蛭ヶ岳(黍殻山登山口駐車場からほぼピストン)【分県登山ガイド神奈川県7】

2022年06月25日(土) [日帰り]

• GPS: 06:43
• 距離: 17.9km
• 登り: 1,631m
• 下り: 1,684m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:36
• 休憩: 1:05
• 合計: 7:41

4:54 黍殻山登山口駐車場
5:05 5:11 八丁坂ルート入口
5:49 5:51 945m峰
6:49 6:50 八丁坂ノ頭
7:13 7:27 姫次
7:29 7:32 姫次
7:43 7:43 原小屋平
7:51 7:51 地蔵平道標
8:01 8:01 地蔵平
8:21 8:21 ポッチノ頭
8:40 8:44 小御岳
9:04 9:28 蛭ヶ岳
9:32 9:32 蛭ヶ岳山荘
9:33 9:34 蛭ヶ岳
9:45 9:45 小御岳
9:58 9:58 ポッチノ頭
10:12 10:12 地蔵平
10:21 10:21 地蔵平道標
10:30 10:30 原小屋平
10:47 10:50 姫次
10:53 10:53 姫次
11:11 11:11 八丁坂ノ頭
11:20 11:20 青根分岐
11:24 11:29 黍殻避難小屋
11:31 11:31 青根分岐
12:24 12:26 八丁坂ルート入口
12:35 黍殻山登山口駐車場

天候

天候　晴☀ガス🌁
気温　20℃(山頂)
湿度　80％
風　西風強い
眺望　ガスのため今一

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行き
04:40 黍殻山登山口駐車場(無料、先着なし、ゲート手前右側に5台程度駐車可)
※ゲート手前100mにも5台程度の駐車スペースあり、下山時は両方満車🈵

コース状況／危険箇所等

本コースにおいては道標など要所にあるので道迷いの心配は無いと思います．
危険個所もほとんどありませんが下山道の青根分岐からは急坂を下ります．お助けロープがあるので利用しましょう．
・黍殻山登山口駐車場〜八丁坂ルート入口：舗装道を約1kmほど歩きます．問題ありません．
・八丁坂ルート入口〜9945m峰：緩い登り坂なので難しくありません．この時期はヒルがいるので防蛭剤を必ず靴，ズボン等に散布しましょう．
・9945m峰〜八丁坂ノ頭：登りの勾配が少しだけきつくなります．
・八丁坂ノ頭〜姫次：木道が整備された歩きやすい道です．
・姫次〜蛭ヶ岳：難しい道ではありませんがアップダウンが繰り返されます．山頂手前は階段でバテマス．
・蛭ヶ岳〜八丁坂ノ頭：往路の逆です．アップダウンがキツイデス．
・八丁坂ノ頭〜青根分岐：特に問題ありません．
・青根分岐〜黍殻避難小屋：特に問題ありません．
・青根分岐〜モノレール発着場：青根分岐から急坂を下ります．砂防ダム辺りでトラバースが荒れていますがお助けロープを利用します．
・モノレール発着場〜黍殻山登山口駐車場：舗装道を約2km歩きます．特に問題ありません．

その他周辺情報

入浴施設♨　いやしの湯（750円/大人）
飲食施設🍜　いやし蕎麦（890円）

写真

6/25 4:54

おはようございます．まだ朝5時前ですが黍殻山(きびからやま)登山口駐車場です．皆さんのレコで遅くなると停められなくなるとのことでしたので朝3時半に家を出てきました．おかげさまで流星号は1番乗りでした．

6/25 4:55

駐車場出口の指導標です．東野バス停からここまで2kmです．本日のお目当て蛭ヶ岳まで8kmです．

6/25 4:55

釜立林道ゲートです．許可車しか入れません．登山者はOKです．熊出没注意とあります．本日は「ヒル出没要注意！」なのでヤマビルファイターを靴と靴下，ズボンの裾に満遍なく吹き掛けて登りました．

6/25 5:08

ゲートから舗装道を10分ほど歩くと八丁坂ルート入口です．ここから登山道に入ります．登山道に奴ら（ヒル）を確認しましたがヤマビルファイターのおかげで本日は無傷でした．👏

