ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 459935
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

鞍掛山&日向山 / クモイコザクラを訪ねる山行

2014年06月03日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:20
距離
9.4km
登り
1,206m
下り
1,200m

コースタイム

07:30 矢立石駐車場発(標高約1120m)
08:10 錦滝着(標高約1270m) 
(ユキワリソウ撮影20分)−08:30錦滝発
09:05 雁ヶ原・鞍掛山分岐
10:45 駒岩着(標高2029m)
11:20 鞍掛山展望台着(標高約2020m) 以上往路所要3時間50分(標高差約900m)
(昼食30分)
11:50 鞍掛山展望台発(下山開始)
12:25 駒岩着
13:35 雁ヶ原下部(錦滝下山道分岐)
13:50 日向山山頂
14:50 矢立石駐車場着 以上帰路所要3時間00分
  合計所要時間7時間20分 歩行距離約9.3km

[ルート図]
上のルート図はGPSログではなく手書きです。
天候 天気/ 曇り(AM7-PM1)〜やや晴れ(PM1-)
気温/ 18℃(AM7.5;矢立石駐車場)〜22℃(AM12;鞍掛山)
風 / 終日無風、一時そよ風
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
通勤時間帯前の国道20号線は車が少なく快適に走れる。
国道から折れる「白州農協前」交差点の角は「道の駅はくしゅう」。南アルプスの天然水が頂き放題。
交差点では「竹宇・横手方面」に進む。その先はずっと直進。
林道には山斜面側に側溝あるが、落ち葉に埋もれて見えていないことも。すれ違い時に寄りすぎると脱輪する怖れあるので注意。
矢立石直前の荒れた道は舗装が新しくなったようで、走りやすくなっている。
[ルート図(小淵沢ICからの場合;Mapion)]
http://bit.ly/1KilXEI

--[参考タイム]----------------------------------------------------------------------
06:30 国道20号線竜王駅入口交差点
(国道20号線=約25km)
07:05 国道20号線白州農協前交差点
(一般道+林道=約7km)
07:20 矢立石登山口着
コース状況/
危険箇所等
[錦滝〜駒岩]
かなりの急登が続く。木の根を掴んで登ったり、大岩の脇を巻いたりと変化が大きい。
標高1800mと過ぎるとなだらかになり、軽いハイキング道のようになる。

[駒岩〜鞍掛山]
間に約100m下がる鞍部がある。鞍部のどちら側もかなりな急傾斜。特に鞍掛山側はロープ必須と思われるようなところにも一切ロープなしなので十分注意が必要。

[錦滝下山道]
この道は登りのみ通行OK。下りでの使用は禁止されている。

その他周辺情報 [コンビニ]
白州農協前交差点の南約500mにローソン。

[日帰り入浴]
北杜市営「尾白の湯 べるが」
http://www.verga.jp/modules/tinyd1/

[クモイコザクラ]
環境省の絶滅危惧種リスト(レッドデータ)で「絶滅危惧粁燹弊簗任隆躙韻増大している種)」に分類されているサクラソウ科の高山植物。「雲居小桜」。
コイワザクラの変種とされ、亜高山〜高山帯の湿った岩壁に生える。
葉が1/3ほど裂け、鋸歯が尖るところがコイワザクラとの相違点。

