白山 帰りのホワイトアウトは怖かった〜
- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 1,900m
- 下り
- 1,907m
コースタイム
<初日>
5:24 市ノ瀬駐車場
6:58 別当出合⇒砂防新道へ
8:00 中飯場
9:45 甚之助避難小屋
11:23 黒ボコ岩
11:59 室堂山荘(チェックイン・荷物デポ)
13:17 御前峰山頂
14:05 山頂発
14:30 室堂山荘(泊)
<2日目>
6:15 室堂山荘
7:10 甚之助避難小屋
8:26 別当出合
9:36 市ノ瀬駐車場
天候 | 初日 :晴れ時々曇り 2日目:風雪後風雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場もこの時期は全く余裕。 別当出合までのシャトルバスは6月からとのこと。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
舗装林道歩きが長い・・・ なんで別当出合まで車を入れさせてくれないのか?理由がわからない。 別当出合のトイレは冬季用のみ。 市ノ瀬で済ませたほうが無難。 おびえてた吊り橋はすでに板が張られていました。 中飯場まではアイゼン付ける人は殆どおらず、ほとんどの人がここで装着。 私は12本でないと怖くて嫌でした。帰りは軽アイゼンぢゃ無理とも思った。 中には山頂までツボ足という方もいるので、慣れた人なら平気なのか? 各自技量に合わせてご判断を。 雪は所により緩かったりしっかりしてたり。 先週の御岳よりはしっかりしていて登りやすかった。 ちなみに昨夜は山頂界隈でも雨だったそうな。 甚之助避難小屋から先は竹竿にピンクリボンの目印を刺してくれていた。 これが帰路に本当にありがたかった。 無かったらどっかに迷い込んでいたと思われる。 黒ボコ岩下の直登がしんどい。 ストックで登ってしまったが、ピッケル出すべきだった。 転んだらココは止まらない。 思えば手前のトラバース路からピッケルに持ち替えるべきだった。 何もなくてよかった〜 帰りはもちろんピッケルを出した。 これ、スキーの人は転んだらどうすんだろ? 転ぶようなレベルの人は来ないか(^◇^) 黒ボコ岩から先は山頂までアイゼン不要と思う。 外すの面倒でそのままの人も多かったが、下ってくる人は誰もアイゼン付けてなかった。 帰路、 時にホワイトアウトするコンディションだった。 雪が目に当たり痛い。 サングラス出すも、温かいので濡れて曇ってすぐ視界が悪くなる。 ゴーグルが正解? 途中で雨に変わったので外した。 竹竿立ててくれているおかげで無事に戻れたが、時に次の竹竿が見つからず探すことも。 あんんあにいっぱい刺してあったのに・・・ 甚之助避難小屋からは竹竿は無いが視界が回復したので問題なかった。 もしココもホワイトアウトだったら・・・ |
写真
感想
日帰りで行く自信が無い・・・
5月1日から室堂山荘に泊まれるという。
http://www.kagahakusan.jp/file/murodou/murodou_shisetsu.html
1泊なら行けるんぢゃないか?
よし、頑張ってみよう・・・
この時期に白山に登るという方々。
皆さんベテランもしくは体力に自信のある方々ばかりの模様で、すたすたと抜かれてゆき先行者を抜くこと皆無だった。
日帰りを考えなくて正解だったかな?
あのペースでは歩けないや・・・
道歩き5キロ標高差400mって高尾山か?
高尾山登ってからが登山スタートなんか?
上高地から凅沢に行くようなイメージかいな?
なぞと考えながら進む。
別当出合にやっとこさ着いた。
気合いを入れなおして砂防新道を進む。
ほぼ全員このルートの模様。
スキーヤーが多かった。
途中、中飯場からトレースを追ったらどうやらルート違いの模様。
地図見すると左に見えている尾根に乗らんといかんようだわ〜
ルート違いでもトレースはいっぱいあるから大丈夫だろう(^^ゞ
適当に直登してルートに出たのはいいがえらい疲れた。
これで体力削っても〜たな〜
甚之助小屋からは竹竿刺してくれてて助かった。
ルートの心配なく登れたが、ペースはおそぉ〜〜〜い・・・
幸い天気は良くて視界良好で風もおだやか。
泊まる場所があるから慌てなくていい。
そう言い聞かせて無理せず進む。
今日登ってる人で一番遅いと思うが・・・・・
室堂山荘で荷物を下ろし、必要最小限の荷で山頂へ。
のろくても着いたよ〜〜〜
よかった(^◇^)
天候の悪化を心配したが、幸い視界もそこそこ良好で穂高の山並みもわかるうれしい景色。
誰もいない山頂で一人ビールを開けかんぱぁ〜〜い♪(ビールは必要最小限の荷に含まれる)
寒くないのでノンビリ景色を眺めて過ごした。
至福♪
100名山75峰目に到達できた。
あと残り1/4も頑張ろう。
小屋に戻りカンパイをし直し早めに床についた。
よく眠れたわ〜〜♪
翌朝・・・
なんか嫌な風の音がする。
様子を見ると景色が真っ白・・・
吹雪いとるがな〜〜〜
多少悪くはなるとは思ったが、ホントによくない状況だった。
もっとも本格的によくないってのはもっとすごいんだろうけど・・・
幸い春山。
真冬のように耐えられない寒さぢゃない。
装備はしっかり用意してきた。
過去にもこれぐらいの経験はしてる。
さあ帰ろう。
黒ボコ岩からの急下りで向かい風が強くさらに真っ白に。
でも竹竿リボンを追えば大丈夫・・・だったはずが6〜7本目で見失う。
まったく見えん・・・・
困った・・・
しばらく急斜面にピッケルをしっかり突き刺して待機。
視界が少し戻った時、すぐ右に竹竿が見えた。
あった〜〜〜〜〜
よかった〜〜〜
通りすぎちゃったかと心配したんだわ〜〜
無事に甚之助小屋まで降りれた。
この後は視界が開けてもう大丈夫。
トレースを追いながら無事に下山できた。
少々怖い思いはしたが無事で何より。
でもあれ以上荒れたら危なかったかも。
単独行が好きだが、こういう時は心細いな・・・
下山後の温泉を楽しみにしていた。
温泉巡りも趣味なので〜
市ノ瀬の永井旅館の湯につかりたかったが時間が早すぎて清掃中。
中宮温泉まで移動して、くろゆり荘のお湯にゆっくりつかる。
http://www.chuguonsen.com/member/kuroyurisou/
飲める源泉がどかどか注がれてるのってうれしい正しいよな〜〜
連休最後にいい湯を見つけられてよかった。
いい休暇になった〜〜〜〜〜
楽しかった♪
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