西黒尾根からの谷川岳
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- GPS
- --:--
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,388m
- 下り
- 743m
コースタイム
05:41 西黒尾根登山口
08:12 ラクダの背
09:42 肩ノ小屋
09:48 トマの耳 10:10
10:25 谷川岳山頂(オキの耳) 11:10
10:30 肩ノ小屋
12:23 天狗の溜まり場
12:57 熊穴沢避難小屋
13:55 天神平
天候 | ![]() |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
(上越線) 高崎 19:28-20:32 水上 20:36-20:44 土合 復路:(谷川岳ロープウェイ) 天神平〜土合口 (ヒッチハイク) 土合口〜水上駅 (上越線) 水上 14:56-15:59 高崎 (湘南新宿ライン) 高崎 16:12-18:02 新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般的に積雪あり 【西黒尾根】 登山者が少ない(初心者は皆無) 急登の為ピッケル必要 下りの場合はアイゼン必要 【天神尾根】 一般向き 雪に慣れている人であればアイゼン不要 |
写真
感想
ゴールデンウィークに行きたいと思っていたのものの、
天候が万全ではなさそうだったので翌週に登りました。
土合駅に前泊してから西黒尾根にて谷川岳を目指しました。
駅からは徒歩で20分ほどで登山口に着きました。
少し登りだすと所々に残雪はあるものの、踏み抜くことも少なかったです。
徐々に高度を上げていくと雪の解けた場所には花が咲いていました。
標高が1000mを超えると雪の量が多くなりました。
急斜面となり雪が増えてきたので、ノーアイゼンでキックステップの練習をしながら登りました。
鎖場をいくつか越えるとラクダの背でした。
この辺りで健脚の中高年の方にバンバン抜かされました。
眺めが良かったので、ラクダの背で休憩をとりました。
登ってきた西黒尾根の向こうには白毛門が見えていました。
巌剛新道と道は合流すると更に急登となりました。
積雪も増えましたが、アイゼンを出すほどではありませんでした。
雪庇もなく安心して登れました。
肩ノ小屋からは夏道となり、トマの耳にて休憩をとりました。
一般登山者が少なく、地元の登山家が多いようでした。
お陰で見える山を教えてもらうことができました。
一休みしてから、谷川岳山頂のオキの耳まで足を伸ばしました。
谷川岳に何回も登っている人はトマの耳まで行って下山しているようで、
オキの耳まで来る登山者は少ないようでした。
しかし、山頂でダラダラとしていたら、ロープウェイ客が増えてきたので下山することにしました。
ここから引き返し、肩ノ小屋でバッチを買いました。
滑落停止訓練の練習もしたかったので、
自分はザックカバーを、弟にはレインコートも付けさせました。
小屋からの下りも急坂でした。
登山者に気をつけながら、駆け足で助走をかけて滑ってから滑落停止の練習をしました。
斜面が長かったのでなかなか楽しめました。
天狗の溜まり場からは雪が少なかったのでマトモに歩きました。
熊穴沢避難小屋を過ぎると、東斜面のトラバース気味の道となりました。
天神平のスキー場まで来ると再び急斜面があったので、
滑落停止の訓練をしました。
頭から滑り落ちてピッケルで止まる練習をしました。
傍から見ると本当に滑落したように見えていたかもしれませんが、
スピードもあってなかなか楽しめました。
普通の登山者はソリを持ってきていたようでした。
ソリですべる場合は落し物をするようなので注意しましょう
ロープウェイに乗り、麓からは土合駅まで歩くことになりそうでしたが、
ウマイことヒッチハイクに成功したので、水上駅まで乗ることができました。
茨城県の方ありがとうございました!
お陰で早めに帰京することができました。
【まとめ】
1周間延期したことで、最高の天候に恵まれました。
山頂からの眺めはもちろんのこと、西黒尾根に登っている際の展望も最高でした。
また、上越の山には登ったことがなく、未知の領域でしたが、
今回、谷川岳を訪れたことで興味が湧きました。
特に、観光地としてのイメージしかなかった苗場山や尾瀬の山にも登ってみたいと思いました。
また、越後駒ヶ岳方面への稜線も残雪期に歩くことができたらいいなと思いました。
雪訓としては、西黒尾根の登りでキックステップの練習
天神尾根では滑落停止の練習ができたので良かったです。
しかし、アイゼンを付けるような雪の締まった場所がなかったのが残念でした。
そもそも暖かい時期にアイゼントレーニングをしたいと思うことが無茶だったのかもしれません。
登山者の傾向としては西黒尾根が玄人っぽい方ばかりで、
同世代の人に出会いませんでした。
小屋の人曰く、夏になると西黒尾根からも登ってくる登山者が増えるそうです。
残雪期のほうが面白そうだと思いましたが、それは人それぞれ好みがあるのでしょう。
それにしても谷川岳はいい山だったので、縦走で訪れたいものです。
絶好の登山日和で何よりでした。上越の山もよく知っているなあ、と思ったら地元の方にご教示いただいていたのですね。しかしGipfelさんをバンバン追い抜くとは中高年にも健脚が多いのですね。
知らないところでは現地の人に教えてもらうのが一番ですね!
今回はのんびりと登っていたのもあるとおもいます〜
ザックの褪せ具合からして登山歴が長そうな方ばかりでした!
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