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記録ID: 440345
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

後立山唐松岳春を求めて

2014年05月02日(金) ~ 2014年05月03日(土)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
10.4km
登り
931m
下り
931m

コースタイム

2日 10:00八方ゴンドラ→10:40八方池山荘→12:00八方ケルン→下ノ樺→   上ノ樺→15:00丸山手前テント
3日 6:30丸山ケルン→7:30唐松頂上小屋→8:00唐松岳山頂→9:00テン場→10:30→12:00第3駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自宅→白馬第3駐車場
コース状況/
危険箇所等
八方池山荘~八方ケルン 
  ・雪渓は山荘前から始まりすぐにゴロ石歩き
  ・八方池は雪に埋もれまだ静か
  ・第3ケルン過ぎトイレ(閉鎖中)から八方ケルン雪渓歩き
下ノ樺~上ノ樺
  ・雪渓と夏道交互歩き
  ・踏み抜き注意
  ・樺のリズム感がいい
上の樺~丸山ケルン
  ・ここからアイゼン装着
  ・傾斜もキツくなる
  ・丸山ケルンの直登には閉口する
丸山ケルンから山頂
  ・昼間雪渓ゆるみ踏み抜きそこらに高度感
  ・2554ピークが平地から見える最高点本当の唐松岳は
   ここを下ってその向こうにあり
  ・雪と岩場の連続足を取られないように
  ・雪渓はクラックも入っている慎重に
  
             
最初のベンチ振り返れば八方池山荘とクワッドリフト
最初のベンチ振り返れば八方池山荘とクワッドリフト
雲に霞む白馬三山
雲に霞む白馬三山
五竜スキー場と遠見尾根を望む
五竜スキー場と遠見尾根を望む
向かって左から鑓ヶ岳 杓子岳 しろうま岳
向かって左から鑓ヶ岳 杓子岳 しろうま岳
八方ケルン 眉毛が道標となっております
八方ケルン 眉毛が道標となっております
雲が取れない
雲は春霞1
八方池散策コースは雪の中
八方池散策コースは雪の中
雪庇も細って
これから往く八方尾根
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これから往く八方尾根
池も雪に覆われ人影少なく
池も雪に覆われ人影少なく
上ノ樺ここからアイゼン装着
上ノ樺ここからアイゼン装着
樺の木としろうま岳
樺の木としろうま岳
一息ついていると下りて来た明治軍人
え−っここは八甲田山か?
一息ついていると下りて来た明治軍人
え−っここは八甲田山か?
軍服姿の若人 なんでも往時の服装で体感訓練しているとのこと 職業不詳
ヤマレコ掲載快諾 了承済
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軍服姿の若人 なんでも往時の服装で体感訓練しているとのこと 職業不詳
ヤマレコ掲載快諾 了承済
平成はこんなスタイル 頭の汗タオルは
昭和スタイルだけど
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平成はこんなスタイル 頭の汗タオルは
昭和スタイルだけど
不帰剣向かって右から一峰二峰三峰
不帰剣向かって右から一峰二峰三峰
この方角から白馬三山
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この方角から白馬三山
丸山ケルンまだあるな~
丸山ケルンまだあるな~
五竜岳(手前)と鹿島槍ヶ岳なかなか姿は見せない
五竜岳(手前)と鹿島槍ヶ岳なかなか姿は見せない
まき道外れでテントの若者 そこ危ないでしょ!ナダレ!川は平川
まき道外れでテントの若者 そこ危ないでしょ!ナダレ!川は平川
ハイマツの途切れた所に今宵の宿
ハイマツの途切れた所に今宵の宿
風下が玄関 流石にこの季節朝方3°Cはありがたい
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風下が玄関 流石にこの季節朝方3°Cはありがたい
ピークに丸山ケルン 
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ピークに丸山ケルン 
そろそろ斜光線
流れ早き雲1
SUNRISE 寝過ごした~慌てると三脚にカメラがセットできない 
SUNRISE 寝過ごした~慌てると三脚にカメラがセットできない 
静寂の時  今日もいい天気 しかし昼から崩れるようだ
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静寂の時  今日もいい天気 しかし昼から崩れるようだ
太陽を独り占め
天狗岩稜と不帰のキレット
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天狗岩稜と不帰のキレット
本日はくっきりスッキリ白馬三山
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本日はくっきりスッキリ白馬三山
不帰剣キレット
朝の丸山
朝 雲は飛び立つ
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朝 雲は飛び立つ
甘飾 焼山方面
火打 妙高方面
浅間山方面
マイテント 中から
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マイテント 中から
八ヶ岳となりは富士山アップで見てね
八ヶ岳となりは富士山アップで見てね
これなら分かる富士山手前の大地は美ヶ原
これなら分かる富士山手前の大地は美ヶ原
昨日は姿を見せなかった鹿島槍ヶ岳(双耳峰北方と南方)手前五竜白岳方面
昨日は姿を見せなかった鹿島槍ヶ岳(双耳峰北方と南方)手前五竜白岳方面
南ア方面
今日は登るぞ唐松岳(奥)
今日は登るぞ唐松岳(奥)
栂池自然園 頚城山塊
栂池自然園 頚城山塊
2554ピーク
遠見尾根 昔テン泊したのはいつだっけ
鹿島槍と五竜の姿が素晴らしい尾根です
遠見尾根 昔テン泊したのはいつだっけ
鹿島槍と五竜の姿が素晴らしい尾根です
始めて見せた嶮峻剱岳
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始めて見せた嶮峻剱岳
さあここを詰めれば山頂です
さあここを詰めれば山頂です
剱岳と立山
五竜岳の勇姿
点の記剱岳 人を寄せつけない山 
点の記剱岳 人を寄せつけない山 
唐松岳山頂より頂上山荘
唐松岳山頂より頂上山荘
不帰ノ剣方向
山頂2696m一人占め セルフタイマー3回目でやっと撮れた 強風に参った!
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山頂2696m一人占め セルフタイマー3回目でやっと撮れた 強風に参った!
戻って来た丸山ケルン
戻って来た丸山ケルン
五竜岳 UPで見ると
五竜岳 UPで見ると
ビシーっとはっきり四菱(武田紋→御菱→五竜)の雪形が見える
ビシーっとはっきり四菱(武田紋→御菱→五竜)の雪形が見える
里に下りて白馬幼稚園から
里に下りて白馬幼稚園から
マンサクの花(まず咲く)1
マンサクの花(まず咲く)1
雪形が代掻き馬の通りかな?白馬岳
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雪形が代掻き馬の通りかな?白馬岳
鬼無里村へ往く峠 嶺方峠から春を 
鬼無里村へ往く峠 嶺方峠から春を 
水車小屋 そば製粉をしてました
水車小屋 そば製粉をしてました
たんぽぽと後立山
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たんぽぽと後立山
雪形 代掻き馬から白馬(しろうま)岳
雪形 代掻き馬から白馬(しろうま)岳
現代の代掻き風景
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現代の代掻き風景
堰開けて苗も喜ぶ水の音 お粗末
堰開けて苗も喜ぶ水の音 お粗末
苗植えて一安心は田んぼかな お粗末
苗植えて一安心は田んぼかな お粗末
春の小川は〜♪♪♪ 雪融けて
春の小川は〜♪♪♪ 雪融けて
長野県民なら誰でも知っている「信濃國」
先輩から教わったな〜飲んだらこの歌ばかりでした
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先輩から教わったな〜飲んだらこの歌ばかりでした
自分への褒美に そば定食 ごちそうさまでした
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自分への褒美に そば定食 ごちそうさまでした

