ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 440040
全員に公開
山滑走
北陸

飛越新道から北ノ股岳,薬師岳スキー

2014年05月03日(土) ~ 2014年05月04日(日)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 岐阜県
25拍手
nihao51 その他6人
GPS
32:00
距離
39.6km
登り
3,299m
下り
3,289m
MarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarker
20 km

コースタイム

5月3日
 6:00 駐車地点出発
 6:45 飛越トンネル
 9:00 寺地山
11:15 北ノ股岳
11:30 北ノ股岳東斜面 滑降
13:15 太郎平小屋
5月4日
 6:35 太郎平小屋 出発
 8:10 薬師岳山荘
 8:30 薬師岳南斜面 滑走
 8:40 再び,薬師岳山荘
 9:15 薬師岳
(薬師岳カールを滑走)
 9:45 薬師岳出発
10:30 南斜面滑走 終了
11:00 薬師平の上
12:15 太郎平小屋 出発
13:30 北ノ股岳下 滑走開始
14:15 寺地山
15:50 飛越トンネル
16:30 駐車地点
天候 5月3日 晴れ後曇り,ホワイトアウト,雨 夕方快晴
5月4日 快晴後晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
飛越トンネル手前1.5キロほどの地点に駐車
コース状況/
危険箇所等
飛越トンネル手前には,路駐で30台以上の車がありました。
車からトンネルまでは雪はところどころ切れていました。
多くの登山者があり,トレースは完璧。
雪の状態は,朝カリカリ,昼ごろグズグズ。斜面と時間によって千差万別。
下山後の温泉…近場にはないようです。
たくさんの車,登山者がいました。いざ,出発です。
たくさんの車,登山者がいました。いざ,出発です。
シール歩行しようか…迷った挙句,担ぎました。
シール歩行しようか…迷った挙句,担ぎました。
飛越トンネル到着です。夏道とはちがう尾根に取り付きます。
飛越トンネル到着です。夏道とはちがう尾根に取り付きます。
フタ?をされた飛越トンネル。
フタ?をされた飛越トンネル。
有峰湖を望みます。
有峰湖を望みます。
サンサンと降りしきる陽光のもと,登って行きます。
サンサンと降りしきる陽光のもと,登って行きます。
笠ヶ岳。
遥かなる,薬師岳。
遥かなる,薬師岳。
はじめのピーク。寺地山に到着しました。
はじめのピーク。寺地山に到着しました。
北ノ股岳の大斜面が見えます。
北ノ股岳の大斜面が見えます。
薬師岳は,まだ遠いです。
薬師岳は,まだ遠いです。
北ノ股の大斜面を登っています。寺地山が眼下に。
北ノ股の大斜面を登っています。寺地山が眼下に。
1本のトレースが山頂めがけてつながっています。
1本のトレースが山頂めがけてつながっています。
北ノ股岳,山頂付近です。その時!
北ノ股岳,山頂付近です。その時!
雷鳥を見つけました。
1
雷鳥を見つけました。
もっと近くへ。
寄ってみました。逃げたそうですが,逃げません。
1
寄ってみました。逃げたそうですが,逃げません。
かなり近いです。2mほど?
1
かなり近いです。2mほど?
写真撮影から解放されて去っていきました。ありがとうございました。
1
写真撮影から解放されて去っていきました。ありがとうございました。
北ノ股から東斜面を大滑降。上り返して,次は・・・
と思っているうちにホワイトアウトに。小屋までたどり着かずにビバークした方もいたとか。
北ノ股から東斜面を大滑降。上り返して,次は・・・
と思っているうちにホワイトアウトに。小屋までたどり着かずにビバークした方もいたとか。
夕刻,快晴になりました。
1
夕刻,快晴になりました。
悪天の後に見る夕景は,見事でした。
1
悪天の後に見る夕景は,見事でした。
夕陽も美しいですが,やはり寒くて…
5
夕陽も美しいですが,やはり寒くて…
自炊部屋のストーブ周りに集います。
自炊部屋のストーブ周りに集います。
2日目。快晴です。
2日目。快晴です。
薬師岳へ向かいます。
2
薬師岳へ向かいます。
振り返れば,太郎平小屋が雪の中に。
振り返れば,太郎平小屋が雪の中に。
北ノ股岳と黒部五郎岳。あっちにも行きたいですね。
1
北ノ股岳と黒部五郎岳。あっちにも行きたいですね。
槍が姿を見せました。
槍が姿を見せました。
薬師峠です。屋根が雪の下から顔を出しかけています。
薬師峠です。屋根が雪の下から顔を出しかけています。
「あの斜面を滑ろう」と決めました。
1
「あの斜面を滑ろう」と決めました。
槍ガ岳は,どこから見ても,すぐ分かりますね。
1
槍ガ岳は,どこから見ても,すぐ分かりますね。
薬師岳山荘でひと休み。
薬師岳山荘でひと休み。
遠く,御嶽山も見えます。
遠く,御嶽山も見えます。
まず,ひと滑りしようと大急ぎで登り
1
まず,ひと滑りしようと大急ぎで登り
中央のカリカリの沢を滑って,薬師岳山荘へ戻りました。
中央のカリカリの沢を滑って,薬師岳山荘へ戻りました。
もう一度登りあげて,ハイ,薬師岳。
3
もう一度登りあげて,ハイ,薬師岳。
薬師岳カール(圏谷)へ滑り込みました。最高の気分です。
薬師岳カール(圏谷)へ滑り込みました。最高の気分です。
カールの中を,頂上目指して登り返します。
1
カールの中を,頂上目指して登り返します。
立山連峰と山の仲間たちです。
1
立山連峰と山の仲間たちです。
薬師岳東斜面へドロップ・イン。その前に,山頂を振り返ります。
1
薬師岳東斜面へドロップ・イン。その前に,山頂を振り返ります。
登山者が多数,風をよけて休憩していました。
登山者が多数,風をよけて休憩していました。
薬師平へ向けてトラバース気味に登り返します。
薬師平へ向けてトラバース気味に登り返します。
滑ってきた斜面です。途中から,最高の雪質になりました。
滑ってきた斜面です。途中から,最高の雪質になりました。
ゆるんだ斜面のトラバースに緊張しながらも,夏道に合流しました。
ゆるんだ斜面のトラバースに緊張しながらも,夏道に合流しました。
北ノ股,黒部五郎と,御嶽。
北ノ股,黒部五郎と,御嶽。
太郎平小屋へ到着。
太郎平小屋へ到着。
北ノ股岳へ,最後の?登りです。
北ノ股岳へ,最後の?登りです。
登りきりました。あとは滑るだけ(このあとの登り返しのことなんて,大斜面を見たら思いつきません)
登りきりました。あとは滑るだけ(このあとの登り返しのことなんて,大斜面を見たら思いつきません)
振り返ると,自分たちのシュプールが・・・
1
振り返ると,自分たちのシュプールが・・・
午後になっても,いい天気。笠ヶ岳も良く見えています。
午後になっても,いい天気。笠ヶ岳も良く見えています。
登り返し数回。平らな斜面に悩まされたり,木の枝の上を滑らされたり・・・それでも楽しんで飛越トンネルに無事到着。
登り返し数回。平らな斜面に悩まされたり,木の枝の上を滑らされたり・・・それでも楽しんで飛越トンネルに無事到着。
駐車地点まで,雪を求めて滑り,歩きました。これでおしまい。
駐車地点まで,雪を求めて滑り,歩きました。これでおしまい。

