大菩薩嶺(丸川峠周回)

2022年06月25日(土) [日帰り]

• GPS: 07:41
• 距離: 15.4km
• 登り: 1,370m
• 下り: 1,366m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:32
• 休憩: 1:08
• 合計: 7:40

6:37 丸川峠分岐駐車場
8:27 8:37 丸川峠
9:07 9:07 国内御殿
10:06 10:13 大菩薩嶺
10:22 10:53 雷岩
11:27 11:27 神部岩
11:40 11:40 賽ノ河原
11:44 11:45 親不知ノ頭
11:55 11:55 大菩薩峠
12:16 12:19 勝縁荘
12:22 12:23 富士見山荘
12:28 12:29 福ちゃん荘テント場
12:47 13:02 上日川峠
14:05 14:07 千石茶屋
14:18 14:18 丸川峠分岐駐車場
14:18 ゴール地点

天候

朝は雲。途中から快晴。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中部横断自動車道の新清水JCTｰ富沢ICが工事通行止め🚫だったので国道139号線ｰ国道358号線と繋いで甲府南ICから勝沼ICまで中央自動車道。そこからフルーツライン、国道411号線経由で丸川峠分岐駐車場に。

コース状況／危険箇所等

全て整備されており問題無し、安全です。さすが百名山😄

その他周辺情報

大菩薩の湯に寄りました。ベタですけどジャグジー一揃いあるので下山後に体をリフレッシュするのにぴったり😄。丸川峠分岐駐車場はトイレ🚻が無いと言うことで、少し早めですが境川パーキングエリアで済ませてからにしました。

写真

6/25 6:37

15台分しか駐車スペースの無い丸川峠分岐駐車場に如何に滑り込むかが第一関門だったけど、6時30分到着で5台目だった😆。勿論、雲峰寺の前を通過する際に、「御旗🎌、楯無👩‍🚒も御照覧あれ」と誓い、武田家当主の出陣を真似して気持ちを奮い立たせる。楯無の鎧は菅田天神社だけど。

6/25 6:37

天気晴朗ナレドモ午後ハ定マラズ。大菩薩嶺ノボレ〇六二五。

6/25 6:40

いきなり荒れ果てた廃林道のお出まし。早速道間違ったか？と一瞬怯む。ここを走行出来るのは自衛隊の戦車だけ？

6/25 6:43

みそぎ沢の清流。我が汚れたココロ😈ほど御祓が必要なモノはない…。

6/25 6:49

みそぎ沢の支流を渡渉。今日は足ポシャも無く、南斗水鳥拳奥義も使わず無事渡渉。

6/25 6:53

深い谷間に朝日が注ぐ。素直に美しい😀。目が良くなっていく気がする。

6/25 6:56

廃林道終点からいよいよ山道。

6/25 7:07

尾根に取りつき登って行く。ブナ多し。

6/25 7:17

最初の平坦地で休憩。今日は暑いのでいつもより水を1L増やして3Lにしたのが早くも効いてくる。肩痛し😢

6/25 7:31

急勾配と僅かな平坦地の繰り返し。前の2グループを抜けるんじゃないかと言うつまらぬ邪心😈と、後ろから驚異的な速さで迫るトレラン特急🚄大菩薩1号に挟まれ上手くペースが作れない。

6/25 7:43

1500m地点辺り。風は時折爽やかなのが沢沿いに上がって来るけど、予報通り暑い。

6/25 7:51

一旦下りと見せかけて…

6/25 7:52

急傾斜の狭い登り返し。そしてトレラン特急🚄大菩薩2号の接近で、待避できるとこまで迷惑かけないようにセカセカ歩き、そのあと通過待ち停車でお先にどうぞと愛想笑いのひとつも浮かべて通過待ち。忙しいこと忙しいこと。やっぱり百名山。

