仲仙寺から経ヶ岳 アルプス展望を求めて

2014年05月17日(土) [日帰り]

• GPS: 06:44
• 距離: 15.2km
• 登り: 1,617m
• 下り: 1,618m

コースタイム

行程：約6時間35分（含休憩約31分）
5:55 駐車場
7:00 4合目
7:25 5合目
7:45 6合目
8:00 7合目
8:37 8合目 8:47
9:05 9合目
9:35 経ヶ岳山頂 9:48
10:03 9合目
10:30 8合目 10:38
10:57 7合目
11:21 5合目
11:39 4合目
12:30 駐車場

天候

晴れ時々曇り　のち　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・コンビニ
　　伊那ICを下りて、仲仙寺に向かう途中にサークルK、その先に
　　ファミリーマートがあります。
・アクセス
　　伊那IC出口で右折。
　　仲仙寺(0265-73-5472)または伊那市考古資料館（0265-78-6166）を
　　目指せばよいです。10~15分くらいで到着します。　　
・駐車場
　　伊那市考古資料館前に10台程度止められます。
　　そのすぐ下の羽広公民館にも大型バスが止められる大きさの駐車場あり。
・トイレ
　　羽広公民館の駐車場入り口にあります。

コース状況／危険箇所等

・登山口〜8合目
　　歩き易い登山道で特に危険個所はありません。
・8合目〜山頂
　　残雪が結構ありました。斜度のあるところではスリップ注意。
　　チェーンスパイクやアイゼン付けてもいいかもしれませんが、私は使わずに済みました。

・登山ポスト
　　伊那考古資料館の駐車場入り口にあります。（写真参照）

・温泉
　　車で約5分の場所に「みはらしの湯」
　　http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd6/index.php?id=2
　　露天風呂や休憩所から南アルプスが良く見えるので、天気の良い日はお勧め。
　　露天風呂には山名が書いた写真パネルが設置されていて、露天風呂から見える南アルプスの山名をその場で知ることができます。

写真

5/18 15:02

伊那市考古資料館前の駐車場からスタート

5/18 15:33

登山ポストはコレ。
（帰りに撮影）

5/18 15:02

仲仙寺の山門へ続く階段の左脇道を登ると登山口です

5/18 15:03

ヤマブキの色が目を引きます

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ヤマエンゴサクかな？
薄暗くてピンボケになってしまった

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仙仲寺横の登山口。
入口の案内板、しっかりしています

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がんばりますっ！！

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始めはヒノキとアカマツの森を進みます

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ヤマツツジ

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広葉樹の雑木林に変わりました。新緑が気持ちいい

5/18 15:07

5/18 15:07

歩き易い道が続きます

5/18 15:08

ミツバツツジ

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4合目に到着

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ここで大泉所ダムからの登山口と合流します。

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カラマツ林に変わりました。

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4合目上の登山道沿いにタチツボスミレの群生が多くありました

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キジムシロも群生してました

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朝日が差し込む明るい登山道

5/18 15:09

5/18 15:09

歩き易い道が延々続きます

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少し開けた5合目

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木々の間から木曽駒ケ岳が見えます

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5合目から6合目はやや登りがきつくなります

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うす雲がかかってきました

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7合目は小ピーク。でも周囲は木に囲まれて、展望もイマイチ

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経ヶ岳頂上方面。ピークに見える場所が8合目

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木々の合間から見える木曽駒ケ岳を見ながら進みます

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目指す方向は青空だが、、、

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振り返ると、伊那谷に雲が出て、南アルプスの山々は見えない

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ブルースカイ！

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8合目に到着。
ここは開けていて展望良いです

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南側の木曽駒ケ岳方面。上部はまだ雪化粧

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東側の八ヶ岳方面。雲が邪魔だー！

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左のピークが9合目。右の山が黒沢山

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右のピークが経ヶ岳の頂上と思っていたら左奥のピークが頂上でした

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8合目を過ぎてすぐ稜線の雪歩き。
気持ちいい〜！

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8合目の先、少し登ったこの場所が一番展望良かった。左のピーク8合目を見下ろせる所です

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木曽駒ケ岳もバッチリ。

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好展望ポイントを過ぎると、この案内板。
ここから、、、

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雪の量が急に増えます

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踏み跡不明瞭なところもあってプチルートファインディング。ピンクテープを外さないよう、登っていきます

