奥穂高岳 重太郎新道から吊り尾根往復

2022年08月12日(金) [日帰り]

• GPS: 11:16
• 距離: 17.7km
• 登り: 2,173m
• 下り: 2,170m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:14
• 休憩: 2:02
• 合計: 11:16

5:42 無料トイレ
5:46 5:47 日本山岳会上高地山岳研究所
5:54 5:55 岳沢湿原・岳沢登山口
6:31 6:36 見晴台
7:31 7:43 岳沢小屋
9:53 10:23 紀美子平
11:40 11:53 南稜の頭
11:58 12:12 穂高岳
12:18 12:34 南稜の頭
13:42 14:09 紀美子平
15:42 岳沢小屋
16:18 16:20 見晴台
16:45 16:46 岳沢湿原・岳沢登山口
16:52 日本山岳会上高地山岳研究所
16:56 無料トイレ
16:58 ゴール地点

ここによく出てくる無料トイレってどこにあるんだ？それっぽい場所にはチップトイレしか無かった。トイレットペーパーがでかくて切れやすくて引っ張るのすごい苦労した。

天候

雨時々曇り。午後からずっと曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：大阪から夜行バス
帰り：松本から青春18切符

コース状況／危険箇所等

岳沢小屋までは普通の山道。土や小石が多いので下りはよく滑る。緑が濃いので雨でもほとんど濡れないけど蒸し暑い。

重太郎新道は話題の梯子は取りつき安いししっかりしてて問題ない。
小屋のテント場から梯子手前までは花畑みたいになってて綺麗だった。

カモシカの立場前後からはずっと岩場。こけたら痛そう。両手を使う部分が多いから寒いときは手袋無いとかじかんで詰むかも。
3点支持で足から動かすのを忘れずに。
下りはスピード上がらないのでコースタイムを縮められないので注意。（1敗）

吊り尾根は前穂高と別れてすぐの枯れ沢とその次の尾根が超怖かった。
谷側の傾斜が緩く初心者でも大丈夫と書いてるサイトが結構あるけど、ハイマツ林が無いところは基本滑ったら一発KOだとおもう。

南陵の頭直前の鎖はしっかりしてるけどすれ違いが有ったら時間かかりそう。
2本ある鎖の間が少し開いてて濡れてるから怖い。
空いてたのでコースタイム位でいけたけどここも縮めるの大変（2敗）
酸素が薄いから息するのがしんどくて正常な判断ができてるか常に考えないとやらかしそう。

その他周辺情報

帰りに使った上高地から新島島への路線バスは最終便以外要予約だったけど2号車出てたし、予約無しで多分大丈夫。オンシーズンはわからんけど。

写真

8/12 5:26

いつものセンター。ペットボトルゴミ箱は有るのでバスで飲んだ分は捨てらて助かった。

8/12 5:30

こんなに人いない上高地は初めて。ちょっと怖い。そして雨がそこそこ降りだす。降水確率20パーセントとは。ズームレーダーが無ければ撤退してた。雨雲の動きが常にわかる時代に感謝。

8/12 5:44

なにも見えない。しかしせっかく来たので登れるところまでと思い結局山頂まで。

8/12 5:53

幻想的だけどスマホしか持ってなく、TORQUEのカメラが糞だから全然撮れない。天気が悪いのでカメラがまともなZenfoneはずっとカバン。

8/12 5:54

登山口。ここまで20分位かかるのを地味に舐めてた。（帰り辛かった）

8/12 6:24

風穴は冷たいのが確かに出てくる。しかし風圧はほぼない。帰りは通り過ぎてから案内板が出るので涼みたいなら注意。

8/12 6:35

もしかして晴れるのか

8/12 7:00

いい感じなのか

8/12 7:40

岳沢に水があるときのう回コースから登ってしまったようで、ここから出てきた。岩がごろごろで歩きにくかった。そしてまた雨が降り出す。

8/12 8:01

花は綺麗だけど見る余裕はない。

8/12 8:05

このあたりでかっぱを着てても暑いだけと判断。上着をしまうついでにヘルメットセット。

8/12 8:21

雲が。。。

8/12 8:23

鉄の梯子は2つ、鎖は両手有るか無いか位。あと木製梯子や階段やバラエティー豊かなコース。

8/12 8:43

ここから浮石で人攻撃しないよいうに注意しないと。

8/12 8:43

着いた時はここ紀美子平かと思った。しかしまだ先でここからが本番。

8/12 9:17

きもい。手をつかむところに居やがった。掴んだけど、つぶさなくてよかった。住血吸虫が怖いので貴重な飲み水ですぐ手を洗う。
なお下り同じとこつかんだけどまだヌルヌルしてた。姿は消えてたのに。