[写真]
下の写真のうち主なものは地図上に撮影ポイントが落としてあります。
なお、写真は巾1600pxあります。各写真クリック(巾800px)よりも「スライドショーで見る」か「元サイズ」をクリックして頂いた方が大画像になります。
白州保育園の手前、田植えが終わったたんぼ越しに甲斐駒を望む。
7
白州保育園の手前、田植えが終わったたんぼ越しに甲斐駒を望む。
矢立石の駐車場には平日にもかかわらず数台の車が停まっていた。
3
矢立石の駐車場には平日にもかかわらず数台の車が停まっていた。
錦滝に向かって林道を歩く。
前方に甲斐駒が見えて奮い立つ。
4
錦滝に向かって林道を歩く。
前方に甲斐駒が見えて奮い立つ。
赤いツツジと白いのはウツギかな?
13
赤いツツジと白いのはウツギかな?
約40分で錦滝の東屋に到着。
緑が濃いなあ・・・。
2
約40分で錦滝の東屋に到着。
緑が濃いなあ・・・。
東屋から滝壺の方に向かうと岩肌に咲く花を発見。
8
東屋から滝壺の方に向かうと岩肌に咲く花を発見。
接近すると。
これはやっぱりユキワリソウじゃないか。
21
接近すると。
これはやっぱりユキワリソウじゃないか。
花が咲いているのは滝の直下。
上を見上げると水がじゃんじゃん落ちてくる。
5
花が咲いているのは滝の直下。
上を見上げると水がじゃんじゃん落ちてくる。
錦滝から日向山方面に向かう。
すぐにこんな鎖場。
1
錦滝から日向山方面に向かう。
すぐにこんな鎖場。
その先には鉄階段。
この階段、どこからここに運んだんだ??
2
その先には鉄階段。
この階段、どこからここに運んだんだ??
雁ヶ原(日向山)方面と鞍掛山方面の分岐点。道標がわかりにくい。
日向山には右の道を少し下っていく。
1
雁ヶ原(日向山)方面と鞍掛山方面の分岐点。道標がわかりにくい。
日向山には右の道を少し下っていく。
鞍掛山方面に歩いて行くと右の方に日向山の雁ヶ原が見えた。
1
鞍掛山方面に歩いて行くと右の方に日向山の雁ヶ原が見えた。
ここも分岐。道標に従って左に進む。
右の道(写ってない)はP1622への直登道か?
1
ここも分岐。道標に従って左に進む。
右の道(写ってない)はP1622への直登道か?
頭上のブナやナラの葉が美しい。
7
頭上のブナやナラの葉が美しい。
このトラバース路はツツジロードといってもいいくらいツツジがたくさん!
2
このトラバース路はツツジロードといってもいいくらいツツジがたくさん!
さらにその先もこんな状態。
4
さらにその先もこんな状態。
登山道の脇にコイワカガミの群落発見。
ツツジをバックにコラボだね。
24
登山道の脇にコイワカガミの群落発見。
ツツジをバックにコラボだね。
南に見えるのは鳳凰の地蔵ヶ岳。
積乱雲がまるで真夏の姿だ。
2
南に見えるのは鳳凰の地蔵ヶ岳。
積乱雲がまるで真夏の姿だ。
頭上に現れた青空にシラカバの新緑が映える。
8
頭上に現れた青空にシラカバの新緑が映える。
駒岩が近づくとあちらこちらにこんな「ミニ白砂縦走路」がある。
山全体が花崗岩なのだろう。
2
駒岩が近づくとあちらこちらにこんな「ミニ白砂縦走路」がある。
山全体が花崗岩なのだろう。
甲斐駒が大きく見えてきた。わずかに残る雪渓がきれいだ。
甲斐駒の手前、左が目指す鞍掛山。
4
甲斐駒が大きく見えてきた。わずかに残る雪渓がきれいだ。
甲斐駒の手前、左が目指す鞍掛山。
駒岩に到着。ここから左の鞍掛山に向かう。
駒岩に到着。ここから左の鞍掛山に向かう。
駒岩からいったん鞍部に下りる。約100mの急降下だ。
鞍部の道標に従って右に進む。
駒岩からいったん鞍部に下りる。約100mの急降下だ。
鞍部の道標に従って右に進む。
大岩にクモイコザクラが咲いていた。
38
大岩にクモイコザクラが咲いていた。
イワザクラとの見分けは葉の切れ込みが深いことだという。
20
イワザクラとの見分けは葉の切れ込みが深いことだという。
ふふふ、かわいいねえ。
19
ふふふ、かわいいねえ。
つぼみ? つぼみはこんなに色が濃いのか?
9
つぼみ? つぼみはこんなに色が濃いのか?
鞍掛山への道はかなり急登だ。
ここは右に落ちたらタダじゃすまない。
1
鞍掛山への道はかなり急登だ。
ここは右に落ちたらタダじゃすまない。
鞍掛山の山頂は狭くて展望もない寂しいところ。
地形図には2037mとあるのにこの標識には2047mと(^^)
で、左の「展望台6分」に向かう。
2
鞍掛山の山頂は狭くて展望もない寂しいところ。
地形図には2037mとあるのにこの標識には2047mと(^^)
で、左の「展望台6分」に向かう。
展望台が見えてきた。大きな花崗岩の一枚岩の上だ。
4
展望台が見えてきた。大きな花崗岩の一枚岩の上だ。
足元にコイワカガミ。
まだまだきれいに咲き誇っている。
11
足元にコイワカガミ。
まだまだきれいに咲き誇っている。
展望台に着いた。石碑、石像、石祠などなどが散乱状態。
7
展望台に着いた。石碑、石像、石祠などなどが散乱状態。
さすが、噂に違わぬ展望だ。
巨大な甲斐駒をバックに絶景ランチ。
21
さすが、噂に違わぬ展望だ。
巨大な甲斐駒をバックに絶景ランチ。
谷間の緑が瑞々しく美しい。
右の大岩山から続くのが日向八丁尾根。
6
谷間の緑が瑞々しく美しい。
右の大岩山から続くのが日向八丁尾根。
鋸岳方面をアップで。左の特徴的な形は烏帽子岳。
その右の一直線の渓谷がすごい!
8
鋸岳方面をアップで。左の特徴的な形は烏帽子岳。
その右の一直線の渓谷がすごい!
展望台の先を探索。ちょっと下りたところからはツツジ越しの甲斐駒を楽しめる。
9
展望台の先を探索。ちょっと下りたところからはツツジ越しの甲斐駒を楽しめる。
駒岩に登り返す途中で木の根の陰にキスミレ達。
「キバナノコマノツメ」だね。
日だまりで暖かそう。
12
駒岩に登り返す途中で木の根の陰にキスミレ達。
「キバナノコマノツメ」だね。
日だまりで暖かそう。
午後になって少しずつ青空が回復。やれやれ。
花のやっぱり青空バックの方が美しいなあ。
7
午後になって少しずつ青空が回復。やれやれ。
花のやっぱり青空バックの方が美しいなあ。
標高1700mあたりまで下りたところで前方に雁ヶ原の展望があった。
2
標高1700mあたりまで下りたところで前方に雁ヶ原の展望があった。
樹林を抜けて前方が開けると一気に雁ヶ原。
足元に錦滝下山道の分岐標識が見える。
11
樹林を抜けて前方が開けると一気に雁ヶ原。
足元に錦滝下山道の分岐標識が見える。
分岐点で歩いてきた方を見返す。
駒岩へはこの大岩を乗り越えて行くのだ。
3
分岐点で歩いてきた方を見返す。
駒岩へはこの大岩を乗り越えて行くのだ。
定番の日向山風景。青空になったなあ(^^)
18
定番の日向山風景。青空になったなあ(^^)
日向山山頂から西の方を望む。
駒岩も大岩山も正面のピークの奥で見えていない。
3
日向山山頂から西の方を望む。
駒岩も大岩山も正面のピークの奥で見えていない。
矢立石に向かう道の樹林はカラマツの美林。
今がもっとも美しい季節だ。
矢立石に向かう道の樹林はカラマツの美林。
今がもっとも美しい季節だ。

