【聖岳東尾根】
- GPS
- 13:11
- 距離
- 44.8km
- 登り
- 2,787m
- 下り
- 2,786m
コースタイム
- 山行
- 10:26
- 休憩
- 2:42
- 合計
- 13:08
天候 | ◎曇り時々雨→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◎聖岳東尾根 以前より格段にマーキングが増え一般登山道のようでした。 迷いやすかった白蓬ノ頭付近も明瞭になっています。 ハイマツ帯も道の両サイドが綺麗に刈り払われ藪漕ぎはありませんでした。 冬季ルート兼景色の良い準一般登山道といった感じでしょうか。 |
写真
感想
聖会の方々が慰霊登山にいかれるというこで、
kaikaireiさんから声を掛けていただき、ご一緒させてもらいました。
当日のメンバーを聞いて、不安しかありませんでしたw
お二人共相当加減して歩いてくださったおかげで、
無事に帰ってくることができましたよ(^^)
今回、初めて自転車で沼平からの林道を走りましたが、舗装されたことでママチャリでもそこそこ走ることができて、ラン移動に比べると、かなり体力が温存できると実感できました。
コースの方は自分が歩きたいと思っていた『東尾根』
を案内してもらえ大満足です。
ありがとうございます(_ _)
こういった仲間と山で遊ぶ繋がりを広げてくれたり、
息子たちにも山の楽しさを教えてくれた
one-hunterさんに感謝いたします。
ありがとうございました。
yさん、芋松葉ごちそうさまでした。
ukkyさん、鯛焼きごちそうさまでした。
そして今回も誘ってくださった
kaikaireiさん、ありがとうございます。
コーヒーもごちそうさまでした。
師匠であるone–hunterさんが旅立って1年が経ちました。
長らく茶臼小屋・聖平小屋で管理人を務め登山者の安全を見守っただけではなく、この広大な南アルプス・南嶺・深南部の尾根という尾根をGPSのない時代から歩き尽くした偉大な方でもありました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/showroute_rec.php?uid=60623
今回はone–hunterさんが作った山岳会である聖会の皆さんに声を掛けていただき、慰霊登山に行ってきました。
私と同じくお小屋のお手伝いなどで親子で世話になったyamayoさん、トレイルランナーとしてだけでなく何度も聖平小屋に訪れお世話になったという大石由美子さんの3人で聖岳東尾根から山頂に向かいました。
早朝は雨が降り天気はイマイチでしたが4時に止んだので自転車で沼平をスタート。
道が良くなったので1時間ほどで聖沢登山口に到着して登り始めます。
以前よりマーキングが増え歩きやすくなった出合所小屋ルート。急登で高度を稼ぎながらジャンクションピークまで全く問題ありませんでした。
東尾根に乗り白蓬ノ頭付近は不明瞭な場所で以前は遭難がありましたが現在は多くのマーキングが巻かれています。
白蓬ノ頭は素晴らしい展望地で師匠が好きな場所でもありました。
ここで雨が降ってきたのでダケカンバの木の下で雨宿り。
雨が止むとガスが少し抜けて赤石岳が姿を見せてくれました。
ここから森林限界を越えハイマツ帯に入りますが、以前のようなハイマツ漕ぎは無く快適な登山道でこれなら誰でも安心して歩けるのではないでしょうか。
奥聖岳に登ると3人の姿が見え、すぐに聖会のukkyさん下島さんと分かりました。
ちょうど着いたばかりという事でナイスタイミング!
線香をあげ、ukkyさんがiPadに師匠のスライドショーを作ってきてくれたのでみんなで鑑賞しました。
前聖岳でも線香をあげ、師匠が大好きだったたい焼きを食べながら思い出話を聞かせてもらいました。
聖平に下りると風もなく穏やかでコーヒーを飲みながら休憩。
同じone–hunterチルドレンのukkyさんと話をする機会がそれほど多くはなかったので今回はたくさんの話を聞かせてもらい本当に嬉しかったし、私の知らないone–hunterさんの事も聞かせてもらいました。
ここで聖会の皆様とはお別れ。数年ぶりにお会いしたのに早いお別れです。
また必ずお会いしましょう。
聖平を後にして聖平小屋へ。
現在は私がお手伝いしていた時にご一緒させてもらっていた伊藤さんが管理人をしているとの事でご挨拶。
満面の笑みで迎えてくれ近況や当時ご一緒させてもらっていた恩人達の話しをして楽しい時間でした。 また遊びに伺いますね。
ここからは聖沢登山道を下ります。
普段はかっ飛ばして下山しますが、今日はyamayoさんと一緒なので当時の事を話しながらゆっくり下山しました。
私が藪山を始めた頃、1番多く付き合ってくれたのもyamayoさんでした。一緒に歩いたのはひさしぶりだけど、気心の知れた友人とはそんな時間は関係無く当時のままでした。
由美子さんとは三ノ沢岳以来でしたが一切呼吸が乱れない強さは相変わらずでした。
最近は普通の登山も行かれているようなのでまたご一緒させてもらえたら嬉しいです。
いつものワイワイ登山とは違いましたが、初心に帰るというか自分は多くの方のおかげで今の自分があると改めて感じさせてもらい、とても貴重な時間を過ごさせてもらいました。
私が初めて師匠に会ったのは8年前。
当時の私は体力が有り余りトレランと言うか24時間でどれだけ歩けるか?という登山をしていましたが、師匠との出会いから徐々に藪山に興味を持ち合地山に連れてもらってから完全に藪山登山へと移行しました。
それ以降、藪山と尾根ハントは私のライフスタイルになり普通では見られない原生林や信じられない藪、見た事の無いアングルからの景色をたくさん見てきました。
そんな週末登山を続けるなかで2年前から私の登山は変わりました。
ULで時間を惜しんでひたすら藪尾根を歩き回るスタイルから友人達と重い荷物を背負って藪尾根を歩いた先で美味い料理、お酒を飲んで、翌朝は再びバリエーションルートを歩くという贅沢で強烈な体力を要する登山。
こんな時代錯誤した登山を楽しんでくれる仲間も増え、私の登山は更に充実したしたものになりました。
one–hunterさんがテレビに出演した時に言っていた『山しか無いんじゃ無くて、俺には山もある!やっぱり宝物ですね。仲間っていうのは』
https://bs.tbs.co.jp/meihou/archive/20150919.shtml
当時はソロが多く自分の力が全てと思っていたので理解出来ませんでしたが、今のわたしにはよく分かります。
私が藪山と尾根ハントに狂ってなかったら今の環境は無かったでしょう。
本当に多くのものを与えてもらいました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
私の数少ないバリエーションルート歩き、必ずone–hunterさんの足跡あって。
初めてお会いしたのは荒川前岳から鳥倉へ下る道中で、後日あの方たちがone–hunterさんかと。
椹島で再開した時には気さくに声かけてくださいました。
登山スタイル変えるような影響力ある方って本当に魅力的ですね。
誰とでも分け隔てなく声を掛けてくれましたし、あの優しい笑顔は忘れられません。
藪だけでなく、tomhigさんと同じくクライミングもやっていたので、グランドジョラス北壁などの話も興味深く聞かせてもらいました。
私にとってoneーhunterさんとqwgさんは学ぶ事ばかりで本当に影響を受けました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する