餓鬼岳
- GPS
- 30:26
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 2,196m
- 下り
- 2,185m
コースタイム
- 山行
- 9:25
- 休憩
- 2:52
- 合計
- 12:17
天候 | 7/23(金) 小雨のち曇り 7/24(土) 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
アルプス第一交通¥4,440- 復路 白沢登山口ータクシーーJR信濃大町ー大糸線ーJR松本ー篠ノ井線ーJR長野ー北陸新幹線ーJR大宮ー東武アーバンパークラインー春日部ー東武スカイツリーラインーせんげん台 アルプス第一交通¥4,740- |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは白沢登山口にあります。 白沢登山口ー最終水場 白沢の沢沿いを桟橋や梯子で渡り、渡渉を繰り返します。加えて高巻きもありアップダウンもあるのが厄介なところ。 特にヘつり(崖)のトラバースは危険なので確実に通過するに限る。 不明瞭な箇所もあるが適宜ピンクテープやペイント◎を目印に進む。 ナメや滝が目と耳で涼を分けてくれるのがうれしい。 最終水場では可能な限り水を汲んで行きましょう。 最終水場ー大凪山 沢から離れると九十九折の急登になるので我慢して通過となる。 ザレ場での転倒や転落には注意。 大凪山ー餓鬼岳小屋 大凪山から先はしばらくは等高線が変わらない程の平坦路。 進んでも標高が上がらないので焦りを感じる所。 百曲りからは再び九十九折の急登になるので我慢して乗り越えよう。 「小屋まで15分」の道標が見えたらその先、緩やかになり、「よくきた」と餓鬼岳小屋で迎えられる。 餓鬼岳小屋ー餓鬼岳 小屋から10分程で山頂。 北アルプスを代表する峰々の大展望が待っています。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
行動食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
虫よけスプレー
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備考 | 山頂は朝夕は気温が下がるので、 防寒用にインシュレーターはあった方が良いでしょう。 鎖場や梯子および橋の手摺りを保持する場面に手袋はあった方が良いでしょう。 |
感想
先週の山行に満足して、バス予約をしていた事もありその勢いを借りて思い切ってテント泊で北アルプスの餓鬼岳に行って来ました。
登山ルートは、白沢登山口から餓鬼岳を往復するコースとしました。
初日 白沢登山口⇒最終水場⇒大凪山⇒餓鬼岳小屋⇔餓鬼岳
二日目 餓鬼岳小屋⇒大凪山⇒最終水場⇒白沢登山口
初日
白沢登山口に着いた頃は昨日の雨が止まずに小雨が降っていました。これから天気が回復するとの事で予報を信じてスタートします。
林道を過ぎると本格的な登山道になります。
そこから白沢沿いに進みますが、それが崖に建てつけた桟橋であったり、高巻きの梯子だったり鎖場が連続して出現します。アスレチック感満載の中渡渉を交えて進みます。
特にへつり(崖)のトラバースは鎖場はあるものの慎重かつ確実に通過したい。危険地帯を通過するという気概で臨んで欲しい。
滝の落差のある瀑布やナメの水の流れがある沢沿いは目と耳で涼を分けてもらう楽しみがありました。
そして、最終水場に到着。ここでは可能な限り水を汲んで再出発します。
ここからが急登の連続で、長く辛くて息が上がりながら着いた先が大凪山。樹林帯の中なので展望はないが小休止。
大凪山から先は今までの急坂は何だったのか・・・と思える程しばらく平坦路が続きます。地図でも等高線が変わらなく進んでも、時間が経っても標高が上がらないので焦りを覚えた場所です。
そして百曲りの入口。1.1kmの間に一気に標高差300mの急勾配上がるのでヘタリ全開になりました。それにブヨの大群に襲撃されるからたまったモノではありません。商売柄「顔だけはやめてくれ」と右手で払いのけながら、時には立ち止まりながらガードしていました。「小屋まで15分」の道標がありがたく見えました。
そこから緩やかに登った先に餓鬼岳小屋。
受付後、テントを設営して山頂へ向かいます。小屋から10分先に餓鬼岳山頂。
雲海に浮かび上がる後立山の峰々や裏銀座を代表する山々の大展望が待っていました。今までの疲れを忘れる瞬間でした。
二日目
テント場で朝焼けを見ながら「今日も一日が始まる」と厳かな時間を過ごしました。
テントを撤収して目を向けた先に燕岳と槍穂高連峰が朝日に照らされて美しかったのが印象に残っています。
来た道を戻りましたが、特に沢沿いの鎖場は集中力を切らさず安全第一に通過する事で無事に下山しました。
下山後は下肢が激しい筋肉痛に襲われていて電車の椅子から立ち上がる事にも難義しています。
百曲りで受けた無防備の左手には7箇所の虫刺され痕が残っています。これは勲章と誇らしく感じています。
最後に、山頂に居合わせた方々に見えている山名を教えて戴いたのをこの場を借りてお礼申し上げます。
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