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記録ID: 445408
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ハイキング
白山

【能郷白山(岐阜・1617m)】奥美濃の盟主を新緑の能郷谷コースから登る

2014年05月11日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:26
距離
17.2km
登り
1,655m
下り
1,659m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

能郷谷ゲート     7:55
チャリデポ地点    8:25
能郷谷登山口     8:45
入口から500m地点  9:10
入口から1200m地点 9:35
前山        10:25
入口から2800m地点 10:35
入口から4300m地点 11:05
熊野白山権現社   11:25
能郷白山      11:35-12:00
前山        12:50
入口から1200m地点 13:20
入口から500m地点 13:35
能郷谷登山口    13:50
チャリデポ地点   14:10
能郷谷ゲート    14:15
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
能郷谷ゲート(?)
R157を岐阜、本巣市街から北進、根尾能郷の三叉路を左折し、
能郷谷の右岸沿いの道を2kmほど行ったところにある。
10台ほど駐車可能。
コース状況/
危険箇所等
■道の状況
能郷谷ゲート〜能郷谷登山口
 3.5kmの林道、洗い越しや崩落箇所ありでかなりの悪路。
 林道崩落地前が自転車・バイクのデポ適地と思われる。
 デポ適地から登山口までは約1km。

能郷谷登山口〜前山
 最初は急登の連続、下りは特に注意が必要。
 前山ピーク付近は平坦地になっており残雪あり。
 積雪期は迷いやすいところかも。

前山〜能郷白山
 能郷白山直下のところに残雪がありますが、
 階段状のトレースがついておりアイゼン不要。

■登山ポスト
 根尾能郷地内の神社にあり

■下山後の温泉
 最寄は「うすずみ温泉」(850円)
能郷谷ゲート前です
7,8台のクルマが既に停まっています
出遅れ感満載です
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能郷谷ゲート前です
7,8台のクルマが既に停まっています
出遅れ感満載です
能郷谷ゲート
ここからは行けるところまでチャリ
途中からダートになるみたいですが、
できるだけ距離を稼いでおきたい
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能郷谷ゲート
ここからは行けるところまでチャリ
途中からダートになるみたいですが、
できるだけ距離を稼いでおきたい
いきなり洗い越し
これは一筋縄ではいかないな
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いきなり洗い越し
これは一筋縄ではいかないな
チャリをデポ
テーマは「ナナカマドの実」です
意味分かりませんね、スイマセン
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チャリをデポ
テーマは「ナナカマドの実」です
意味分かりませんね、スイマセン
林道が崩落してけもの道に
付け替えられてました
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林道が崩落してけもの道に
付け替えられてました
能郷谷登山口
早速渡渉地点
岩もちゃんとあるのでラクラクです
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早速渡渉地点
岩もちゃんとあるのでラクラクです
新緑のブナ林を行く
これで急登でなかったら最高なんですが…
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新緑のブナ林を行く
これで急登でなかったら最高なんですが…
500m地点
えっ、まだ500mしか歩いてないの?
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500m地点
えっ、まだ500mしか歩いてないの?
林道跡に出ました
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林道跡に出ました
空は真っ青!
あれを登るのかと思うと、
気持ちも真っ青w
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空は真っ青!
あれを登るのかと思うと、
気持ちも真っ青w
能郷谷が眼下に広がります
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能郷谷が眼下に広がります
尾根道にあった一本ブナ
何となく撮ってしまいました
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尾根道にあった一本ブナ
何となく撮ってしまいました
1200mかー、微妙だな
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1200mかー、微妙だな
前山が見えてきた
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前山が見えてきた
あれは能郷白山!
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あれは能郷白山!
前山ピーク付近からの能郷白山
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前山ピーク付近からの能郷白山
加賀白山
両白山揃い踏み〜♪
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加賀白山
両白山揃い踏み〜♪
まだ2kmあるの?
喜びは一瞬にして消える
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まだ2kmあるの?
喜びは一瞬にして消える
でも白山は良いのだ!
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でも白山は良いのだ!
たかが500m、されど500m
ここから足がなかなか動かなかった
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たかが500m、されど500m
ここから足がなかなか動かなかった
最後の登りです
雪渓渡り
雪渓渡りその2
熊野白山権現社から先に寄ります
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熊野白山権現社から先に寄ります
向こうが磯倉です
稜線散歩で行けそうですが、
登山道がなく残雪期限定とのこと
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向こうが磯倉です
稜線散歩で行けそうですが、
登山道がなく残雪期限定とのこと
前山
帰りはあれを登るのね…
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前山
帰りはあれを登るのね…
昨日登った御嶽山でしょうか?
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昨日登った御嶽山でしょうか?
前山を中心にパノラマ撮影
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前山を中心にパノラマ撮影
能郷白山山頂
良く言えば至ってシンプルなw
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能郷白山山頂
良く言えば至ってシンプルなw
三角点タッチ♪
三角点近くで休憩
白山を見ながらお食事タイム
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三角点近くで休憩
白山を見ながらお食事タイム
一品目は野菜スティックでございます
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一品目は野菜スティックでございます
白山をバックに味噌きゅうり
何とも贅沢ではありませんかっ♪
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白山をバックに味噌きゅうり
何とも贅沢ではありませんかっ♪
お次はこれ♪
さて戻るとしますか。
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さて戻るとしますか。
雪渓下りは階段状で難なくクリア
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雪渓下りは階段状で難なくクリア
徳山ダムも見渡せます
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徳山ダムも見渡せます
ラスト白山
ラスト能郷白山
昨日の御嶽山と違って暖かいのが良い
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昨日の御嶽山と違って暖かいのが良い
だんだんと能郷谷が近づいてきます
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だんだんと能郷谷が近づいてきます
行きはしんどくて楽しめなかったけど、
ブナのトンネル歩き、
気分は上々です
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行きはしんどくて楽しめなかったけど、
ブナのトンネル歩き、
気分は上々です
疲れで出てきて滑る滑る
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疲れで出てきて滑る滑る
最後の渡渉
登山口へ着きました
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登山口へ着きました
新緑の能郷谷、
大いに楽しめました
ありがとう!
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新緑の能郷谷、
大いに楽しめました
ありがとう!
なぜかクルマが停まってます
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なぜかクルマが停まってます
お留守番のチャリも無事です
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お留守番のチャリも無事です
さて、締めはチャリ君、
頑張ってくれたまえw
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さて、締めはチャリ君、
頑張ってくれたまえw
あっという間に着いちゃった。
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あっという間に着いちゃった。
うすずみ温泉

