剱岳・源次郎尾根 初級バリエーションルートを経験する
- GPS
- 50:22
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 2,222m
- 下り
- 2,217m
コースタイム
- 山行
- 3:39
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 4:19
- 山行
- 8:36
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 10:20
- 山行
- 3:04
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 3:28
【8/12(金)】剱沢キャンプ場4:15→8:20喫→9:00曲→10:50剱岳→14:30剱沢キャンプ場
【8/13(土)】剱沢キャンプ場8:00→9:10剱御前小舎→11:30室堂
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(復路)【8/13(土)】室堂⇒(ケーブル・バス)⇒立山駅⇒帰神 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
【8/11(木)曇り後晴れ 室堂〜剱御前小舎〜剱沢キャンプ場】
今回は、1日目と3日目は、八ツ峰チームと行動を共にする計画。立山駅周辺で朝食を取りながら、ケーブルの予約時間を待つ。室堂に着いたときには少し雲があったものの、時間が経つにつれて隠れていた山々が姿を現す。この日は室堂から剱沢キャンプ場への移動日、剱御前小舎まで急登が続くものの、時間に余裕をもって歩を進める。13:30剱沢キャンプ場に到着。テント設営、翌日の計画確認後、夕食を済ませ、翌日に備え18:00に就寝。
【8/12(金)曇り一時雨 剱沢キャンプ場〜源次郎尾根〜剱岳〜剱沢キャンプ場】
4:15出発。暗い中を剱沢雪渓に向けて下る。雪渓はカチカチでツルツルの状態、アイゼンは必須。雪渓を下るにつれて正面に朝焼けが見える。キャンプ場を出て1時間ほどで大岩に到着。取付きは容易に確認できたが、暗いと分かりにくかっただろう。喫までは、急な岩登りや木登りが多く、かなりハードな道が続く。ピンの設置(2箇所)、道を遮るような太い枝が切断されており、所々に整備の跡が伺える。
喫のピークでは、針ノ木岳〜白馬岳の山並みを見ながら、少しゆっくり目の休憩を取る。この辺りから雨が降り始める。本降りにはならなかったものの、濡れた岩稜は難易度を上げる。喫から曲へは40分程度で到着、本日メインの懸垂下降の準備を開始。まだ少し雨は降っている。懸垂下降は、神戸で何度か経験しているが、そのときとは違った緊張感がある。全員、無事に下降完了。ここから本峰までは、少し穏やかな道となる。
剱岳は霧に覆われており視界ゼロ。山頂の登山者は10数名。大半が源次郎尾根で前後していたパーティ、天候が悪かったせいか一般登山者は少ない。写真を撮って、帰路に就く。カニのヨコバイでは自己ビレイを鎖に掛けて下る。一般道と軽く考えていたが、剱岳の登山道はやはり厳しい。
キャンプ場では、相当に疲れており、翌日の準備や夕食を済ませて、19:00に就寝。我々よりさらに4〜5時間長く歩いた八ツ峰チームには感服します。
【8/13(土)晴れ 剱沢キャンプ場〜剱御前小舎〜室堂】
筋肉痛と昨日の疲れが残っている。ゆっくりと撤収を行い8:00出発。この日は、3日間で最も天気が良く、青空に映える剱岳が背後から見送ってくれる。剱御前小舎に到着、往路時には雲で隠れていた山々を堪能するが、一度休むと動くことが辛くなる。雷鳥沢キャンプ場への下りと室堂への登りに向けて、重い腰を上げる。(NAK)
<コース状況>踏み跡も比較的分かりやすく、入念に整備されている箇所も見受けられる。
<特記事項>ヒヤリハットなし。
◇前泊地:立山あるぺん村
・コンビニがあるので深夜遅くまで歓談できる。
・寝不足で剱沢まではしんどい!
◇剱沢テント場:剱沢小屋のビール900円/500ml
・テント場までの登り返しがしんどい!
・18時半ごろ売店は閉店していた。
遅くなる場合はあらかじめ調達しておいた方が良い。
◇源次郎尾根
・取付きは道ができている。
・最初の岩場がポイント。
ここは残置ピンにセルフビレーを掛けて通過。
下手すると転がり落ちる。
・1峰までは長い。
・2峰懸垂下降地点から頂上までは、それとなく踏み跡がある。
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