羊蹄山〜真狩コース〜 花盛り
- GPS
- 09:27
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,638m
- 下り
- 1,617m
コースタイム
- 山行
- 8:25
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 9:28
かなり遅めのタイムです。
天候 | 晴れ 時々雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ここはかなりのキャパがあり,すぐそばにトイレ(水洗)もあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありませんでした。 |
その他周辺情報 | 真狩道の駅で野菜(カリフラワー)を購入しました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
軍手
レインウェア
ゲイター
日よけタオル
靴
ザック
行動食
昼食
飲料
筆記用具
スマホ
スマホ予備電池
時計
カメラ
熊よけの鈴
アルコールバーナー
五徳
ライター
ケトル
虫除けスプレー
蚊取り線香
コーヒーミル
コーヒードリッパー
カップ
ヘッドライト
携帯ラジオ
ファイヤースターター
防虫 ヘッドネット
ツエルト
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感想
年に一度の羊蹄山修行の登山を行いました。
羊蹄山は山の形も高さも「登ってみたい!」と思わせる山です。自分もそこに惚れているのですが,やはり登山道の長さや単調さにも遅ればせながら気付いてきたところでもあります。
天気予報は雨ということもあり,厳しくなったら引き返すつもりで登り始めました。
駐車場到着の6時頃の段階で猛烈な湿度と北海道とは思えない気温の高さに相当な不安を感じました。駐車場もガラガラ状態で,多くの皆さんが「今日はパス」と決断したことを感じました。
1合目到着には汗だくとなり,3リットルの持参した水のうち0.25リットルを早くも消費しました。頂上,その後のお鉢回り,下山時のことを考えると不安が増しました。
その後,節水?を心がけてペースをかなり落とし,おかげで水分消費量もかなり抑えつつも,途中から雨に打たれレインウエアに着替えたり,天候が急回復し猛烈な暑さと発汗にやられたりと,過去8回の羊蹄山挑戦で最も厳しい一日となりました。
それでも勝手知ったる登山道ということで,必ず待っているノウゴウイチゴに期待通り遭遇し,野生の酸っぱさを満喫することで疲労回復,7合目以降は高山植物の出会いが老体に気合いを与えてくれました。
特に良かったのが,チシマフウロウ,イワブクロ,エゾノツカザクラ,ミヤマキンバイ,イワウメ,カラマツソウ,ウコンウツギ,キバナシャクナゲといった花々です。個人的にはイワブクロの咲く立地条件,健気に仲間を増やしつつある様相に感動しました。
体長面では5合目以降は湿度,温度が地上と比べ相対的に楽になり,気持ちの部分でも余裕が生まれ,7合目以降の高山植物との相乗効果で楽しい登山となりました。
まあそれでも改めてログを見ると,真狩分岐から喜茂別ピークまで40分もかかっていることからも明らかなように,加齢によるペースダウンにも少しがっかりしたところです。
喜茂別ピーク(羊蹄山最高地点)では,例年の賑わいもなく「雨予報でも登ってくる強者」といった面々が大人しく昼飯を食べている絵に溶け込むこととなりました。(その一人になれてちょっとうれしいです)
下山時には小屋によって毎年更新される「登山バッヂ」(700円)を購入することができ,こちらは自分のルーティンなので満足でした。
小屋周辺の景色や探索により,雪渓からの融雪水がこんこんと登山道に注いでいることを確認しうれしくなりました。それは,今から17年ほど前に登った際に甘い見積もりで飲料水が足りなかった窮地を救ってくれた神の水と同じ箇所から注いでいたからです。感謝の気持ちを告げ,今回は(持参した水がたっぷりあったので)顔を洗わせてもらい,下山に向けての気持ちを引き締めさせてもらいました。
今年も無事に羊蹄山に登ることができました。自然,神,関係する皆様に感謝です。
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