8/12 9:18

景色はもうだめだ。

8/12 10:08

ぎりぎり計画時間に紀美子平に着けたので行動食まつりしながら先に行くか、奥穂高諦めて前穂高に登るかめっちゃ悩む。
ここにはいままでどこに居たんだってくらい人がいた。
「前穂高のぼったらその先に道ある？」ってアジアの人に聞かれたけどそれくらいは調べとけよと。

ここから半袖スタイルを捨てて手袋もつける。さすがに涼しい。しかし動いてると軽く汗ばむ。

8/12 10:24

糖分とってすこしポジティブになれたのでこのまま吊り尾根決行。

8/12 10:26

ガスってても印は見えやすいので助かる。黄色い印は古いっぽいから基本白いのを目指して。×はいったらあかん。

8/12 10:39

花綺麗だけど楽しむ余裕はない。少しでもペース上げると息苦しい。全身使うポイント通るたびに深呼吸しないとしんどい。風も強くなって雨具のピットジップも閉める。

8/12 11:14

「高度感は無く緊張することなく、上高地側の眺望を楽しみながらの空中散歩ができるので、登山初心者でも無難にこなせるルートです。」By日本アルプスルートガイド

8/12 11:42

「鎖場の傾斜は緩く（40度ほど）、高度感も無い為、難なく通過できます。」By日本アルプスルートガイド

検索によくひっかかかるサイトだけど無責任すぎない？もう更新してないみたいだけど。

8/12 12:01

着いた！人気の山なのに一組しかいない。山頂から写真撮り放題だぜ。

8/12 12:04

神社まで更に2，3メートル。登るの怖くてお賽銭入れるのが精一杯だった。

8/12 12:04

なるほど分からん。

8/12 12:06

神社はめちゃ綺麗。

8/12 12:06

誰もいない。

8/12 12:17

南陵の頭からはジャンダルムがよく見えるんだって。しらんけど。この辺からようやく雨が降らなくなった。

8/12 12:49

たまに雲が切れるけど下の方だけ。

8/12 13:15

高度感。こわわ。

8/12 13:42

計画では紀美子平に1時までに戻れたら前穂高にも行くつもりだったけど40分越え。そもそも1時につけても前穂高行ってたらバスきわどかった。

重太郎新道の下りはペース上げられない。

8/12 14:29

久しぶりの景色だけど濡れてて慎重にいかなきゃで楽しめない。しかもこの前後に濡れたメリノウール靴下が突然牙をむいてきて地獄の痒さに。靴下履き替えてムヒ塗りまくりで10分位無駄にロス。ムヒついでに雨具全部脱いで快適に。

ロスのせいで山小屋の売店覗く余裕が無くなった…。コーラ飲みたかった。

8/12 16:45

無心に下り続けてようやくゴール。小屋からはだいぶ巻けたと思うけど、体感時間がすごく長く感じたしとてつもなく暑かった。

8/12 16:46

猿が三組、木道を占拠。超怖かった。
お泊り組の方たちが写真撮りまくりで猿も右に左に居るから大混雑。
申し訳ないと思いつつ右に左に木道を移って強引に突破。
早くバス停に着いてなんか食うしか考えてなかった。

8/12 16:55

お泊り組楽しそう。お金があれば山登らない上高地泊したいなぁ
。

8/12 17:07

人形焼きは売り切れでソフトクリームだけ頂く。ちょっとだけ生き返る。

8/12 18:36

鉄道むすめがどんな活動してるのか知らないけど、かわいい。温泉むすめも見かけるとつい写真とっちゃう。

撮影機器：

TORQUE 5G KYG01 au 京セラ

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 着替え 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット シュラフカバー 銀シート 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ヘルメット

備考

財布を軽くすべきだった。皮財布にポイントカートとか入れっぱなしで無駄だった。
水も1本は減らせた。せっかく山小屋があるし頼るつもりだったのに結局使わず。
終バスまで３０分しか余裕が無かったので、前穂高だけ登って撤退判断すべきだったのか、結果問題なかったし良かったのかちょっと悩む。

感想

seiun

三日前に突然夜行バスの空きを見かけたので勢いで予約した割には、やりたいことはほとんどやれてよかった。
雲が酷すぎたのはアレだけど、多分おかげで涼しくて時間はかかっても体力的には快適な登山だったから結果オーライかな。
前穂高は岳沢テント泊でいつか登りたい。
しかし2日たって正座ができない位筋肉痛。つらたん。

そいや勘違いだと思うんだけど紀美子平に行きも帰りも同じデポバックが2つ置いてたような気がするんだけどきっと同じ位置にあるだけで別の人のだよね。