氷ノ越登山道-氷ノ山-東尾根-奈良尾
- GPS
- 04:39
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 721m
- 下り
- 1,009m
コースタイム
国道登山道入口 0908
標高1000m標識 0932
氷ノ山越 0959-1008
仙谷コース分岐 1041
氷ノ山山頂 1100-20
神大ヒュッテ 1141
一の谷休憩所 1205-16
東尾根避難小屋 1235
東尾根登山口 1252
スキー場ロッジ 1258
co.730m付近 1304-12
奈良尾BS 1339-1404
天候 | 晴れ。気温高い。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
奈良尾BSから全但バスで八鹿駅方面へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鳥取側、兵庫側とも整備は良い。鳥取側クマの情報有り 温泉はとがやま温泉天女の湯。高柳または但馬農高下車徒歩5分くらい。 |
写真
感想
鳥取からJRと若桜鉄道を乗り継いで若桜へ。
土曜日だから少しは乗っているかと思った若桜町営バスは貸切。
前日とは違って今度こそ良い天気だ。
終点ふれあいの里から氷ノ山越への道に入る。古道「元伊勢参道」である。
傍目には、標高1000m以上のこんな道を越えることもなかったのにと思うが....
ニリンソウ、チゴユリ等の咲く中、数箇所、キャンプ場からの道を合わせながら
主として沢沿いに登っていくと、「さざれ石」という巌があってすでに苔むしている。
後付けでつけたのだろうが、これって、あまり縁起が良くないような気がしなくもない。
1000m前後は、スミレ街道の様相を呈していた他、気の早いサンカヨウが一輪咲いていた。
氷ノ山越10時前着。1400過ぎのバスに乗れれば今日中に帰宅できるが、何とかなりそうだ。
ここから主に笹の中の道となるが、道幅は広い。太い笹で、良いタケノコ(ササノコ)が
取れそうだ。(実際に東尾根では取っている人が随分いた)。ブナの林の部分もある。
氷ノ山山頂は11時丁度。東尾根コースのほうがポピュラーらしく、
思ったよりずっと人が多い。
古生沼は道のすぐ脇なので立ち寄ったけれど、さすがに雪が融けた直後で花も
何もなかった。みたらしの池は大分下る必要がありそうなので割愛。
千本杉のあたりに若干の残雪あり、1000mちょっとまで下って来ると、
サイゴクミツバツツジやイワカガミ等が咲いている。
東尾根避難小屋からは急降下して林道へ。
林道を少し歩いてから、スキー場ロッジで右に入ると最初はコンクリートの舗装路で、
周りは棚田である。鹿除けなのか、電気牧柵で囲っている。
標高約800mのこんな急傾斜地にまで水田を作った先人はすごいとは思うが、
経済学の物差しをもって計ればとてもペイするものではないとも思う。
休憩して下っていくと、一旦普通の山道になり、その下はまた棚田で、
この辺りでは、オドリコソウ、シャガ等、里の植物が目立った。
上では笹だがこの辺では竹。この里の人はササノコと普通の(マダケ?)タケノコの
両方が楽しめるのだろうか?
奈良尾のBSは、田舎によくある片側にのみバス停標があるものだが、
上り便の時刻表が脱落しているので少々不安で、地元の人に確認した。
このバスもしばらくの間、貸切だった。
とがやま温泉天女の湯で一浴後、京都乗継で日付の変わる前には帰宅。
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