立山

2022年07月25日(月) [日帰り]

• GPS: 07:44
• 距離: 10.7km
• 登り: 1,019m
• 下り: 1,035m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:18
• 休憩: 1:27
• 合計: 7:45

距離 10.7km 登り 1,019m 下り 1,035m

4:52 立山室堂山荘
5:44 5:44 一の越山荘
6:39 7:01 雄山
7:14 7:27 立山
7:29 7:29 大汝休憩所
7:41 7:46 富士ノ折立
8:20 8:20 真砂岳
9:14 9:20 別山南峰
9:46 9:58 剱御前小舎
11:15 11:42 浄土橋
11:52 11:53 雷鳥沢ヒュッテ
12:02 12:02 雷鳥荘
12:19 12:20 みくりが池温泉
12:24 12:24 みくりが池
12:36 12:39 ホテル立山
12:39 ゴール地点

天候

曇り後時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

室堂の立山室堂山荘に前泊。自家用車で立山黒部アルペンルート長野県側起点の扇沢駅へ。車は市営駐車場に置き、電気バス、ケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバスを乗り継いで室堂ターミナルへ。駐車場は駅に近い場所は有料、少し離れた場所は無料。ハイシーズンは混雑する。正規の駐車場が満車の場合は臨時駐車場に誘導してくれる。

コース状況／危険箇所等

一ノ越までは舗装された遊歩道。短い雪渓が7か所あったがアイゼンなどは使用しなくても通過できる。一ノ越からはゴロゴロした岩の登山道になりかなりの急傾斜が続く。上りは赤、下りは黄色のペイントに従う。岩を落とさないように注意。雄山から富士の折立を下った鞍部までは急傾斜や折り重なる岩が連続する。鞍部から剣御前小屋までは歩きやすい道になる。雷鳥坂の下りは急傾斜が続くが大走りよりは歩きやすいとのこと。両側にお花畑が広がる。キャンプ場まで短い雪渓が3か所あった。ここもアイゼンなどは使用しなかった。雷鳥沢から室堂平までは整備された道を登り返す。

その他周辺情報

立山黒部アルペンルート長野県側からは黒部ダム、黒部平、大観峰で雄大な景色を楽しめる。立山側からは美女平、弥陀ケ池で散策が楽しめる。

写真

7/24 9:20

写真は登山前日の24日から紹介します。立山黒部アルペンルート長野県側からの起点となる扇沢駅。室堂への玄関口です

7/24 9:50

黒部ダム

7/24 9:50

黒部ダムから見る立山。室堂とは反対側から見ています

7/24 9:57

画面中央はるかに旭岳、白馬岳、白馬鑓ヶ岳。黒部ダムから

7/24 10:58

鹿島槍ヶ岳。黒部平から

7/24 10:58

左から赤沢岳、スバリ岳、鉢ノ木岳。大観峰から

7/24 14:30

室堂平からの立山連峰のパノラマです。浄土山

7/24 14:30

立山。正式には立山というピークはありません。一般的には右から雄山(3003)、大汝山(3015)、富士の折立(2999)の三つのピークからなる山並みが立山と呼ばれます