感想

立山連峰の名峰,薬師岳へ山スキーに行きました。初日は,飛越トンネルから寺地山を経由して,北ノ股岳へ。滑りを満喫してから太郎平小屋へ。翌日,薬師岳を滑りまくって下山の予定でした。

初日。駐車地点には,30台を超える車,そして多くの登山者。歩きの人,テレマークの人,そして山スキーの人と様々です。準備を整えて,出発します。飛越トンネルからは本格的な登りがはじまります。朝早いので,雪は固く,急斜面は板を担いで登ります。高度を上げていくと,眼下に有峰湖,遥かかなたに薬師岳,そして遠方には,笠ガ岳,御嶽山…最高の景色の中,北ノ股岳をめざします。途中,寺地山で大休止。
北ノ股岳の大斜面は適度な斜度でそそられます。ようやくたどり着いた山頂付近で,雷鳥を見かけました。(ということで,ユーザー写真?も変更します)
今回のテーマは,「薬師岳付近を滑りまくること」です。手始めに,北ノ股東斜面を滑ります。200mほど滑って,次の斜面へ向かうべく登り返していると・・・なんと,ガスが出てくるではありませんか!あっという間に,ホワイトアウト。地図とコンパスを頼りに,まずは太郎平小屋へのトレースを見つけ,小屋へ向かいます。最後には,雨にもたたられ,濡れ鼠と化して小屋へ入りました。この日,太郎平小屋へたどり着かず,ビバークした方もいたとか。
夕方には再び快晴となり,夕陽を拝みます。仲間と飲んだり食べたり,また飲んだりと,久しぶりの小屋泊を満喫しました。

2日目。薬師岳を滑ります。朝食後,すばやく準備を完了し,出発です。空に雲はなく,眼前には薬師岳が堂々とそびえています。まずは,薬師峠へ滑り込み(カリカリでした),薬師岳山荘へ向かいます。山頂付近からまず一本滑ろうと決め,ペースを上げて登ります。薬師岳東斜面の沢を,カリカリ斜面を(それなりに)楽しんで再び薬師岳山荘へ。仲間はすでに上の方。追いつかねば,と歩きます。
薬師岳山頂からは,カールを滑ります。これが今回の主目的の一つ。雪は程よく緩んで最高です。カールの底まで行きそうでしたが,帰りのことも考えて自制心を働かせます。頂上まで登り返して,お次は東斜面です。上部はカリカリ,中ほどから次第に雪が緩んでいて最高の斜面となっています。そろそろトラバース?いえいえ,とことん行きます。緩んだ斜面のトラバースに緊張しながらも,薬師平の上の方へ登ります。天気も最高。くずれる気配はまだありません。
薬師峠まで滑り込み,長い長い登りの始まりです。途中,太郎平小屋でデポしていた荷物をまとめ,北ノ股を目指して登ります。太陽のまわりに虹のような輪。明日は悪天であることを告げています。でも,「今」はまだ晴れ。北ノ股から最後の大滑降が待っています。北ノ股の大斜面は最高です。ギャラリーもいて,気が引き締まります。時折,雄たけびをあげつつ,鞍部まで一気に滑り込みます。
寺地山を経由して飛越トンネルまでのルートには,違う楽しみがあります。スケーティング,階段歩行,シールをつけたり担いだり。木々の間をすり抜け,くさった雪にブレーキをかけられ・・・それもまた山スキーの楽しみです。無事に飛越トンネルに到着です。悪天もありましたが,それも含めて満足の山行でした。

お気に入りした人
1
拍手で応援
拍手した人
25拍手
訪問者数:2807人
nonkiyanyan yamairo2016nonkiyanyanT_HAYASHINO-RIぶえなびすたeda3971pandjyangoしっくすさんgifu1961nanfutsuktn92えのしまんkomakiainaka renhakusan319masamitulong01kazzatsushi-kungandalaterachan

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら
Loading...
プレミアムプランでより速く表示!