鎌倉山〜八丁平〜峰床山〜チセロ山〜三本杉
- GPS
- 08:52
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 1,303m
- 下り
- 1,180m
コースタイム
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 8:52
花を探しながら歩いていたり、寄り道をしていたり。
ペースに乱れがあるはずで、コースタイムはあまり参考にならないでしょう。
天候 | 晴れ/薄曇り/曇り/雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
京都バス - 10系統 - 出町柳駅前〜坊村 1100円 京都バス - 32系統 - 大悲山口〜烏丸北大路 870円 京都市営地下鉄 - 北大路〜四条 260円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■坊村バス停〜鎌倉山 坊村バス停近くの橋を渡り、少し北にある登山口から入山。 やや急な斜面を少しだけ登り、尾根に乗ります。 この先、地形図では急傾斜ですが、適度なジグザグ道となっています。 林道を越える辺りから傾斜は緩み、ぶな平を経て、植林帯では踏み跡を追うのが難しく感じるけど、特に問題はなし。 その後、基本的に道ははっきりしており、道なりに進むと、鎌倉山山頂です。 ■鎌倉山〜八丁平〜峰床山 支尾根に注意しつつ進む事になり、倒木で微妙に進行方向への注意を逸らされる箇所があるように感じます。 現在位置と進行方向の把握をきっちりとできるようにしておく必要があるでしょう。 オグロ坂峠から六尺道を下り、八丁平へ。 八丁平は周遊路を歩く形になっており、湿原内への進入は禁止されています。 周回を終えて、オグロ坂峠に戻り、尾根を辿って行くと、峰床山山頂へ至ります。 ■峰床山〜俵坂峠〜チセロ山 右側に谷を見つつ進んで行くと分岐があり、俵坂峠方面へ。 下って行くと林道が交差しており、すぐ近くの『俵坂歩道』と記された標識の地点から山道へ進みます。 P864を経て、俵坂峠に至ります。 部分的に一般のルートから逸れ、ショートカット用の尾根を進み、林道に出合う。 林道を進んだ後、『こもれびの森歩道』の標識があり、ここから尾根道へ。 アップダウンのある道で、迷い込みそうな支尾根はあまりなさそうだけど、進行方向に注意しつつ進んで行くと、チセロ山山頂に到着です。 ■チセロ山〜三本杉〜大悲山口バス停 チセロ山山頂からは林道のような幅広の道で、東屋を経て、その先で林道に出合い、右折。 すぐ先に標識があり、折り返すように左折。 道なりに進んで行くと、『三本杉歩道』との標識があり、そこで左折して下りにかかります。 急斜面をジグザグに進むようなルートが設けられており、道幅が狭めのトラバース道を主に進むようなイメージなので、足元に注意して下ります。 階段として整備された際に使用された木杭が浮いた状態で残っていて、やや視認しにくく感じられ、つまずいたりしないようにしたい。 傾斜が緩んだ辺りには杉の大木があります。 その後も注意が必要な辺りなどを経て下り終えると、沢に出合います。 程なくして、三本杉が目の前に現れます。 その先は主に未舗装の林道歩きとなり、峰定寺の参道前に至ります。 舗装路をしばらく歩いて行くと、大悲山口バス停に到着です。 |
写真
感想
5年前の7月、初めて訪れた峰床山でふと見かけたイチヤクソウの花。
当時は名も知らず、思わぬ出会いに心動かされたのです。
昨年の7月に再びイチヤクソウを見るべく出かけたのだけど、予定よりも1週遅れとなったのもあってか、もう花期は終わっていました。
今年の4月の山行でイチヤクソウの葉っぱを確認するなど、準備を進めていたし、再挑戦です。
本当は前の週に出かけたかったのだけど、天候が不安定だったので、1週遅れとなってしまい、これがどう影響するか。
坊村バス停からスタートし、まずはいつものように水神社で手を合わせておきます。
登山口にてヤマビル除けの簡易の処置を施し、濡れタオルを首にかけ、入山。
尾根に乗って登っていると、雨がちな日が多かったせいか、種々のキノコが映えており、写真映えしそうなのを選び、撮影。
それなりの傾斜の道が続き、暑くて汗が流れ落ちる。
林道を横切る所でちょっと休憩。
この日も塩分補給のタブレットに頼る事になりそう。
さらに進んで尾根に乗り、この辺りからイチヤクソウをじっくりと探し始めます。
特に成果のないまま、ぶな平に到着。
