観音平〜編笠山〜権現岳〜三つ頭〜観音平
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,217m
- 下り
- 1,217m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
観音平−編笠山 不明瞭箇所なし。夜道でも間違うようなところはなし。雪はありません。押手川は水豊富。 押手川から最後の頂上までの登りが厳しかった。 編笠山〜青年小屋 すこし残雪あり。坪足で問題なし。小屋直前の巨石の道は視界不良時はペンキマークたより。 乙女の水場は水量豊富です。徒歩5分の道のり、上下ほぼなしで給水場所として秀逸。 外トイレは施錠されてました。 青年小屋〜権現小屋 樹林帯部にすこし残雪あり。坪足で問題なし。小屋から標高差100mぐらい登ると稜線にでて、 岩の道になる。ガレ場だが道はしっかりしており、問題なし。鎖場も頼るほどの険しさではなく、鎖がなくても不安は感じない。小屋へトラバースする踏み跡あるが、正規コースでなく、足場も悪いのでコースアウトは自然保護のためにも控えましょう。コースはキボシの基部へ斜上していき、稜線に出たら小屋へ向かって尾根を忠実に辿り下っていく。 権現小屋手前、一箇所残雪かなり残ってます。通過は平坦で問題なし。小屋前にも豊富な残雪。 権現岳 小屋から頂上へは数分。赤岳への縦走路を分け、権現岳へ。ウラシマツツジとコメバツガザクラが満開でした。頂上の岩峰は赤岳側が切れ落ちていて、高度感たっぷり。2〜3人で満員御礼です。しかし岩峰周りは広々していて休憩場所はいっぱい。 権現岳〜三つ頭 稜線に雪はなく、問題なし。残雪期に厳しいトラバースの記述がある場所、歩いていてわかりました。あそこは雪付いてたら、命かけるような場所ですね。直上するルート開拓する気持ちがよくわかりました。まだ蕾ですがハクサンイチゲの新芽がきれい。コル〜三つ頭まではところどころ残雪あり。ミヤマキンバイ、ウラシマツツジ、コメバツガザクラが咲いてます。 三つ頭〜小泉ルート 何度か訪れてますが、ここから仰ぐ権現岳一番かっこいい。八ヶ岳の展望はすばらしいです。 三つ頭〜すこし下ると直ぐ道標。大泉/小泉の分岐点です。小泉ルートを選び樹林帯に入ると 直ぐに残雪が現われます。他のユーザーさんのレコにもありましたが、残雪あるとルートが見失いやすい感じはわかりました。ただ今日はどなたか整備してくださったのでしょう。雪渓にはスコップでていねいに切り出した跡があり、ルートは明瞭になっておりました。よって以降迷うような場所はありません。木戸口公園は立ち枯れの幻想的な風景が広がります。その下雲海までは下草が背の低い笹に唐松林といういかにも南八ヶ岳らしい、明るい樹林帯で唐松の新緑が目に染み渡りました。さらに八ヶ岳縦貫道まではヤシオツツジと新緑がまぶしい道です。キバナノコマノツメがいっぱい咲いてます。 八ヶ岳縦貫道〜観音平 整備された道です。最後の登りが疲れた体にこたえます。イカリソウやフデリンドウがいっぱいあります。 |
写真
感想
初めての投稿です。よろしくお願いします。
日帰りの周回コースで日の出を見る欲張りプランという事でこのコースを狙っていました。
仕事が一段落し、ようやく空いた5/31、お天気の心配なく絶好の登山日和となりそう。
金曜夜、早めに出たかったのですが出発は19時を過ぎてしまった。
途中八ヶ岳SAで2時間ほど仮眠しただけで観音平へ予定通り1時ごろ到着。寝不足気味。
直ぐ支度して山頂を目指します。夜一人で歩くことはよくやるのですが、やはり心細いもの。
ちょっとした音にもドキッとすることがあります。体調もいまいちです。
休み休みゆっくり登って、雲海、押手川をすぎます。
気づくと後ろから足音が聞こえます。何?と思い、こんな時間にと振り返るとヘッデンの明かりが・・
ものすごいスピードで追いつかれました。この方、ヤマレコ見てkiyoponさんとわかりました。
その節はろくにあいさつもせず失礼しました。
これから稲子湯まで行かれると聞きビックリ!「先を急ぐので」とあいさつされ、
風のごとく抜き去って行ったのでした。
ここから急に傾斜が増して、本日最もきつかった編笠の登りです。
日の出に間に合わせたいと、気ばかりせって、体がついていきません。途中吐きそうになり、呼吸を
整えながら、あせるな!と言い聞かせて一歩一歩登るしかありません。
そしてようやくアトちょっとの標識あり、ほどなく森林限界のガレ場にぽっかりでました。
間一髪で日の出に間に合った!頂上にはkiyoponさん余裕でご来光を待ち構えている。
そして数分後、ご来光を迎えます。八ヶ岳がシルエットになり、いいですねえ!
