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Yamareco

記録ID: 450875
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰薬師岳で「ちい散歩」/ 残雪たっぷりの中道ピストン

2014年05月19日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:35
距離
10.2km
登り
1,621m
下り
1,616m

コースタイム

日帰り
山行
8:35
休憩
0:00
合計
8:35
7:45
35
中道ルート登山口
8:20
160
林道出合
11:00
90
御座石
12:30
60
薬師岳山頂
13:30
20
砂払い
13:50
40
中道下山口
14:30
80
御座石
15:50
30
林道出合
16:20
中道ルート登山口
07:45 中道ルート登山口発(標高約1265m)
08:20 林道出合(標高約1600m)
09:20 「しらかば広場」着(標高約1950m)(休憩10分)-09:30発
11:00 御座石(標高約2380m)
12:30 薬師岳山頂(北峰)(標高2780m) 以上往路所要4時間45分(標高差1515m)
(昼食・周辺散策)
13:20 薬師岳小屋前
13:30 砂払い(標高2740m)
13:50 中道下山口から下山開始
14:30 御座石
15:50 林道出合
16:20 中道ルート登山口帰着  以上下山所要2時間30分 
   合計所要時間8時間35分(歩行距離約10.2km)

[ルート図]
上のルート図はGPSログではなく手書きです。
天候 天気/ 快晴(AM7-11)〜やや曇り(AM11-)
気温/ 12℃(AM8;出発時)〜6℃(PM1;薬師岳山頂)
風 / 終日無風(稜線で弱風)
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
(高速道利用の場合)中央道韮崎ICを出て左折。七里岩トンネルを越え、「一ツ谷」交差点で右折し、国道20号線を北上。
「桐沢橋東詰交差点」で釜無川を渡り、西詰交差点を右折。道なりにS字カーブを進み、原山神社脇の交差点(信号なし)で左折(「←鳳凰三山」あり)。そのすぐ30mほど先の交差点を右折。(「青木鉱泉→」あり)
あとは直進だが、最初の600mほどに未舗装の部分があるので注意。採石場?脇を通過後、舗装道路となる。
[ルート図]
http://bit.ly/1ogPD6x

約30分で青木鉱泉入口を過ぎ、約1kmでT字路を左折。その先また1kmで左折。
その後約300mほどで登山口がある。車数台駐車できるスペースあり。
青木鉱泉から先の道は車底の高い四駆車でないとつらい。

--[参考タイム]----------------------------------------------------------------------
06:40 国道20号線竜王駅入口交差点
(国道20号=約12km)
07:00 国道20号線桐沢橋東詰交差点(←中央道韮崎ICから5.3km。車で10分)
(一般道+林道=約19km)
07:35 中道ルート登山口着
コース状況/
危険箇所等
[中道登山道]
登山口から林道出合までは急登を上る。林道出合からは樹林帯の中の尾根道。
下部で道は明瞭で迷う心配はないが標高2000m付近から一挙に積雪深く(1m〜1.5m程度)、倒木や折れ枝多く歩きにくい。また一部で道が不明瞭。赤ペイント探しながら進む。
山頂直下、ハイマツトンネルから上は雪無し。アイゼンでは却って歩きにくい。

[薬師岳小屋]
この日は営業しておらず。おそらくこの時期は土日のみの営業。各自でご確認を。
http://houousan.com/renraku.html

その他周辺情報 [最終コンビニ]
一ツ谷交差点の北約500m、道の左側にセブンイレブン。
穴山橋手前(南)すぐ、道の右側にローソン。
韮崎ICすぐ下にもローソンあり。

[日帰り入浴]
韮崎市営「ゆーぷるにらさき」
http://yu-pool.moo.jp/
韮崎市内「武田乃郷 白山温泉」(600円)
http://www.hakusanonsen.com/index.htm
北杜市営「むかわの湯」(市外の方700円)
http://www.mukawanoyu-shidax.com/

