北海道遠征 天気急転の後方羊蹄山（しりべしやま） 真狩コース

2022年06月26日(日) [日帰り]

• GPS: 10:59
• 距離: 14.0km
• 登り: 1,595m
• 下り: 1,578m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:12
• 休憩: 0:40
• 合計: 10:52

距離 14.0km 登り 1,595m 下り 1,583m

6:11 真狩コース登山口
6:41 6:42 南コブ分岐
9:13 9:19 真狩コース六合目
10:39 10:45 真狩コース九合目
11:01 11:07 真狩コース下山口
11:22 11:23 旧羊蹄小屋跡
11:34 11:35 子釜
11:48 11:49 京極コース下山口
11:52 11:53 京極ルート分岐
11:57 真狩岳
12:03 12:14 羊蹄山
12:21 真狩岳
12:42 京極コース下山口
12:53 子釜
13:05 旧羊蹄小屋跡
13:18 13:22 真狩コース下山口
13:43 13:44 真狩コース九合目
14:52 真狩コース六合目
16:40 16:41 南コブ分岐
17:03 真狩コース登山口

天候

曇り→雨→晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

滞在していたニセコアンヌプリの宿から車で25分程の真狩キャンプ場内にある登山者駐車場へ。途中のセブンイレブンで昼ご飯を買って、6時前到着で結構空いてました。駐車場からは徒歩数分で登山口だったかと思います。綺麗なキャンプ場で明るくて紙も完備されたトイレがあります。飲み物自販機や、靴洗い場もあって登山口駐車場としてはとても整備されています。

コース状況／危険箇所等

雨が降ると木の根の段差と泥濘の組合せと小さな丸い石が多くて、下りは気を使うところが結構ありました。ストック持って行って良かったです。危険なところはないですが、工程が長くて途中ほとんど広い場所がないので転倒等は避けたいところです。登った日は南風でしたが、真狩方向は厚い雲、倶知安方向は晴れているといった状況も。風向きでも状況変わるのでしょうね。

その他周辺情報

避難小屋に寄らなかったので、翌日倶知安の「まちの駅 ぷらっと」でバッジを買いました。購入についての案内はこちらに出ていました。https://www.town.kutchan.hokkaido.jp/tourism/yoteizan/tozanbatch/

写真

6/26 5:49

ニセコアンヌプリの宿からレンタカーで25分程、真狩キャンプ場にある登山者駐車場に到着。一段あがったところにある建物はトイレ、自販機、靴洗い場等ありました。

6/26 5:50

日曜日の朝は大型テントでキャンプしている人も多いですね。綺麗に区画されたキャンプ場でした。大きいテントが欲しくなった。この日はどの天気予報も1日曇りでしたが、朝方は少し晴れ間も。雨が降りませんように。

6/26 6:04

登山口のポストにある登山者リストに記載。下山した時も下山時刻を記入するタイプでした。

6/26 6:30

3号目くらいまでは百名山にしては若干ワイルドではありますが、傾斜の緩い森の中を進む普通の登山道。

6/26 6:51

麓にはマイズルソウ

6/26 7:15

片側斜面の登山道が出てきますが、ガスで見通せません。

6/26 7:23

3号目到着。1号目毎に標識があるので、同じような登山道でも気分転換できました。

6/26 7:43

ノウゴウイチゴ？

6/26 8:06

4号目手前から雨が降り出して、5号目でとりあえずウインドブレーカーを着ました。前を進んでいた軽装の若者グループは本格的に降り出した5号目で撤退してました。

6/26 9:15

6号目到着。降ったり止んだりの雨でしたが、降るときは横殴り。ゆっくりなので、トレランの人達含めて何組かに抜かれましたが、それでも今日真狩コースで登る人は少ない感じ。

6/26 9:47

ウコンウツギが綺麗に咲いてますが、雨風で揺れてピントが合いません。

6/26 9:52

7号目到着。すれ違う人に確認しましたが、ほとんど撤退する人でした。ウインドブレーカーからレインウェアに着替えました。

6/26 10:14

8号目到着。途中すれ違ったバスで来ている団体も母釜手前で強風・視界不良で撤退とのことでした。
8号目を過ぎると多少トラバース気味になって、歩きやすくなった感じ。

6/26 10:36

イワベンケイ

6/26 10:40

これまですれ違った登山者で頂上まで行けたという組は1組だけ。今日は無理かと思いながらも、ゆっくりなので天候が変わる可能性もあるかなと、若干の期待を持って進みます。

