の行動が不能になると思います。
そしてとんでもない垂直梯子を登って、なお雪壁に取り付きます。
8
4/27 15:00
そしてとんでもない垂直梯子を登って、なお雪壁に取り付きます。
C1に到着。
8
4/27 16:38
C1に到着。
C1、C2ではドーム型テントを2名で使用。食事も簡単なものになります。
4
4/28 21:11
C1、C2ではドーム型テントを2名で使用。食事も簡単なものになります。
丼飯をなんとか残さずに食べます。
6
4/27 21:54
丼飯をなんとか残さずに食べます。
(追加・6月21日)C1からC2に向かって・・・「ウエスタンクーム」・・・ダラダラとした登りが続きます。C2は見えているのに一向に近づきません。
7
4/28 11:04
(追加・6月21日)C1からC2に向かって・・・「ウエスタンクーム」・・・ダラダラとした登りが続きます。C2は見えているのに一向に近づきません。
C2のキッチンテント。
5
4/29 13:41
C2のキッチンテント。
ちゃんとした食事が出ますが、ベースキャンプほど食欲ありません。
8
4/29 21:05
ちゃんとした食事が出ますが、ベースキャンプほど食欲ありません。
C2からC3の斜面・・・固定ロープを頼りに一歩一歩足を運び体を持ち上げます。
9
4/30 13:35
C2からC3の斜面・・・固定ロープを頼りに一歩一歩足を運び体を持ち上げます。
先は全く見えません・・・C3の手前で時間切れ、天気も悪くなったので引き返します。
8
4/30 13:48
先は全く見えません・・・C3の手前で時間切れ、天気も悪くなったので引き返します。
C2に戻り、ホッと一息。
10
4/30 15:30
C2に戻り、ホッと一息。
下りはより慎重に・・・
7
5/1 12:20
下りはより慎重に・・・
時に懸垂下降が必要です。
8
5/1 15:04
時に懸垂下降が必要です。
この壁を降りると終了・・・でもまだEBCまで1時間ほどかかります。
7
5/16 18:14
この壁を降りると終了・・・でもまだEBCまで1時間ほどかかります。
この頃から体調を崩すメンバーがちらほら・・・5人はヘリコプターでカトマンズへ、2、3人はナムチェバザール辺りまで降りて体調を整えます。
7
5/2 12:31
この頃から体調を崩すメンバーがちらほら・・・5人はヘリコプターでカトマンズへ、2、3人はナムチェバザール辺りまで降りて体調を整えます。
二回目の高度順応から待機の日々が続きます。あまりにEBCばかりでダラダラしているので、シェルパ頭のナーガさんにプチトレッキングに連れて行かれ「ヒマラヤの行者」になりました。
12
5/6 15:40
二回目の高度順応から待機の日々が続きます。あまりにEBCばかりでダラダラしているので、シェルパ頭のナーガさんにプチトレッキングに連れて行かれ「ヒマラヤの行者」になりました。
彼が30年前に若手シェルパだった頃は、ここは一面氷河に覆われていたとの事。温暖化の影響なのか氷河の後退は明らかです。下にはEBCが見えます。
6
5/6 15:07
彼が30年前に若手シェルパだった頃は、ここは一面氷河に覆われていたとの事。温暖化の影響なのか氷河の後退は明らかです。下にはEBCが見えます。
さてようやくサミットプッシュ(登頂までの流れ)の日程が決まり、今日は酸素マスク・ボンベの講習です。
6
5/8 14:35
さてようやくサミットプッシュ(登頂までの流れ)の日程が決まり、今日は酸素マスク・ボンベの講習です。
そしてサミットプッシュの当日・・・午前1時に出発、祈りを済ませて・・・
6
5/11 1:05
そしてサミットプッシュの当日・・・午前1時に出発、祈りを済ませて・・・
