鳳凰山地蔵ヶ岳(ドンドコ沢コースピストン)
- GPS
- 13:12
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 2,019m
- 下り
- 2,019m
コースタイム
青木鉱泉〜鳳凰小屋
登り:5時間30分
下り:4時間10分
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
先週足を痛めてスキーは怖い、沢はまだ雪が多そう。という事で、山梨に住んでいた頃に行きいと思っていた地蔵ヶ岳に、オベリスクを見に行ってきました。
・国道20号線から青木鉱泉までは、一部未舗装区間があるもののほとんど舗装されている。
・途中、道路脇の広場で車中泊。
・4時起床。うっすらと明るい。青木鉱泉の駐車場へ移動。
・青木鉱泉の駐車料金は1000円。朝早かったので、下山後支払う事にする。
・しばらくは工事現場の脇をゆく。
・沢を渡渉した後、つづら折りをひたすら登る。結構疲れる。
・その後、何度か渡渉があるが、問題なし。
・南精進ヶ滝の分岐を過ぎると、すぐに展望台。なかなか立派な滝。
・鳳凰ノ滝の分岐から10分ほど進むと河床に出て、上流に滝が二つ見える。河床は雪渓に覆われているが、踏み抜くのが怖いので地面が見えている所を歩く。分岐まで戻る。
・鳳凰ノ滝から白糸ノ滝までのルートは、地形図の登山道と異なっている。
・少し進むと崩壊箇所。ルート上に雪もついていて、ちょっと怖い。ロープあり。その後、何度か渡渉。
・白糸ノ滝。ちょっと川側へ出るとよく見える。地形図の白糸ノ滝の位置は間違っているよう。地図で示されている位置にあるのが鳳凰の滝で、一つ上が白糸ノ滝ではないかと思う。
・前日鳳凰小屋に泊まって下りてきた人から、この先はルート上に雪がついているので、早目にアイゼンをつけた方がよいとアドバイスを受ける。白糸ノ滝からちょっと進むとすぐに雪がつき始めたので、まずはチェーンアイゼンを装着。グリップはそれで十分。
・一色ノ滝の分岐から河床へ向けて5分ほど進むと滝の真正面に出る。圧巻。少し休憩。
・まだまだ急な登りが続く。
・樹林を抜けると沢に下りると、オベリスクがくっきりと見える。かっこいい。
・青木鉱泉を出て5時間半で鳳凰小屋に到着。
・小屋のおじさんからいろいろとアドバイスをもらう。中道はまだ雪が多く人もあまり入っていないため、足がもぐってしまい時間もかかり大変。地蔵ヶ岳への登りが大変なので、最初に稜線への尾根を登って観音ヶ岳へ往復して、それから地蔵ヶ岳を廻る方が、時間的にも楽。地蔵ヶ岳からの下りで沢筋に入らないように。
・他の人の話を聞くと、地蔵ヶ岳への登りに3時間もかかったとか、やはり直登ルートは厳しそうな話を聞く。
・尾根にとりつくがかなり急。チェーンアイゼンから10本爪アイゼンに履き替える。
・稜線に近づくと、雲が七色に輝く。
・稜線に上がると、真正面に北岳。思わず声をあげる。かれこれ20年ほど前、南アルプスを縦走して北岳の頂上に立った時の頃をふと思い出し、感慨にふける。
・そこで昼食休憩。稜線は風が吹くと寒い。
・山並みをみながら稜線上を行く。
・赤抜沢ノ頭から賽の河原へ下りる。
・オベリスクに登るのは、ぱっと見無理そうなのでチャレンジもせず下山開始。
・鳳凰小屋へ向けての下り。それなりに急。登りでなくてよかった。踏み跡の無い所を雪をクッションとするように踵から着地して、テンポよく下る。
・鳳凰小屋で水を補給し下山開始。
・膝、足首が痛み始める。アイゼンはショックが大きいので、チェーンアイゼンに付け替える。斜度、雪質的にも、こちらで十分。
・ひたすら下る。
・鳳凰小屋から4時間強。18時過ぎ、なんとか明るい内に青木鉱泉に到着。
・駐車料金(1000円)を支払い、鉱泉(750円)に入る。
時間、体力に余裕があれば、鳳凰三山全部まわって中道から下りる事もたくらんでいたけれど、いざ登ってみたら、とても無理。地蔵ヶ岳ピストンだけでも、時間的にも体力的にもぎりぎりでした。
コースとしては途中いくつもの滝を見ることができ、なかなか楽しいコースです。眺望もよく、稜線歩きを楽しめました。
yamazasaさん、こんにちは。
オベリスクはきれいですよね。相当大きくて圧倒されたことを覚えています。
なにしろ金峰山の五丈岩と同じように中央道から見えるくらいですものね。
同じような時期に尾根ルートで登ったことがありますが、沢沿いルート(ドンドコ
沢ルート?)も良さそうですね(ちなみに初めての南アがここでした)
この時も単独で行ったのですが、オベリスクに登る目的で登攀用具を持ってきた人に
誘われて一緒に登ってみましたよ。
yoshi629さん、こんばんは。
オベリスクはなかなか壮観でした。どう見ても登れるものとは思ってもみませんでしたが、実は登る事もできるのですねぇ。
沢好きの私としては、今回のドンドコ沢コースはとてもよかったです。なかなか立派な滝を見る事ができ、長時間の登りのいい気分転換になりました。ただ、どれも登れるようには見えず、沢登りを楽しむのは無理そうです。
オベリスクは簡単に登れますよ。まだ登攀の経験もない時に登れたので、なんてこと
ないところなのだと思います。
ただ下りる時は結構怖かったことを覚えています。同行した方に簡易ハーネスを作っ
てもらって確保されながら下りました。
上には多くのスリングが残置されていました。
そろそろ奥秩父の辺りの沢に行きたいのですが、まだ厳しそうです。早く行きたくて
うずうずしてます
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