感想

もう2年も前から一度見に行きたいと思っていた鞍掛山のクモイコザクラ。花期は6月初旬ということで、今年こそはと出かけてきました。
事前にネットでいろいろ調べているうちに錦滝あたりにもクモイコザクラが咲くとか、いやあれはユキワリソウだとかいう情報も入手。こちらも確かめるべくルートを設定しました。

矢立石から荒れた林道を約40分歩くと錦滝に到着です。林道から遠目に眺めて見ますが花はわからない。「滝の裏側」という情報もあったけど・・・と思い、脇の東屋から滝壺の方に向かうとありました。ピンクの花がいっぱいです。確かに滝の裏の岩壁。
しかし近くに行けない。足場も悪いし、第一頭上から水がざぶざぶと落ちています。それでもカメラは防水だし、と思い切って滝の真下に向かうと目の前で確かめることができました。葉の形からしてイワザクラの種類ではなく、やはりユキワリソウのようでした。
この間、頭から水をかぶり撮影を終えた時にはずぶ濡れです。思わぬ「滝行」をしてしまいました。
幸いタオルはいつも何枚も持っているのでこれで体を拭き着替えをして(我ながらぬかりないなあ)、次は鞍掛山を目指します。

日向山からの道と合流し、駒岩に向かう道は昨秋歩いた「日向八丁尾根」のルートです。
去年は新しい靴で靴擦れしながら最後は雨の中という最悪な状況でしたが、今回は快晴とは行かないものの好天で靴も快調。去年nori3さんのお世話で購入したインソールが効果を発揮しているようでした。
そして季節は初夏。すでに猛暑日連発!の甲府盆地とは違う別世界。登山道周辺はまだツツジが満開でした。
カラマツやブナ、シラカバなどの新緑に目を奪われながら歩くのは気持ちがいい。
当初はあわよくばまた大岩山まで歩けるか?などとも考えていましたが、まわりにはシャッターチャンスが多すぎ(^^)。カメラを構えどおしで速度低下です。
すぐに「こりゃ今回は花と景色を愛でる山行だ。」と割り切ってのんびりと歩きました。