アイスフォールを超えて・・・
11
5/11 5:53
アイスフォールを超えて・・・
C2まで。ここで連泊して少し体を休め、次を目指します。拡大するとC3へのルートやイエローバンドが見えます。
8
5/12 17:13
C2まで。ここで連泊して少し体を休め、次を目指します。拡大するとC3へのルートやイエローバンドが見えます。
C3からの眺め・・・眼下にC2が確認できます。
8
5/13 11:11
C3からの眺め・・・眼下にC2が確認できます。
無理やり胃に流し込みます。
4
5/13 18:11
無理やり胃に流し込みます。
C3からは酸素を吸いながらの睡眠・・・疲れを溜めないように・・・それなりに眠れた気がします。
9
5/13 18:39
C3からは酸素を吸いながらの睡眠・・・疲れを溜めないように・・・それなりに眠れた気がします。
C3からC4(サウスコル)に向かって・・・
6
5/14 7:30
C3からC4(サウスコル)に向かって・・・
(追加・6月21日)振り返ってC3方向。一本のフィックロープに命を預けます。
4
5/14 7:30
(追加・6月21日)振り返ってC3方向。一本のフィックロープに命を預けます。
まずはイエローバンドを乗り越え、その先を目指します。サウスサミットがはっきり見えてきました。
6
5/14 7:30
まずはイエローバンドを乗り越え、その先を目指します。サウスサミットがはっきり見えてきました。
(追加・6月21日)C4・サウスコルに到着。天候によっては1日待機の可能性もあるとの事・・・
4
5/14 14:26
(追加・6月21日)C4・サウスコルに到着。天候によっては1日待機の可能性もあるとの事・・・
いわゆる「デスゾーン」・・・酸素なしでは刻一刻と身体が衰弱していきます。C4に午後2時半に着いて、しばしの休養。ほとんど固形物は取れずに水分だけとり、ダウンスーツを着たまま、シュラフの中で休みます。
予定通りに明日がサミットデイになりますように!
10
5/14 14:26
いわゆる「デスゾーン」・・・酸素なしでは刻一刻と身体が衰弱していきます。C4に午後2時半に着いて、しばしの休養。ほとんど固形物は取れずに水分だけとり、ダウンスーツを着たまま、シュラフの中で休みます。
予定通りに明日がサミットデイになりますように!
心配された天候は落ち着いているようです。
午後8時にC4出発・・・長い1日の始まりです。
11
5/14 21:18
心配された天候は落ち着いているようです。
午後8時にC4出発・・・長い1日の始まりです。
7時15分サウスサミットに到着。あと1、2時間・・・心配していた渋滞は無さそう・・・13日14日ともに登頂日和で多くの人々が登っているおかげです。
17
5/15 7:17
7時15分サウスサミットに到着。あと1、2時間・・・心配していた渋滞は無さそう・・・13日14日ともに登頂日和で多くの人々が登っているおかげです。
最後の難所のヒラリーステップ・・・
19
5/15 8:11
最後の難所のヒラリーステップ・・・
乗り越えると、程なくなだらかな雪原になり、ゆっくり歩いていくと・・・頂上が見えてきました。
クライミングシェルパのソナムさんと記念写真・・・
39
5/15 13:15
乗り越えると、程なくなだらかな雪原になり、ゆっくり歩いていくと・・・頂上が見えてきました。
クライミングシェルパのソナムさんと記念写真・・・
全ての登山者が佳い山登りが出来るように大いなる存在に祈ってきました。ありがとう!
45
5/15 13:15
全ての登山者が佳い山登りが出来るように大いなる存在に祈ってきました。ありがとう!