[写真]
下の写真のうち主なものは地図上に撮影ポイントが落としてあります。
なお、写真は巾1600pxあります。各写真クリック(巾800px)よりも「スライドショーで見る」か「元サイズ」をクリックして頂いた方が大画像になります。
青木鉱泉に向かう道でドンドコ沢の先に鳳凰が現れた。
正面ピークが薬師、右端が観音だ。
17
青木鉱泉に向かう道でドンドコ沢の先に鳳凰が現れた。
正面ピークが薬師、右端が観音だ。
中道登山口の周りの森ははもうすっかり緑が濃い。
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中道登山口の周りの森ははもうすっかり緑が濃い。
歩き始めて急登を約30分、登り切るとそこが林道出合だ。
2
歩き始めて急登を約30分、登り切るとそこが林道出合だ。
樹林の合間から地蔵ヶ岳のオベリスクがくっきりと!
美しすぎ・・・。
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樹林の合間から地蔵ヶ岳のオベリスクがくっきりと!
美しすぎ・・・。
「しらかば広場」到着。
笹原もシラカバも気持ちよさげ。
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「しらかば広場」到着。
笹原もシラカバも気持ちよさげ。
その先、標高2000mで一気に積雪出現。
しかも最初から深さ1m以上だ。
6
その先、標高2000mで一気に積雪出現。
しかも最初から深さ1m以上だ。
まだこんなに雪が残っているとは。深さ1.5mほどはある。
樹木の枝が顔に当たってうっとおしいよ。
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まだこんなに雪が残っているとは。深さ1.5mほどはある。
樹木の枝が顔に当たってうっとおしいよ。
右の方の展望が開けたところで八ヶ岳。
赤岳と権現のツインピークか?
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右の方の展望が開けたところで八ヶ岳。
赤岳と権現のツインピークか?
ときどきこんな景色で道が不明瞭。
赤ペンキ頼りに適当に歩くしかない。
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ときどきこんな景色で道が不明瞭。
赤ペンキ頼りに適当に歩くしかない。
巨岩「御座石」に到着。
石の足元はまるで洞窟のように深くなっている。
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巨岩「御座石」に到着。
石の足元はまるで洞窟のように深くなっている。
標高2500mを越えるとシャクナゲの葉が目につくようになる。
まだ花どころじゃないね。
3
標高2500mを越えるとシャクナゲの葉が目につくようになる。
まだ花どころじゃないね。
後ろを振り返れば富士山。
雲の上に浮かんでいる。
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後ろを振り返れば富士山。
雲の上に浮かんでいる。
標高2600mあたりに展望の利く岩場あり。
ここから薬師の双耳峰を眺めると一気にテンション上がる。
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標高2600mあたりに展望の利く岩場あり。
ここから薬師の双耳峰を眺めると一気にテンション上がる。
山頂に接近するも、道はこの有様。
樹木があらかた倒れていて歩けない。
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山頂に接近するも、道はこの有様。
樹木があらかた倒れていて歩けない。
その上のダケカンバ林もなんだか樹木が傾いているような・・・
3
その上のダケカンバ林もなんだか樹木が傾いているような・・・
ハイマツのトンネルを抜けるとなんと道に雪がない!!
天空の別世界に突入だ。
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ハイマツのトンネルを抜けるとなんと道に雪がない!!
天空の別世界に突入だ。
振り返ればやっぱり富士山。
手前右に大きいのは辻山。左の低いのは千頭星山だ。
5
振り返ればやっぱり富士山。
手前右に大きいのは辻山。左の低いのは千頭星山だ。
行く手の左側は南峰だ。
あの岩もよく落ちないなあ・・・
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行く手の左側は南峰だ。
あの岩もよく落ちないなあ・・・
薬師岳山頂(北峰)に到着。
ここからも富士山には目が行ってしまう。
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薬師岳山頂(北峰)に到着。
ここからも富士山には目が行ってしまう。
西の方、眼下に縦走路が伸びる。
その向こうの北岳がすごい。
その大きさと威容に圧倒される。
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西の方、眼下に縦走路が伸びる。
その向こうの北岳がすごい。
その大きさと威容に圧倒される。
視線を右に振れば仙丈ヶ岳もくっきりだ。
こちらも負けてないって感じ。
