一年越しのにゅう（稲子湯から周回）

2022年07月03日(日) [日帰り]

• GPS: 08:23
• 距離: 17.0km
• 登り: 1,305m
• 下り: 1,332m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:06
• 休憩: 2:20
• 合計: 8:26

6:30 ミドリ池入口
8:22 8:32 白樺尾根・石楠花尾根・白駒池分岐
8:58 8:58 稲子湯分岐
9:08 9:44 ニュウ
10:16 10:19 中山分岐
10:25 10:25 見晴らし台
10:30 10:31 中山峠
11:04 11:08 天狗岳分岐
11:13 11:14 天狗の鼻
11:17 11:45 東天狗岳
11:47 11:55 天狗の鼻
11:57 11:59 天狗岳分岐
12:32 12:32 天狗の奥庭
12:44 13:21 黒百合ヒュッテ
13:25 13:29 中山峠
13:38 13:38 中山峠・みどり池まで40分道標
14:06 14:06 中山峠・本沢温泉分岐
14:09 14:12 ミドリ池
14:14 14:16 しらびそ小屋
14:26 14:27 こまどり沢看板
14:31 14:31 こまどり沢水場
14:56 ミドリ池入口

天候

曇り〜雨
山の東側はほとんど降ってなかったんですが、中山峠あたりから雨。
天狗岳から下りてくる人もザックカバーつけてる人が多かったので、西っ側は朝から雨だったのでしょうか？
下界はここのところ猛暑日が続いてましたけど、さすがここまで上がってくると嘘みたいに涼しい。黒百合ヒュッテでお昼すぎで14℃。天狗岳の山頂では寒さで手がかじかみました。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

みどり池入り口の駐車場に駐めました。10台ぐらいは駐めれるのかな。朝6:30の時点で半分ぐらい埋まってました。戻ってきた時には2台ぐらい。

コース状況／危険箇所等

シャクナゲ尾根 - 倒木が多く迷いポイントが結構あるように思えました。（実際ルートロストした）
白樺尾根分岐〜中山峠 - 歩きやすい道です。
中山峠〜天狗岳 - 岩場ガチ。でもこっち下りにしたほうが良かったかな。
天狗岳〜天狗奥底〜黒百合ヒュッテ - 蓼科山かよ、と思えるゴーロ帯が延々と続きます。これにはヤられてしまいました。

その他周辺情報

稲子湯でお風呂！（650円）昔ながらの内湯と洗い場が3つしかない温泉ですが、ここのお湯が無茶苦茶気持ちよかった。鉄の成分が多い弱酸性湯？とにかく肌触りがまろやかで、温度もぬるめでいくらでも浸かっていたい。

