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Yamareco

記録ID: 445057
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
北陸

笈ケ岳(頂上で4時間粘って白山に会えました)

2014年05月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:04
距離
14.5km
登り
1,741m
下り
1,732m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

5:25駐車場-6:30大岩6:35-8:15冬瓜山8:20-8:50シリタカ山-10:00笈ケ岳13:50-14:40シリタカ山14:45-15:00冬瓜山15:15-16:30大岩16:35-17:30駐車場
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中宮展示館駐車場
コース状況/
危険箇所等
野猿広場からは、いきなり急登です。しかし、道の状況は良くロープも多く設置されています。
急登を終えた後は、木の根や枝が横に伸びた歩きにくい道になります。
冬瓜山から山毛佝山に続く尾根に着くと残雪がありました。冬瓜山の登りになると雪はありませんでしたが、踏み跡が頂上まで続いていました。
冬瓜山を過ぎると残雪歩きとなります。仙人窟岳からの稜線に合流する手前で笹が出ていたので少しヤブ漕ぎが必要でした。
蛇谷自然観察路の入口。ここから登山スタートです。
蛇谷自然観察路の入口。ここから登山スタートです。
ここは、ヤマレコの情報どおり通行止めの方へ進みます。
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ここは、ヤマレコの情報どおり通行止めの方へ進みます。
野猿広場に到着。
昔は餌付けしていたのですが、観光客への物乞いや土産物を奪う被害が出てやめたそうです。
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野猿広場に到着。
昔は餌付けしていたのですが、観光客への物乞いや土産物を奪う被害が出てやめたそうです。
野猿広場から沢を渡ります。朝は楽々渡れます。
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野猿広場から沢を渡ります。朝は楽々渡れます。
登山道は、急ですがロープも多く整備されています。終わりかけでしたが、ツツジが綺麗でした。
登山道は、急ですがロープも多く整備されています。終わりかけでしたが、ツツジが綺麗でした。
大岩に到着。本当に大きいです。
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大岩に到着。本当に大きいです。
急登を過ぎると木の枝や根っこで歩きにくい道になります。特に下りが歩きにくかったです。
急登を過ぎると木の枝や根っこで歩きにくい道になります。特に下りが歩きにくかったです。
ブナオ山からの稜線に着くと残雪がありました。
だいぶ少なくなっています。(帰りに撮影)
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ブナオ山からの稜線に着くと残雪がありました。
だいぶ少なくなっています。(帰りに撮影)
冬瓜山の登りは雪がありません。踏み跡があるので藪漕ぎは不要です。
冬瓜山の登りは雪がありません。踏み跡があるので藪漕ぎは不要です。
冬瓜山の頂上には三角点が二つもありました。
一つは傾いています。
冬瓜山の頂上には三角点が二つもありました。
一つは傾いています。
もう一つは、次三角点とあります。
ネットで調べたら明治時代に農商務省山林局が設置した三角点らしいです。
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もう一つは、次三角点とあります。
ネットで調べたら明治時代に農商務省山林局が設置した三角点らしいです。
シリタカ山の登りからはガスの中。
どこを歩いているかわからない状態です。
GPSと先行者の足跡が頼りです。
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シリタカ山の登りからはガスの中。
どこを歩いているかわからない状態です。
GPSと先行者の足跡が頼りです。
今季最後の霧氷?
バラバラっと音を立てて氷が落ちてきます。
今季最後の霧氷?
バラバラっと音を立てて氷が落ちてきます。
笈ケ岳の稜線に出たらGWのトレースがしっかり残っています。
笈ケ岳の稜線に出たらGWのトレースがしっかり残っています。
笈ケ岳の手前にクマの足跡。とても新鮮、出来立てです。
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笈ケ岳の手前にクマの足跡。とても新鮮、出来立てです。
笈ケ岳頂上です。周りは真っ白です。
笈ケ岳頂上です。周りは真っ白です。
20分後ガスが切れるようになった。
20分後ガスが切れるようになった。
晴れるとの予報を信じて山頂で粘ります。
白山方面の様子11時20分。
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晴れるとの予報を信じて山頂で粘ります。
白山方面の様子11時20分。
12時20分。
13時。四塚山、七倉山が見えてきた。
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13時。四塚山、七倉山が見えてきた。
13時20分。あと見えないのは、剣ヶ峰と大汝峰だけ。
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13時20分。あと見えないのは、剣ヶ峰と大汝峰だけ。
13時30分。剣ケ峰が少し見えてきた。
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13時30分。剣ケ峰が少し見えてきた。
13時40分。白山の全容がやっと見れました。
待つこと3時間40分。
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13時40分。白山の全容がやっと見れました。
待つこと3時間40分。
シリタカ山の後ろに白山。
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シリタカ山の後ろに白山。
白山北縦走コースの山々。右奥の山は三方崩山と奥三方岳。
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白山北縦走コースの山々。右奥の山は三方崩山と奥三方岳。
人形山と三ケ辻山。
人形山と三ケ辻山。
北アルプス。
槍ヶ岳、笠ケ岳、穂高。ちょっと見にくいですが。
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槍ヶ岳、笠ケ岳、穂高。ちょっと見にくいですが。
御嶽山。
大笠山。
頂上からの白山を良〜く眺めて13時50分に下山です。
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頂上からの白山を良〜く眺めて13時50分に下山です。
朝と違って見通しが良いので安心です。
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朝と違って見通しが良いので安心です。
ちょっとやばそうな所も通ります。
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ちょっとやばそうな所も通ります。
シリタカ山と冬瓜山。
シリタカ山と冬瓜山。
人形山と三ケ辻山。今が一番綺麗に見えるかな。
人形山と三ケ辻山。今が一番綺麗に見えるかな。
シリタカ山から白山。
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シリタカ山から白山。
山頂部分です。
シリタカ山から笈ケ岳。
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シリタカ山から笈ケ岳。
次は冬瓜山を目指します。
次は冬瓜山を目指します。
冬瓜山から笈ケ岳とシリタカ山。
冬瓜山から笈ケ岳とシリタカ山。
大笠山と笈ケ岳。
大笠山と笈ケ岳。
白山方面。
白山の頂上部分です。
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白山の頂上部分です。
冬瓜山のナイフリッジです。
雪が付いてないので滑る心配がありません。
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冬瓜山のナイフリッジです。
雪が付いてないので滑る心配がありません。
乗鞍岳が見えます。
乗鞍岳が見えます。
1200m辺りには、カタクリが咲いてました。
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1200m辺りには、カタクリが咲いてました。
おもしろい形の冬瓜山。
名前の由来は、カモウリに似ているから?
おもしろい形の冬瓜山。
名前の由来は、カモウリに似ているから?
大岩に戻ってきました。日が当たっていると一段とさえます。 
大岩に戻ってきました。日が当たっていると一段とさえます。 
山の下の方は、新緑が綺麗でした。
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山の下の方は、新緑が綺麗でした。
午後の沢の様子。
朝に比べて増水しています。誰かが橋をかけてくださいました。
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午後の沢の様子。
朝に比べて増水しています。誰かが橋をかけてくださいました。