駒岩から鞍掛山への鞍部に下りて行くと目的のクモイコザクラが待っていました。
ああ、この間見てきたキヨサトコザクラよりもずっと大きくてやはり別種という感じです。
「キヨサト」の方は小さすぎてはかなげでしたが、こちらは凜とした気品を感じさせる貴婦人のたたずまいです。2年越しで見に来た甲斐がありました。
鞍掛山山頂標から南に数分歩くとこちらも一度は訪れたかった「甲斐駒絶景の展望台」です。
なるほど!これは。という景色。目の前には日向山からよりも2倍以上は大きいだろうという甲斐駒。山肌の岩や樹木の一つ一つがわかるほどの近さ。そして周りの山々も素晴らしい迫力で迫ってくる景色でした。

そして目の前には日向八丁尾根が・・・。あそこを歩くなどなんだか自分には到底無理そうな厳しさです。
しかしあそこを歩いたらどんな景色が待ち受けているのか? それを思うとまた新しい宿題が見えてきたような気がするのでした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:5051人

コメント

pasocomさん、おはようございます!
昨日、ちょうど3時ころ道の駅はくしゅうで水汲みしたり、そば食べたりしてました!!
道ですれ違ってたりして(笑

クモイコザクラ珍しい花ですね。サクラソウとはやはり違う。
滝行お疲れさまでした でも気持ち良さそう
これからは着替え持って、滝行メインもありですかね。
2014/6/4 10:12
Re:Casuminさん/ おはようございます!
おや!それは奇遇でしたね。私が矢立石から下りてきたのも3時頃でした。
道の駅の脇を通る時、一瞬水を汲んでいこうかと思ったのですが残念ながら容器を持っていなかった。もし水くみに行ったらお会いしたかもしれないですね。

甲府ではこのところすでに35℃以上という真夏日が連続で、こうなると一気に高い山が魅力的に見えてきます。しかしこの程度の山でもまだまだ気温が低く、湿度も低いので実に快適です。
そんな中ではやはり滝行はちょっと寒い(^^)
このまま歩いたら絶対風邪引く、と思いました。
ただ、そこまでしても間近に見る価値はあったと思います。花の多さでは鞍掛山のクモイコザクラよりもずっと多くて「見栄え」はします。
Casuminさんこそ、着替え持参で滝行しに来ませんか?(^^)
2014/6/4 10:24
きれいなお花ですね〜
やっぱすごいですね・・この山域・・

だって、なにげに関西最高峰を越えちゃうんですもんね

写真30番・・ロープ使いたい

だんだん、危ない男に変身してます

にしても面白そうなお山でしたね

          でわでわ

いろんなフィールドが近くにあってうらやましいです
2014/6/4 10:39
Re:uedaさん/ きれいなお花ですね〜
おはようございます。お山の禁断症状はいかがでしょうか(^^)

甲府はすでに連日猛暑日なんていうことでたまりません。もう低山を汗かきながら登れる環境じゃないですね。この日の標高2000mでも気温20℃ほどもあって楽な道を歩いている時でもジワリと汗がにじんで来てしまうのでした。
この時期はあちらこちらの山域から花の便りが多い。八ヶ岳にもツクモグサが咲き始めたそうで、来週はできたらそちらに行こうかと企んでいます。まだ残雪ありそうなのでなかなかアイゼンをしまうことができません。
関西の方はもうシャクナゲ咲き終わったのでしょうか。奥秩父はこれからで。こちらも楽しみなのでした。
ふふふ、夏も忙しいですよ・・・
2014/6/4 10:53
はじめまして
pasocomさん、初コメさせて頂きます

自分の行きたい山と近いものがあり経験豊富でおられるので、勝手にフォローさせて貰ってます!

昨年秋に行きましたが、この時期に見れる花があるんですね
クモイコザクラφ(..)

