毛勝山 ヨレヨレ山行
- GPS
- 11:24
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,914m
- 下り
- 1,909m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2週間ぶりの山行は北陸毛勝山、当初会社の仲間と行く予定がソロとなった。
なんせ登山口までが遠い、深夜0時半出発で4時間かかって到着、ほとんど寝ておらず睡眠不足のままの出発となった。登山口では地元のソロの女性と一緒だったがいつものペースで先に行かせていただく、出だし300mの急登は噂通りだった。新潟の中ノ岳もきついと思ったがこれほどでは無かった。その先で川崎の青年と合流、300名山挑戦中の彼といろいろ話しながらしばらく行って、少し歩を進めたかったので先に行かせてもらった。しばらくは快調に登って行ったが、尾根に出て日差しを受けるようになって暑くなって来た。暑さにはいつも負けてしまうのでこまめに水を補給して登った。
そのうち登山道に石が多くなって来た頃、右足に違和感、歩き出して2時間半がすぎていた疲れも出てきた。モモアセ山辺りで休憩をと思って我慢していたのがまずかった。しばらくして嫌な予感が的中、右足が攣り出した。芍薬甘草湯はそう思って持ってきていたので服用、ところがしばらくしても治らない。先月の笊ヶ岳の足攣りでは3袋服用してなんとか落ち着いたのだがそれもだめ、とうとう4袋も服用した。その後そろそろ進むもこんどは両足まで来てしまった。少し歩いては休憩しながら行った。
結局抜かせたいただいた川崎の青年に抜かれ登山口であった地元の女性も抜かれ後から来たソロの男性にも・・・。
なんとかたどり着いたクワガタ池、遠かった。両足の攣りは全然収まりそうも無い、ここまで来て撤退するかとも考えたが、下りになれば大丈夫だろう、最悪ツエルトもあるしと思った。荷物を少しでも軽くと思い、持ってきた水2Lとピッケルをリザーブしてそろそろと登って行く。最後の300mの急登は両手を使って、100mごと休みながら登った。こんなに苦しい登山は初めてだ。直ぐに足が硬直してしまい曲げられなくなってしまう、そこをなんとかだましだましよちよちと登った。果てしない急登がつづいている様だった。
ようやくたどり着いた山頂からは真っ白で何も見えなかった。いつものペースだったら見れたであろうに、楽しみにしていた剱は霧の彼方だった。
しばらく山頂付近で寝転がって休憩したものの、帰りが気になって早々下山に取りかかる。無理して登って来た両足はダメージが残って、下りになっても回復はしてくれなかった。下っていても足が攣るのでそろそろ歩き、こまめに休憩しながら下った。
長い長い苦しい山行だった。手強い山を登るにはしっかり睡眠をとって体調管理をして臨まないといけないと痛感した。
このあと3日程右足のふくらはぎが痛くて肉離れかと心配したくらいダメージが残った。今後暑い時期の足攣り対策を本気で考えないといけない。
先ずは山行には経口補水液を1L程常備しようかと考えているがどうだろうか。
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