7/24 14:30

真砂岳

7/24 14:30

別山の山並み

7/24 14:40

紺碧のみくりが池と立山。「立山の空にそびゆる雄々しさにならえとぞ思ふ御代の姿も」(昭和天皇御製)。まさにそのままです。

7/24 14:45

別山左の稜線の向こうに見える岩峰が剣岳。

7/24 14:46

浄土山の上に青空が広がります

7/24 11:35

室堂平のお花畑。チングルマとイワカガミ

7/24 12:05

ミヤマリンドウ

7/24 12:06

イワオオギ

7/24 12:06

ネバリノギラン

7/24 12:07

テガタチドリ

7/24 14:49

ミヤマキンバイ

7/24 14:53

シナノキンバイ

7/24 14:47

お花畑の向こうに立山

7/24 14:51

お花畑に抱かれる立山室堂山荘

7/24 14:28

みどりが池に映る立山

7/24 14:38

地獄谷。火山ガスが音を立てて吹き出しています。奥は奥大日岳

7/25 4:52

25日早朝の立山。まだ山頂が見えていました

7/25 4:55

一ノ越まで7つの雪渓がありました

7/25 5:01

チングルマのお花畑

7/25 5:05

ミヤマキンバイ

7/25 5:20

ハイマツの赤い花とクロトウヒレン(黒塔飛簾)のつぼみ。「飛簾」はアザミのことで、アザミに似た花が咲きます。

7/25 5:34

イワツメクサ

7/25 5:46

タカネツメクサ

7/25 5:40

ヨツバシオガマ

7/25 5:35

一ノ越までは整備された遊歩道

7/25 5:42

一ノ越に着きました

7/25 5:49

一ノ越からは登山道。雄山山頂までゴロゴロした岩の急登が続きます。登りは赤のペイントが目印

7/25 6:05

室堂平が小さくなってきました

7/25 6:15

6時を過ぎるとガスに包まれ始めました

7/25 6:37

雄山神社社務所に着きましたが、山頂はガスで見えません

7/25 6:39

雄山頂上

7/25 7:18

立山最高峰の大汝山(3015メートル)

7/25 8:04

尾根道の先は何も見えません

7/25 8:41

小さな茶色の花にみえますが、イワウメの朔果です。あちこちで見かけました

7/25 8:07

富士の折立を下って尾根歩きになると、高山植物が咲いていました。エゾウサギギク

7/25 8:10

イワギキョウ

7/25 8:01

ウラジロタデ

7/25 8:20

真砂岳に着きました

7/25 9:13

コケモモ

7/25 9:14

別山南峰に着きました

7/25 9:35

別山南峰から剣御前小屋への下りに雷鳥がいました

7/25 9:36

静かに見ていると2メートルくらいまで近づいてきました

7/25 9:37

ガスに包まれてかえって安心しているようです

7/25 9:49

剣御前小屋。ここから雷鳥坂を下ります

7/25 9:57

クモマミミナグサ

7/25 10:00

ミヤマダイコンソウ

7/25 10:16

クルマユリ

7/25 10:23

アカモノ。別名の「イワハゼ」が正式名称という説もあります

7/25 10:17

ミヤマダイモンジソウ

7/25 10:19

シラネニンジン？ハクサンボウフウ？

7/25 10:26

雷鳥沢のキャンプ場と室堂平が見えてきました

7/25 10:44

ウラジロタデと雪渓

7/25 10:36

コバイケイソウ

7/25 11:04

雪渓が3か所ありました

7/25 11:15

ヤマガラシでしょうか。まだつぼみでした

7/25 11:39

立山の水の集めた浄土沢。称名川となりやがて常願寺川に合流、富山湾へと注ぎます

7/25 11:12

ツマトリソウ

7/25 12:17

タテヤマリンドウ

7/25 12:11

マルバウスゴ

7/25 12:27

イブキフウロ

7/25 12:13

血の池

7/25 12:22

みくりが池に着きました。ようやく雲が切れ、立山が見えてきました

撮影機器：

SHV45 SHARP

感想

haras3142

富士登山に備えて白馬岳、常念岳〜蝶ヶ岳縦走と続いた高地トレーニングの最後。24日に立山黒部アルペンルートで室堂へ。室堂平を散策してから早めに立山室堂山荘に入り、前泊しました。青空が広がり素晴らしい立山連峰の眺望を楽しみました。室堂平では様々な高山植物が咲き乱れていました。25日は出発時には立山の山並みが見えていましたが、雄山山頂に着く頃にはすっかりガスに包まれてしまい、尾根歩きでは眺望はありませんでした。それでもガスの中をヤマレコや地図を確認しながら計画したルートを歩くことができ、ガスが出やすい富士山での行動の予行演習になりました。山行記録のログは登山当日の25日だけですが、写真は24日分もアップしました。