双六岳〜三俣蓮華岳
- GPS
- 17:34
- 距離
- 37.4km
- 登り
- 2,919m
- 下り
- 2,641m
コースタイム
- 山行
- 5:41
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 6:23
- 山行
- 3:05
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 3:15
- 山行
- 7:34
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 7:44
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
<8/10 新穂高温泉〜双六小屋> 雨のち曇り
平湯温泉BTでバスに乗車。乗客は少なかった。登山口から小池新道入口までは林道。そこから鏡平山荘までは、緩斜面で石畳が階段のような道。個人的には歩きやすかったが、二度と歩きたくないと吐露している方も。わさび平小屋から雨が強くなり雨具を装備、鏡平山荘辺りまで降られる。双六小屋でテント設営後、雨がやみ鷲羽岳や唐沢岳が見えてきた。翌日の行程は、中休み日として5時間弱としていたが、調子も良かったので、鷲羽岳を経由する計画とした。
<8/11 双六小屋〜黒部五郎小舎> 雨のち晴れ
予定変更して4時間の早出とするが、出発直後に降雨。三俣蓮華岳でも雨は止まず視界不良の為、鷲羽岳を諦め当初の予定通りの行程とする。黒部五郎小舎に到着したら遅出発の登山者あり。受付完了後に雨雲は晴れ快晴となる。小屋のテラスからは、薬師岳と笠ヶ岳を真正面にとらえ、黒部五郎岳も見渡せた。この急変には臍を噛んだが、休養に専念することとし、1日のんびり過ごした。この日の薬師岳の雄姿に発奮させられて、翌日は薬師岳山荘まで歩を進め、最終日の行程の負荷を減らす計画とした。小舎では、電波状況が悪くスマートフォンは使わず。デジタルデトックスが出来たが、天気情報を入手できなかった。
<8/12 黒部五郎小舎〜折立> 雨
起きたら雨。未明からの左ひざの異変もあり、天気の様子見をせずに出発する。黒部五郎カール、全く見えず。終始、雨と風。黒部五郎の肩は稜線の為、風雨横殴り。山頂は次回のお楽しみとしてやり過ごす。北ノ俣岳に到着すると、折立から登って来た方から、台風8号を含めた天気情報を入手。台風一過が期待できないと判断。行程・宿泊場所に迷っていたが、折立発富山行1230発にギリギリ間に合う時間帯。左ひざには違和感はあるものの痛みは無く折立迄無事下山する。バスは未予約だったが、定員40名に空きがあり乗車できた。2時間で富山駅に到着して、岐路につく。
<行程について>
当初、初日は笠ヶ岳山荘の予定。クリヤ谷道は不通との情報を入手し、錫杖岳入口へのルートを確認したかったが断念。笠新道の急登の強度と体調を鑑みて、緩斜面の小池新道を選択し双六小屋泊とする。黒部五郎岳・鷲羽岳・薬師岳は、天候と体調と鑑みて進まなかったが、今後の楽しみとしたい。雲ノ平・水晶岳も組み込んだ縦走を計画したい。
<装備について>
前半戦から変わらずのテント泊装備。食糧は、アルファ米食3食・と行動食(パン・チーズ各1袋)を準備。それ以外の食事は、小屋で調達。水は、山行時1.5ℓを携行するが、雨続きのため日量500㎖で足りた。テント撤収にあたり、雑巾で雨露を払拭する。就寝前に雨粒を払拭するすることで、翌朝は夜露を払拭するのみで済ませることが出来た。ヘッドライトの電池切れが気になって、上高地で乾電池を補充するが使用せず。スマートフォンの省電の為、コースタイムを紙に書き留め、紙の地図を使用した。山座同定の練習にもなった。
<体調について>
8/12未明に目が覚めると、左ひざに異変。伸縮時に痛み、ゆっくりであれば動かすことが出来る。過去の経験から、急性関節炎であると判断して、予定通り出発。左足に十分に体重を掛けられない状態だが、ストックを使いながら、ゆっくり進む。次第に痛みは和らいできたが、通常歩行が出来ない状態が約2時間。時間の経過とともに、通常の8割程度の動きは出来た。それ以外、身体の疲労感は残るが普通に歩くことが出来た。
<総括>
お天気には恵まれなかったが、日差しが無く、気温が低めであったため、体力的には楽に歩くことが出来た。本コース周辺には、宿泊する場所が多くあり、様々なコース選択が出来る。稜線歩きが主となり、色々なピークを眺めながらの周回が出来る魅力的なエリア。更に、急登や岩場が少なく、歩きやすい。次回、雲ノ平を含む周回縦走山行を計画したい。
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