長居は無用・・・と言いながら20分ほど過ごしたでしょうか?あとはなるべく早く安全地帯に戻るだけです。C4がはるか下方に見えてきました。
20
5/15 16:29
長居は無用・・・と言いながら20分ほど過ごしたでしょうか?あとはなるべく早く安全地帯に戻るだけです。C4がはるか下方に見えてきました。
C4からC3に向けて下降中・・・下りにもかかわらずスピードが上がりません。ハンガーノック(シャリバテ)状態・・・先行するソナムさんが時々待っていてくれます。
17
5/15 21:32
C4からC3に向けて下降中・・・下りにもかかわらずスピードが上がりません。ハンガーノック(シャリバテ)状態・・・先行するソナムさんが時々待っていてくれます。
周りに誰もいません。静かな二人旅・・・この素晴らしい景色は一生忘れないでしょう。
下方にC3の明かりが見えています。
29
5/15 21:53
周りに誰もいません。静かな二人旅・・・この素晴らしい景色は一生忘れないでしょう。
下方にC3の明かりが見えています。
できればC2まで、と思いましたが時間切れ。暗くなり体力も限界に・・・C3で一晩を過ごし朝を待つことにしました。
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5/15 22:05
できればC2まで、と思いましたが時間切れ。暗くなり体力も限界に・・・C3で一晩を過ごし朝を待つことにしました。
早朝のC3・・・眼下に見えるC2を目指します。
11
5/16 8:59
早朝のC3・・・眼下に見えるC2を目指します。
C2に到着して笑顔がこぼれます。チャイを3杯ほど飲んで、ようやく一息・・・実は前夜はガスコンロが無く、水を作れずに二人で1リットル弱の水しかなく、厳しい夜を過ごしたのでした。
14
5/16 11:05
C2に到着して笑顔がこぼれます。チャイを3杯ほど飲んで、ようやく一息・・・実は前夜はガスコンロが無く、水を作れずに二人で1リットル弱の水しかなく、厳しい夜を過ごしたのでした。
最後まで気をぬかずに、アイスフォールをこなしてEBCに到着・・・まずは大いなる存在に無事帰還の御礼報告をしました。
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5/16 20:30
最後まで気をぬかずに、アイスフォールをこなしてEBCに到着・・・まずは大いなる存在に無事帰還の御礼報告をしました。
夜は登頂祝いのケーキ入刀・・・今回結局一度も使用しなかった愛用のアイスアックスで一刀!
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5/16 23:16
夜は登頂祝いのケーキ入刀・・・今回結局一度も使用しなかった愛用のアイスアックスで一刀!
美味しかったです!
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5/16 23:17
美味しかったです!
「祭りの後片付け」・・・復路トレッキングに備えます。充実感を感じながら、同時に寂しさも味わっています。
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5/17 12:48
「祭りの後片付け」・・・復路トレッキングに備えます。充実感を感じながら、同時に寂しさも味わっています。
一部のテントの撤収が始まりました。
6
5/17 13:46
一部のテントの撤収が始まりました。
常に寄り添ってくれたクライミングシェルパのソナムさん。袖を通してなかった赤いジャケットとカラビナを友愛と信頼の証としてプレゼントしました。(もちろんサミットボーナスも・・・)
16
5/17 14:39
常に寄り添ってくれたクライミングシェルパのソナムさん。袖を通してなかった赤いジャケットとカラビナを友愛と信頼の証としてプレゼントしました。(もちろんサミットボーナスも・・・)
いつもメンバーを和やかにしてくれた、カメラマンのサミュエルさん。前回贈った「防寒テ◯レ◯」を愛用してボロボロに・・・僕の手持ちを贈りました。
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5/17 14:43
いつもメンバーを和やかにしてくれた、カメラマンのサミュエルさん。前回贈った「防寒テ◯レ◯」を愛用してボロボロに・・・僕の手持ちを贈りました。
夕方までに最後の二人(同時に登頂、下山に2晩必要)も降りてきて、全員が登山終了。2夜連続のサミットケーキ・・・今夜はシャンパン付きです!
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5/17 23:56
夕方までに最後の二人(同時に登頂、下山に2晩必要)も降りてきて、全員が登山終了。2夜連続のサミットケーキ・・・今夜はシャンパン付きです!