6/25 5:15

緩い坂を7分ほど登ると尾根に取付きます．

6/25 5:48

倒木がありますが安全に進めます．

6/25 5:51

945m峰辺りです．写真では分かりにくいですが西風が強くなってきました．涼しくて気持ちいです．

6/25 5:55

指導標が倒れていました．

6/25 6:14

これは昆虫の蛹（サナギ）？のようですね．踏まれないように道脇に置きました．

6/25 6:15

モノレールに遭遇しました．

6/25 6:16

モノレールの側面です．急勾配を往来するのでアプト式なんですね

6/25 6:50

八丁坂ノ頭に到着しました．スタートしてから1時間弱です．

6/25 6:51

八丁坂ノ頭からの眺望．一番右が蛭ヶ岳，丹沢山，西峰，中央峰，東峰
後に見えている雲が気になります．

6/25 6:54

東海自然歩道と合流．おなじみの木道が現れます．

6/25 6:54

八丁坂ノ頭分岐です．姫次まで1kmです．

6/25 6:55

木製階段が新しく整備されています．ありがたいです．

6/25 7:06

風が若干強いものの気持よく歩くことが出来ます．

6/25 7:14

ここが東海自然歩道最高標高点だそうです．標高1433m

6/25 7:18

歩き始めて2時間オーバーなので休憩します．休憩ベンチでドリップコーヒーとセブンイレブンで仕入れたココナッツバター餅をいただきました．174kcalスタミナ補給．

6/25 7:29

姫次に到着しました．ここにも休憩ベンチがあります．

6/25 7:31

姫次からの蛭ヶ岳．後の雲☁が怪しい

6/25 7:32

東海自然歩道の案内図．関東ふれあいの道完歩したあとに東海自然歩道に挑戦しようかなと思った時期もありましたが....計画は温めたままです．('_')

6/25 7:30

ここから蛭ヶ岳まで3.2km．東海自然歩道とはここでお別れです．蛭ヶ岳に向かいます．

6/25 7:36

姫次を少し下ると西側の眺望が開けました．富士山は雲の中です．残念(>_<)

6/25 7:37

歩きやすい尾根道です．標高1360mです．

6/25 7:51

二人静（ふたりしずか）の花

6/25 7:52

地蔵平のようです．

6/25 7:59

道標が要所にあってありがたいです．

6/25 8:02

再び木の階段が出てきました．これが長いんですよね

6/25 8:06

ちょっと開けたところで📷．檜洞丸に雲が掛かってます．西風も強くなってきました．

6/25 8:31

ボッチノ頭を通過するとこんな感じの階段地獄になります．辛抱我慢，辛抱我慢💦

6/25 8:41

この先は崩落しているので左に迂回します．

6/25 8:44

正面が蛭ヶ岳．もうすぐなので休憩しないで進みます．

6/25 9:04

漸く頂上のようですがガスっています．

6/25 9:05

山頂に到着しました．蛭ヶ岳山頂標柱．標高1672.7m丹沢最高峰です．ガスがなければ後ろに富士山が写っているはずですが，残念(>_<)

6/25 9:06

山頂の様子です．ガスガスです．山頂には先着1組（2名）が休憩されていました．少ない筈ですよね，まだ9時ですもんね．
下界はこの時間で30℃を越えたそうですがこちらは20℃です．標高1600mを越えているので計算上合っています．

6/25 9:09

ここで朝飯兼昼飯にします．（ヒル飯ではありません）
材料はシマダヤの流水うどん（稲庭風），ストレートつゆ，天かす，きつね，薬味（ミョウガ，大葉）．つゆは凍らせてきました．ちょうど溶けていました．保冷剤として水のペットボトルも凍らせてきました．

6/25 9:15

つくり方は�．侫薀ぅ僖鵑砲Δ匹鵑鯑�れてストレートつゆを入れてよくほぐしします．��具材と薬味をのせると「超簡単！冷やしたぬきうどん（キツネ入り）」の出来上がりです．
冷たいうどんが喉をとおっていくのが分かります．旨いっ！想像を超えた美味しさです．汗をかいて登ったかいがありました．
うまく行ったので「山ごはんアイデア帳」に応募してみます．

