三ノ瀬から唐松尾山と黒槐
- GPS
- 08:43
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,203m
- 下り
- 1,196m
コースタイム
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 8:44
天候 | くもりのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰りは、丹波付近通行止めのため、小菅経由で日の出インターへ |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体として危険個所はありません ◆牛王院下から山の神土 緩やかな登りの笹の間の道です。大変快適に登ります。 ◆山の神土から西御殿岩 道は細く、岩や木の根が出てきますが、大きな段差はそれほどありません。 少々気を遣う道です。ガレ場を何度か横切ります。 西御殿岩は最後は岩場の登りになります。 分岐は稜線よりかなり下にあり、一山登って戻ってくる感じです。 唐松尾山とつなぐ、稜線上に細い踏み跡がありました。 ◆西御殿岩分岐から唐松尾山 上の道の続きですが、稜線が近づくと笹の間の快適な道に変わります。 ◆唐松尾山から黒槐山 稜線は細かなアップダウンで、いろいろな表情が展開する楽しい道です。 まとまった登降は、唐松尾山からの下りと、2044m峰への登りくらい ですが、それでも標高差は50mそこそこ。 黒槐の頭と黒槐山はピークを巻いています。 笹の稜線を歩いていると時々左側が開けて富士山が綺麗に見えます。 ◆黒槐山からシラベ尾根 低い笹の中の歩きやすい道ですが、道を隠しているところも多いので、 道の段差が判りづらいです。 ◆シラベ尾根から中島川口 よく整備され、足への負担も少なく、大変歩きやすい道です。 |
その他周辺情報 | 小菅経由の帰路となったので小菅の湯に立ち寄りました。750円です。 ファミリーが多く、風呂はたくさんの子供であふれていました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
携帯
時計
(地図・コンパス・計画書・カメラ は携帯に含む)
(笛はザックに付属)
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感想
ここのところ。雨にたたられっぱなし。台風一過ということで少し期待して出かけました。北関東の稜線でいつも降られているので、それも避けての奥秩父です。しかし、勝沼まで来ると無情の雨。眠かったこともあって、車の中でしばらく仮眠しました。
民宿みはらしの駐車場に、8年ぶりにお世話になります。将監小屋にテントを張って遊んだ日からもう8年。時の流れに愕然とします。七ツ石尾根はとても歩きやすい道。そして、牛王院平一帯に出ると、伸びやかな稜線が広がりました。マルバダケブキのお出迎え。振り返ると雲海の上に富士が見えています。周囲の山も雲の上に並んでいます。牛王院平では鹿柵を作って、新たなカラマツの植林を始めていました。
山の神土で一休みします。伸びやかな笹の草原での一休みは至福のひと時です。何度か通過した場所で思い出も蘇ります。青空も少しづつ広がってくる雰囲気でした。
唐松尾山への道は険しい斜面を登っていく道。崩壊の高巻きもあります。注意して進んでいくと西御殿岩分岐。稜線よりは随分下にあるので、登って降りてくるという格好になるのがちょっと残念。倒木を越えながら岩や木の根のある急登をこなし、稜線にあがると、唐松尾山の方に向けての細い踏み跡もありました。岩峰の西御殿岩に登ると360度の展望です。狭いので落ち着かないのが玉に瑕。唐松尾山の山域では代表的な展望地という事だと思います。
分岐まで戻って再び唐松尾山に向けての登り。稜線が近づいてくると、険しい道から一転笹の草原の道に変わり、一気に青空も出てきました。素晴らしい瞬間でした。唐松尾山の山頂自体は木々に囲まれていました。
黒槐へ稜線を辿ります。唐松尾山から一旦下って2044mへの登り。この稜線歩きの中で唯一まとまった登りですが、50m程度です。シャクナゲのトンネルを通過します。ここから小さなアップダウンで小さなピークを幾つか超えます。平坦な場所は笹の草原で、左が開け、富士山が良く見えます。シャクナゲあり、深山の雰囲気の森あり、笹の明るい稜線あり、富士の展望ありと、盛りだくさんの稜線なのでした。この平坦な稜線の頂は、黒槐の頭と黒槐山で終わりを迎えます。ここまでが黒槐グループのピークという感じ。最後の黒槐山は、道は巻いていきますが、赤テープがあったので登ってみました。笹に覆われた平坦な頂上で樹間に唐松尾山を眺めることができました。
緩やかに水干方面に下っていきます。笠取山は時間も遅くなったので今日は割愛。黒エンジュの尾根を下っていきます。水源のみちは、柔らかく大変歩きやすい道でした。最後に民宿みはらしに戻ります。民宿のおばさんに会うのも8年ぶりですが、さすがに前回も駐車場を借りただけなので、お互い記憶はありません。ただ、前回もそうであったように、今回も椅子に座ってお茶をいただきます。懐かしい山々で過ごしたあとで、おばさんのいろんなお話、将監小屋から笠取山一帯のお話。国道の様子や山仕事、最近の出来事、コロナになって変わったことなどなど、かなり長い時間お茶を何度もお代わりしながら、お話を聞くことができました。
自分のこのあたりの思い出も振り返りつつ、三ノ瀬の暮らしの様子に触れ合ったいい一日でした。
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