感想

残雪を利用したヤブ山歩きのシーズンもそろそろ終わりです。
まだ登れそうな所がないか、探していたらヤマレコの記録に笈ケ岳に残雪が残っているとあったので行ってみました。

野猿広場からは、いきなりの急登で大汗をかきながら登りました。下りも苦労しそうです。
冬瓜山の手前から残雪が出てきましたが、冬瓜山の急な登りは雪が消えていました。よく見ると踏み跡が頂上まで続いているので藪漕ぎせずに歩けます。
うわさのナイフリッジは、雪が着いてないので問題なしです。笈ケ岳の方面はガスの中でまったく見えません。ガスが晴れてくれることを期待して前に進みます。ここからは残雪が豊富で雪山歩きが楽しめました。

シリタカ山の登りからガスの中に入り、どこを歩いているかさっぱりわからない状態になりました。先行者の足跡があるので、それを頼りに歩きました。

仙人窟岳からの稜線に合流する手前にちょっと笹薮が出ています。そこを抜けると、はっきりしたトレースがありました。連休中は沢山の人がここを歩いたのでしょうね。

笈ケ岳の頂上は地面が出ていました。稜線は風が強かったのですが、何故か頂上は風がありません。
周りは360度真っ白です。山頂に着いてしばらくすると時々ガスが晴れるようになりました。と言っても近くの景色が見える程度です。
予報では天気が良くなるはずです。白山が見えるまで粘ってみることにしました。下り4時間とすると14時が限度です。
天気は予報通り回復し北アルプスも見えて来たのに白山の雲がなかなか取れません。限度の14時が迫る中、13時40分にようやく白山が全容を現しました。もう一人晴れるのを待っていた方と共に大喜びです。本当にじらしてくれました。

下りは行き見えなかった展望を楽しみながら来たコースを戻りました。

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