【仙丈ヶ岳】大仙丈沢〜仙丈ヶ岳東尾根


- GPS
- 12:06
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,595m
- 下り
- 1,558m
コースタイム
- 山行
- 9:56
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 10:38
- 山行
- 0:57
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 1:28
天候 | 1日目→曇り 2日目→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◎大仙丈沢 倒木が煩い沢と聞いていましたが倒木帯は高巻き可能で思っていたより快適な沢でした。 滝らしい滝もなく(沢屋には物足りない)快適な沢歩きでした。 水流が切れてから多少のハイマツ漕ぎがありますが、ザレや岩陵帯があるので逃げる事が出来ます。 ◎仙丈ヶ岳東尾根 過去TOP3に入るハイマツの激藪! 普通の方は(普通の方は歩かない)残雪期を選ぶと思うし、その方が断然楽なので激藪愛好家以外はここを無雪期に使うのは相当な覚悟が必要。 稜線から2941までは岩場をトラバースしながら下降。 2941から2600付近まで逃げようの無いハイマツ帯で全体的に密度が濃く深い。 樹林帯に入るとまさかのピンクテープが有りました。 獣道が良い仕事をしているので藪漕ぎは無く下降目的ポイントまで難なく歩けました。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
少し前にTwitterで赤石岳避難小屋のツイートを見たら1人TJARで富山から1週間で赤石岳避難小屋に到着したという見覚えのある方が登場していました。
嬉しくて連絡してみたら、よく分からない流れで悪沢岳の沢登り〜藪尾根にお付き合いしていただける事になりました。
そんなyamabito689さんとの初山行。
しかし!前日の天気予報は雨。。。
急遽行き先を南アルプス北部の仙丈ヶ岳に変更させてもらいました。
◎1日目
先週に続き仙流荘→北沢峠へのバスに乗って山行スタート!
ほとんどの方が仙丈ヶ岳or甲斐駒ヶ岳に向かうなか両俣小屋へ向かう野呂川林道を進み小仙丈沢手前に幕営装備などが入った大型ザックをデポして大仙丈沢へ。
本格的な沢登りは初めてというyamabito689さん。
嘘でしょ?と疑うほどバランス良くスムーズに歩いてくれたので、私は自分の心配だけすれば良かったです。
天気は生憎のガスガスで展望は無く対岸の北岳を見る事は出来ませんでしたが、時折ガスが抜け大仙丈沢カールの全貌が見られた時はテンション上がりました!
ハイマツを漕ぎザレをひと登りすると一般登山道に合流。 そこは仙丈ヶ岳山頂30mほどの地点でした。
山頂で大休止しながらガスが抜け絶景を待ちましたが残念ながら青空は戻ってきませんでした。
山頂を後にして、今回のメインディッシュ「仙丈ヶ岳東尾根」に向かいます。
この尾根は sunatomoさんからハイマツが強烈と聞いていましたが、実際に歩いてみると密度・深さ・比高と三拍子揃ったクソ藪でした。
テン泊装備で登ったsunatomoさんを心から尊敬します。 私だったら心が折れて北沢峠へ逃げ込んだ事でしょう。
そんな激藪には流石のyamabito689さんも少し疲労の色が見えましたが、そこは体力オバケ!笑顔で背丈を優に超えるハイマツ帯を頑張ってくれました!
ハイマツ帯を抜けると先ほどまでの激藪が嘘のような落ち着いた尾根に変わりピンクテープまで巻かれていました。
獣道も比較的濃く樹林帯に入ってから一気にスピードが上がり稜線から3時間ほどで林道に着地。
デポした荷物を回収して、行きがけに見つけた小仙丈沢の幕営適地で焚き火をしながら宴会&料理を楽しみこの日は終了。
前日はほとんど寝てなかったので21時に寝てしまいました。
◎2日目
昨日の就寝が早かったので4時半に目が覚め焚き火。
今日は北沢峠に戻ってバスで帰るだけなので
コーヒーを飲んで贅沢な朝時間を過ごしました。
北沢峠でyamabito689さんが今年からこもれび山荘の支配人になったお知り合いに会いに行くと、、、あれ?この人見た事ある。
ちょうど10年前GWに当時の長衛荘に泊まったとき当時の支配人だった竹元さんと小屋番をしていたのが彼だった。
その年に長衛荘は竹元さんの趣味で筋トレ器具を置いてそうで、私と相方も当時はゴリマッチョを目指していたのでトレラン君(今の支配人)を含めて小屋内で笑いながら筋トレをしていました。
それ以降も甲斐駒ヶ岳に行く機会が多く、プロテインやクレアチンをお土産にこの小屋に遊びに行って筋トレをしていましたが、最近は小屋に寄る機会が無かったので(バスに乗らなかった)疎遠になっていました。まさかトレラン君が今の支配人になっているとは!
彼も私を覚えてくれていたので嬉しい再会となりました。
yamabito689さんが寄って行くと言わなかったら再会も無かったので幸運という他ありません。
そんな事があったので、当時と今の自分を比べると随分と方向性が変わったな〜、なんて思いました。
そして今回の山行でyamabito689さんという自分にとって接点が無く、凄いな〜〜〜と遠くから見ていた方とご一緒させて頂き感じたのは、私の訳の分からない藪山活動に今まで多くの方にご一緒してもらい、根っからのチキン野郎な私はソロで変な場所に突っ込めないので、危険が伴う藪尾根の多くをソロでは無く安全なスタイルで歩かせてもらいました。感謝しかありません。
そして今週末は頼もしい仲間と訳の分からない場所を歩けるので楽しみでなりません!
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
普通の方は(普通の方は歩かない)、笑いましたww たしかにそうですねw
今週末はどこに行かれるのでしょう?またレコ楽しみにしてます!
そしてたまには朕とも遊んでたもれ。
東尾根のハイマツ帯は拷問レベルでしたよ!笑笑 あれば体力だけでなくメンタルを試されますね。
今週末はsunatomoさんの得意山域へ遊びに行ってきます。
お互いに歩いていない尾根が少なくなりつつありますが、探しておくのでご一緒しましょう!
例のトレラン君、やはりお知り合いでしたか!
私は某小屋で小屋番をやってるのでkaikaireiさんが近くにいたことを知ってテンションが上がってます。
なんと!あの辺りの小屋番さんなんですね。
今週末も行く予定ですので(台風で予定が狂いそうですが、、、)通り道の小屋でしたら遊びに行きたいです。
もうとっくに小屋番を辞めていると思っていたので、トレラン君に会えて本当に嬉しかったです!
こうした再会も登山の楽しみなのかもしれませんね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する