真教寺尾根から赤岳へ(下山は県界尾根)

2022年07月18日(月) [日帰り]

• GPS: 06:50
• 距離: 14.5km
• 登り: 1,502m
• 下り: 1,486m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:14
• 休憩: 0:33
• 合計: 6:47

4:59 美し森無料駐車場
5:10 5:11 美し森
5:19 5:19 八ヶ岳美し森ロッジ
5:27 5:27 羽衣池
6:00 6:00 サンメドウズ清里パノラマリフト山頂駅
6:05 6:05 賽の河原
6:48 6:48 牛首山
6:59 7:00 扇山
8:33 8:34 真教寺尾根分岐
8:40 8:40 竜頭峰
8:44 8:45 赤岳
8:51 9:13 赤岳頂上山荘
10:01 10:07 大天狗
10:37 10:37 「東方薬師如来」石碑
10:41 10:41 小天狗
11:11 11:11 真教寺尾根方面分岐
11:22 11:23 赤岳県界尾根ルート登山口
11:46 美し森無料駐車場

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美し森の駐車場を利用。50台くらいは停められそう。

コース状況／危険箇所等

【真教寺尾根】
9割近くは樹林帯をひたすら登っていく。標高2,600m辺りから鎖場が続く。垂直に近いところもあるが、しっかりとしたホールドはある。高度感を感じるところもあるかも。1,000m以上も登ってからの鎖場なので、しっかりと体力を残しておきたいところ。
【県界尾根】
こちらも、標高2,600mより上は鎖場が続く。真教寺尾根よりも勾配は緩やかだけど、濡れていたりガレていたりするので、滑らないように注意が必要。
鎖場が終わると特に危険なポイントはない。

写真

7/18 4:56

美し森からスタート！
この後すぐ、美し森山に向かう途中で小さめの熊に出会う。20〜30m位先で、ノソノソと逃げて行ってくれた。

7/18 5:07

美し森山に登る途中、振り返ると富士山。

7/18 5:10

美し森山の頂上には額縁が置いてある。
これから向かう赤岳は頂上に雲がかかってる。

7/18 5:10

反対からだと富士山見えるけど、木で隠れてギリギリ少しだけ見える。

7/18 5:20

樹林帯を進んでいく。
赤岳山頂は雲がかかっていて景色は期待できないけど、今日は真教寺と県界尾根の鎖場がメイン！

7/18 5:26

美し森からすぐに羽衣の池。

7/18 5:27

アザミがキレイに咲いてる。

7/18 5:59

このあたりは、笹藪のなかを歩いていく。熊を見かけた直後だから、少し怖いなぁ。

7/18 6:00

スキー場のリフトに到着。
リフトの営業時間は9時からみたい。

7/18 6:03

賽の河原に到着。
目の前に見えるのが牛首山かな？

7/18 6:14

牛首山に登る途中から振り返って富士山。
今日は曇っていたけど、景色が開けるたびに、富士山を眺められた。

7/18 6:24

牛首山手前から、少し緩やかになる。

7/18 6:31

西側の景色が開けたところから。
曇ってるけど、良い景色。

7/18 6:48

スタートから2時間弱で牛首山に到着。想定よりも良いペース。

7/18 6:59

牛首山のすぐ先には扇山。
この辺りから風が強くなる。

7/18 7:01

目指す赤岳が近くに見えてきた！

7/18 7:21

緩やかだった登山道が急登になる。

7/18 7:30

頂上方面を見上げる。
左側は天狗尾根。

7/18 7:35

振り返ると、登ってきた尾根。
遠くには富士山。

7/18 7:37

岩場も出てきた。

7/18 7:57

第一鎖場。ここはウォーミングアップにちょうど良い感じ。

7/18 8:01

足元に「手もと足もと」
ここからが核心部。

7/18 8:07

岩に程よく亀裂が入ってるので掴みやすい。

7/18 8:10

ここもゴツゴツしてるから、足も置きやすい。

7/18 8:17

岩場には花が多く咲いてる。

7/18 8:26

7/18 8:29

7/18 8:25

これで鎖場終わりかなーと思っていけど、

7/18 8:30

まだ残ってた。

7/18 8:33

真教寺尾根登りきった！

7/18 8:33

ここからはキレットからのルートと合流。

7/18 8:38

景色は期待してなかったけど、阿弥陀岳が姿を見せてくれた！

7/18 8:39

赤岳も！

7/18 8:48

5回目の赤岳登頂！
先月も来たっけ。

7/18 8:47

頂上着いた時にはガスってしまった。

7/18 8:46

頂上から真教寺尾根と県界尾根。
この2つの並び、本当にきれい。

7/18 8:51

先月来た時には頂上山荘は営業してなかったけど、再開したんですね。

7/18 8:51

頂上山荘前で休憩。
ここが赤岳北峰ということを初めて知った。

7/18 8:53

ランチパックがパンパン。

7/18 9:01

晴れるかなーと期待して少し待ったけど、これが限界。
風強くて寒いし。寒さで足が冷えて、足を少し動かした時に攣ってしまった。

7/18 9:08

帰りは県界尾根へ。

7/18 9:12

しばらくは鎖場が続く。
ガレているところも多く、真教寺尾根とは雰囲気が違う。

7/18 9:25

ハシゴもある。

7/18 9:36

何度見ても、良い並び。

7/18 9:36

これが最後の鎖場&ハシゴ。

7/18 9:40

ここの鎖は長い。
頂上で足が攣ってしまった影響か、左足に力が入りづらくて苦戦した。

7/18 10:29

鎖場を抜ければ、樹林帯を緩やかに降っていく。

7/18 10:33

途中、振り返って赤岳。
ずっと曇ってたけど、雨降らなくて良かった。

7/18 11:22

県界尾根登山口に無事下山。

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 予備靴ひも ザック 昼ご飯 行動食 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 ツェルト ヘルメット

感想

じゅん

前日の金峰山・国師ヶ岳に続き、3連休最終日はどこにしよう？と色々悩む。
天気的には南アルプスが良さそう。黒戸尾根に挑戦するか？未踏の光岳に行くか？最終的には、月末に行こうとしていた赤岳の真教寺尾根に行くことにした。

美し森から入山すると、すぐに熊に出会ってしまうというハプニングがあったが、とりあえず樹林帯をひたすら登っていく。ほぼ9割は樹林帯歩きだったと思う。
真教寺の鎖場は自分の想像していたよりも多く、垂直に近く感じるところもあった。ホールドは掴みやすいので極端に難しいとは思わないが、樹林帯歩きが長いので体力には余裕をもって臨んだほうが良いと感じた。

下山に利用した県界尾根も鎖場が続く。疲れなのか、足が攣ってしまったからなのか、足が思うように動かずに少し苦戦したが、無事に降りることができた。

個人的な印象では、今回のルートは最近行った皇海山や戸隠山、八海山よりも難易度は高いと感じた。

赤岳は5回目の登頂となるが、地蔵尾根、文三郎、キレット、真教寺、県界尾根、どこからのルートも楽しく、ますます赤岳が好きになった。