経ヶ岳トレラン(大泉所ダムin/out)
- GPS
- 06:04
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,551m
- 下り
- 1,548m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【大泉所ダム駐車場〜林道大泉線終点】 山と高原地図には記載なし。普通の林道。 【林道大泉線終点〜黒沢山分岐】 山と高原地図には記載なし。ひたすら急登。しかも濡れた笹を漕ぐ区間多く、ガッツリ濡れます。1900m付近のみ数少ないササユリが咲いていた。 【黒沢山分岐〜大泉所ダム分岐】 アップダウンがある普通の林道。 【大泉所ダム分岐〜経ヶ岳】 9合目までは急登。そこからはアップダウンのある濡れた笹漕ぎを強いられる苦痛の区間。本ルートの登山核心部か。 【大泉所ダム分岐〜4合目〜大泉所ダム駐車場】 走りやすい区間も多く、お花も多く、8合目付近では眺望も広がり、飽きないコース。1900m付近ではササユリが群落しているが、終わりかけでキレイな個体は少ない! |
その他周辺情報 | 大芝高原・大芝の湯で日帰り入浴! |
写真
感想
元々は安平路山へ向かおうと思い、中山道沿いのコンビニで車中泊をしていて、ふと1時半頃に目が覚めたので、天気予報を見てみると安平路山は曇り、経ヶ岳は晴れ。どちらの山も、登山口までの所要時間に大差ないため、急遽経ヶ岳へ変更し、深夜ドライブ開始!
登山口手前の田園からは星空がキレイで、きっと晴れるんだろうと信じ、大泉所ダムの駐車場へ。入山ポイントを誤り10分ほどウロウロしましたが、山と高原地図では破線すらない林道大泉線を、ヤマレコMapのみんなの足跡に沿って、深夜黙々と進みます。林道終点には、ちゃんと入山口を記す標識もありました。
以来、黒沢山分岐までの2時間弱、ひたすら急登が続きます。しかも濡れ濡れの笹を漕ぐ区間が大宗を占め、靴も靴下もズボンもびしょびしょになります。正直沢靴で来ればよかった、というレベルに濡れます。途中からあまりに濡れすぎて、何もかも気にならなくなりますので、そのレベルに達すれば、あとはひたすら急登を登るのみです(笑)。(私の下半身は短パン&タイツでした)
標高1900m過ぎから、ササユリがチラホラ現れ、癒やしをくれます。山中でササユリを見たの、多分初めてです。ササユリ以外も、センジュガンピ、ヨツバヒヨドリ、ゴゼンタチバナなど、お花はそこそこ咲いており、眺望のない林間急登において、唯一の憩いですねー。
黒沢山分岐からは何気にアップダウンがあり、大泉所ダム分岐まで達するとメジャー稜線が始まります。9合目まではただ急なだけで濡れないですが、そこを過ぎるとアップダウンのある濡れ笹地獄が始まります。時折倒木があるため、足元には細心の注意を払って進みます。そろそろ山頂か、と思っても中々着きません。入山以来、眺望もほぼなく、中々しんどい山ですね。
入山から3時間10分ほどで、二百名山59座目(+百名山100座)となる経ヶ岳の山頂へ!山頂到着時は、木曽駒ヶ岳と宝剣岳の北面がスッキリ見えました。前日は南駒ヶ岳から木曽駒ヶ岳と宝剣岳の南面を見ていたので、2日連続で中央アルプスのシンボルとも言える山々を南北から眺められて幸せ一杯ですね〜♪。
が、山頂はアブだかブヨだかが大量にいて、とても長居できません。帽子の上にオニヤンマ君を付けていますが、残念ながら効果ゼロ。早々に撤退しようと思った所、木曽駒と反対側の樹間より、雪をまとった重厚な山が!調べてみると、北アルプス乗鞍岳でした。アブだかを頻繁に手で払いながら、なんとか乗鞍岳がキレイに見えるポイントを見つけてパチリと!もう少し視界クリアでアブだかがいなければ、御嶽山が見えるポイントもありそうでしたが、探す精神的余裕がなく、撤退します。私が到着した直後は木曽駒もキレイでしたが、ほどなく雲がかかり、以降は木曽駒眺望がある8合目まで、スッキリ見えることはなかったです。早朝スタートの高速ハイクで獲得した眺望でしたねー♪
復路も、わかっちゃーいるけど、濡れ笹祭り。もはや靴も靴下もビショビショで、今更気にすることもないのですが、やはり濡れた笹を漕ぐのは精神的に疲れますね…。ただ、8合目まで達すると、ヤナギラン、オトギリソウ、キバナニガナ、クガイソウ、ウツボグサ、ヤマオダマキなど、往路以上に色とりどりの花が現れ、やっと平常心に戻ってきます(笑)。
と同時に、8合目以降は、トレランに適したトレイルに変わり、4日連続登山で疲れてはいるものの、積極的に走れる所は走ります。統一性のある合目標識が随所にあり、確実に下っていることが実感できるのがいいですねー。そうそう、1900m付近はやはりササユリが咲いてましたが、こちらの稜線はなんとなく終わりかけで、キレイな個体が少なかった気がします。
4合目が分岐路になっていて、ここを大泉所側に下りることで周回が完成します。4合目標識からはほぼノンストップで駐車場まで駆け下りました〜。結局、入山から6時間(うち山頂滞在30分)で駐車場まで周回してきましたが、駐車場には一台も車おらず。5合目辺りでこの日唯一の年配ソロハイカーとすれ違いましたが、午後からは曇りや雨予報のため、この日、大泉所ダム駐車場から登下山したのは私一人だけだと思います。
下山後は、靴以外の濡れたり汚れたものは、コインランドリーでキレイさっぱり洗い流しました。そして温泉へ浸かった後、翌日(Day5)の山を探すも、中アや南ア一帯、どこの山域も晴れないことがわかり、Day5は休息日とし、この日(Day4)は旅始まって以来の布団で寝るため、飯田市の安宿へ向かいました〜。
Day6:池口岳へ続く)
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