鞍掛の展望台は最高です!
巨大な甲斐駒ヶ岳を正面に、鳳凰や富士山もバッチリで
毎年行きたいなと思う山です
2014/6/4 18:52
Re:tarutaruyamaさん/ こちらこそはじめまして
私のレコにご訪問とコメントありがとうございました。
静岡の方であれば南アルプス周辺は近い山域ですね。52号線を北上して韮崎、北杜市あたりにも良くいらっしゃるのでしょうか。
私自身はtarutaruyamaさんとは逆に鞍掛山は初めてでした。日向山から大岩山、さらにその先の日向八丁尾根を目指して歩いたことはあるのですが、鞍掛山はその縦走路からはずれてますもんね。わざわざ目的を持っていかないと。
今回はクモイコザクラ最優先で時期を狙って行きましたので、天気はさほど気にしてなかったのです。案の定というか曇りがちで鞍掛山展望台からの眺めはイマイチ。富士山も鳳凰も雲の中のようでした。そのかわり西の日向八丁尾根の方はくっきりでしたが。
私はその尾根から甲斐駒に接近してみたいと思っています。
日帰り専門で山行時間が限られており、雄大な山行はできませんが今後ともよろしく閲覧のほどお願いいたします。
2014/6/5 6:28
花がきれいです。
これはスゴい!!
クモイコザクラの乱舞ですね。
初めのは葉が確かにニホンサクラソウに近いです。
しかし、こんなところに自生しているとは驚きました。
でも。滝を浴びながら撮影は気を付けて…笑
錦滝からのルートは
甲斐駒から降りたときに立ち寄ったことがあります。
展望もいいですね。
山は我慢できますが花を見ると…笑
お疲れ様でした。
2014/6/5 4:52
Re:makasioさん/ 花がきれいです。
コメントありがとうございました。
makasioさんに見立てていただき、錦滝の花はやはりサクラソウという自分の判断に自信を持つことができました。
それにしても普通は平地に咲くような花がこんな垂直の岩壁にへばりついて咲いているとは驚きです。
WIKIPEDIAによればサクラソウは埼玉と大阪で「県(府)の花」だそうで、かなり親しまれているようですね。一時レッドデータに載ったけど最近復活してリストから外れたとか。
一方、クモイコザクラは絶滅危惧粁爐箸いΔ海箸覗蠹危機に瀕しているようです。
そういうことで実のところ、この場所についてあまり詳しく書くのもどうかな、と思い少し躊躇しました。
文章では若干ぼかしていますが、見に来る方がおられたらぜひそっと大事に見守って欲しいものですね。
療養中のmakasioさんに、またまた煩悩を与えてしまい申し訳ないpasocomでした。

[追記]
他の方のページなど調べているうちに、錦滝のものはサクラソウではなくユキワリソウではないかと思い始めています。
ユキワリソウも同じようにサクラソウ科ですが、「山地の湿った岩場に生育する。」とか「花茎は7-15cm程度」というのもサクラソウよりも合致します。いかがでしょうか?
2014/6/5 6:42
花目的の山行は楽しさいっぱい!!
念願のクモイコザクラ満開とは、ゴージャスな花の数
岩に咲く花はホント不思議な感じがします。甲斐駒の展望と合わせ理想的な満足度の高い山行ですね。
さすがpasocomさん古道といい、鞍掛山のクモイコザクラとこの周辺もお詳しい。そういえばこの辺はマツタケも宝庫と聞いてます。
私は日向山の先は行ったことがないのでレコ参考に行ってみたいと思います。日向八丁尾根はすごそうですね。
インソール調子良さそうでよかったです
2014/6/5 8:47
Re:nori3さん/ インソールではお世話になりました
コメントありがとうございます。
まず靴の件ですが、冬の間封印していた靴を取り出して出かけました。思えば昨秋靴擦れで苦しんだのも日向八丁尾根でしたので奇遇なことです。

で、今回は少しも靴擦れ発生せず、実に快適に歩くことができました。靴自体が少しずつ足に馴染んできたということもあるかもしれませんが、やはりインソールの効果だろうと思います。
いままでの底の柔らかい靴に比べると底が硬く、まるでゲタを履いているような感覚がしました。これが本当の登山靴なんでしょうね。(いまさら何を?と言われそうですが)。

日向八丁尾根は見るからに厳しそうでした。日帰りじゃほとんど無理そうです。
標高2300m超の大岩山からは延々アップダウンで標高上がらず、烏帽子岳に急登となるようです。
その先もまた2600mくらいでの水平移動。ここまで来たらいいや、と思えるようなピークがないのも辛そうです。
ただ、明確な目的地が無くてもあそこを歩いて見たい、という気持ちになる稜線であることは確か。日が長いうちにトライしてみたいものですが・・・
2014/6/5 9:02
パソコンさん、こんにちは!
わーーーッ
行かれましたか!
あこがれ〜の〜鞍掛山!&クモコイザクラ
滝の方の花とはやはり違うのですね?!
う〜ん、花だけはソックリよく似てる!!
見つけたら葉っぱもちゃんと撮らなければいけませんね
確か、鳳凰の方にもタカネビランジとかいう似たような花が咲きますよね!?
やはり、葉っぱが違うような・・
私もいつか見てみたいです!!