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これくらい雪が残っている場所も。斜度もそれなりにありますが、ノーアイゼンで行けました

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残雪の斜面を登りきったところが9合目。頂上はまだ先です

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9合目から一旦、下ります。雪があったり無かったり

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雪はほどほどにしまっていて、ツボ足になるようなところはありませんでした

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クマザサがだんだん深くなり、、、

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プチ薮漕ぎ個所も

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不思議な穴発見！

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踏み跡がはっきりしたところもあれば、、、

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薄い所もありました。
ルートを見極めながら歩きます

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9合目から頂上間も展望はあまりありません。
これくらいが限界

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最後の一登り。雪があったり無かったり

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経ヶ岳山頂到着！
木々に覆われて、頂上って雰囲気ではありませんでした

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山頂のお地蔵様、無事に登頂できました

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山頂でも木々の間からなんとか木曽駒ケ岳が拝めました

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足元に注意しながら下山します

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経ヶ岳稜線越しの御嶽

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分かり難いですが、この薮が登山道

5/18 15:31

絶景ポイントに戻ってきました。
伊那谷の雲が上がって、南アルプスが見えるようになりました！

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この場所で、しばらく眺めを堪能

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甲斐駒ケ岳、仙丈岳、間ノ岳もばっちり見える。
最高〜！！！！

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八ヶ岳と右奥に奥秩父の山々

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山を下りるのがもったいない

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絶景だ〜！！

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名残惜しいですが、下山します

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8合目付近の雪庇

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雪化粧の御嶽もきれいでした。
もうちょっと開けた場所で見たかった

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最後の雪上歩き

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8合目に戻ってきました。登りの時より雲が減って南アルプスが良く見えました

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あっという間に7合目まで下山

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歩いてきた8合目、9合目に別れを告げて、下山

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歩き易い登山道なので、下山も楽チン。

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5/18 15:32

カラマツの新芽が輝いています

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ウスギヨウラク

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新緑の森林浴

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イチリンソウ

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5/18 15:33

立派な本堂

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歴史を感じる境内でした

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もみじがいい雰囲気を醸し出しています

5/18 15:33

伊那考古資料館の駐車場からの眺めもなかなかのものでした

撮影機器：

D700 ニコン

感想

hmnt

前々から気になっていたんだけど、なかなか行くチャンスが無かった経ヶ岳にようやく行ってきました。

中央アルプスの北端で伊那谷を挟んで南アルプスも目の前とくれば、最高のロケーションですが、ちょっと（かなり？）マイナーな山の印象です。登山道の大部分が木々に覆われているうえに、メジャーコースは登山口から頂上までのピストンとなるので、変化が少ないからかな。

せっかく行くなら、ちょっと変化が欲しいと思って、残雪の残るこの季節を選びました。
雪渓以外で残雪の山歩き経験がほとんどないので、ちょっと心配しながらの山行でしたが、思いのほか楽しめました。雪の量もそれなりにあって気温もやや低めだったんで、踏み抜きも無く雪の広尾根を歩いたり、踏み跡薄い所はプチルートファインディングしたり、良い経験になりました。結果的には、ノーアイゼンで済みましたが、これは雪の状態次第ですね。残雪区間も8.5合目付近から山頂までと、残雪初心者にとっては距離もちょうど良かったです。

あと、期待の眺望は8合目〜8.5合目付近が最高ですね。期待通り、中央アルプスと南アルプスの雪をかぶった峰々、伊那谷を見下ろす風景はなかなかの絶景。この日は八ヶ岳や奥秩父、御嶽なども見えて満足。初め雲が多かったですが、次第に晴れて来て、ラッキーでした。

登山道は非常に歩き易かったです。緩やかに淡々と登っていくので、歩き易い反面、ちょっと単調かもしれませんが、4合目から1合目ごとに案内表示があるんで、気分的には楽。ザレているところも無くて、下山も体にやさしいです。今回はいつもより早めのペースで下山しましたが膝の違和感無く降りてこられました。

あと、麓の仲仙寺が歴史あるとても立派な佇まいで驚かされたりと、地味だけど、意外に魅力ある山行でした。