感想

後立山は7年ぶりかな?!立山の後だから後立山その昔、立山信仰が始まり、生きながらにして極楽浄土へ行けるという山への畏敬と憧れの山岳宗教 その象徴的山、立山雄山詣で富山側は賑わった。
つまりこちら富山側が表であり長野側は立山の後方にある所からこの山域を後立山というようになったという。今は首都東京からも近距離であり、道路事情から長野側が表と勘違いしそうだが歴史は覆せないのである。
前回は5年前秋に訪れた。今回春を山に求めて計画した。確かに12月、3月の八ヶ岳と比べるとテント内の気温の点では楽であったが丸山ケルンより上ではまだまだ厳しい状態であった。下の樺は芽吹いていたが上ノ樺はまだ芽吹きの時はもう少しの時間が必要と感じた。雪庇のクラックも存在したが、
耐風姿勢を強いられ手袋も山頂前から2重とした。午後の雪面山行は雪も腐って踏み抜き注意。
朝の方がアイゼンピッケルが雪面を捉えてくれるので楽であった。午後3日は午後から荒れると聞いていたので6時に歩行開始した。頂上アタックしテント撤収したあたりから八方池山荘まで帰る途中、
風が強くなって雲行がおかしくなった。
それでもどんどん登山者は上がって来る。リフトが止まる前に降りようと急いだ。
唐松岳山頂山荘泊までには雪山6時間、GW中の土曜日どんどん登山者が上がって来る。
山は早出早着が基本13時以降下でも雨がちらほら上は相当にきびしいと想像出来る。
春を求めての山行であったが丸山ケルン以降はまだまだ厳しかった。
里に下りて桜花吹雪、マンサクの花、たんぽぽ、木樹の芽吹きといい春は今という感じでした。
 田植えが済んでいる所40%位かな?昔の人は雪形の出来具合で農時にあたっていたとのこと。
春の訪れ 岳はまだまだ、里は今、春は来ぬ って感じでした。
                             麗嶺
PS
第3駐車場は土手にテント、シュラフも乾せる、但し自己責任土手の先は早い水量水流です。
風で飛ばされぬように気をつけて。。。
                  

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