2015年春・宮之浦岳〜もののけ姫の島〜
- GPS
- 28:30
- 距離
- 29.8km
- 登り
- 1,833m
- 下り
- 2,085m
コースタイム
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 8:47
天候 | 曇り時々晴れ後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
船 飛行機
鹿児島−屋久島安房(高速船Toppy往復16100円,ビジネスホテル仔馬泊 3/29 白谷雲水峡−安房港(バス;途中乗り換え),安房港−鹿児島港(高速船),鹿児島港−鹿児島中央(バス),鹿児島中央−指宿(JR),潟山倶楽部泊 |
写真
感想
3月27日
18時半に高速船で安房港へ到着。ビジネスホテル仔馬に素泊まり。夕飯は安房の食堂へ。地のものにチャレンジしたら,初めての貝(つぶ貝?)が大量に出て,食べきるのに苦労する。
3月28日
4:56安房発のバスに乗車。屋久杉自然館で荒川登山バスに乗り換える。荒川三叉路から舗道歩き開始。屋久杉ランドを過ぎてしばらく行くと,ガイドさんが車に乗せて下さり,淀川登山口へワープ。これは本当に助かった。淀川登山口からは緑と水に満ちた登山道。杉の切り株から新しい息吹が生えていて,悠久のときを感じる。花之江河付近で霧が晴れる。湿原と山のコントラストが美しい。何度かヤクシカとも遭遇。全く人を恐れない。森と鹿が醸し出す雰囲気は,もののけ姫そのものだ。宮之浦岳周辺ではまたガスに包まれてしまい,残念ながら眺望は望めず。ただ,たおやかな緑の山肌に白い花崗岩の巨石が点在して,本州の山にはない雰囲気だ。下りは宮之浦歩道で高塚小屋へ。夕方には雨となる。時間が十分にあるので縄文杉をまったりと眺める。NHKの撮影クルーがドキュメント72時間で「縄文杉に集う人々」のため,ずっと撮影していた。高塚小屋では,京都大学医学部の2人組と同宿し,しばし楽しい会話を交わす。どうもありがとう。
3月29日
5時起床。6時高塚小屋発。さわやかに晴れ上がり,屋久杉の巨木群と光のコントラストが美しい。昨日は見えなかった宮之浦岳も木陰から遠望できる。ウィルソン株など大株も見どころたっぷり。大株歩道入り口からは線路沿いの快適な散歩道だ。空気も澄んでいて,とても気持ちいい。しかし,楠川分かれからの登りは予想外で堪えた。それに加えて,腹を下して発作と戦いながら懸命に歩く。昨日,小屋の前の水たまりで汲んだ水を飲んだせいか…。鹿もいるのに,判断がまずかった。辻峠付近で天候が急変し,本格的な雨に。お蔭でキジ撃ちもできず,必死に歩く。白谷雲水峡は屋久島の山々に降った雨がすべて集まってくるような大迫力。だが,雨と腹のために撮影できなかった。昼頃,無事に白谷雲水峡をバスで出発し,安房港から屋久島を後にした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する