記録ID: 4569024
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ハイキング
石鎚山
恐怖の鎖場!鎖場通れば様相一変の鋭峰 石鎚山 土小屋ピストンルート
2022年08月09日(火) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 05:35
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 633m
- 下り
- 632m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇(下山後は雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://www.ishizuchi.com/rw 土小屋へのアプローチは3種類あり、車で到達できるもののかなり険しく、長距離です。 494号から石鎚スカイラインのルートは最も道が良さそうですが、四国の西側まで回り込む必要がありますので総距離が長くなります。 今回は194号からUFOラインを経るアプローチを選択しました。運転が好きで得意な人なら眺望がよく、朝天気の良い時に通るのが最高なのでお勧め出来ます。一方で、車の運転が嫌い、苦手な人には苦痛なルートなので避けたほうが無難です。 194号から長沢ダムを経るルートは双方の中間といったところです。 土小屋は20台程度駐車でき、無料です。 https://ishizuchikanko.com/iwaguro_resthouse/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
■土小屋〜東稜分岐 緩やかな傾斜で石槌山にアプローチ。危険箇所も無し。景色もよく休憩場所もあるのでハイキング気分でアプローチできる。 ■東稜分岐〜ニノ鎖下 石槌山直下をトラバースし、主稜線に向かうセクション。危険箇所は無いが、次第に傾斜がきつくなる。 ■ニノ鎖〜山頂 この登山の核心部。鎖を経由するか巻道か選択でき、選択するルートで全く異なる登山となる。かなり危険なので、自信がなければ巻道が無難。 鎖場は独特の太い鎖を頼りに65mの岩場が続く。傾斜は垂直に近く、下を見るとかなり恐怖を感じるレベル。また、鎖に鐙があり足場となりそうだが、実際は動いてしまうため怖くてなかなか使えない。結果、足場が不足しており、腕力で上がるしかないポイントが複数存在する。腕力がないと厳しい。 子供は避けたほうが無難。危険であり、途中で引き返すことも難しい。 ニノ鎖が終わると三の鎖もある。回避したものの、ほぼ同様と思われる。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
カメラ
ゲイター
予備靴ひも
|
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感想
お仕事で四国ツアーの二日目は四国2つ目の百名山、石槌山へ。
夜の飛行機は20時ころなので余裕と思いつつも、徳島発で石槌山はなかなかの距離。四国の大きさを体感しました。ルートは表参道からだと歩行距離が長くなるため、最短の土小屋ルートを選択。土小屋の場合は駐車場までのアプローチが長くなりますが、ロープウェイ運行開始より早く登山開始できるため、下山を早く出来ます。
登ってみた換装としては、鎖を通るか通らないかで全く様相の異なる山です。鎖は修行です。そこらへんの鎖場と異なってかなり危険度も高く、精神力、腕力など揃っていないと登れません。危険度はかなり高いです。正直なところ一般登山道としては危険な領域だと感じました。ザイルを出してコンテで登りたかったくらいです。
それ以外は比較的なだらかな傾斜を進むルートで、ニノ鎖以降で一気に高度をあげます。最後だけ覚悟すればまったり登山できます。山頂も広く景色も素晴らしく、百名山にふさわしい名峰でした。
そもそも四国は山なのだということを知りました。四国中央という地名がありましたが、地理的には中央でないものの、交通としての中央。ほかは全部山で大きな道がない。とにかく山。四国はもっと平らなイメージでしたが、ほとんど山だということを知りました。
四国に来ることがあったら剣山〜石槌山ツアーはぜひおすすめしたいです。2つ登ると四国が少し理解できる気がします。なかなか機会はなさそうですが、次に来ることがあったらニノ鎖をパスして三の鎖と天狗岳に挑戦したいです。苦笑
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