6/25 9:29

腹ごしらえが出来たので山頂散策します．山頂神社です．字が読めなくてスミマセン．

6/25 9:30

三角点の標柱がありますが残念ながら三角点の石標を見つけられませんでした．

6/25 9:30

蛭ヶ岳ブルー‼西風が強い

6/25 9:31

蛭ヶ岳山荘

6/25 9:32

名物蛭カレーは1時間後の10：30からの提供だそうです．

6/25 9:32

山頂からの風景はガスでこんな感じでした．

6/25 9:32

丹沢山までは直進すると3.3kmです．今日は行きません．

6/25 9:33

少しガスが取れたので山頂広場を撮影しました．

6/25 9:33

山頂の山名柱をもう一度📷

6/25 9:34

では，ガスが取れそうもないので姫次に戻ります．

6/25 9:37

下山時のガスが取れた一瞬の眺望です．

6/25 9:37

こちらもガスが取れたときの一瞬の眺望です．

6/25 9:44

榎洞丸もこんな感じです．雲の向こうに富士山が拝めるはずでした．

6/25 10:36

苔が奇麗でした．

6/25 10:47

姫次に戻ってきました．ここまでアップダウンが結構きつかったです．辛抱我慢，辛抱我慢💦

6/25 10:47

姫次からの蛭ヶ岳．やっぱりガスが取れませんね．戻り途中にこれから蛭ヶ岳に向かうハイカーと何人もすれ違いました．

6/25 10:51

このお花は何でしたっけ？ウマノアシガタ？

6/25 10:57

ここがモノレールの終点です．

6/25 11:07

八丁坂ノ頭まで戻ってきました．下山路は直進します．

6/25 11:16

八丁坂ノ頭からは歩きやすい登山道です．

6/25 11:20

青根分岐に到着しました．左に進むと駐車場方面．右は焼山方面です．黍殻避難小屋に行ってみます．

6/25 11:24

黍殻避難小屋の広場です．テーブルとかあっていいですね．

6/25 11:24

黍殻避難小屋です．

6/25 11:26

中を覗かせていただきました．綺麗ですね．

6/25 11:31

青根分岐まで戻ってきました．ここから駐車場に戻ります．下りルートは急斜面の連続です．このルートを登りで使うとすると結構難儀かも．

6/25 11:52

指導標が変わりましたね．

6/25 11:59

写真の奥にも黄色の道標があります．沢を渡渉しますが水はありません．

6/25 12:04

モノレールの発着場です．

6/25 12:05

東海自然歩道は右の沢道を進みます．自分は舗装道を歩くことにしました．ここからは舗装道を歩きます．

6/25 12:09

ありがたい，沢水があります．ここで顔を洗って水分補給させていただきました．本日の気温で持参した水分が枯渇したので助かりました．

6/25 12:15

車止めのゲートです．

6/25 12:24

八丁坂ルート入口まで戻りました．駐車場までもう一息です．

6/25 12:36

無事に駐車場に戻りました．お疲れさんでした．都内の気温は35℃を越えているとラジオから聞こえてきました．この地点は27℃なのでやはり涼しいですね．これから汗💦を流しにいやしの湯に向かいます．

6/25 12:55

いやしの湯に到着しました．入口にはコロナ感染防止の張り紙が沢山張られていました．ビックリ(*_*;）
温泉は優しいお湯でした．750円/大人

6/25 13:41

温泉で汗💦を流した後は腹ごしらえです．
いやし蕎麦，山菜，ワカメ，とろろ，椎茸の煮つけ，海老天が入って890円也．旨かったです．

撮影機器：

Xperia 10 III SO-52B docomo SONY

装備

個人装備

🧤グローブ 🌧️ 雨具 ☂️折り畳み傘 🍬 行動食 🧴 飲料 📱GPS 🏥 ファーストエイドキット 🧻ロールペーパー 🕶️ サングラス 📷カメラ 📟️ラジオ 😷 マスク ☕️ コップ 🔋予備バッテリー 🔔熊鈴 🌡️温湿度計 🧵ひもロープ 🐻撃退スプレー 🐛ヤマビルファイター 🍳フライパン 🍬熱中飴

感想

shabo

ご訪問いただきありがとうございます．
前日の異常なほどの暑さで梅雨明け宣言かなと思いましたがまだ明けていないものの天気予報は良好でした．
良い機会と思って以前から計画していた蛭ヶ岳ハイキングを決行しました．
蛭ヶ岳は表丹沢から向かう場合は1泊は必須のようですが道志側からコースは小生でも日帰り可能と判断しました．
不安だったのは駐車場のキャパと蛭対策でした．
駐車場は皆さんのレコで黍殻山登山口駐車場のキャパが5台と手前駐車場に4〜5台ということが分かり，満車になる前に到着するには朝早く家を出発することでクリアできました．今日は1番着でした．
蛭（ヒル）に関しては過去に何度かやられているので慎重を期して臨みました．と，言ってもヤマビルファイターを入念に吹き掛けて蛭が近寄らないようにしただけです．結果，八丁坂ルートからしばらくの間にヤマビルらしき姿を数匹確認しましたが被害にあわず難を逃れることが出来ました．備えあれば憂いなしです．
さて本題の登山の感想ですが....ガスに眺望を拒まれて残念な結果でした．しかしながらいつかは登って見たかった蛭ヶ岳に登頂出来て良かったです．
ある程度の体力は必要ですが難所もなく安全に登れる良い山でした．
今の時期（夏）の山行は十分な水分を持参したほうが良いと思いました．

コメント

鷲尾健

おはようございます、蛭ヶ岳お疲れ様でした
　丹沢の山々は富士山にも近く蛭ヶ岳も一度は行ってみたいと思っていますが未だ果たせていません

木道も整備されてとてもわかりやすい登山道の様ですね
情報をありがとうございました😊

shabo

washiokenさん，コメントありがとうございます．
近くて遠いなと思っているのが丹沢山塊で大山や塔ノ岳などの人気の山以外は地元から公共交通のアクセスが大変でいつも二の足を踏んでいます．
車移動でも駐車場のキャパが心配でなかなか丹沢は遠い山域です．
一番厄介なのはヤツ（山蛭）の存在で，今回の山行でもヤツがこっちを見ているのを確認しました．
ヤマレコで蛭ヶ岳の山行時期を確認すると夏場は訪れる人が少なくて秋から冬が登山シーズンということが分かりました．
寒い時期はヤツも出なくなりますし富士山を拝める確率も高くなります．
今回のコースは整備されていて歩きやすかったです．
事前の情報収集が大切ですね．改めて肝に銘じました．