【敗退】赤牛岳縦走（折立〜黒部ダム）

2022年08月14日(日) ~ 2022年08月17日(水)

• GPS: 27:58
• 距離: 38.2km
• 登り: 2,762m
• 下り: 2,754m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:55
• 休憩: 0:42
• 合計: 4:37

距離 7.3km 登り 1,032m 下り 91m

11:10 折立
11:16 11:17 十三重之塔 慰霊碑
12:14 太郎坂
12:53 13:06 青淵三角点
13:17 13:18 積雪深計測ポール
14:22 14:37 五光岩ベンチ
14:54 14:55 太郎兵衛平
15:22 15:33 太郎平小屋
15:47 薬師峠

2日目

• 山行: 8:35
• 休憩: 3:11
• 合計: 11:46

距離 14.5km 登り 939m 下り 1,115m

4:59 薬師峠
5:18 6:05 太郎平小屋
6:40 6:43 第一徒渉点
6:49 第二徒渉点
7:11 第三徒渉点
7:49 カベッケが原
7:58 8:26 薬師沢小屋
10:40 アラスカ庭園
11:13 奥日本庭園
11:41 12:20 雲ノ平山荘
12:58 12:59 コロナ観測所
13:17 13:18 奥スイス庭園
13:21 13:22 雲ノ平の森の道
14:07 高天原峠
14:46 14:47 高天原分岐
14:52 15:42 高天原山荘
16:01 16:21 高天原温泉
16:45 高天原山荘

3日目

• 山行: 8:17
• 休憩: 0:16
• 合計: 8:33

距離 10.0km 登り 766m 下り 557m

5:14 高天原山荘
5:17 高天原展望台
6:07 高天原峠
8:14 8:20 黒部本流・Ｂ沢合流地点
10:30 10:36 薬師沢小屋
10:47 10:48 カベッケが原
12:02 第三徒渉点
12:27 12:28 第二徒渉点
12:34 12:36 第一徒渉点
13:47 太郎平小屋

4日目

• 山行: 2:55
• 休憩: 0:05
• 合計: 3:00

距離 6.3km 登り 44m 下り 1,015m

4:38 太郎平小屋
4:56 太郎兵衛平
5:12 五光岩ベンチ
6:01 積雪深計測ポール
6:11 6:14 青淵三角点
6:56 6:57 太郎坂
7:35 7:36 十三重之塔 慰霊碑
7:38 折立

天候

1日目 曇り時々雨、2日目 曇り時々雨、3日目 曇りのち豪雨、4日目 曇りのち雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

立山駅駐車場（無料）
富山地方鉄道　立山 9:29 → 有峰口 9:43（420円）
富山地方鉄道バス　有峰口駅前 10:20 → 折立（3,100円）

コース状況／危険箇所等

濡れた木道は滑ります。
高天原峠〜B沢出合までは、滑りやすいところがあります。

その他周辺情報

太郎平（薬師峠）キャンプ場（1,000円）予約不要
高天原山荘 1泊2食+お弁当（12,500円）
　※朝食もお弁当にしてもらいました。
太郎平小屋 素泊り（7.000円）
　※モンベルクラブ会員証提示で500円割引
立山吉峰温泉 ゆ〜ランド（620円）
　※モンベルクラブ会員証提示で10%割引

