中央線沿線の名峰・倉岳山〜高畑山
- GPS
- 06:45
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 922m
- 下り
- 908m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
往路=JR鳥沢駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
倉岳山、高畑山の頂上直前と直後はそれなりの急斜面です。また、巻き道も狭く、ざれている場所が何カ所もあります。すべって転倒すると谷底に落ちてしまう場所もあり、慎重に進みましょう。 高畑山から下山途中にたくさんの倒木があり、登山道をふさいでいました。木の下を通過する時は、倒れてこないか気をつけつつ進んだ方がよいでしょう。倒木の原因は「積雪」と鳥沢駅の駅員さんが教えてくれました。 トイレは、梁川駅と鳥沢駅にあるだけです。鳥沢駅の近くに酒屋があり、ビールの購入には便利です。 |
写真
感想
登山には絶好の天候で実に気持ちのいい山行だった。稜線では心地よい風が汗をぬぐい、森の中では木漏れ日が新緑を輝かせる。こんな環境に半日いれば、日頃の憂さを完全に忘れる。薫風の5月は山歩きに最高のシーズンだ。富士山も見事だった。
このコースは前半と後半が沢沿いを歩き、その中間が尾根歩き。変化に富んでいて飽きない。何度も来ているが、イタチを見たのは初めて。うれしかった。
ネギさんがトップで、まったく疲れないペースを刻んでくれた。深謝。
朝からほぼ快晴で「こいつは暑くなりそうだな〜」と思いましたが、山中は思いのほか涼しく快適でした。Kenmeiさんが書かれているように、5月は登山に最適な時期と実感した次第。
倉岳山は2年ぶりですが「深山幽谷」という言葉がふさわしい沢筋から、明るい尾根道に出れば雰囲気が一変。やがて千両役者のように富士が姿を現し、再び深い谷筋へと降りていきます。地味ながら飽きのこない山歩きでした。なぜか我々とは逆方向から登ってくる人が多かったが、Mさんの話ではほとんどのガイドブックがそうなっているとのこと。どちらも大差ないと思うんだけど、どうしてだろう。
いろんな鳥の声が聞こえましたが、一番うれしかったのはキビタキの「キッコロリ〜」と「チョットコイ」。後者はコジュケイとそっくりですが、途中で鳴き方が変わりキビタキと判明。黄色と黒の鮮やかなツートンカラー、見たかったなあ。反省会はちょっと飲み過ぎたかも知れません。
さわやかな風と木漏れ日の中を歩きました。天気と景色にも恵まれ、気持ちのよう山行になりました。
駅から歩ける上に、それなりの険路と、このコースは歩きがいがあります。ケンメイ先輩は「年に1度は歩く」と言いますか、それも理解できます。
前回(2012年)に来た時は、徒渉を繰り返し、最後は泥濘歩きでした。このためスパッツを最初からつけたのですが、水量が少なく、スパッツの必要はありませんでした。逆に登山道が乾き、急斜面はざれていました。急斜面などでは慎重に歩く必要があります。
また、下山路では、イタチに出会いました。野生の生イタチを見るのは初めて。あまりにすばしっこく、シヤッターチャンスを逃してしまいました。残念でしたが、いいものを見ました。クマでなくて良かった……。
お風呂は八王子の稲荷湯へ。いいお湯でした。
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