6/25 8:02

ストックを仕舞う間もなく急に岩岩してくる。この手前がなかなかだったけど、📷とる余裕はなく。

6/25 8:13

オーバーヒートしたので一休みすると、せっかく抜いた1グループにあっさり抜き返されてしまう。やっぱりペースが上手くない。亀の歩みを忘れてしまったことが全ての失敗😵

6/25 8:17

巨石ガーデン-1

6/25 8:22

こんなに早く足売り切れじゃ困るんだけど、と思ったら丸川峠への緩勾配のアプローチが始まる。天のお導きじゃ。ありがたや、ありがたや。

6/25 8:25

もう…日本の道100選にしたい。

6/25 8:28

騒々しい声や音もなく、只今爽やかな風の音と、過ぎ行く白い雲、青空と緑の大地。もう言うこと無し。山上の別天地😀。結果的に今日一番の財産は、この風景だった気がする。

6/25 8:27

丸川峠到着。コーヒーとトイレ🚻が有名な丸川荘にはチキンなので近寄らず。ご主人楽しい方らしいですが。

6/25 8:29

そして見えると思って居なかった世界遺産🗻。お出ましなり。

6/25 8:44

休憩して大菩薩嶺を目指す。苔の魅力を伝える力の無い人の一枚📷

6/25 8:49

ツツジの残骸と言ったら失礼だけど、それも良い味が出ています。

6/25 8:51

ちょっとした切り開きから甲府盆地。下界は暑かろう。

6/25 8:58

この先、先行グループは尾根沿いに国内御殿ピーク目指して進んでいたけど、こちらはしっかり巻いて行きます。

6/25 9:11

大菩薩嶺手前のコルで休憩。巨木シリーズｰ1

6/25 9:16

感心したのは、この苔むした美しい曲線を描く石積。

6/25 9:25

後々大菩薩嶺以降から上日川峠までの観光地っぷりに衝撃を受けるけど、ホント大菩薩嶺北面は至るところに静かで緑溢れた山の美しさが満ち溢れていた。大変だったけど周回にして良かった。

6/25 9:26

そしてピーク見つけた。十二ヶ岳👹のような狂暴さはまったく無く穏やかな佇まい(の様に北面からは見えた)

6/25 9:28

またしても美しい曲線を描いている石積。先人の苦労を偲び歩かせて頂く。あと50年したら史跡にしない？ダメか。

6/25 9:32

今日唯一のガレ場。特に今は問題無いけど、1年経つとわからないのが山の恐ろしさ。

6/25 9:33

飛龍山、笠取山、雲取山の方向？馴染みがなくわからないけど。

6/25 9:34

金峰山と瑞牆山？それとも甲武信ヶ岳？

6/25 9:36

甲斐駒ヶ岳も見えるではないですか。これはすぐわかる。

6/25 9:36

シロバナヘビイチゴ？今日唯一の花の写真📷

6/25 9:48

ピーク前のジグザグ第一カーブ手前。どっかの蛇ヶ岳🐍…違った、竜ヶ岳よりなんて清潔感が満ち溢れていることか。

6/25 9:53

コメツガ林だそうです。

6/25 9:59

第一カーブ先の岩場。その先でトレラン特急🚄大菩薩3号に追い越されるが、少し前から背後を取られ、ぴったり後ろに付けられていた模様。全く気が付かなかった。彼が机竜之介だったら間違いなく抜刀🗡?一閃で骸💀になっていたわい。

6/25 10:06

そして大菩薩嶺到着。人が入れ替わり立ち替わりで忙しないこと。偶然人がはけたところで山頂標識をパチリ📷して、早々に退散。

6/25 10:25

雷岩は高きところがお好きな皆様でごった返していたので、少し進んだところから世界遺産🗻と上日川ダムの定番写真をパチリ📷。その先が少し落ち着いた感じだったので、お昼ご飯に。

6/25 10:51

cool japan だべか？ んだ、んだ。違ぇねぇ。

6/25 11:22

「あくる日曜、あさ表へ出ておどろいた。蜒々たるハイカーの行列が登って来るではないか。(中略)その大衆はやがて峠から嶺にかけての、あたたかい陽を受けたカヤトのあちこちに群がっていた。(中略)もう私の頭から文学的・歴史的懐古など跡形なく消えて、ただのさわやかな生命の息吹を感じるばかりであった。(日本百名山　大菩薩岳より)」。勿論、今日も喧騒に包まれて懐古なんぞしている場合ではない…。

6/25 11:32

神部岩でプチ渋滞も百名山ならでは。恐れ入りました😑。

6/25 11:38

人が途切れた瞬間、大菩薩嶺を振り返り撮った一枚は、今も昔も変わらない光景だと思いたい。「山名については、新羅三郎義光が奥州出陣の際、この峠から振り返ると谷間に八本の白旗が翻っていた。それこそ神のご加護と「南無八幡大菩薩」と唱えたからという。(山梨百名山　大菩薩嶺より)」。白旗は源氏の旗印。

