マジックマウンテン赤岩岳と辺境の赤沢山
- GPS
- 31:30
- 距離
- 37.7km
- 登り
- 3,360m
- 下り
- 3,363m
コースタイム
- 山行
- 12:24
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 13:42
天候 | 曇り〜晴れ 夜間は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
水
食糧
行動食
バックパック
使い捨てカイロ
アンダーシャツ
サポートタイツ
シャツ
パンツ
ダウンジャケット
靴下
ウインドブレーカー
レインパンツ
レインジャケット
帽子
ピンチ缶
ヘッデン
予備電池
メガネ
GPS
笛
コンパス
ナイフ
非常食
登山靴
ゲイター
ストック
グローブ
無線機
チェストバッグ
マット
燃料ガス
テント
シュラフカバー
シュラフ
クッカー
着替え上下
ガスストーブ
インナーシュラフ
モバイルバッテリー
|
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感想
金曜の昼まで天気予報に翻弄されて行先が決まらなかった週末。
ギリギリなんとかなりそうな気配が見えたので泊まり山行に決定。
一ノ沢からの入山は2回目。
常念乗越までは既知のルート。
夏の沢ルートは涼しくて快適。
横通岳、東天井岳とピークを辿り、順調に大天井荘到着。
まだ閑散としたテン場に寝床を建てたら、西岳方面にお出かけ。
帰着まで5時間の見込み。
16時、遅くとも16時半には戻れるだろう。
(これがとんだ読み違い)
アップダウンは少な目で、足元も安定していて快適ルート。
さすが銀座界隈。
「赤岩岳頂上→」の標識を確認し、山頂はいずこ?と進むが気づけばスルー。
???
復路で登ればよいか、と先に進む。
「西岳山頂→」の標識を辿れば、今度は間違いなく山頂。
西岳テント場に戻り、今回の核心部へ。
ストックはデポして、ボロいウィンドブレーカーを着込んで戦闘態勢。
まあまあの藪こぎだが、地面に足が着くだけマシ。
途中の鞍部でまさかのスライド。
ここで人に会うとは思わなかった。
先へ登りあげたら山頂かと思いきや、尾根を結構進まなければならなかった。
イメージより遠い山頂で時間掛かってしまった。
更に股ズレが再発してヒリヒリと痛い。
西岳テン場に戻るのも大変だった。
テン場で股ズレを手当てして更に時間ロス。
赤岩岳頂上も寄りたいのにダイジョブか?
水の残量確認すると何とかなりそうだったし時間押しているので小屋での購入は見送り。
(これも判断ミス)
疲れが出始めているがペースアップで赤岩岳へ。
途中の稜線へ進む角度で薄っすらとトレースがあったので辿ってみたが、これはアニマルトレースだった。
戻り、尾根芯方向へ注意を払いながら進むがこれといった踏み跡が見当たらない。
幾度かそれらしきを偵察に入るが、ハズレばかり。
事前リサーチでは赤沢山は大変だったと多数情報あったが、赤岩岳については記述を見なかったのにナニコレ?状態。
電波入る場所なので一旦情報収集とした。
すると赤岩岳は山頂に至るルートが存在せず、脇を通過すると登頂となる所謂「みなし登頂」のピークと判明。
それでもみんなの足跡にはオレンジラインあるのでバリってる人居るハズと更に調べれば「南東方面からアプローチで登頂可能」とある。
したらばと少し戻って南東尾根を探るがブッシュ濃いしイケる気配を感じない。
少し脇の草付き辺りを攻めるが危険を伴いそうだ。
そうこうする内に時間も水も残り少なくなってきた。
残念だがみなし登頂に甘んじるしかなさそうだ。
先に進むが、何かと消費してしまっているのでキツイ。
水は計算すると大天井ヒュッテまでは何とかなりそうだが、節約給水しているのでバイタル厳しい。
這う這うの体でヒュッテに辿り着き、水購入。
脱水症状の初期症状がでているので多目に給水。
すると、水飲みバテ発生。
昔言われていた「水飲むとバテる」ってヤツだ。
一気給水するとフィジカルダウンするのよね…。
でも血栓やら筋肉融けてコーラ尿とかよりマシなので、わかっていて飲んだ。
ここからの大天荘までの上りは自己屈指のキツさだった。
5分毎に立ち止まる始末でテントに着いたら即落ち。
20時に起きて食事して22時に寝直した。
翌日は休養の甲斐あって復活。
8時に出れば十分だったが、6時出発。
うっかり大天井岳を登らず帰りそうになり、慌てて戻り登頂。
帰路、クマなどの生態調査をしている方にお会いして興味深い話を聞いたり、続々と登ってくるツアー行列とのスライドに苦労したり。
車に戻ればまだ昼前。
少しもったいなかったかな?と思いつつ、身体の事、来月の長期休暇の事を考慮すればこれで正解と判断。
ひとつ悔しかったのは赤岩岳へのアプローチ。
これ書いてる途中で調べたら、赤沢山でスライドしたと思われる方がもう一つのSNSで赤岩岳登っていた。
南東からじゃなくて北東からアプローチしていた。
うーん残念。
色々想定外があったようで、お疲れ様でした。
赤岩岳、あるあるの臭いがします(笑)。
自分もこのコース計画しているのですが、まだ行けてません。
週末は日曜のみ休みでしたが、仕事疲れで気力体力がなく、家から1歩もでないで引きこもってました。
最近、なんだか鬱っぽくなってきたので、気晴らししないといけないのですが、山欲も減退気味で・・・。
コメントありがとうございます。
ご覧の有様ですわw
読みの甘さと事前リサーチ不足で想定外連発。
フィジカルもメンタルも負けてなかったけど、脱水でバイタルがヤラれて泣きを見ました。
greenriverさんは百高山ほぼリーチなので、ここやってないって???でしたが、赤沢山と劔御前が残ってたのね。
ヤブ好きのgreenriverさんなら、どうってことない藪漕ぎと思いますよ。
地面見えてますから藪レベル初級です。
一か所、藪を踏み抜くと10m位落ちる所ありますけどね。
私の失態は想定より長かったので、時間と水を消費したのがイカンかったですね。
私は大天井他の5座もあったので東から入りましたが、もし行かれるのでしたら水俣方面から西岳で泊って槍を回って下りてくるのがゴールデンでしょう。
出不精になるとメンタルダメになるので、お嫁様と一緒にどうぞ!
(お嫁様は赤沢山はテントキーパー推奨ですが…)
脱水はヤバいですね。ハイドレーション利用してちびちびミネラル、塩分と一緒に補給とかしないと、これからは危険かも。
百高山は気がついた時にすでに残り3つで、意識してなかったので赤沢山はピーク踏んでませんでした。その状況で1,2年ほったらかしだったと思います。この山のピークは、二通りほど計画してますが、出来ればお嫁様とゆっくり表銀座縦走コースの中に組み込めたらと思ってます。でも、混雑時期だとテントも小屋も大変そう(^^;)。
もう一つはランドレさんと同じコースです。赤沢山は、ソロピストンが間違いないですね(笑)。
それと、自分は藪好きではないですよ。藪スキーとか画期的な道具、発明されないんですかね。スノーシューで踏破とか真剣に考えたこともありましたが、現場ではとんでもなく非現実的だと悟りました(笑)
一昨日昨日は大天荘は小屋裏スペースまで埋まる混雑だったけど(燕から溢れてきた事もあると思うけど)
西岳は13時で2張りのみでしたよ。
意外と直近でも予約取れるかも?
藪好きじゃないのww
マダニにエラい所まで侵入されるほど藪に浸かるのだから、客観的に見たら藪マスターですよw
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