絶景の白馬鑓ヶ岳、杓子岳、鑓温泉

2022年08月01日(月) ~ 2022年08月03日(水)

• GPS: 20:48
• 距離: 22.9km
• 登り: 2,558m
• 下り: 2,536m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:57
• 休憩: 0:49
• 合計: 8:46

6:40 猿倉荘
7:13 7:13 水芭蕉平
7:24 7:24 猿倉台地
7:40 7:40 中山沢
8:39 8:39 小日向のコル
9:26 9:26 サンジロ
9:56 10:00 杓子沢
10:15 10:15 落石沢
10:16 10:16 崩沢
10:50 10:50 鑓沢
11:31 12:10 白馬鑓温泉小屋
14:16 14:22 大出原
15:05 15:06 鑓温泉分岐
15:33 天狗山荘

2日目

• 山行: 7:20
• 休憩: 0:25
• 合計: 7:45

15:33 天狗山荘
4:29 4:29 鑓温泉分岐
5:38 5:39 鑓ヶ岳
6:51 7:09 杓子岳
8:44 8:44 鑓ヶ岳
9:05 9:11 鑓温泉分岐
9:51 9:51 大出原
11:45 白馬鑓温泉小屋

3日目

• 山行: 3:58
• 休憩: 0:08
• 合計: 4:06

11:45 白馬鑓温泉小屋
7:09 7:10 鑓沢
7:34 7:35 崩沢
7:37 7:37 落石沢
7:42 7:44 杓子沢
8:18 8:20 サンジロ
9:06 9:06 小日向のコル
9:51 9:51 中山沢
10:06 10:07 猿倉台地
10:17 10:17 水芭蕉平
10:47 10:51 猿倉荘
10:55 ゴール地点

天候

晴れときどき曇り。最終日は曇りときどき雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

朝6時と特に早くない時間でしたが、平日だったので猿倉に駐車

コース状況／危険箇所等

真新しい鎖もあるが、ときどき滑る石や谷側に傾いた細い道があり気を抜くと危険

その他周辺情報

倉下の湯（日帰り温泉）
三八商店（カフェレストラン）
ラネージュ東館（リゾートホテル）

写真

8/1 6:53

ほとんどの方は大雪渓を登るのでしょうが、白馬山荘を強制キャンセルされ頂上宿舎も満室だったので、かろうじて空いていた天狗山荘を目指し当初予定どおり鑓温泉方面へ

8/1 8:15

とりあえず天気いいです

8/1 8:48

真夏の白馬は初めてですが雪渓きれいですね

8/1 11:04

最初は快調でしたが杓子沢手前あたりから、暑さのせいか胃が締め付けられる感じで力が入らない。
まだ鑓温泉の手前で相棒が撮ってくれた写真ですが、結構ヘロヘロで先が思いやられる状況