最後まで歩みを止めずに頂上到達のサビールさん・・・疲れていても満足そうな笑顔・・・おめでとう!お互いによく頑張ったね。
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5/17 23:58
最後まで歩みを止めずに頂上到達のサビールさん・・・疲れていても満足そうな笑顔・・・おめでとう!お互いによく頑張ったね。
復路トレッキングの朝、シェルパ達が見送ってくれました。上部のキャンプ撤収のために多くのシェルパは早朝から行動しています。左端はシェルパ頭のナーガさん・・・マナスルに続いて今回も本当にありがとうございました。これからもシェルパのまもり神として活躍してください。
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5/18 12:20
復路トレッキングの朝、シェルパ達が見送ってくれました。上部のキャンプ撤収のために多くのシェルパは早朝から行動しています。左端はシェルパ頭のナーガさん・・・マナスルに続いて今回も本当にありがとうございました。これからもシェルパのまもり神として活躍してください。
プジャ(ご祈祷)や出発の際に数カ所でいただいたカタ(聖なる布)を、数カ所に結んで今回の登山の想いをこの地に留めて、これからの訪れる人々の安全を祈ります。
9
5/18 15:37
プジャ(ご祈祷)や出発の際に数カ所でいただいたカタ(聖なる布)を、数カ所に結んで今回の登山の想いをこの地に留めて、これからの訪れる人々の安全を祈ります。
高度を下げるに従って緑が目に入ってきました・・・
6
5/18 16:24
高度を下げるに従って緑が目に入ってきました・・・
そして綺麗な流れも山から染み出してきます・・・これだけで目が癒されます。そして優しい風も吹いてきました。
9
5/18 16:53
そして綺麗な流れも山から染み出してきます・・・これだけで目が癒されます。そして優しい風も吹いてきました。
懐かしい風景・・・棚田ではなくジャガイモ畑です。ジャガイモはシェルパ達のソウルフードなんです。
6
5/19 11:48
懐かしい風景・・・棚田ではなくジャガイモ畑です。ジャガイモはシェルパ達のソウルフードなんです。
眺望はききませんが穏やかな天気の中で高度を下げていきます。
6
5/19 12:59
眺望はききませんが穏やかな天気の中で高度を下げていきます。
無酸素でサウスサミットまで到達した、超人アスミタと「アップルタイム」・・・忘れられない味となりました。
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5/19 14:12
無酸素でサウスサミットまで到達した、超人アスミタと「アップルタイム」・・・忘れられない味となりました。
往路のクムジュン経由ではなくでショートカットルート・・・予想より早くナムチェバザールに到着して嬉しい誤算です。
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5/19 16:08
往路のクムジュン経由ではなくでショートカットルート・・・予想より早くナムチェバザールに到着して嬉しい誤算です。
長々とシャワーを浴びてビールタイム!
顔がボロボロですね〜
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5/19 18:08
長々とシャワーを浴びてビールタイム!
顔がボロボロですね〜
この木、分かりますか?4月の初めは桜が満開でしたね!
時間の経過を実感できます。
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5/20 13:15
この木、分かりますか?4月の初めは桜が満開でしたね!
時間の経過を実感できます。
川の流れを横目に、様々な事が頭に浮かんできます。
6
5/20 14:06
川の流れを横目に、様々な事が頭に浮かんできます。
雪と氷、そして鉱物の世界・・・それは別の星のようでした。
6
5/20 12:42
雪と氷、そして鉱物の世界・・・それは別の星のようでした。
全てが懐かしく愛おしく感じます。緑豊かな世界に戻ってきました・・・
時間の制限や体調不良のため、復路はヘリコプターでルクラやカトマンズに飛ぶ事が多くなっているようです。でも復路トレッキングはオススメ!身体と心のリハビリに必要な行程だと感じました。
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5/20 15:39
全てが懐かしく愛おしく感じます。緑豊かな世界に戻ってきました・・・
時間の制限や体調不良のため、復路はヘリコプターでルクラやカトマンズに飛ぶ事が多くなっているようです。でも復路トレッキングはオススメ!身体と心のリハビリに必要な行程だと感じました。
いい雰囲気の小屋・・・こんな小屋を手作りしたい!
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5/20 15:18
いい雰囲気の小屋・・・こんな小屋を手作りしたい!