ツクモグサといい、なんって花期が中途半端な時期なのでしょうか
ワタクシ、山の日は是非6月にして欲しかったのに・・
連休も無いので絶対6月だと思ってたのに、なんで8月にぃ〜
2014/6/5 8:53
Re:nyagiさん/ 花、よかったですよ!
行ってきました。錦滝の方も自分の目で確かめることができてよかったです。
錦滝の方は岩壁に咲いているのがどうも「サクラソウ」ではない気がして今朝も調べていたのですが、やはり「ユキワリソウ」という説が正しいのではないかと思い始めています。
花の見分けは実に難しいですね。シロバナタンポポの時に痛感したのですが、見分けはガクの方、つまり花を裏側から観察しないと区別できないのでした。

タカネビランジは8月に鳳凰で見られますね。これも実に可愛らしい。ビランジは「ナデシコ科」だそうで、サクラソウからはちょっと遠いのかもしれません。
高山植物にとってはこれからが開花の季節というものが多いですね。やっと残雪も消える時期ですし。たしか去年ツクモグサを見に行った時は地蔵尾根にはまだそこそこ雪がありました。

山の日は、本当に6月だとよかったですね。祝日の端境期だったのに(^^)
8月じゃ子供らにとっても無意味な休日。山の日の意義を考える機会になりません。残念ですねえ。
2014/6/5 9:18
鞍掛山展望台、懐かしいです。
私も秋行きました。懐かしい風景です。
この時期いくと、クモイコザクラと出会えるという特典がつくんだ!
展望台からの眺望も、甲斐駒、鋸岳、そして、日向八丁尾根と素晴らしいですね。
日向八丁尾根を歩いたら、どんな景色が待ち受けているのか?、私も楽しみです。
ただ、コースタームを計算してみると、どうみても甲斐駒含めまわるのは無理。
烏帽子岳ピストンとしてもコースタイム15時間レベル。甲斐駒黒戸尾根相当。
うーん、チャレンジできるか微妙です。でも行ってみたい。
2014/6/6 22:20
Re:totoroさん/ 鞍掛山展望台、懐かしいです。
去年のtotoroさんの鞍掛山レコは素晴らしい紅葉でしたね。
今回のような時期だと新緑とツツジが見事でした。それぞれの季節で素晴らしい景色になるコースですね。
私も甲斐駒まではとても無理と算段して、なんとか烏帽子岳かその先の「三ツ頭」という稜線上のピークまで行けたらと思っています。
矢立石→駒岩(約6km、2時間半)で、その先は駒岩→烏帽子岳(約6km)ですから、この間も2.5時間として往路所要5時間くらいでどうでしょう。復路は4時間で合計9時間。甘いかな?

鞍掛山展望台から西には足元に深い谷が広がっていました。地図で見ると鞍掛沢というらしく、それが烏帽子岳から一直線に切れ込んでいる谷なのでした。
この谷の反対側から鞍掛山の方を見下ろしたらさぞや爽快?? そう思うとなんとか行ってみたいですね。
2014/6/7 5:18
展望とお花
こんばんは。
クモイコザクラはじめて見ました。綺麗なお花ですね。
お花に疎い私ですが、紫のお花にはつい惹かれてしまいます。
貴婦人のたたずまいとは、まさにぴったりの表現です。
これからしばらくはお花が楽しめる山行が続きますね。
2014/6/7 0:29
Re:siriusさん/ 展望とお花
おはようございます。
クモイコザクラは絶滅危惧種のようですから、珍しいもので、イワカガミのようにどこでも見られるものではないかもしれません。この場所も写真では花畑のようにも見えますが、実のところほんの数株ほど。そんな貴重な花を意外と身近に見ることができてラッキーだったと思います。

森林限界を超えた高山を歩くと植物が少なく殺伐としていることも多いですね。
そんな時に足元にカラフルな花が咲いていたりすると慰められるし嬉しくなります。
これからは八ツも花の季節ですね。去年稜線上でお逢いしたアマチュアカメラマンの方が、ここは白山よりもきれいだと感激していたのを思い出します。
夏の間は花を求めてあちらこちら。まるで「ミツバチ生活」です(^^)
2014/6/7 5:27
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 甲斐駒・北岳 [日帰り]
日向山(周回ルート)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
沢登り 甲斐駒・北岳 [日帰り]
鞍掛沢・乗越沢
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら