富士山(富士山駅〜御来光〜御殿場口新五合目)


- GPS
- 17:59
- 距離
- 35.2km
- 登り
- 3,201m
- 下り
- 2,535m
コースタイム
- 山行
- 4:52
- 休憩
- 2:19
- 合計
- 7:11
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 4:12
- 合計
- 10:42
天候 | 【1日目】 午前中、中ノ茶屋までは曇り空だけど気になるほど雨は降っておらず。 正午、馬返しに着く直前に本降りになってきて、七合目の山小屋に着くまで止むことはなかった。 日没の頃に雨が止んで晴れ間が見えてきた。 【2日目】 深夜は風もほとんどなく無風状態で気持ちの良い天候。綺麗な雲海と上空は満天の星空。 明け方、山頂に近づくにつれて段々と風が吹き始めてきて、山頂は台風並みの強風が吹き荒れていた。 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
05:11 最寄り駅 - 朝霞台駅/北朝霞駅 - 西国分寺駅 - 八王子駅 - 大月駅 - 08:10 富士山駅 【帰り】 15:45 御殿場口新五合目バス停 - 16:15 御殿場駅 16:22 御殿場駅 - 松田駅/新松田駅 - 新宿駅 - 池袋駅 - 19:09 最寄り駅 ※松田駅→新松田駅の乗り換えは、急がないと間に合わない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雨が降っても水はけが良いので、水たまりになったり地面がドロドロになったりしない。 吉田口六合目のつづら折りは危険ではないが、心を折ってくる。 吉田口七合目の岩場が一番キツイ箇所だと思うけど、ゆっくり登れば危険ではない。ただし、後ろが渋滞していないかに気を配ってほしい。 |
その他周辺情報 | 御殿場口新五合目の周辺は(本当に)何もないので、バスの到着時刻までは大石茶屋で時間を潰すのが良い。 ※御殿場口新五合目のトイレは無料、大石茶屋のトイレは100円 |
予約できる山小屋 |
|
写真
もうこの頃には下向いたまま走ってるからかな?
…と思ったら、2年前から小屋が始まったらしい。なら知らなくて当然か。
以前の富士登山競走のときはここで大渋滞が起き、致命的なロスタイムとなる。
近年はルートが変わり、頂上コースはここを登らないみたいなので走りやすくなってるかも。
山頂までの登山道がここからでもはっきりと見える。
迷うことはなさそう。
※下山時の写真がほとんどないのは、体力が尽き果てていて写真を撮ろうって気力すらも無くなっているから。
感想
五年前の富士登山競走以来の富士山。
レース中に通り過ぎてるところを辿ってみたいと思い、富士山駅からスタートして(馬返しまでは車道と登山道の違いがあるけど)ほぼ富士登山競走と同じルートを辿ることにした。
下りは、富士山を越えて山梨県から静岡県へ行ってみるのは面白そうと考え、大砂走と宝永山がある御殿場コースを選んでみた。
さらに時間と体力が残っていれば、御殿場駅まで歩いて富士山駅と御殿場駅を富士山経由で繋げないかとも考えていた。(これは実現できなかったけど)
いままでトレッキングポールを使わないで登山していたけど、流石に富士山を手足だけで登りきれるか一抹の不安があったので今回初めて使ってみることにした。
あまりの便利さに感動。多少のバランスの崩れはポール(上半身)に任せることができるので、足はガツガツ前に出すことだけに専念できてペースがいつも以上に上がる。それでいて足は疲れない。
足(特にふくらはぎ)の負担が、初日ほぼノーダメージで過ごせたのは大きかった。
初日は雨の中の登山となったが、水はけが良い登山道なので地面のコンディションは気にならなかった。
山頂から下山してきた人の話を聞くと、強風で登頂を諦めた人もたくさん居たとのこと。明日はどうだろうか…。
富士山の山小屋(特に吉田口)は良くない話を聞くけど、七合目の鎌岩館は特段気にはならなかった。
外国人の登山者もたくさん居るので当然だけど、従業員も英語で対応しててなんだか感心してしまった。
夕食は牛丼で量的にちょっと物足りなさを感じた。
小屋泊で隣の人(のイビキ)事情はかなり重要かと思う。今回はハズレ。
細切れでしか眠れず、結局早めに目が覚めてしまったため仕方なく小屋を出発。
夜間登山は初めてだけど、富士山レベルの分かりやすい一本道で登山者もたくさんいるから全く怖くなかった。
前日の雨のおかげか一面綺麗な雲海。そして上空は満天の星空。
七合目スタート時は人もまばらだったので、平日だからこのまま渋滞なしで山頂まで登れそうとか都合の良いことを考えながら登っていたら、本八合目から急に人が増えて渋滞し始めた。
一人なので隙を見てグループ列を追い抜きつつ、なんとか日の出ギリギリに山頂まで登りきれて、綺麗な雲海と御来光を拝むことができました。
御来光が終わるとお鉢巡り。正式な回り方に則って時計回りで。
剣ヶ峰は撮影するための長い行列ができてる。
行列に並ぶのはあまり好きじゃないけどこればっかりは並ぶしかない。ここまで来てこれを撮影をしない手はない。
お鉢巡りを終えて、御殿場口から下山を始めるときにはすでに体力ゼロ。睡眠不足のツケがここで来た。
下山時、八合目までの標準タイムが35分のところを1時間30分も掛かった。
というか八合目まで遠すぎる。あれは仮に元気だったとしても35分で下れるとは思えない。
下山時の一番の目玉。大砂走りはすぐに飽きた。
宝永山の登山口ぐらいまでは楽しかったけど、そこから先は霧の中に入ってしまい景色も変わらずツラかった。
止まりたいけど止まれない、強引に立ち止まっても体が前に倒れてやっぱり止まれない。何の刑だアレは、拷問だ。
時間はあるけど体力は空っぽなので、宝永山に登るのを諦め、御殿場口新五合目で終わりにすることで何とか歩ききれた。
ただ、御殿場口のバスは本数が少ないため、下山後の数時間も待たなくてはいけないのがネック。
今回、行きも帰りも曇りで富士山に登っていながら結局一度も富士山の姿を見ずに終わった。
次に富士山を見たとき、どんな気持ちになるのか楽しみ。
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