丹沢/道志川上流・大棚ノ頭

2022年07月18日(月) [日帰り]

• GPS: 04:23
• 距離: 8.6km
• 登り: 556m
• 下り: 556m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:18
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:18

7:57 山伏峠バス停
11:45 11:45 要所小屋ノ頭
11:49 11:49 水ノ木分岐
11:58 11:58 大棚ノ頭
12:06 12:06 山伏峠
12:15 山伏峠バス停

天候

曇り後晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆駐車場
国道413号線山伏トンネルの山中湖側出口すぐにある脇道の路傍に駐車。
今日帰る時には全部で8台駐車していた。オーバーユース気味と言えるかもしれない。

コース状況／危険箇所等

◆道の状況
・山伏トンネル〜奥道志キャンプ場
国道413号線の路傍を歩くが交通量が多いので要注意。
奥道志キャンプ場を抜けて入渓するが受付で通り抜けすることを断っておくこと。
・道志水源林源流の森〜甲相国境尾根
源流の森の遊歩道から尾根に取り付いて登って行くが一般の登山道では無い。
◆登山ポスト
登山ポストは見当たらない。

写真

7/18 7:58

今日は山伏トンネルから出発。

7/18 8:01

トンネルを潜って東側に歩くのは初めて。先ずはこれ、去年の五輪ロードレースの記念碑。

7/18 8:01

道志村の石碑と七里太鼓乃里と銘を打たれた和太鼓の模型もある。

7/18 8:08

数分歩いて一回Uターンを通過すると道志水源林源流の森。ここが今日の終了点のようだ。

7/18 8:09

立派な木の廊下が沢まで設てある。

7/18 8:09

水源の森百選の一つとか。

7/18 8:25

源流の森から15分程で道志川最奥の山伏オートキャンプ場。

7/18 8:25

道志のキャンプ場はどこも人気らしいけれどここも感じの良さそうなキャンプ場だ。

7/18 8:26

平地ではもう枯れてしまったがここではアジサイがまだまだ。

7/18 8:29

あちらに望める双耳峰は今倉山じゃないですか？

7/18 8:34

奥道志キャンプ場入口に着いた。

7/18 8:34

ここを通り抜けて道志川に向かう。ちゃんと受付で通り抜ける旨断って行きましょう。

7/18 8:50

河原で入渓準備。いつもの沢道具を持って来たが結果的にはヘルメットと沢靴だけで足りた。

7/18 9:02

平穏な沢の様相から始まり、これに終始する。

7/18 9:02

結構深いところもあるので泳いで遊びたい人も十分遊べる。

7/18 9:04

ナメがなかなか綺麗。この辺りの河床は花崗岩のようだ。

7/18 9:05

美しいナメ。

7/18 9:05

ナメが続く。

7/18 9:07

と思ったらコンクリートの石畳が40m程続く。これは何のための造作なんだろう？

7/18 9:08

我々は楽に石畳を行かせてもらっているがplaceさんは中々楽しんでる。

7/18 9:11

右岸側に石垣があると思ったら山伏キャンプ場のようだ。朝からジュージューと美味しそうな匂いをさせているなぁ。

7/18 9:13

キャンプ場の橋を潜るが、場違い感を訴えるような視線を感じるんですが。

7/18 9:14

トポには無いが左に支沢を分ける。

7/18 9:20

もう一つの橋。

7/18 9:20

橋を潜る。

7/18 9:24

釜を湛えた2m滝。漸く滝っぽいのに出合った。13Kさんが泳いで来いと言うけれど。

7/18 9:26

誰も泳ぎません。(笑)