写真

7/3 6:30

みどり池入り口駐車場。今日はこちらの登山口から参ります。
入り口の警告にちょっとビビる…

7/3 6:36

一年前から計画していた石楠花尾根。ネットのどこ検索してもいつが石楠花の季節なのかわかりませんw

7/3 6:36

もう初っ端から八ヶ岳ですね。ここで標高1500メートルぐらい？涼しいです。
下界は昨日までの猛暑8日連続ほどじゃないけど、やっぱり暑かったらしい。

7/3 6:43

この辺道広くて歩きやすい。

7/3 6:46

ちゃんと道標もあるじゃないですか。

7/3 6:46

いい雰囲気です。

7/3 6:57

お、石楠花だ。

7/3 7:06

コメツガ？
最後までシラビソとの違いがわからずじまいw

7/3 7:15

7/3 7:18

石楠花、咲いてるじゃないですか！
葉の裏緑のハクサンシャクナゲでいいんですよね。

7/3 7:24

なんだか倒木がやったら増えてきました。

7/3 7:24

古い道標。「乳岩」と呼ばれていたんですかね。

7/3 7:25

まだピンクテープが見えてますね。

7/3 7:32

この直後に道を見失います😯
詳しくは感想にて。

痛恨のルートロス。

7/3 7:59

ルート復帰しました〜😅
この橋も木が腐りかけてて中々スリリング。

7/3 8:19

白樺尾根との分岐までやってきました。

7/3 8:20

シロバナノヘビイチゴ

7/3 8:31

この辺も巨木が倒れてます。
ハムシが口の中に入ってくるので防虫ネット装着！

7/3 8:42

いやぁ…鬱蒼としてますな。

7/3 8:44

キノコとコメツガと苔の3点盛り！うまそう〜

7/3 8:51

7/3 9:07

白駒池方面からの分岐を少し過ぎるとイキナリ来ました！
富士山見えてますよ！

7/3 9:07

天狗岳も！

7/3 9:11

念願のにゅう登頂です！

7/3 9:12

富士山がきれいなシルエットを見せてくれてます。

7/3 9:12

硫黄岳に東天狗、西天狗。手前は稲子岳？

7/3 9:12

中山方面。この手前の森をこの後歩いていくんですね。

7/3 9:12

丸山の奥にはうっすらと北アルプス。
今日は12-100mmのレンズ忘れてきちゃったんで、ズームしてもここまでです。

7/3 9:12

白駒池の向こうには北横や蓼科山が見えてますね。結構遠いな。

7/3 9:12

薄っすらとした雲海に浮かんでるのは浅間山。
その右奥には平標山や仙ノ倉が見えてます。

7/3 9:13

奥の方は日光の山々ですね。

7/3 9:13

先月登った小倉あんこ…もとい御座山はやや右。

7/3 9:13

左から、御座山、三宝山・甲武信（奥）、国師・北奥千丈・金峰の奥秩父のみなさん…

7/3 9:13

…からの富士山。

7/3 9:14

＼(^o^)／

7/3 9:16

ゴゼンタチバナ（だよね？）

7/3 9:16

山頂にもシャクナゲ咲いてます。
八ヶ岳のシャクナゲは今頃が咲き始めのようですね。

7/3 9:16

これはアカモノ？

7/3 9:29

もう、何度も見渡してしまいます。
写真がもう3周分ぐらいありますが、以下略

7/3 9:30

…できませんでしたw
幻想的。

7/3 9:30

7/3 9:42

めちゃ喜んでるw

7/3 9:46

葉っぱはちょっと傷んでるけど、綺麗に咲いてます。

7/3 9:49

さて次へいきましょう。木の根っこがニョロニョロ。

7/3 9:51

にゅうから先はイワカガミがたくさん咲いています。
これまでと違って、他の登山者もたくさんいます。

7/3 9:56

7/3 10:13

シラカバだらけ

7/3 10:14

7/3 10:18

中山方面との分岐

7/3 10:20

この辺からも東方面がよく見えます。

7/3 10:20

ここのルート、本当に楽しい😊

7/3 10:20

7/3 10:22

7/3 10:23

7/3 10:25

天狗岳が近づいてきました。

7/3 10:26

見晴台から。

7/3 10:26

東天狗岳の斜面にはちょっとだけ雪渓が残っています。

7/3 10:29

7/3 10:30

中山峠まで来ました。ここで3年前の赤線に繋がりました。
前回は6月はじめでまだ残雪があって足の痛みが再発して…大変だった記憶が…

7/3 10:37

東天狗岳までの登り、ガッツ入れます。

7/3 10:41

7/3 10:42

7/3 10:45

7/3 10:45

7/3 10:46

7/3 10:53

7/3 10:54

7/3 11:00

登山道を楽しみながら歩いてると、天狗岳方面にガスが上がってきた…

7/3 11:04

まだ周囲は見えるけど…

7/3 11:05

アレアレ〜

7/3 11:14

ミヤマダイコンソウ

7/3 11:24

えーっと山頂です。結局ガスが上がってくるスピードに勝てなかった。
雨も結構降ってきました。

7/3 11:25

驚きの白さ🙄
山頂で会った人たちもそそくさと下りていきます。

7/3 11:30

粘ります。

7/3 11:31

粘ります。

7/3 11:31

でも、こういうのも悪くない。
当初計画では根石岳山荘まで足をのばすつもりだったんですが、この状態だし時間も押してきてるので、ここから引き戻すことにしました。

7/3 11:32

ガスはどんどん流れています。上空は時々青空も見えてるので

7/3 11:34

おお、カッコいいじゃないか。
赤岳ちら見せ

7/3 11:43

なんだかんだで30分ぐらいいました。そろそろ戻りましょう。

7/3 11:48

7/3 11:58

すりばち池方面で下り、黒百合ヒュッテを目指します。

7/3 12:02

所々ケルンがあるんですが、どういうタイミングなんだろ。

7/3 12:08

中山峠からの登りと違って、こっちはゴーロ帯なんですね。
蓼科山や編笠山を思い出させます。

7/3 12:15

あれがすりばち池？

7/3 12:15

雨が強くなってきて岩の表面が滑る滑る。

7/3 12:21