8/1 13:30

肉眼だと花畑ホント綺麗なんですが。シロウトには高山植物の撮影は難しい

8/1 14:23

有名な大出原はどこだろう？と花畑を眺めつつ登っていったら、過ぎた頃に道標

8/1 14:32

高山植物は概ね可憐ですが、どこでもコバイケイソウは堂々の存在感

8/1 15:05

体調が悪化したら途中で引き返す覚悟で鑓温泉を出発したが、なんとかコースタイムの3時間で稜線分岐に到着

8/1 15:10

目の前の白馬鑓ヶ岳を撮影中の相棒

8/1 15:23

分岐から天狗山荘のコースタイムは20分ですが、速い人でなければ実際は30分前後かかる

8/1 15:33

天狗山荘に辿り着いた。
もしかしたら戻るかも‥と仮予約した鑓温泉をキャンセルし、2泊目のお楽しみに

8/1 17:28

乾燥室から見える鑓ヶ岳

8/2 4:00

2日目は4時出発。夜中から既に強風で、他に出発しそうな人はなし

8/2 4:44

日の出までの山頂到達は諦め、日の出が隠れない位置で待つ

8/2 4:45

遠いので小さいですが、富士山も見えました。真夏らしくない？

8/2 4:51

日の出！

8/2 4:56

朝日に照らされた剱岳。
強風にめげず4時に小屋を出た甲斐がありました

8/2 5:38

白馬鑓ヶ岳に到着。白馬岳が美しい

8/2 5:40

長野側を上がってきたガスが、杓子岳稜線で富山側からの強風で押し戻されてカッコイイです

8/2 5:53

白馬鑓ヶ岳は「槍」ではありません。山頂からのなだらかな道を振り返る

8/2 6:50

杓子岳に到着。白馬山頂からも風で流されるガス

8/2 6:51

杓子岳は鑓ヶ岳より90mほど低いですが、それでも剱岳ちょこっと覗いてます

8/2 6:51

こっちは歩いてきた鑓ヶ岳方面。相変わらずガスが吹き飛び中

8/2 6:53

白馬岳も頂上までガスが上がってきましたが、これも強風で押し戻される

8/2 7:20

早く戻ろうと騒ぐ相棒をなだめ、杓子岳からちょっとだけ大雪渓寄りに降りて見物。
今回諦めた白馬岳や、白馬大池はまたの機会に

8/2 8:29

鑓ヶ岳に戻り、剱岳の勇姿を眺めつつ頂上をトラバース。
日が高くなってきても美しく、唐松岳からこれを見て4年前に登山にハマったのを思い出す

8/2 8:30

古いiPhoneでボケてますが、槍穂もバッチリ

8/2 9:05

9時過ぎには分岐に戻り、時間を潰しながら2泊目の鑓温泉を目指す

8/2 9:52

チングルマのピンク陣地。
単なる無知ですが、同じような場所で白陣地と別れるのが不思議

8/2 12:34

鑓温泉に昼頃に到着し、誰もいない風呂へ。
以前の状態を知りませんが、改修後の初年度なのでキレイです

8/2 12:20

こちらは相棒が撮った半露天の女湯で、それなりの解放感らしいです

8/3 4:49

3日目は湯船から眺めるマジックアワーでスタート。
テレビの撮影隊と一緒でしたが、このあと残念ながら朝日は雲にほぼ隠れたまま

8/3 6:45

初日は体調不良で撮影の余裕がなかったので、改めてお別れです

8/3 7:59

小雨混じりで足元がけっこう滑りましたが、ときどき晴れ間も

8/3 10:37

ときどき滑りながら慎重に降りて、4時間弱で大雪渓ルートとの分岐に帰着。
登る時に意識しなかったが滑落注意とか書いてある。登る人よりも降りる人に重要な注意喚起ですが

8/3 11:40

下山後、八方バス停び近く午前中から営業の「倉下の湯」という日帰り温泉に立ち寄り。
写真は相棒の撮った女湯で、男湯も同じく湯船は露天のみ。怪しげなリンスインシャンプーの泡が立たなかったりしますが、茶色いぬる湯は気持ちよく長湯好きの人向き。

8/3 13:58

さっぱりした後は若い人で満員の三八商店というお洒落な店で、席が空くまで待ってランチ。
キーマカレー美味しかった

8/3 14:24

さっさと家に帰らずラネージュ東館というホテルで1泊。
こういう癒しがないと相棒が来てくれません。還暦を過ぎて、ソロ遭難を避ける意味でも重要？

撮影機器：

iPhone 7 Apple

EOS M100 ボディ CANON

iPhone 13 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

nob3torii

当初予定（鑓温泉1泊→白馬三山縦走し白馬山荘で2泊目→栂池に下山）が突然の白馬山荘コロナ閉鎖で不可能になり、慌てて1泊目に天狗山荘を予約し、2日目は行けるところまで縦走し鑓温泉まで戻るコースに変更。
初日は鑓温泉通過の前に早くも暑さで体調を崩し、稜線まで登れるか危ぶみつつ、鑓温泉での休憩で何とか回復し天狗山荘に到達。2日目は白馬鑓ヶ岳へ向け暗いうちに出発したものの、稜線は15mを超えそうな強風で、日の出までに山頂に到着できず手前でご来光見物。強風と引き換えに朝日に照らされる稜線や剱岳はもちろん、遠く富士山までの絶景を堪能しました。このまま白馬岳まで行きたかったが鑓温泉までの下りの安全を考え杓子岳で引き返し、お花畑を眺めつつ昼には鑓温泉に着いて午後まるまる休憩。
最終日は湯船で夜明けのマジックアワーを堪能しました。出発前日18時過ぎに白馬山荘からの一方的キャンセル連絡は焦りましたが、お陰で初日に稜線まで到達し絶景を楽しめたのは、まさにケガの功名でした。