薬師岳
- GPS
- 09:37
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,771m
- 下り
- 1,771m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 7:09
天候 | 第一日目 快晴 第二日目 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
夜行バスは阪急高速バス(京都ー富山)6,200円 夏山バスは富山地鉄バス(富山駅前ー折立)4,300円 復路は夏山バス、富山地鉄、JRを利用 夏山バスは富山地鉄バス(折立ー有峰口駅)3,100円 富山地鉄は(有峰口ー電鉄富山)1,040円 JRは新幹線(富山ー金沢)、在来特急(金沢ー京都)9,140円(特急券3,970円乗車券5,170円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回は薬師岳から立山へ縦走する予定であったが、二日目の悪天候を考慮して、折立の薬師岳登山口から太郎兵衛平を経由して薬師岳を登頂して折り返すピストンコースとした。 登山口から1870.6mピークの三角点までは樹林帯の急登が続く。侵食により大きくえぐれた箇所もあるが、危険な箇所はない。最近の雨の影響で水溜りやぬかるんでいるところがあった。 三角点から先は樹木が低くなり、やがて灌木帯に変わる。登山道も転がる岩が増える。 太郎兵衛平まで岩が転がる道が続くが、歩きやすい木段や敷石で整備された箇所や木道もある。 見晴らしの良い長い尾根道を行くと、太郎兵衛平に到着する。 太郎兵衛平は、薬師岳、黒部五郎岳、雲ノ平への分岐点で、太郎平小屋があり、多くの登山者が憩う。 薬師岳方面へは、木道を北へ行く。いったん薬師峠に下り、登り返す。沢沿いの道を行くが、沢と交錯する箇所があるので、間違って沢筋に入らないよう、マーキングを確認しながら進みたい。やがて沢は、涸れ沢の様相に変わり、尾根筋にでる。 がれた尾根をしばらく行くと、薬師岳山荘にたどり着く。山荘からケルンのあるピークまでは、がれた急登が続き、つづら折れの道をひたすら登る。 ピークから薬師岳山頂までは比較的なだらかな稜線を歩く。 |
その他周辺情報 | 今回は公共交通機関利用のため立ち寄らなかったが、有峰林道を下ったところに、温泉入浴施設亀谷温泉白樺の湯がある。 |
写真
感想
今回は、小屋利用二泊三日で薬師岳から立山へ縦走する予定で、太郎平小屋と五色ヶ原山荘を予約していたが、二日目の8月20日の天気が良くなさそうで、曇りのち雨で稜線は16mの強風が吹く予報。一日目は天気が良いようなので、とにかく太郎兵衛平まで行って、最終判断を下すことにした。太郎兵衛平で登山天気アプリを確認したところ、予報は変わらず5段階のD判定だったので、稜線歩きではエスケープできる場所もなく危険と判断、その日のうちに薬師岳をピストンして、翌日下山することにし、五色ヶ原山荘をキャンセルした。
前回、立山から縦走したときも悪天候で手前の一の越山荘に泊まり五色ヶ原山荘を利用できなかった。どうも縁が薄いようだ。
予定では、初日は太郎兵衛平周辺でまったりする予定が、薬師岳をピストンすることになったので、休憩もそこそこに先を急いだ。天気は快晴、あと一日もってくれたらと思っても仕方ないので、貴重な一日を楽しむことにした。
登山道脇の高山植物に癒され、山頂からの眺望は素晴らしかった。薬師岳は5回目になるが、天気の悪いことが多く、今回のような眺望は、本当にありがたい。
宿泊は太郎平小屋を利用した。コロナ禍以降初めての山小屋利用、完全予約制で対策をとっての営業とのことで、ディスタンスが確保されているのかと思いきや、一人布団一枚はもちろん確保できているが、布団と布団は密着で、コロナ禍前と変わらずだった。採算もあるし、需要を満たすためには、仕方ないのだろうと理解した。
予定を変更したため、下山後は折立から夏山バスで富山駅に向かうことになったが、富山駅行きは12:30発、3時間あれば余裕で下山できるので、時間を持て余す。しかし、天気が崩れるのに、いつまでも山にいても仕方ないので、早く着きすぎるが有峰口駅まで歩いてもいいかと考え、 6時過ぎに太郎平小屋をでた。8時半頃に下山したところ、なんとバスが待っているではないか。後で確認したら、富山駅直通はないが、有峰口駅行きがあったのだ。おかげで、8:40発でちょうどタイミングよく乗ることができた。
帰宅してからニュースを見ていると富山や石川で豪雨と聞き、予定変更は懸命な判断だったと思った。
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