6/26 10:58

ガスと強風と雨で修行のようです。登山道の雪渓は消えていました。

6/26 11:03

たくさんの花が出てきますが、雨でしんなりしてます。

6/26 11:07

シャクナゲ、濡れてます。

6/26 11:07

ゆっくり登ってお釜到着。強風だけど、飛ばされるほどでもない感じ。安全のために岩場からのアプローチを避けて、時計回りで進むことに。

6/26 11:12

お釜のほうはガスってまったく見えません。強風は強風だけど、風が少し暖かくて体温を持っていかれる感じではないので、行けるかもと思ってしまった。

6/26 11:21

旧避難小屋分岐到着。大回りせずに父釜と母釜の間を進むことに。

6/26 11:22

進もうと思った瞬間、青空が見えた。

6/26 11:27

雪渓は足跡がいくつかあって、どれが正しいか判りずらいのだけど、ヤマレコ地図の示す方向と一瞬ガスが晴れたタイミングで判った感じ。

6/26 11:30

そうこうしてるとガスが薄くなってきた。風は相変わらず強風だけれど、これなら行けると確信。

6/26 11:33

ヒラフコースとの分岐。ここからいったん下って、登ります。

6/26 11:41

反対側のオカマの縁に出た。

6/26 11:41

このままお釜の縁を回れば山頂。山頂も見えてます。

6/26 11:42

倶知安方面は雲がない？ヒラフコースの方が良かったのかな？？今更遅いけど。南風だから？？？

6/26 11:47

お釜の底は水があります。時折爆風が吹いて、初めて耐風姿勢してみました。

6/26 11:54

真狩岳かな、ピークを一つ巻いて京極コースの分岐を通過。

6/26 11:55

とりあえず三角点があったのでタッチ。

6/26 11:56

でも山頂はもう少し先。誰もいませんね。

亀のように歩いて山頂到着。今日は登れないかと思ったから、久々に感激しました。

6/26 12:12

このまま岩場コースで戻ることもできるけれど、念のため来た道を戻ることにしました。南方向は雲海です。

6/26 12:12

戻るほうもゴツゴツに見えますが、巻道があって強風でも安心して歩けます。

6/26 12:16

正面の一番凹んだあたりが真狩コースへの分岐。その先は雲海ですね。

6/26 12:25

倶知安方面は雲が薄い。岩陰になるこのあたりでカツサンドでランチ。そういえば、工程に水場が無いので今日3L持ってきたけれど、登りが雨で1Lしか飲んでませんでした。

6/26 12:44

この稜線は気持ち良いのだけど、ここが一番の強風ポイントでした。

6/26 12:52

お釜の間の道を戻ります。

6/26 12:56

お釜の間の道には花がたくさん咲いてました。

6/26 13:02

来るときにガスで方向がわかりづらかった雪渓。なんのことはない、まっすぐ進むだけでした。

6/26 13:06

旧避難小屋跡に到着。案外真狩方向も下が見えてますね。

お釜のところで記念撮影。強風なので帽子押さえてます。

6/26 13:09

お釜周辺にはエゾノツガザクラがたくさん咲いてました。

6/26 13:19

真狩コース分岐に到着して、下山開始。

6/26 13:20

避難小屋、寄りたいけれど時間が無いのでパスしました。

6/26 13:21

雨でしんなりしていたシラネアオイも元気になってます。

6/26 13:28

ウコンウツギ

6/26 13:31

サンカヨウは初めて見たかも。雨のときに気づけば良かったけれど。。。

6/26 13:31

エゾノイワハタザオですか？

6/26 13:34

ハクサンチドリは少なかった

6/26 13:39

登りではまったく見れなかった9号目から開けたところ。

6/26 13:44

9号目　ひたすら下りますが、日が後頭部に当たって今度は暑い。

6/26 14:29

ナナカマドですか？

6/26 14:29

ウコンウツギ

6/26 15:49

ようやく4号目　雲の中
木の根と泥濘と小さな丸まった石で気が抜けない

6/26 15:53

下が見えてきた。

6/26 17:06

ようやく戻ってきました。無事下山、お疲れ様でした！
登れて良かった〜。

翌日は帰るだけ、ニセコの牧場で昼飯。

曇って風があると麓でもちょっと肌寒い。ソフト食べると尚更。

今日も羊蹄山山頂は雲で見えないけど、青空だから頂上は晴れてそう。

新千歳に向かう途中に倶知安に寄って登山バッジ買いました。

撮影機器：

RICOH WG-4 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

ミチル

久しぶりの百名山登山で北海道に遠征してきました。ニセコアンヌプリに滞在して、羊蹄山へ登る計画。新千歳からニセコに向かう途中、支笏湖左側の道路・国道276号線が通行止めになっていることを気付かずに、苫小牧へ引き返したり随分時間ロスしました。当日登山じゃないから良いのだけど。
登山当日は真狩村はどの天気予報もずっと曇り。てんくらは1500m標高で19m程の強風を予想。登り初めこそ快適な曇りでしたが、途中から雨と強風とガス。すれ違う人はほとんど撤退でした。早出早帰りが裏目に出ることもあるのですね。ほとんど撤退を意識してとりあえずお釜までと思ってお釜に着いたら、あっという間にガスが無くなって晴れました。晴れた瞬間は頭の中で岳のテーマ曲が流れた感じ。相変わらず強風でしたが、青空の下で山頂に立てて、久々に感激して、テンション上がりました。山小屋にも寄れず、下りは泥濘地獄でドロドロになりながらでしたが、とにかく登れて良かった。諦めなくて良かった百名山72座目でした。お疲れ様でした！