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記録ID: 447102
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ハイキング
屋久島

屋久島 sea to summit to sea 宮之浦 永田岳

2014年04月28日(月) ~ 2014年05月01日(木)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
74:06
距離
54.0km
登り
4,360m
下り
4,448m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

28日:海>楠川>=楠川歩道=>白谷雲水峡>弥生杉>三本足杉>白谷山荘
29日:白谷山荘>楠川分れ>ウイルソン株>縄文杉>高塚小屋>新高塚小屋>焼野三叉路>永田岳
30日:焼野三叉路>宮之浦岳>黒味岳>花之江河>淀川小屋
01日:淀川小屋>淀川入口>乃木尾根>=尾之間歩道=>蛇之口滝>=蛇之口ハイキングコース=>尾之間温泉>海
天候 28日:晴れ 曇り
29日:晴れ 曇り
30日:晴れ 曇り
01日:晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 飛行機

感想

いつか行こうと思っていた屋久島
一向に行く気配が無い自分にがいることに気づいたので
よく行く人に色々話を聞いて天気の安定しているGWに飛行機をとった
そして鹿児島の友達にいろいろルートを聞いて南北一気通貫で良いじゃんと適当に決めた

屋久島到着
まずガスを手に入れないといけない。通常のガスでも良いのだが 期間も長いのでドラゴンフライにしてホワイトガソリンを調達することにした。
いくつものガソリンスタンドやホームセンター、ドラッグストアにホワイトガソリンの有無を電話で聞いたがどこもダメ。宮之浦のアウトドアショップで売ってくれる事を確認して予約した。
空港に到着してバスにのり宮之浦方面へ。
バス停からショップまで歩きホワイトガソリンを購入。
宮之浦港近くのショップから歩き始めの楠川の海まで移動。バスの時刻表を見たら がびーんな待ち時間だったので歩くことにした
楠川の登山道入口が見えたところで海の方に歩く。
海まで出ないといかん。

海から旅のスタート
GWの山行は鯉のぼりと決まっている。鯉のぼりを背負って楠川登山道を歩き始める。
楠川歩道はこれといってオススメするほどの事はなく。いや、誰も歩いていないのとこれから歩く屋久島に((o(´∀`)o))ワクワクしてテンション高く歩いていた。
あ、いかん。ガスを買うのに一所懸命になって酒忘れた。がーん。
苔むした森を歩き到着した場所は駐車場ってのが残念だ
普通はここまでバスで来るのだろう。というか後で知ったが白水雲水峡から歩き始める人も少ないらしい
弥生杉で最初のデカイ杉を見た。まぁ普通の杉だと思った。
二代大杉、三本足杉、三本槍杉〜〜その他色々。名前が分からん杉も結構あるが下調べ無しなのでよく分からなかった。まぁ良い。
全部歩いて思ったのは縄文杉なんかより三本足杉が一番良かった。見たことない感じだったし。
白谷山荘に到着。ん?無人小屋なんだとこの時知った。
先客は数人。テント貼っても良かったんだけど小屋の中で寝ることにした。酒も手にはいらないじゃん。
アウトドアショップで見かけた夫妻もココに到着していたのでお話させていただいた。
ここで会った青年と色々話をさせていただき酒も頂いて気分よくなって就寝した。

2日目
よく寝た。4:30出発。暗い中歩き始めた。
工程の長さを考慮して太鼓岩はスルー。
楠川分かれからトロッコ道を歩く。この辺りから明るくなってきた。周りはだれもいない。とことこ歩く。
ウイルソン株に到着。だれもいない。中に入って一休み。上を見上げる。
まったり。
中に流れている水を飲む。旨い。屋久島はどこも水が旨い。
誰もいないのでまったり。木の中で飲む水は最高だ〜
GWはどこも激混み、特にココは行列だ出来るほどと聞いていたので拍子抜け。良かった。最高じゃん。
まったりしていたがハートの写真を思い出して撮影場所を探す。分からんw。
あれこれやっていたら人が来たので聞いたけどその人もわからないと。。あはは。
どーでも良いやっとその場を後にする。
幾つかのデカイ杉を見て縄文杉へ。
まぁこんなもんかと。近くに寄れないってのは残念。ここには10人位の人がいたので写真を撮ったり話をしてそこを後にした。
高塚小屋は無人。ピカピカの小屋だった。あれ?新高塚?と思ったが高塚小屋だった。
高塚小屋で昼食。ラーメンを食べる。大きい鳥が近くまで来たのが嬉しかった。
結構疲れた。第一展望台は知らないうちに通過。第2展望台は分かった。
平石を通過して焼野三叉路に到着。結構疲れていた。
今日は永田岳を通過して鹿ノ沢小屋の予定だったが 申し訳ない。披露を理由にここでテントを張ることにした。ごめんなさい。
一休みして永田岳までピストンした。良い山だった。
帰りに水を調達して戻った。白谷山荘で会った夫婦も同様の理由でここでテント泊。
ものすごい良い夫婦で色々話が出来てよかった。

