後立山唐松岳春を求めて


- GPS
- 32:00
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 931m
- 下り
- 931m
コースタイム
3日 6:30丸山ケルン→7:30唐松頂上小屋→8:00唐松岳山頂→9:00テン場→10:30→12:00第3駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
八方池山荘~八方ケルン ・雪渓は山荘前から始まりすぐにゴロ石歩き ・八方池は雪に埋もれまだ静か ・第3ケルン過ぎトイレ(閉鎖中)から八方ケルン雪渓歩き 下ノ樺~上ノ樺 ・雪渓と夏道交互歩き ・踏み抜き注意 ・樺のリズム感がいい 上の樺~丸山ケルン ・ここからアイゼン装着 ・傾斜もキツくなる ・丸山ケルンの直登には閉口する 丸山ケルンから山頂 ・昼間雪渓ゆるみ踏み抜きそこらに高度感 ・2554ピークが平地から見える最高点本当の唐松岳は ここを下ってその向こうにあり ・雪と岩場の連続足を取られないように ・雪渓はクラックも入っている慎重に |
写真
感想
後立山は7年ぶりかな?!立山の後だから後立山その昔、立山信仰が始まり、生きながらにして極楽浄土へ行けるという山への畏敬と憧れの山岳宗教 その象徴的山、立山雄山詣で富山側は賑わった。
つまりこちら富山側が表であり長野側は立山の後方にある所からこの山域を後立山というようになったという。今は首都東京からも近距離であり、道路事情から長野側が表と勘違いしそうだが歴史は覆せないのである。
前回は5年前秋に訪れた。今回春を山に求めて計画した。確かに12月、3月の八ヶ岳と比べるとテント内の気温の点では楽であったが丸山ケルンより上ではまだまだ厳しい状態であった。下の樺は芽吹いていたが上ノ樺はまだ芽吹きの時はもう少しの時間が必要と感じた。雪庇のクラックも存在したが、
耐風姿勢を強いられ手袋も山頂前から2重とした。午後の雪面山行は雪も腐って踏み抜き注意。
朝の方がアイゼンピッケルが雪面を捉えてくれるので楽であった。午後3日は午後から荒れると聞いていたので6時に歩行開始した。頂上アタックしテント撤収したあたりから八方池山荘まで帰る途中、
風が強くなって雲行がおかしくなった。
それでもどんどん登山者は上がって来る。リフトが止まる前に降りようと急いだ。
唐松岳山頂山荘泊までには雪山6時間、GW中の土曜日どんどん登山者が上がって来る。
山は早出早着が基本13時以降下でも雨がちらほら上は相当にきびしいと想像出来る。
春を求めての山行であったが丸山ケルン以降はまだまだ厳しかった。
里に下りて桜花吹雪、マンサクの花、たんぽぽ、木樹の芽吹きといい春は今という感じでした。
田植えが済んでいる所40%位かな?昔の人は雪形の出来具合で農時にあたっていたとのこと。
春の訪れ 岳はまだまだ、里は今、春は来ぬ って感じでした。
麗嶺
PS
第3駐車場は土手にテント、シュラフも乾せる、但し自己責任土手の先は早い水量水流です。
風で飛ばされぬように気をつけて。。。
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