感想

昨日に引き続いての登山日和。
かと言って連日の長距離運転はさすがに疲れる。
というわけで、近場の山にしよう。
伊吹山も良いけれど、静かな山歩きがしたい。
そんなわけで、能郷白山に行ってきました。

能郷白山は、両白山地南部の越美山地の最高峰であり、
「奥美濃の盟主」と言われているそうです。
また、濃尾平野から見える山では、
一番遅くまで雪を抱いた山です。
自宅のある大垣からは、北部の山々の向こうに純白に鎮座しています。
純白の時はいきなりは無理。
ヤマレコを見て、眺望も良いし、新緑の山を楽しみたい。
温見峠コースからは数年前に一度だけ行ったことがあるけれど、
まだ、国道は未開通、今回は実は初めての能郷谷ルートです。

レコでは、
「ゲートから登山口までの林道歩きが辛い」
「自転車でも辛い」
などと書かれていましたが、
歩くよりはマシではないかと思い、
チャリを積んで能郷谷ゲートまで向かいました。

ゲート前には7、8台が停まっており出遅れ感満載。
早速身支度をしてチャリを押して出発です。
ところどころ傾斜が緩やかだったり、
微妙に下り坂のところを、
乗っては降り、乗っては降りの繰り返し。
しばらくすると、
舗装路が途切れているところがあり、チャリをデポ。
登山口までは歩きです。
50mもしない先に別のチャリがデポされていました。

20分ほど歩くと登山口。
男性3人組が休憩されていました。
「ああ良かった、追いついた」
喜びの束の間、渡渉地点を過ぎると急登の始まり。
ゆっくりゆっくり登ります。

500mの看板がありました。
4分の1くらいは行っただろうと思っていたのでゲンナリです。

死んだふりで急登を登り尾根道に出て、
能郷谷や美濃の山々と肩を並べるようになると心にも若干の余裕が。
でも、次の看板でまだ1200m、
さっきの看板から700mしか進んでいないことが分かって、
あっさりと打ち砕かれたのでした。

「いつになったら前山なのか」
「そりゃいつか着くだろうよ」
心の中でそんなアホ問答を繰り返しながら、
目の前の傾斜を登り続けていくと、
平坦な雪渓に出ました。
後で分かったのですが前山でした。

前山からは、加賀白山と能郷白山が姿を現して、
一気に気持ちは高まります。

そんな気持ちも、またもや看板で打ち砕かれます。
「まだ、2kmあるん!?」

小さなアップダウンの後、いよいよ能郷白山への登りです。
奥社が見えます。
2か所あった雪渓の登りは、階段状のトレースになっていて難なくクリア。
ただ、気力、体力が…。

雪渓を上がって右へ行くと三角点ですが、先に奥社へ。
奥社は、バス停のような佇まい。
ネコバスでも来るんじゃないかと思うのは自分だけでしょうか。

風もなく、穏やかな陽気、雲一つない青空で景色は最高でした。

三角点に寄って、20mほど温見方面で行ったところで休憩。
先行者の2人組が食事を摂っていました。
加賀白山を見ながら、能郷白山でお食事タイムです。
何と贅沢なんだろう。
登りが苦しかっただけになおさらです。

しばらく昼寝でも、と思いましたが、
風が強くなってきたので下山しました。

登りでしんどくでそれどころではなかった、
ブナ林のトンネルや能郷谷の眺めなどを楽しみました。

最後の急登の下りは、
浮石があってつかまるところもなく往生しました。

登山口まで戻って10分ほどでチャリのデポ地点へ。
なぜかクルマが停まってます、はて?
ま、そんな細かいことはどうでも良いとして、
お留守番のチャリを回収し、出番です。

ゲートまで5分、
能郷谷にブレーキ音と響かせながら、
気持ちの良い風を受けてあっという間のダウンヒルでした。


温見峠コースしか知らなかった自分にとって、
温見峠コースでは味わうことのできない山の深さを感じさせてくれました。
能郷白山の山容の素晴らしさも目を引きましたし、
とにかく見直しました。
さすが、「奥美濃の盟主」だけあります。

今度は、紅葉の時季ですかねー。

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