写真

8/14 8:41

立山駅駐車場
遅い時間ということもあり、立山駅まで800mの場所でした。

8/14 9:24

9:29発、電鉄富山行き。

8/14 9:45

有峰口を出ると、10:20発のバスが待機していました。出発10分前から乗車可能です。

8/14 11:10

折立登山口
準備運動をして登山開始！

8/14 12:01

時折覗く青空に淡い期待。

8/14 12:53

三等三角点「青淵」でひとやすみ。

8/14 14:09

有峰湖と低い雲。

8/14 14:21

五光岩ベンチ
この後、雨が降り出しレインウェアを着込んで歩きました。

8/14 15:26

ガスガスの太郎兵衛平。

8/14 16:43

薬師峠に下り管理所で受付をし、テントを設営。運良く、雨が本降りになる前に設営完了。

8/14 16:44

コーラ（500円）で一服。

8/15 4:51

2日目
雨が止んでいるうちにパッキング。

8/15 5:17

太郎平小屋についてしばらくすると、雨が降り出しました。

8/15 6:13

チングルマの群生。

8/15 6:15

池塘

8/15 6:16

北アルプスの奥地へ！

8/15 6:48

雨が降ったり止んだり。。。

8/15 8:00

薬師沢小屋に到着。

8/15 8:00

黒部川であり、この辺りは奥ノ廊下になります。

8/15 8:00

薬師沢出合吊橋

8/15 8:24

太郎平小屋で雨天時は危険と聞いていたので、雲ノ平経由で進みます。

8/15 9:05

岩がゴロゴロした急登。

8/15 10:40

急登が終わり、雲ノ平。

8/15 10:41

アラスカ庭園

8/15 11:11

奥日本庭園

8/15 11:19

チングルマの群生。

8/15 11:32

暖を取るために、雲ノ平山荘で休憩。

8/15 11:55

台湾風チキンライス大（900円）

8/15 12:29

雲ノ平山荘、とてもお洒落な小屋でした。

8/15 13:32

詩ノ原

8/15 13:45

高天原峠への激下り。

8/15 14:44

水晶岳かな？山頂は雲に覆われて見えず。

8/15 14:49

高天原

8/15 14:54

高天原山荘に到着。受付をし、翌日通る予定の温泉沢について、教えてもらいました。

8/15 16:00

一息ついて、日本最奥の秘湯へ。囲いのある露天風呂が並んでいます。

8/15 16:02

木でできた「ゆ」が、秘湯感を高めます。

8/15 16:21

露天風呂の反対側に、解放感抜群の野湯がありました！

8/15 16:45

湯上りのコーラ（500円）。

8/15 17:41

夕食は天ぷらもあり、とても美味しかったです。

8/16 4:55

3日目
外に出ると強い風と、稜線を覆う流れのはやい雲。小屋の周りが穏やかでも稜線は強風のこともあると聞いていたのと、午後には雨が激しく降るとの予報もあったので赤牛岳登頂は断念しました。「気持ちの悪い風」という小屋番さんの言葉が印象的。

8/16 5:03

前日にあまり雨が降らなかったのと、歩いてきた人もいたので大東新道で薬師沢小屋へ向かいます。

8/16 6:29

相変わらず稜線は雲の中。

8/16 6:46

幾つか沢を渡ります。

8/16 6:49

よく道をつけたなぁと、感心します。

8/16 7:04

バシャバシャと気にせず渡ります。

8/16 7:37

毒々しいキノコ。

8/16 8:03

B沢

8/16 8:12

ドボンしないように。

8/16 8:14

B沢出合
ここから黒部川沿いを歩きます。

8/16 8:20

とても大きな岩。

8/16 8:23

水はすごくきれい。

8/16 9:23

絶妙なバランス。下の岩が割れています！

8/16 9:33

川沿いを歩くのはあまりないので、新鮮です。

8/16 10:03

薬師沢小屋が見えてきました。

8/16 10:11

再び、吊橋を渡ります。

8/16 11:02

シラビソの実。

8/16 11:38

高天原山荘のお弁当。朝食のお弁当と、おにぎりの具が異なりました。

8/16 12:09

快適な木道歩き。

8/16 12:27

この後、太郎兵衛平への登りで雨が降り出しました。

8/16 18:26

雨が激しく降るかもとの予報に、小屋泊を選択。小屋に着いてしばらく経つと台風並みの暴風雨になり、小屋泊にしてよかった〜と思わず言葉が出てしまう。

8/17 4:30

4日目
雨は止んでいましたが、余裕をもって早めに小屋を出発。

8/17 5:25

有峰湖を覆う雲。

8/17 6:31

霧が出てきて、雨も降りだしました。

8/17 7:36

雨の中、折立登山口に到着。小屋で雨宿りをしようと思いましたが、施錠されていました。

8/17 7:42

軒下でバスを待つ間、下山後の一杯（200円）。

8/17 10:10

8:40発のバスで有峰口駅へ。10:09発の電車で立山駅に戻ります。

8/17 11:36

下山後の温泉は立山吉峰温泉 ゆ〜ランド。
八尾乳業「ハイデラ 風の盆コーヒー」（120円）

8/17 12:53

海の駅「蜃気楼」で、白えび丼（2,200円）。

撮影機器：

iPhone 8 Apple

Canon EOS R Canon

装備

個人装備

Tシャツ ウインドシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ 携帯トイレ マスク

感想

muraokoji

高天原から温泉沢を上がって赤牛岳、読売新道を下って平ノ渡、ゴールは黒部ダムの計画を立てましたが、台風と前線の影響で天気が安定しないなか雨覚悟で折立へ。
ヤマテンやコンパス（山と自然ネットワーク）から、気象警戒メールが頻繁に届く中、小屋での情報やその時の天気などを参考に雲の平〜高天原へ進み、赤牛岳登頂は当日朝の風と稜線の雲から危険と判断し、大東新道を通って折立に引き返しました。
それでも、日本で一番遠い温泉である高天原温泉に入り、雲ノ平や黒部川（奥ノ廊下）を歩けたことで十分満足の山行となりました。山頂は一つも踏んでいませんが（笑）

naomi1187

今年の目標の１つ高天原温泉♨️でほっこりする〜が達成できて嬉しい🤣ですが、今年の夏合宿は山頂記念写真”無し”でした。悪天候時の決行判断は天気を予想する力が必要だ、雨の中を歩きながら考えた。足りてないところはまた勉強して少しずつ経験値を上げていきたいなと思った山行でした。
それにしても高天原温泉♨️は遠かった😂でもまじ、源泉！疲れ吹っ飛びます🤗大東新道は距離長く開拓された人たちの苦労を少し垣間見れました。この道増水したら渡れない、なんかわからないけど黒部川に感動し、どこからきたのかたくさんの巨石😆ザックからこぼれ落ちて拾えなかった上着💦いろいろお疲れ様でした‼️宿題はいつか叶えるか？持ち越しだなぁ

コメント

fyuya

お疲れ様でした。
雨覚悟と言っても悪天候が続くとなると撤退判断やむなしでしたね。
なかなか行けない高天原の野湯に行っただけで十分夏休みですね。

muraokoji

fyuyaさん
そうですね。奥地だけに判断を誤ると、下山予定日に下山できない事態になりますからね。
それもいい経験でした。