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視線を右に振れば仙丈ヶ岳もくっきりだ。
こちらも負けてないって感じ。
南峰の方に向かって南アルプスの山並みが伸びるが名前はイマイチ不明で残念。
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南峰の方に向かって南アルプスの山並みが伸びるが名前はイマイチ不明で残念。
東側に眼を落とせば千頭星山の手前に見える岩峰が「展望岩場」のところだろう。
遠くには釜無川の流れが光っている。
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東側に眼を落とせば千頭星山の手前に見える岩峰が「展望岩場」のところだろう。
遠くには釜無川の流れが光っている。
薬師岳山頂で、恒例の「リュックで記念撮影」。
バックの山はもちろん仙丈。
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薬師岳山頂で、恒例の「リュックで記念撮影」。
バックの山はもちろん仙丈。
ケルン広場の方を見下ろす。
手前は中道の最上部の鞍部。ここだけ雪がたっぷり残る。
正面で一番高い山は農鳥岳だ。
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ケルン広場の方を見下ろす。
手前は中道の最上部の鞍部。ここだけ雪がたっぷり残る。
正面で一番高い山は農鳥岳だ。
もちろん観音岳方面も見逃せない。
あれ、足元に「オッットセイ岩」があるよ。
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もちろん観音岳方面も見逃せない。
あれ、足元に「オッットセイ岩」があるよ。
北峰の周囲を散策。
こちら北峰の岩峰もなかなかだ。
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北峰の周囲を散策。
こちら北峰の岩峰もなかなかだ。
八ヶ岳方面は広大な裾野が広がる絶景。
蓼科山まで見えている。
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八ヶ岳方面は広大な裾野が広がる絶景。
蓼科山まで見えている。
縦走路に出て散策。
縦走路上には雪が見当たらないようだ。
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縦走路に出て散策。
縦走路上には雪が見当たらないようだ。
北峰(左)と南峰(右)の間の鞍部に富士山が顔を出している珍な景色(^^)
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北峰(左)と南峰(右)の間の鞍部に富士山が顔を出している珍な景色(^^)
一応、この山頂標前でも写真撮影しておこう・・・。
北岳の左、間ノ岳の山頂はあいにく雲の中。
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一応、この山頂標前でも写真撮影しておこう・・・。
北岳の左、間ノ岳の山頂はあいにく雲の中。
一瞬、農鳥岳方面の雲が切れる。
農鳥岳やその左は広河内岳、さらに荒川三山など。
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一瞬、農鳥岳方面の雲が切れる。
農鳥岳やその左は広河内岳、さらに荒川三山など。
おや、こんなところにも「イルカ岩」か??
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おや、こんなところにも「イルカ岩」か??
さらにこっちには首をもたげた「カメ岩」が(笑)
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さらにこっちには首をもたげた「カメ岩」が(笑)
薬師小屋に向かって散策中。地面は「お砂場」状態。
振り返ると奇岩林立、不思議な景色。
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薬師小屋に向かって散策中。地面は「お砂場」状態。
振り返ると奇岩林立、不思議な景色。
南に砂払いが大きくなった。眼下には薬師岳小屋が佇む。
5
南に砂払いが大きくなった。眼下には薬師岳小屋が佇む。
砂払いに登って薬師岳小屋を見下ろす。
左遠方に見えているのはアサヨ峰だ。
トレードマークの「N」はもう淡い。
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砂払いに登って薬師岳小屋を見下ろす。
左遠方に見えているのはアサヨ峰だ。
トレードマークの「N」はもう淡い。
「↑青木・中道」表示を目印に下山開始。
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「↑青木・中道」表示を目印に下山開始。
途中で見掛けたりっぱなサルオガセ。
4
途中で見掛けたりっぱなサルオガセ。
林道出合まで帰ってきた。
林道脇の「登山道・青木鉱泉」の道標から下りる。
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林道出合まで帰ってきた。
林道脇の「登山道・青木鉱泉」の道標から下りる。