6/25 11:39

賽の河原と避難小屋。

6/25 11:41

親不知ノ頭から奥多摩方向。やっぱり馴染みがなく、山座同定有料アプリも無いので、なに山かわからない😩

6/25 11:44

親不知ノ頭からも世界遺産🗻と上日川ダムの組み合わせ📷。少し世界遺産🗻雲隠れ。

6/25 11:45

南アルプス方向も。

6/25 11:46

大菩薩峠見えてきた。1歳児も歩いてた。スゲェ、アルピニスト英才教育。

6/25 11:46

この辺で、奥多摩の山々とはお別れかなぁと一枚📷

6/25 11:51

中山介山の墓と思ったら記念碑だったという勘違い😅

6/25 11:54

大菩薩峠到着。定番📷を撮るところは所詮kotohiroも俗物の一味故なり。

6/25 11:54

介山荘。その賑わいは原宿か銀座の様。そそくさと通過。

6/25 11:56

介山荘から上日川峠へ。サヨウナラ大菩薩嶺の稜線。

6/25 12:02

人が途切れた瞬間であれば、落ち着いた峠道。

6/25 12:18

勝緑荘の林道終点に到着。

6/25 12:22

廃墟になりかけ？富士見荘。

6/25 12:22

そしてこちらは賽の河原に通じる青梅街道古道。

6/25 12:26

福ちゃん荘もそそくさと通過。

6/25 12:30

林道と平行している登山道をチョイス。足にはこちらの方が優しいので。

6/25 12:33

…何が起きた？それとも現代アートオブジェ？

6/25 12:37

緩やかな下りは、なかなか標高が下がらないことを意味する。

6/25 12:47

そして上日川峠に到着。ここをスタートする人が多いのでバス🚌は鈴なり、もう終わったとリラックスする人たちの横で、まだ終わらないkotohiro。

6/25 12:48

少し離れた旧峠道の入り口で一休み。俺は車🚘で標高は稼がないぜ😤と、うそぶく。余裕も無いくせに。

6/25 13:06

しかし、歩かなくては味わえないモノがある。巨木シリーズｰ2

6/25 13:16

崖崩れのために県道へ迂回の指示。

6/25 13:17

確かに跡形もなく薙いでいる。奈落の底まで一直線。いつまでもあると思うな会社とボーナス😩、それから登山道？

6/25 13:18

再び峠道の入り口。

6/25 13:23

この辺りで初めて登って来る方と出会う。クラッシックスタイルの落ち着いた御仁でした。あちらも今日初めて人とすれ違いましたよ、と仰っていた。

6/25 13:29

この倒木を右からパスしようとしたら豪快にバランスを崩してコケる。「道を誤ったのだよ。貴様の様なニュータイプのなり損ないは、粛清される運命なのだ、わかるか！」「まだだ、まだ終わらんよ！」と、スクラップ寸前の百式の様に立ち上がる。

6/25 13:43

巨石ガーデンｰ2

6/25 13:36

まるで中央自動車道の堀割に架かる架道橋のような倒木。

6/25 13:53

ようやく作業道終点に到着。朝、同じ時間帯に丸川峠分岐駐車場を出発したグループに颯爽と抜かれるが、もはや炎上した右膝が言うことを聞かない😩

6/25 14:06

一休茶屋には先行客が美味しそうに梅ジュース飲んでる。あぁ、余裕があれば冷たいものを頂きたかった😩。

6/25 14:07

ケンシロウに秘孔醒鋭孔を突かれたジャギの様に全身の神経が剥き出しになった状態で歩む。「俺の名を言ってみろ??」…ジャギの真似はやめよう。

6/25 14:08

そして再び旧峠道へ

6/25 14:10

い…いてぇ！貴様使ったな。北斗神拳奥義醒鋭孔を！…ジャギの真似はやめましょう。

6/25 14:15

ここで旧峠道は終わり。後はトボトボ車道を歩く。

6/25 14:18

駐車場に無事到着。隣の神戸ナンバーの旦那にお疲れ様でした！と爽やかに声を掛けていただく。これから神戸まで帰るの？タフだねぇ。

6/25 14:41

帰りは大菩薩の湯に寄ってリハビリ。源泉ぬるま湯は最高でした。後は清水まで👹ドライブ。途中夕立🌧?が来たので、その前に下山出来て良かったです。

撮影機器：

Xperia XZs SOV35 au SONY