3日目
5時頃出発。
宮之浦岳の山頂でご来光を見る予定だったが どうもガスっている。
まぁ日が出れば晴れるだろうと楽観して登頂したがガスは晴れないままだった。
山頂には5,6名の登山客。人がいると思わなかった。
3,40分いたがこのまま変わらないと思い先に進んだ。
ガスっていると行ってもある程度の視界はあり歩いていても気持ちよかった。
爺岳、を横に歩く。鳥はさえずる。
どこに行っても綺麗な水が直ぐに手に入る良い山域。
というか屋久島は水の島と思った。素晴らしい島だ。
途中 雨が降ったら川になりそうな登山道をなんども通過しているが 雨が降らないで本当に良かった。
ザックを置いて黒味岳へ。展望も良く気持ち良い。いや、風も強く寒くなった。
時間があまりまくりだったので花之江河で昼食して横になって超まったり。
花之江河の中には普段いないという鹿が優雅に昼食を取っていた。後から歩いてきた夫妻も追いついた。
縦走は単独でも一緒にあるいている人たちと連帯感が生まれるがその感覚が凄い好きだ。
途中から一緒になった人たち3人と夫妻と一緒にあるく。淀川小屋に到着。
僕はここで泊まり。
皆さんはバスに間に合うように紀元杉までおりていくとの事。
美しい沢ぞいで一緒に昼食タイムを同席しお話させいただいた。
なんでもここの川は透明度が高くて水があるのがわからないという話を聞いたが その人が水を汲みに行って水が分からずに沢に足を突っ込んでしまったので笑った。
皆さんはバスがあるのでここでお別れ。
小屋には明日登る人たちが結構いた。
僕は超まったりで色々な人と話をさせていただいた。
酒がないのが悔やまれる。就寝

4日目
5時頃出発。快晴。
皆さんは小屋にいた人たちは宮之浦岳へ。僕は淀川入口方面へ。
ほどなく到着した淀川入口は登山客で賑わっていた。
僕は人ごみの中。乃木岳方面の登山道を目指す。
このルートは歩いている人も少なく。またミスルートしやすいと聞いていた。
地形図を見ると踏み跡がないと乃木尾根から鯛の沢へ降りてからは結構しょっぱいルートかもと思っていた。
あー気持ち良い。
尾根から鯛の沢方面へ降りていく。踏跡もあるしピンクテープもある。
まぁこの先だよな。と思っていたが結果 ルートはすべて良好。
普段 道なき道を結構あるいているので見る目がついてきたせいもあるかもしれない。
鯛の沢はスーパー綺麗な沢だった。
ここは雨天時は徒渉できない場所と聞いていたので晴れていて本当によかった。
ザックを置いて少々 上流へ行ってみた。
結構な水量の綺麗な沢。遡行したいなぁ。
屋久島は本流に見える沢が支流の支流だったりして水が豊かな島だと改めて思ったりした。
途中4人組のパーティとあう。
屋久島のアウトドアショップの主にも人と会うことないと聞いていたのでびっくりした。
尾之間歩道を歩き蛇之口滝分岐の東屋で休んでいると登山客が。
この時間からは結構きつそう。僕は蛇之口に行くことを告げ別れた。
蛇之口滝は大スラブに白糸のように流れる壮大な滝で水量も豊富。
今回の縦走で一番のハイライトだった。
まぁ沢をやっているとこんな感じの滝には出会うのですが それでも感動的な出合いだった
屋久島は産業がなかったので産業をおこすために 屋久島の資源 屋久杉を伐採して産業にしようという時期が会ったらしく 石がひかれていたりする。石垣のある遺構などもある。
尾の間温泉から蛇之口滝まで2時間のハイキングコースになるので何組かとすれ違った。
良い滝だからオススメだと思う
やった!尾之間温泉に到着!!
隣の神社に無事を感謝して入浴。200円
いやー良いお湯だった。
熱いから休み休み地元のおじいさんと話ながら風呂に入った
男湯と女湯の湯船がつながっていているんだが、なんでも源泉は女湯と中にあるそう
そのた モッチョムの意味?なども教えていただいた
風呂から出た後は 海まで歩く。ホテルの近くから岩場に3ピッチ20Mを下降して海にタッチ
無事にsea to summit to seaを達成した

=====
その後 ご飯を食べてモッチョムの登山口まであるき 翌日モッチョムに登っているので
こちらもsea to summitになった

屋久島にたっぷり浸って 水豊かな島を実感
水の島 屋久島 良い島だ!
ありがと!

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無雪期ピークハント/縦走 屋久島 [3日]
宮之浦岳縦走(淀川登山口 黒味岳 宮之浦岳 縄文杉 白谷雲水峡)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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