雲取山 石尾根縦走(鴨沢-水根)
- GPS
- 15:09
- 距離
- 32.7km
- 登り
- 2,432m
- 下り
- 2,462m
コースタイム
18:00鴨沢バス停-18:22小袖乗越
【5/4】
4:00 小袖乗越-6:25七つ石山分岐(巻道へ)- 7:00ブナ坂分岐
-7:45雲取奥多摩小屋-8:45小雲取山-9:00雲取山避難小屋-9:07雲取山-9:30雲取山-10:15雲取山荘(巻道へ)-11:00石尾根合流-11:20雲取奥多摩小屋(1785m)-11:35ブナ坂分岐-12:50七ツ石山-13:40高丸山-14:00-日蔭名栗山-14:15鷹ノ巣山避難小屋-14:45鷹ノ巣山-15:00鷹ノ巣山-15:15水根山-15:30城山-16:15六ツ石山分岐-16:30六ツ石山-17:00トオクノクボ
-18:00神社-18:40水根バス停
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
鴨沢:18:38,留浦:19:35,水根:19:54 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・雲取山-雲取山荘:それなりに傾斜がある上に所々アイスバーン化しており、注意が必要 ・雲取山荘-小雲取山(東の巻道):雲取山荘すぐの所が一部アイスバーン化しており、注意が必要(滑ったら谷を結構落ちれそう) |
感想
前日に御嶽駅〜御岳山〜大岳山〜奥多摩駅への縦走をしていて、翌日にまた始発で来るのは辛いため、そのまま小袖乗越で前夜泊することにした。
が、夕方から喉が痛く、子供から風邪をうつされている懸念があったので翌日の山行の断念も検討に入れ、耐寒練習も兼ねることとした。
【ツェルト泊メモ】
ツェルトを建てた19時頃は暑いくらいでシュラフカバーのみで寝たが、21時頃に寒さで目が覚めた。
その後、シュラフシーツを追加して寝るが、23時頃にまた寒さで目が覚める。
時計の気温計(腕から外した後)は9度。このままでは夏の縦走に行けないため、体を山仕様に戻すため、用意していたダウンは着ずに我慢するも、余りに寒いので3時で寝ることを諦め、朝食タイム♪
量を増やすためにかなり薄くなったが、暖かいココアが身に染した。
風邪が悪化することを予想していたが、思ったほど喉の痛みは強くなっていなかったので、山行を続けることにする。
この時点で鴨沢ピストンも視野に入れた。
【山行】
どうも体というかモチベがあがらず、標準タイムをオーバしながら進み、ちょこちょこ休みながら雲取山へ。
強い空腹を感じ、アルファ米でない食事がしたくなり、山小屋ならカレーがあるだろうと雲取山荘へ。
が、宿泊客以外への食事提供はない(カップ麺はあり)が、水は無料(小屋の前)という現実。
途方もない虚無感に襲われ、中休止。
ついでに、ルートを再検討。
計画書を作成した段階では寝坊等で遅れる事はあっても大幅に早くなる(前夜泊は想定外)ケースは未考慮であり、一泊を予定していた。
気力を取り戻し、最低限の水を追加確保(800ml)し、東の巻道経由で小雲取山へ向かう。
小屋から数分の谷のトラバースは完全にアイスバーンとなっており、誰かのストック跡を借りながら進む。
※滑ったら谷底へコースのため、軽アイゼンを付けようかと一瞬悩んだが、行けると判断。
その後は特に危ない個所もなく、石尾根へ戻る。
ブナ坂で空腹に負け、悲しくもアルファ米で牛丼を作りながら、ルートを再検討。
時間的に奥多摩駅まで一気に降りるのは厳しいが、一泊するほどの距離でもない。
ただ、下り始めてからなぜか左足の小指に痛みを感じていた。ぶつけた記憶はなかったが、爪をやったかな?
とりあえず、行ける所まで進んでから判断と先延ばしにした。
先延ばしにしたので、巻道ではなく、やたらアップダウンする尾根沿いを進むが、これが結構堪える。
鷹ノ巣山避難小屋についた時点で14時過ぎ。
時間的にもここで宿泊すべきである。
が、風邪の具合と痛みを増しつつある小指が翌日どうなってるかを考えると一抹の不安がある。
避難小屋から200m先の水場に行くか悩むが、今後は日が落ち暑さが緩むこと、一泊した場合も暑くなる前に下山できることから諦める。(夜飯用の水は雲取山荘で確保済)
鷹ノ巣山からの下りは、技術的には大した事ないのだが、小指の痛みで中々辛い。
どうにかして、六ツ石山分岐(16時過ぎ)に到着。
ここで最終判断をする。
距離的には奥多摩駅も水根(バス停)も大差ないが、奥多摩駅への1100mもの下りが気になった。
そして極め付けは地図を見る限り、最後はアスファルトの道が続くと思われた。
最後の最後に苦手なアスファルトをこの足で行くのは厳しい。
水根なら標高は奥多摩駅よりだいぶ少ない。
が、結構間違った判断だったかもしれない。
ここも御多分にもれず、登山口からバス停までが遠かった。
しかも、詳細地図をもっていなかったので、バス停の最短距離を外し(入り口を見つけられなかった)、アスファルトの道を不安(看板は丹沢湖バス停と記載)と共に下りることになった。
バスの時間も含めると普通に奥多摩駅に下りても時間的には変わらなかった気がします。
最後の最後で前向きになれなかったのは、今回の山行でだいぶモチベが戻ってきたとはいえ、まだ山モードに入れてないのかな。
下山後確認したところ、通行禁止(鎖が張られていた)になっていた青目立不動尊方面に進まないといけなかったようです。
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