そういえばハイマツ見るのも久しぶりな気がする。

7/3 12:21

蓼科山が見えてます。シルエットがとてもわかりやすい。

7/3 12:29

白ペイントが無いとちょっと難しいね。

7/3 12:29

これ越えたらヒュッテ見えるかな。

7/3 12:42

おお見えた。楽しげな話し声もここまで聞こえてます。

7/3 12:51

ヒュッテ到着！
ゴーロ帯の通過、地味に消耗しました。

7/3 12:51

7/3 13:07

最後までこれだもの。

7/3 13:21

まだ雨が降ってるのでトイレ横の丸テーブルのある屋根付きスペースで昼ごはんにしました。

7/3 13:21

気温は14℃。この日の埼玉は35℃。

7/3 13:21

ヒュッテを後にします。帰りはみどり池経由で駐車場まで戻ります。

7/3 13:23

中山峠までは木道ですね。

7/3 13:25

あっと言う間に峠。

7/3 13:27

中山峠から先はしばらく急斜面。
この辺ですでに雨はやんでました。
やっぱり東側方面だけだったんだろうか。

7/3 13:30

コバイケイソウがたくさん。

7/3 13:33

結構な急斜面をつづら折れで下ります。

7/3 13:41

急斜面終わったかな。

7/3 13:47

途中こんな泥が。
この乳白色のドロがにゅうの語源だったんだっけ？

7/3 13:48

稲子山。

7/3 14:04

ここまで来るとあとは緩やかな下りをのんびり行くだけなんですが、帰宅が遅くなるのが嫌なので、3時までに駐車場につけたら稲子湯でお風呂！急ぎますよ。

7/3 14:04

先代の道標。

7/3 14:05

本沢温泉方面との分岐。
今から考えると白砂新道から下ってそっちでご飯食べても良かったかな。

7/3 14:08

足元を見ると古い線路が…。
昔の森林軌道の跡のようです。

7/3 14:10

みどり池につきました。湖畔の花と。

7/3 14:14

しらびそ小屋。中はのぞかず。でも、いい雰囲気。
このあたりだったら山頂までいかず、キャンプだけってのもアリかもしれません。

7/3 14:16

7/3 14:17

さらに進むと、チカラの抜けた道標が…w

7/3 14:24

倒木に宿る新しい生命。

7/3 14:43

林道との交差にまで下りてきました。

7/3 14:45

この後林道をショートカットする登山道が続いてます。

7/3 14:53

はい、ゴールです。3時に間に合った。
汗でレンズが曇ってしまってます。
この後、稲子湯へ移動し、汗をさっぱり流しましたとさ。

撮影機器：

OM-D E-M1 Mark II ボディ オリンパス

装備

個人装備

ザック 登山靴 シェル 長袖シャツ ズボン Tシャツ タオル ソックス グローブ 帽子 コッヘル バーナー 水筒 コンパス ファーストエイドキット 雨具 ヘッドランプ トイレットペーパー ナイフ 簡易トイレ ライター 熊ベル モバイルバッテリー リップ 目薬 日焼け止め 手帳 筆記用具 時計 地図（地形図） サングラス 鏡 スペアコンタクト 財布 昼ご飯 飲料 行動食 予備食 携帯電話 ショートスパッツ

感想

ミハラシ

　ちょうど一年前の7月3日に山友さんたちと浅草岳へ登った後にソロでのにゅう登山を計画していました。それまで時々坐骨神経痛が出ていたんですが、計画前日になって明らかにおかしくなり山行は取りやめ。その後間欠性跛行（歩行困難）に陥り10月には手術に至りました。詳しくは日記に記録を残しています。手術後リハビリを行い年明けから登山に復帰しましたが、この日ようやくにゅうへ1年越しの計画を実行することができました。
　ようやく時間がつながった思いが大きいです。
　天気は数日前からの予報からは崩れてしまったのですが、にゅうからは期待通りの360度の絶景を楽しむことができました。また石楠花尾根はもちろんにゅう山頂や東天狗岳に至る登山道沿いにも石楠花がちょうど咲き始めた時期にあたり良いタイイングで登ることができました。東天狗岳は…まあ写真のとおりですが🙄これはこれでヤマの醍醐味ではないですかね。
　惜しむらくはは石楠花尾根でのルートロス。登りであったこともあり、比較的短時間で復帰することができてますが、以下がその時の顛末です。
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�‥殘擇�やたら多い石楠花尾根。人工の丸太橋を渡ると先にルートらしき行き先が無い…？
�△舛腓辰髪Δ北椶鬚笋襪閥�引に進んだような足跡を見つけ、跡をたどる。「ちょっと行けば正規ルートに合流するだろ」
�４歛清兇�ら4、5メートル上がるがルートなし。ヤマレコ確認するとオンザルート。足跡も続いてるっぽい（ァャシィ）し、行けなくもない。「もちょっと行って見るか」
�い靴个蕕�行ってもルート無いし進める感じじゃないし。ヤマレコ見ると見事に外してるし… 「あ、やっちゃった」
�ァ屬靴磴△佑┐覆◆Ｃ録涕�ても地形はだいじょうぶそうだし、左に進んで復帰するかぁ」
��左行こうとするけど倒木に阻まれ上へ上へ。正規ルートと平行に上がるだけ…
�Г發υ世�明かないので、かなり強引に正規ルート方面へ強行突破し復帰。正規ルートとは身長位の浅い谷を挟んだ尾根筋を行ってたが、折り重なった倒木が腐ってて足元不安定。決してやっちゃいけない復帰工作…
これ��でヤマレコでルート確認したとき、すでに外してたはず。多分その時点でGPS捕捉してなかったんじゃないかなと。足跡に付いて行っちゃった自分もアホだし、�△了�点での行動をもっと慎重にやるべきだったのかな…
なお�い粘歛清兇泙婆瓩襪箸いα�択は難しかったかな。戻ると余計にハマりそうな感じだった。
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　この日は登り始めて1時間で迷ってる。
そもそも一年前から計画していたにも関わらず、前日ぎりぎりでパッキンしてるし🎒、寝る時刻誤って睡眠足りてないし🥱、運転中に耐えきれず2回もPAで仮眠して到着遅れてるし😴、登山前に準備体操もしてないし🧎BCAAも飲み忘れてる💊

…というあたりも反省点であります。ははは…