ルクラの街・・・登山やトレッキング・・・そして旅が終わろうとしています。
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5/20 19:53
ルクラの街・・・登山やトレッキング・・・そして旅が終わろうとしています。
ルクラの街では「犬団子」がお出迎え・・・母犬が子犬達にお乳をあげていました。
9
5/20 19:45
ルクラの街では「犬団子」がお出迎え・・・母犬が子犬達にお乳をあげていました。
犬も人も幸せです・・・もちろん僕も幸せな気分になりました。
7
5/20 19:57
犬も人も幸せです・・・もちろん僕も幸せな気分になりました。
トレッキング最後の夜は空港横の老舗の「パラダイスロッジ」。
ヒラリー卿の部屋に泊まりました。他には田部井淳子さんやメスナーの部屋も・・・
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5/21 8:10
トレッキング最後の夜は空港横の老舗の「パラダイスロッジ」。
ヒラリー卿の部屋に泊まりました。他には田部井淳子さんやメスナーの部屋も・・・
ルクラ出発の朝・・・すっきり晴れ渡りました。ヒマラヤを間近に見るのもあと少しの時間です。
(この後アッという間の25分でカトマンズに到着しました。)
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5/21 9:07
ルクラ出発の朝・・・すっきり晴れ渡りました。ヒマラヤを間近に見るのもあと少しの時間です。
(この後アッという間の25分でカトマンズに到着しました。)
カトマンズのホテルで・・・かなり顔面は落ち着きました!
直後の体重は64kg・・・翌日は63kg・・・むくみが取れたのでしょうか?
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5/21 16:03
カトマンズのホテルで・・・かなり顔面は落ち着きました!
直後の体重は64kg・・・翌日は63kg・・・むくみが取れたのでしょうか?
カトマンズに残っていたメンバーと食事。サウスコルからパラグライダーで降りたピエールさんと無酸素のアスミタさんとそのご主人。楽しい一時を過ごしました。
6
5/22 23:08
カトマンズに残っていたメンバーと食事。サウスコルからパラグライダーで降りたピエールさんと無酸素のアスミタさんとそのご主人。楽しい一時を過ごしました。
おまけ その1
ポカラで人生初のパラグライダー体験・・・昼ご飯あとで気持ち悪くなりました・・・トホホ。
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5/28 13:16
おまけ その1
ポカラで人生初のパラグライダー体験・・・昼ご飯あとで気持ち悪くなりました・・・トホホ。
おまけ その2
たくさん食べました・・・体重増加が心配になるくらいに!
C2〜C4はダメダメでしたが・・・
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4/4 16:35
おまけ その2
たくさん食べました・・・体重増加が心配になるくらいに!
C2〜C4はダメダメでしたが・・・
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ありがとう!
全ての縁ある人々・・・
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ありがとう!
全ての縁ある人々・・・
JUNDrさんのこのサイトの日記から登頂を知りました。
長い遠征期間中はいかに平常心を維持できるかが登頂の大きな要素。
国際色豊かな公募隊での登頂は、何かとストレスもあったことと思います。
それを跳ね除けflhtcさんの順調すぎるほどのサミットプッシュ、鍛えられた強靭な体力と精神力の賜物だと思います。
ヒマラヤ遠征は自分の人生を変える、変えざるを得ないほどの一大イベント。
エベレスト登頂と引き換えに犠牲になった部分も大きいと思いますが、プラスなのかマイナスなのかは自分が決めること。
自分の人生ですからね。
本当にお疲れ様でした
これからもflhtcさんのご活躍を楽しみに見守らせていただきます
人生の先輩であり、またエベレストサミッターの先輩でもあるsumi8848さんからお言葉を頂けて本当に嬉しく思います。ありがとうございます。
sumi8848 さんは地震での登山中止、そして翌年の再挑戦・・・
僕も場合は2年にわたるコロナの影響と仕事との兼ね合い・・・
人生に何度もない状況をなんとか(無理矢理?)調整して大いなる山と対峙した時は、そこに存在出来るだけで、十分満足だと感じました。そしてあとは自分に出来る限りの事を、焦らずに確実にこなしていくだけ、と気持ちが定まりました。
サミットデイは幸いにも本当に佳い天気に恵まれ、信頼出来るチームメンバーやシェルパ達に支えられて、頂上にタッチする事が出来ました。
その瞬間は感謝と祈りしかありませんでした。
sumi8848さんの記録は今までにも、幾度も読ませていただき参考にさせてもらっています。これからもよろしくお願いします。
なお、僕の住まいは岐阜市、職場は下呂市です。お近くにお住まいの様・・・お時間が有れば長良川か飛騨川を見ながらお話しが出来たらと思っています。お声をかけてください。
ではこれからも佳い山を堪能して教えてくださいね♪ FLHTC
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