7/18 9:27

2条1mとトポにはあるけれど今日は3条？

7/18 9:28

3条1mの上から。

7/18 9:29

少し段付きになったナメ。

7/18 9:30

流れていく水が綺麗。

7/18 9:31

国道を走るクルマやバイクのエクゾーストノートが無ければもっと情緒を感じるのだけれどね。

7/18 9:35

堰堤に出合う。トポには2mと書かれているが4mはあるでしょう。

7/18 9:36

Aki-CLさんがiEucalyptusさんに丸太を歩いて登ってよと言うけれど。

7/18 9:37

まあ普通に右岸側から乗越ます。

7/18 9:38

テント張るならこんな情景が最高だな。

7/18 9:41

ミゾホオズキかな？

7/18 9:41

すぐ脇を国道が走ってるのは興醒めですな。

7/18 9:42

結構水遊びしてるiEucalyptusさん。

7/18 9:43

また堰堤。

7/18 9:43

右岸に上がる所に残置スリングあり。

7/18 9:44

ここは一本橋を楽々と。

7/18 9:48

左から支沢が入って来る。

7/18 9:49

右岸は崩壊地が続く。

7/18 9:50

タマアジサイ。

7/18 9:51

2条に分かれて滔々と流れている。これが2m滝かな？

7/18 9:52

右から支沢が入る。トポには無いようだ。

7/18 9:52

ナメが続く。この辺りはもう花崗岩っぽく無いし鉄分も多そうな河床だ。

7/18 9:53

まだナメが続く。

7/18 9:53

貫入を窺わせる模様が河床にある。

7/18 9:54

左から支沢が入っている。

7/18 9:55

まだまだナメ。

7/18 9:56

そのまたナメ。

7/18 9:57

この辺りは倒木が多いが案じた程では無かった。

7/18 9:59

釜を湛えた2m滝。

7/18 10:01

二俣のようだ。

7/18 10:01

まだナメ。二俣は左へ進む。

7/18 10:04

日蔭沢と同じように火山噴出物っぽい丸石が多くなってきた。

7/18 10:04

ナメを行く2人。

7/18 10:05

大きな釜を湛えたナメ滝。

7/18 10:06

ナメ滝の上にもナメ滝。

7/18 10:06

更にその上にもナメ。

7/18 10:07

また二俣を左へ。最後の堰堤が見える。

7/18 10:08

最後の堰堤は崩壊している。右側も登れそうだけれど崩れそうでいやらしい。素直に右岸側から越す。使うまででも無いがお助けトラロープもある。

7/18 10:11

堰堤を越すともう源流の森だ。

7/18 10:12

これが最後の2m滝。

7/18 10:13

源流の森

7/18 10:25

滝上に出て木の廊下で沢装備を解く。Aki-CLさんが少し早いけれどと誕生日プレゼントにチーズケーキをくれた。美味い。

7/18 10:28

iEucalyptusさんからは「かちからす饅頭」の差し入れ。これも美味い。

7/18 10:34

のんびりと休憩中。Aki-CLさんは昼寝の算段中？

7/18 10:40

休憩中

7/18 10:53

13Kさんが周辺を偵察して上流に向かう径があると言うので、では大棚ノ頭位を目指しましょうかとなった。

7/18 10:55

ところが径路はすぐに終点になった。色々な解説ボードやベンチが設てあり教室っぽい。

7/18 10:56

これはどうやら森の保水能力の実験のようだ。

7/18 10:57

後でGoogle Mapで見たら道志水源林施設見学地とあった。なるほど。

7/18 11:03

結局は左側の尾根に取り付いて甲相国境尾根を目指すことにした。ちょうど沢の詰めっぽい。漸く沢登りって言えそうだ。

7/18 11:11

少し登ったら苗木の育成ゾーンに。

7/18 11:16

それが尾根に続いている。

7/18 11:19

送電線鉄塔に出た。

7/18 11:21

鉄塔

7/18 11:21

東には御正体山、遠くに今倉山。

7/18 11:21

反対を見ると富士山が山頂だけ頭を出していた。

7/18 11:23

ざれた赤土は足元からグズグズと崩れて登りにくい。鉄塔の基礎も危ういのではと心配になる。

7/18 11:25

鉄塔の保守径なのか階段があるが、これはやがてなくなる。

7/18 11:25

水平に通る歩道もある。これを辿ると水ノ木分岐に行くんじゃない？

7/18 11:28

ここで尾根から逸れるがすぐにどん詰まり。

7/18 11:35

結局は斜面を直登していくことになる訳だ。

7/18 11:40

甲相国境尾根に出た。

7/18 11:43

要所小屋ノ頭ももうすぐ。

7/18 11:46

要所小屋ノ頭を下る。

7/18 11:48

水ノ木分岐。

7/18 11:48

ほらこの歩道。みんなの足跡の灰色ルートが繋がっている。

7/18 11:49

再び鉄塔に出て南側の展望。どうも雲が多い。

7/18 11:52

大棚ノ頭分岐。そう言えば大棚ノ頭には登ったことが無いよね。

7/18 11:56

じゃあ登ろう。

7/18 11:56

意外にもちゃんと山頂標識があった。

7/18 11:57

さあ下ります。

7/18 12:04

またまた鉄塔。ここは御正体山の展望が良い。

7/18 12:10

国道まで下ってきた。お疲れ様でした。

撮影機器：

COOLPIX W300 ニコン

感想

tadomasa

ザ・ウォーター・ウォーキングと言う感じ。ルートの無い尾根を攀じって甲相国境尾根まで出て何とか沢登りらしくなった。でも危険箇所は無く、ナメは美しいのでキャンプを楽しみに来た人たちには好ルートでしょう。沢屋の裾野を広げるにもね。

白山書房の「ウォーターウォーキング3」に掲載されていたのを13Kさんが見つけて、軽く行きたい時に行こうかと計画してくれた。この海の日の連休は本来は戸隠方面に宿泊山行をと考えていたのだけれど戻り梅雨のような不安定な天候が日々続くので諦めていた。最終日はそこそこ持ちそうなのでと道志川上流に繰り出した次第。

沢登りとして見るとかなり物足りない印象だけれどキャンプついでの沢遊びであれば100%要求を満足できるのでは無いかな？今朝も朝三国峠辺りではポツポツと雨が降ってきたので早く上がれるルートがちょうど良いかと。来週からはまた夏山の天気が戻って来るかな？