感想

GW前後は山が混み合いそうで敬遠し、その後は天気と日程が合わず一ヶ月以上も山行間隔を開けてしまいました。
久しぶりに好天予報が出た月曜日、かねて今年こそはと考えていた「残雪期の鳳凰」を目指すことにします。
ルートは飽きもせずに中道ルート。薬師岳を目指してあとは時間次第で観音岳までの稜線散歩を楽しもうという魂胆です。

なじみのような中道登山口はもう新緑に囲まれて初夏のような景色です。「踏み抜きは怖いけどまさかスノーシューは不要だろう。」とか「チェーンスパイクさえあればアイゼンなしでも。いやその反対かも・・・。」など、出かける前に足回りの装備をどうしようか散々悩んだのですが拍子抜けのようです。
足元にはスミレなどが咲き、「こりゃ初夏のハイキングだね。」とすっかり気軽に歩き始めたのでした。

ところがそんな気分は標高2000mに達したところで突然にふっ飛んでしまいました。登山道前方にすごい雪山出現です。見ただけで深さ1mはある。初冬のように少しずつ積雪が増えるのではなくまさに「唐突」なのでした。
こりゃチェーンスパイクなんてもんじゃないな。と最初からアイゼン装着。これは好判断でした。
そもそも中道は急登が多い。そこにたっぷりの残雪で、道のあちらこちらは「滑り台か?」という状況です。幸い雪は締まっていて踏み抜きはほとんどなくアイゼンがよく効く固さでした。
しかし、道の積雪量が多いため樹木の枝はちょうど目の前ほどのものが多い。中腰で潜ったり、頭に引っかかったりと実にうっとおしい。精神的にはこちらの方が参ってしまいました。
そんな状況で積雪出現から先では歩行ペース激落ちです。足も無意識に踏ん張っているので太ももに来ます。途中では道が不明瞭で数回のプチ道迷いも。
4時間もあれば稜線までと読んでいたのに着いたのは5時間近くも掛かった12:30でした。

下山開始は遅くとも14時と考えていたので、これじゃあ観音岳まで往復なんて時間はありません。というかもうその気力は残っていませんでしたが・・・。
とりあえず薬師岳山頂でお昼を食べながら、1時間半の中途半端な時間をどう過ごすか考えます。出発時にピーカンだった空は曇りがちになっていて北岳方面も少しガスが掛かっている。そこでここはゆっくり周辺を散策して晴れればめっけもんということにしました。
北峰の下のハイマツ林にリュックやアイゼンをデポしてぶらぶらします。曇りがちと言っても高曇りというのか周囲の山はほとんどクリアに見えている。南アルプスは北岳はじめ白峰三山、荒川三山まで望めます。仙丈ヶ岳もまだ優美な白い裾野を広げている。
この絶景の中を当てもなくブラブラってなんだか最高の贅沢感です。
思いついて、いままで歩いたことの無かった砂払方面まで足を伸ばしてみました。鞍部の薬師岳小屋は営業しておらずひっそりしていますが、両側をピークに抱かれるような落ち着いたたたずまいでした。

小屋から薬師岳までの登り返し斜面に雪が残っていてアイゼンなしのツボ足が辛かった。
しかし中道に下り始めれば今度は急斜面を滑るように下るのであっという間に標高が落ちていきます。
結果、無雪期と大差ない所要時間で登山口に帰着することができました。
しかし!帰宅後の太ももの痛いこと。一ヶ月のブランクというよりもやはり残雪急登の中道はきつい。久しぶりにバンテリンのお世話になったことでした。

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コメント

なるほど・・
こんちわ

やっぱ、森林限界越えるお山は冬の匂いが残ってますね

にしても尾根筋は巨石奇岩の風景・・

ふふふ・・樹林帯に苦労しますがやっぱ高山はいいですね

他の登山者がいないのも一興

いい山域ですね

          でわでわ

標高差2000m以上は・・きっついですね(^^;
2014/5/20 14:27
Re:uedaさん/ なるほど・・いい山でしょ?
さっそくのご訪問とコメントありがとうございました。
この時期の鳳凰はみなさん夜叉神峠方面から登られるのが普通のようです。しかしそれだと薬師岳まででも片道9kmくらいある。日帰り専門の私にはここを往復できる確信が持てません。
そこで急登でみなさんがいやがる中道ルートです。ここは傾斜が急でみなさんはやはり敬遠する。周回コースの下山に使うくらいが関の山です。
しかし急登さえ我慢すれば案外短時間で上り下りできるので私はお気に入りなのでした。
それでもこんな残雪期に登るのは初めてで、どんな状況か心配しながらでしたが、やはり今年は雪の多さがまた格段なのでしょう。こんなに荒れているとは思いませんでした。

