大雪山・黒岳(御鉢平展望台まで)
- GPS
- 06:44
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 679m
- 下り
- 679m
コースタイム
- 山行
- 5:58
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 6:42
天候 | 曇→晴→ガス 12時頃から遠雷が聞こえたが雨が降る事はなかった。 しかし、雷の影響でロープウェイは30分程運行を停止した。 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
当日は黒岳ロープウェイとリフトを利用して7合目登山口まで。 下山後は層雲峡に後泊し、翌朝、バスで上川に出て、石北本線で旭川に出た。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
人気のコースなので良く整備され、道標も完備しています。 この日歩いた範囲で、残雪はお鉢平展望台下の1箇所、約50mほどだけでアイゼンは不要でした。 北鎮岳から下って来た人がチェーンアイゼンを下げておられたので、聞いとところ、北鎮岳分岐下の雪渓は部分的に凍っていて、下りで危険を感じたので使用されたそうです。 |
その他周辺情報 | 日帰り入浴施設「黒岳の湯」が人気だそうです。 その他、ホテルが沢山あり、日帰り入浴が出来る所があります。 ラーメン店もあります。セイコーマートで買い出しができます。 |
写真
感想
大雪山・白雲岳からのゼブラ模様を見たいと長年思ってきた。
コロナ禍で延び延びになっていて、やっと実現する機会を得て遠征した。銀泉台から赤岳を経て白雲岳に至り、北海岳、黒岳を経て黒岳7合目に下山する予定だったが、前日の天気予報が雨だったので止むなく変更した。
出発時は午後から雨に改善していたが、初めてのコースの稜線で風雨に晒されることは避けたかったので、安全策の黒岳周辺のお花畑鑑賞に切り替えた。
黒岳ロープウェイ6時の始発で5合目へ、そこからリフト(始発は6:30)で7合目に行き、歩き始めた。
大きな岩と階段の連続だが、よく整備されていて歩きやすい山道が黒岳山頂まで続く。
黒岳の北斜面の道沿いにはウコンウツギの大群落が広がりスケールの大きさを実感した。高度を上げるとナナカマドの群落やチシマノキンバイソウの群落が随所に見られ、大雪山の花の多さ、密度の高さを実感できた。
山頂から石室手前まではゴーロ帯に道が付けられていて、少し歩きづらいが、展望は抜群だ。山頂に着いたときは2000m級の山々の山頂部には厚い雲がかかっていたが、正面にお鉢平を中心に大展望が広がっていた。
山頂から下るとコマクサ、チシマノキンバイソウ、エゾツツジ、イワヒゲ、などが咲いていた。石室近くの岩場にはエゾナキウサギが生息していて、姿は見られなかったが、鳴き声は聞くことができた。
石室付近は、キバナシャクナゲ、チングルマ、エゾツガザクラなどが至る所に群落を作っていた。
休憩後、雲の平、御鉢平展望台を目指した。
途中もたくさんの花が咲いていて、スケールの大きい景色と相俟って飽きることがなかった。
北鎮岳のオオハクチョウと千鳥の雪形もはっきり残っていた。
御鉢平展望台からは2000m級のなだらかな山々に囲まれた御鉢平の圧倒的なスケールの景色が広がっていた。
出来れば北鎮岳の山頂を踏みたかったが、午後から雷雨の予報が出ていたので、泣く泣く引き返した。
石室から黒岳山頂に向かう頃から遠くで雷が鳴り始めた。
雷が来る前に山頂を超えたかったので、息を切らして登り、すぐに下山を開始した。相変わらず遠雷は聞こえていたが、雨は降らなかった。
花を観賞しながら下り、心配していたリフトは運転していたので、一安心して5合目まで下ると、ロープーエィは運休していた。
コーヒーを作って飲んだりしていたら、30分後に再開したので無事下山できた。
そのころから上りの乗客は乗せないで、下りだけ乗せていたような状況だった。
リフト、ロープーエィが運休になって下まで歩いたというヤマレコユーザーのレコも見ていたので、パニックにならずに済んだのは大変ありがたかった。
大雪山の雄大な景色と圧倒的なお花畑を満喫できた山旅だった。
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