その後もイチヤクソウを探しながらなので、ゆっくり進む事になるのだけど、暑さを考えると、これぐらいのペースが良さそう。
イチヤクソウの葉っぱを見かけていた辺りはコアジサイなどが葉を茂らせていて、見つけるのが難しそうだし、生息条件としても良くなさそう。
結果的には、末尾の写真の一株のみしか見つからず、昨年と同様に花期を終えていて、とても残念な結果に。
失意と共に登り終え、鎌倉山山頂に到着です。
木々の葉が茂っていて、広いはずの山頂が4月に来た時よりも狭く感じる。
ここからはオグロ坂峠へ向けての尾根歩きで、進行方向に注意が必要なのだけど、もう何度も歩いているので、仮に間違った方向に進んでも早めに気が付く感じ。
どの辺りからだったか、安定して風が吹いてくれるようになり、良い雰囲気の樹林帯の中を気分良く歩いて行きます。
思っていたよりも天候が良く、これでイチヤクソウの花さえ見られれば文句なしなのだけど、この区間でも見当たらず、オグロ坂峠に到着。
そう言えば、今年はヒグラシが少なく、ちょっと寂しく感じました。
水場で少し涼を取り、六尺道をゆったりと下って行き、八丁平へ。
日射しはなくなり、空は雲に覆われていて、草木の緑も本来の輝きではなく、少し気だるそうな色合いのように感じてしまう。
中村乗越方面への分岐にあるベンチで昼食にします。
ヒグラシの鳴き声が気に入らないのか、ウグイスが警戒音を発している。
いつものように八丁平を周回し、スタート地点に戻って来ると、雨が降り始め、ついに来たかという感じ。
様子を見つつ歩いてみたものの、すぐに止みそうにないので、オグロ坂峠でザックカバーを装着し、レインウェアに袖を通します。
ガスが出て少し神秘的な雰囲気のオグロ坂峠を後にし、再び尾根を辿ります。
風が冷気を運んで来ているのか、レインウェアを着ていても、あまり暑く感じない。
雨は降り続いているけど、八丁平へと通じる谷の源頭部の辺りに日が少し射すのが見えたりする事もあり、程々で回復してくれそう?
イチヤクソウの花は見当たらないまま、峰床山山頂に到着です。
ここに来るまで山中では誰も見かけなかったけど、先着の団体さんがいらっしゃいました。
もう雨は上がっているけど、まだガスで展望はないよう。
チセロ山方面へ向けて、いつものルートを辿ります。
花の咲いている時期と違い、目を引く物は少なく、黙々と進みます。
それなりに風が吹いていたはずで、それなりに暑い程度だったか。
チセロ山山頂に到着、実際にかかった時間以上に長く感じる道中でした。
少し先にある東屋で雨装備の片付けをしようと思って歩いていると、再び雨が降り始め、がっくり。
それなりに疲れているので、東屋で休憩。
雨はしばらく降りそうで、道が悪くなると良くないと思い、程々で出発。
すると、少し進んだ辺りで雨脚が強まり、このままだとびしょ濡れになりそう。
戻るのは億劫なので、大きな木の下でレインウェアのズボンを装着。
P826のプレートを確認後、足元に注意の必要なルートを気を付けつつ下って行きます。
前回の比良の山行での転倒が脳裏にこびりついているので、いつも以上に慎重です。
無事に下り終えると小さな沢に出合い、すぐに花脊の三本杉とご対面です。
いつ見ても美しく、その立派な姿に圧倒されます。
この先は林道歩きとなり、寺谷川沿いの林道に合流。
少し進んだ辺りで林道から逸れ、数日前に入手したサンダルの具合のチェックをしつつ、軽く水遊びを。
サンダルは思っていたよりもグリップ力がありそうで、石伝いの渡渉が難しい際に沢をジャブジャブと歩くのには十分に役立ってくれそうだし、もうちょっと可能性があるかも。
それと、水辺にはヤマビルがたくさんいるのも確認できました。
その後、時間に余裕があるので、桑谷の林道を歩き、機会があるのかどうか分からないけど、今後に備えての調査をしてみました。
舗装路に戻って来て、バス停の手前の立派なネムノキを見上げてみると、ピークの前なのか後なのか、今年は花は少なくて輝きを放っておらず、残念。
大悲山口バス停に到着し、今回は無事にゴールです。
という訳で、イチヤクソウ狙いでの山行でしたが、昨年と同様の結果に。
花期がいつ頃なのかという把握ができておらず、初めて見た5年前はたまたま遅い時期に咲いていただけなのかも知れませんね。
色々と調べれば分かるのかも知れないけど、失敗を繰り返して正解に辿り着くのも悪くないはずで、またの機会を持ちたいと思います。
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