この山のいいところはこの通りの稜線の風景。これは北アの燕岳とここくらいなものでしょうか。
甲斐国志に曰く
「おおよそ、この山の絶頂二里ばかりの間、砂白くして海浜の景色あり。奇石、怪岩、奇樹、奇草、一々名状しがたし。」と。
この景色が人気で夏には多くの登山者が登り、山ガールにも人気が高いです。
しかし今回は平日しかも残雪期ということでほとんど誰にも会わない山行でした。鳳凰には実に珍しいことです。確かにそれもまた一興。図らずも静かでゆったりとした散歩の時間を持つことができました。
2014/5/20 14:46
この前の日夜叉神峠からでした(驚)
まさか、早く連絡すればよかった。
GWとお花の狭間でしょうか会ったのは5組ずいぶん空いていました。
私も、少し時間があったので薬師南峰・北峰山頂くまなく散歩しました。
南峰のオベリスク(大岩と言うようです)の北側の岩の裏の雪の上に足跡つけてきました(笑)で何も収穫なく、、、小屋の方にインタビューしてきました。薬師と南御室。でpasocomさんが以前調べていただいたもの薬師岳にあるようです。。。コメント長文になりすぎるので、詳しくはレコで報告いたします。お楽しみに、でもアップが遅くてすみません。
2014/5/20 18:58
Re:nori3さん/ この前の日夜叉神峠から??
おお!日曜日に夜叉神から登られたのでしょうか?
薬師岳に登って散策してみると標高が高いという北峰よりも岩峰の形がいい南峰のほうが目立ちます。もし古の人が何か作るとしたらやっぱり南峰の方じゃないか?というのが今回の感想でした。
で、そんなことをすっかり調べて頂いたのでしょうか。
ううむ。レコのアップ、よろしくお願いいたします。
2014/5/20 19:46
デジャヴ…じゃない。
ああ、あの稜線は雪なのか砂なのか。

登山口からのグリーン-ホワイト-ホワイト。
2000mゲートは雪の下だったんでしょうか。

pasocomさん単独だとその状況で4h45mが遅いほうなんですね
八ツとか鳳凰とか、やっぱ似合いますねっ!

想い出深い景色に見入ってしまいました。
2014/5/20 21:42
Re:mmgさん/ デジャヴ…じゃない。
コメントありがとうございます。
登山口の様子から、上の方があんな状況だとは想像できませんでした。
今回の山行前には当然皆さんの鳳凰レコを調べたのですが、みな夜叉神からばかり。薬師から先には積雪はないということだけしかわからなかったです。
それで足回りもどうしたらいいか散々に迷ったという次第で。

SUUNTOで確かめながら歩いていたのですが、雪が出たのがぴったり2000m地点。2000mゲートは確か正確には2020mくらいだったかと思いますが、その差ですでにまったく見当たりませんでした。「この辺のはずだが・・・」と眼を疑うようでしたね。
その先でのプチ道迷いでも「まさか中道でルートロストとは・・・」と驚くばかり。
さらに驚いたのが「展望岩場」よりずっと手前で砂払いや薬師の岩峰が見えた時です。いままで気付かなかったのか?と思いきや、さにあらず。自分の立ち位置が夏よりも2mほども高い。木立の枝先がずっと低いのでした。

鳳凰の稜線は夏と変わらない景色でした。もっともあそこに積雪しても景色は大差なさそうですが(^^)
ただ見える雪山の景色は素晴らしい。雪の残った北岳バットレスは大迫力でした。
今年は北岳に・・・などと企んでいるのですが、あれ見たらあそこ登るのは無理そうだなあ、と挫折しそうになるほどでしたよ。

【追記】
「4時間程度で稜線に。」というのは積雪状況を甘く見ていた登山前の読みです。
「その状況で4h45mが遅いほう」ではありません。この状況ではむしろ良く頑張った、速かったというところですね。
2014/5/21 5:09
こんちはpasocomさん
中道コースは登山口に「薬師岳まで4時間30分」なんて道標がありますよね(4時間30分がマジックで消されて6時間30分になってますけどね・笑)

去年、下山時に通りましたが、テント泊装備してたという事を加味しても、とてつもなく長く感じてしまいました 6時間は正解だな!なんて思ってました。実際4時間くらいで稜線まで行ける人もいるんですね!今回は残雪も多く大変でしたねー。何気にpasocomさんはタフガイなんですね〜

でも頑張った分、頂上は気持ちいいですね〜カメ岩とかイルカ岩とか(笑)pasocomさんもお茶目なトコロがあるんですねー!