南アルプスのモルゲンは霞がかかって、今一歩でした。残念!富士山ももやがかかった感じでうっすら
輪郭が認識できる程度。肉眼でこれでは、写真にはなりません。写真に夢中になってると、再び挨拶され、
ここで2度目のお別れ、kiyoponさん飛んでいかれました。
今日はあと権現行けばいいので、稜線まったり歩きプランです。ゆっくりかみしめながら歩きます。
山頂から結構な残雪があり、今年は雪が多かった事をしのばせます。
青年小屋にはテント2張り。
ここでゆったり朝食とします。まず乙女の水場に行って2L水汲み。
小屋前のベンチを貸切状態で陣取って、ラーメン作って食べました。
腹ごしらえが出来てすこし、落ち着きます。小屋発の方々が数人権現を目指し出立。
こちらもそろそろ出発です。のろし場直前まで樹林帯の中ですが、稜線に出るとバーンと眺望が展開します。
振り返ると編笠が眼下にみえ、諏訪の町並み、中央アルプスが見渡せる。残念ながら北アルプスはかすみががって
みえませんでした。目前のギボシがそそり立ち迫力あります。権現小屋も指呼の距離まで迫ってきた。
ただこのタイミングで権現上空に雲が湧き出している。まだ朝の7時です。ちょっとお天気心配です。
ここからガレ場のジグザグの登りで落石に気をつけます。やがて鎖場を越え、逆層気味の岩場をよじ登っていく。
どんどん権現小屋が近づきます。やがて稜線に出ると南八ヶ岳核心部がドーンと目前に広がる。
この瞬間ドラマチックです。
あとは権現小屋まで稜線伝いに下っていきます。途中大きな残雪が1箇所あり。
小屋に着くころには権現の上空だけけっこう厚い積雲に覆われてしまった。ガスはかかるほど低くないので
展望は見渡せますが、太陽は雲にさえぎられ、光線状態がいまいちです。写真をとるのに光が当たるタイミング
を待つようになり、歩くペースが一気に落ちます。
権現稜線まではめぼしいお花はまったく見なかったのですが、権現岳の稜線はウラシマツツジとコメバツガザクラ
が満開でした。ウラシマツツジのこれほどフレッシュな花の群生は初めてです。しばし撮影タイム。
権現岳は先行者が3名ほどおりましたが、ほどなく赤岳へ向かわれ、しばし山頂独り占めでした。
眺望は言うまでもなく、絶景です。山頂のてっぺん岩場は高度感がすごいです。
1時間も長居してしまった。
三つ頭へは一気に下って、あとはだらだら上り返します。
三つ頭からの眺望は八ヶ岳の中でもとても気に入っている眺めのひとつ。
ここで早お昼としました。7-11で調達したキジ焼き弁当を平らげ、満足です。
お食事中、地元山岳会の女性とたぶん英国から日本にこられた山好きの方の会話、
楽しませていただきました。この方日本語が流暢、山もよくご存知で、いつも愛犬とともに
日本の山登り、楽しんでる様子が良くわかりました。
あとは観音平向けて下るのみ。小泉コースを最初間違えないように慎重にルートを見極めます。
しかしあんずるより生むが安し!残雪部はしっかりルート作りされており、拍子抜けでした。
小泉コースは全体に明るい尾根道で、とても伸びやかな気分のよいコース。
また来たい、今度は登りに使ってみたいコースですね。
特に唐松の新緑はすばらしかった!
最後まで歩きやすい良く踏まれた道なので、ほとんど疲れを感じず、下って来れました。
八ヶ岳縦断道に出てほっと一息。でも最後の登りで足にきている事がわかり、情けないやら、悔しいやら。
無事観音平へ戻ってこれました。しかし下界はなんと暑いことか?この日甲府は真夏日?だった?
帰り道、眠くて居眠り運転しそうになった事は言うまでもありません。
年なので無理してはいけないですね。反省!
私のレコへコメントいただき、ありがとうございました
編笠山からのご来光、綺麗でしたね
こちらこそ、写真撮るのに夢中になっていてろくに挨拶もできずすみませんでした (笑)
お花も色々と咲き始めてましたね
見ているポイントが似ているな〜と思いました
下界は耐えられない暑さでしたが、山の上は清々しい山歩き日和でしたね
またどこかでお会いできれば、と思います
ナイトハイクお疲れ様でした
こんばんは、kiyoponさん
返信くださり、またレコへの感想も頂き、ありがとうございました。
もっぱら見る側だったのですが、kiyoponさんにお会いしたのがきっかけで
あっ、あそこであった方だ!とレコ書くこと触発されましたね。
初めての投稿でした。
よいきっかけできたので、これからも地道にレコアップしていこうと思います。
私は月一ぐらいのペースで登れれば御の字ですが、それもなかなか都合がつかず
ままならないのが今日この頃ですね。
うちも嫁ちゃんといっしょになるべく登ろうと計画しますが、共働きのため
うまく会いません。今度は6月15日あたりを都合あわせてどこかに行こうかと
計画中です。奥様大切にね!
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