2014/5/21 18:56
Re:c-54さん/ こんちはpasocomさん
コメントありがとうございました。
やはり中道はあまりお好きじゃないのですね(^^)。みなさんそうおっしゃいますが。
こういう道標の所要時間、まあ、夏場の一番条件のいい時の所要時間なのでしょうけど。テン泊装備などの条件でかなり変わりますよね。
私は夏場であればここから4時間半で山頂というのは妥当な時間かと思っていました。

私の一番短い所要時間では登り2時間50分で、下山は2時間ですのでついその時間を基準に考えてしまいます。もっとも私はかなり身軽で歩くので負担がずっと少ないのですが。
ですので今回も3割増くらいに考えて所要4時間と踏んだのですが、途中からこりゃそもそも山頂まで行けるかどうか?というほど苦労してしまいました。
こういう時に気持ちを維持するのはやはり山頂での景色ですね。それを見たいばかりに足を進める。だから稜線での散歩はなおさら感慨深かったです。

気持ちをゆったりしてそぞろ歩けば、見えなかったものも見えてきます。
いろんな形の石を発見して、我ながら面白かったです。こういうのはやっぱり心の余裕あればこそですね。
2014/5/21 19:50
パソコンさん、こんばんは!
スゴイ、ひとけ無し〜〜〜〜〜


いんや〜、すんごいいいとこですよねぇ
いつか行ってみたいなー 四駆で 笑
(四駆は足弱をカバーしてくれるはずですよね???きっと
でも、4時間半なんかで行けるのはパソコンさんだけ!?

山ガールはこんな時期では平日にはいないでショー 笑

雪はまだまだタップリなんですねぇ
あこがれの稜線を写真だけでも楽しませて頂き
有り難うございました〜〜
2014/5/21 20:25
Re:nyagiさん/ おはようございます!
いやあ、四駆だと青木鉱泉より2.5kmほど上の登山口まで行けちゃいますので楽チンです。登りを約1時間節約。まさに足腰をカバーですね。
ただ今回、軽トラが登ってきたのを目撃。案外そんな車でも登れるかも・・・。

所要時間ですが、昨年mmgさんのチームと同行した時は出発点が違うものの、林道出合(6:30)から山頂(10:30)までちょうど4時間でした。
中道登山口から林道出合はゆっくり登っても40分程度ですから合計4時間40分。ですから「4時間半」というのもそう的外れではないと思います。
ただみなさんおっしゃるように急登多くあまり展望がないルートですので疲労感は大きいかも。
最初に登るならドンドコ沢ルートで滝見を楽しみながら地蔵ヶ岳を目指す方が楽かもしれません。
そちらなら途中に鳳凰小屋もあり休憩・給水も可能。
ただ私はオベリスク直下の「アリ地獄」を登るのは好みじゃないですが(^^)

いずれにしてもこの稜線はまさに「別世界」。青木鉱泉に一泊しながら夏休みに縦走なんていかがですか?
2014/5/22 5:07
この時期、1.5mの雪は、すごいですね。
鳳凰三山は、一昨年1回登ったきりで、また、行きたいなと思う山です。中道の御座石、薬師岳のイルカ岩、カメ岩、オットセイ岩の数々、懐かしいです。北岳の眺望の素晴らしさも懐かしいです。薬師岳から中道を降りましたが、北岳の眺望が名残惜しかったです。
1.5mも雪があり、木々をくぐると、うっとうしくて精神的に消耗しますね。4月の八ヶ岳もそうでした。
中道は急傾斜で夏でも滑って転びましたが、残雪の時期はさぞや急な滑り台状態なことでしょう。
夏は結構な人出でしたが、人のいないこの時期もいいですね。
お疲れ様でした。
2014/5/21 22:05
Re:totoroさん/ 1.5mの雪は、すごかったです。
totoroさんのレコをあらためて拝見しました。
8月の末ということでまさにいい季節の縦走でしたね。この時期はタカネビランジが満開。「ヒメシャジン」と書かれているのはもしかすると「ホウオウシャジン」じゃないでしょうか?
この稜線からは甲斐駒、八ツ、北岳、仙丈などなどが素晴らしい展望ですね。足元も素晴らしい奇景ですが、まわりにも眼を奪われ通しです。

みなさんここを周回する時はたいていドンドコ沢を登って中道を下りますね。やはり中道の急登を登るのはつらいのでしょうか。
私自身の経験だとドンドコ沢もさほど展望あるわけでない樹林の中が多いし急登箇所も多い。沢の渡渉では何回もアップダウンがある。そして最後の砂地獄登り、あれがなんといっても辛いです。
さらにいうと稜線は南に向かって歩くと逆光。北に向かえば順光で景色もずっといいです。
次回歩かれることがあったらぜひ逆回りをお試し下さい。
案外やみつきになるかも、です(^^)

[追記]
totoroさんの方からいらっしゃるには桐沢橋からよりも武川の方から入られた方がずっと近いでしょう。こちらの道も徐々に舗装が進み通りやすくなっています。
2014/5/22 5:19
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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